TORACLE-COZ組立て その5 [カーボン製ハンドルバー入手]

[TORACLE-COZ組立て その4]からの続き

180513_134128仮付けのアルミ製ハンドルバーで、ちょいのりはできるようになっていたTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)。昨日、ようやく本装着用のカーボン製ハンドルバーが届いた。本格的なポジション合わせのためにも、早速装着を試みた。

性能よりカラーが優先なのはTORA(虎)の名を背負った自転車の宿命。センターバルジ付近がイエローで、できれば丸断面・・・と思っていたらこれを発見した。

180513_134342仮付けのアルミ製ハンドルバー、FSA製オメガコンパクトに当てがってみる。ハンドル幅は同じ420mmだが、オメガコンパクトは前後から見るとハの字になっており、ブレーキブラケット付近の幅が狭い。これが通勤レベルでも常用する気になれない理由だ。

180513_135952オメガコンパクトを外して、カーボン製ハンドルバー並べてみると、エンド付近の幅はほぼ同じながら、肩部分の幅が違うことがわかる。

180513_140100新ハンドルバーはリーチ、ドロップ共にかなり大きくなる。

ここ10数年は軽量化や長めのステムを使用できることなどから、ショートリーチバーを使用することが多かったが、久々にポジション変化の大きなバーを使用することになる。

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TORACLE-COZ組立て その4 [プレシェイクダウン]

[TORACLE-COZ組立て その3]からの続き

コンポを組み付けて、一応は走るための機能が揃ったTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)。本格的なポジション合わせはカーボンハンドルバー待ちだが、ちょい乗りくらいはできるように、いくつか生じていた課題解消に努めた。

180506_095746最初にはシートQRを手持ちのゴールドカラーのものに交換。TORACLE(虎来る號)と言いながら黄色成分が少なかったが、まずは第一歩。

これはTORACLE-S(CARACLE-S 2016試作車)用に入手したが、軽量タイプで締め付けトルクが低く、カーボンシートポストと併用するとずり下がってくるためお蔵入りになっていた。TORACLE-COZでもズレが生じる恐れもあるが、セットしてみると今回は結構固定力を発揮している様子。しばらく試してみよう。

180506_100444次に、日泉ケーブル製のブレーキインナーケーブルが、インラインアジャスター付属のアウターキャップの穴を通らなかった問題の検証と対策。ノギスで直径を測ってみたが、シマノ製インナーケーブルと大差はない。念のため手持ちのシマノ製インナーをキャップに通そうとしたが、これも無理。キャップの穴径の問題と判明。

180506_101650手持ちのアウター先端キャップを比較してみると、全て内径5mmなのでブレーキ用で間違いないが、穴径はマチマチ。

180506_104348径の大きく長さが短いシルバーのものを選んで、アジャスターの両側は無事に先端キャップを装着できた。

CARACLE純正アウターケーシングはアルミ線材とケブラー繊維を使用した超軽量品だが、ほつれやすい特性があるので先端キャップを使用することが望ましい

アウター先端を再度ヤスリがけして平滑かつ真円に仕上げ、インナーケーブルにグリスを薄く塗布して、アウターケーシングに注油しながら、前後ブレーキケーブルをセットし直していく。

180506_103326ブレーキレバー側の末端には、数少なくなった手持ちの樹脂製アウターキャップを奢って組み付け直した。5mm径のブレーキアウターをカバーしながら5mm径の受けにセットできる便利な小物なのだが、廃番になったらしく現在は入手方法が見つからない。

せっかく貴重な品を使ったが、なぜかブレーキの引きが重くなってしまった。ギリギリのサイズの受けに締め付けられるのかも知れない。止む無く、キャップを外してアウターを直接挿入。ほつれが生じていないか時々確認するしかないか?

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娘のCARACLE-Sいじり [マッドガード交換]

娘のCARACLE-Sは後マッドガードが割れてきたので応急処置を施していたが、前マッドガードも転倒してバキバキに割れてしまった。GW中も娘はクラブで出かける事が多く、なかなか修理できなかったが、今日は10時頃出発するというのでTORACLE-COZをいじる前に朝のうちに急いで交換作業。

180506_085142今回もCARACLE純正品だが、ST(スタンダード)タイプより防御機能の高いDX(デラックス)タイプを装着する。STタイプと異なり、ステー長の調整が可能。

180506_085750まずはフロント用を装着してみた。短時間で装着できたものの、1.25幅の細タイヤに合わせてクリアランスを調整すると、ステーがかなり飛び出す。

180506_091004フロントは足に当たる可能性が高いので、損傷を防ぐために面倒だがステーをカットすることにした。

一度ステーを外して、先端を金ノコで3cmほどカット。

180506_092426再装着すると、ほとんど突き出しが無くなった。

180506_092652リア用はステー装着部が割れてしまった。リアキャリアのステーとの干渉を避けるために、ステーを曲げて装着方向も逆にしていたので負担がかかったのかも知れない。

ゴムワッシャを被せて応急処置をしていたが、こちらも交換する。

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今期初の27分台 [鍋谷峠往復]

GW後半に突入したが、初日の昨日は朝まで雨が残っていた。峠道はびしょ濡れだと思われたので、近所の友人宅でTORACLE-COZ(CARACLE-COZ試作フレーム)の組み立て作業。明日は家の用事があるので、今日走っておくことにした。

180504_0628406:30に近所のコンビニで友人と待ち合わせ。今回も初っ端からカフェイン(コーヒー)を注入して無理やり調子を上げる。COZはまだ遠出ができる状態ではないので、今日もTORACLE-S(CARACLE-S 2016試作車)。

友人はブルベ400km明けのダメージが抜けきれていないと言うし、私も左肩に痛みが出ていたので、コースは手近な鍋谷峠往復にした。

180504_071234天気予報では先週と同じような気温の予報だったが、風が冷たく体感的にはかなり寒い。天気はよく晴れて気持ちのいい青空。

南楽園峠(勝手に命名)を越えて和泉市に入り、横山のコンビニにたつよると、自転車乗りが集まっていた。やはりGWとあって、今日は自転車乗りをたくさん見かける。

180504_081020珍しく、往路から小川小野トンネルを越えて父鬼集落入り。ダメージが抜けていないと言いながら友人はグイグイ進んでいくので、追走ですでにかなり消耗。

180504_081638父鬼集落下の定点観測地点の温度計は13度を表示。先週は15度だったのでやはり(少しだけ)気温は低い。ちょっと止まっている間にも、次々自転車が走り抜けていく。

180504_082706毎度のごとく、製材所前の鍋谷橋からアタック開始。序盤から流して上っている様子の友人に先行していく。

今日は目に見えるところに常に他の自転車がいる状態で、抜きつ抜かれつ。気合の入る状況に、序盤を除けば心拍数もほぼ170bpm越えをキープ。

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TORACLE-COZ組立て その3 [コンポ組み付け]

[TORACLE-COZ組立て その2]からの続き

180503_082914前回の作業でコンポ以外のほとんどのパーツを仮組み付けしていたCARACLE-COZ。今日は近所の友人宅を借りてコンポの組付け作業を行うが、その前に未装着だったタイヤの装着作業を行った。

180503_083100タイヤはCARACLE-COZライトモデルで採用しているパナレーサー製ミニッツ・ライト20×7/8(23mm幅)を使うが、チューブはライトモデルで採用している同社製R-Airでなく、あえて基本モデルで採用している同社製サイクルチューブを装着する。

CARACLE-Sの経験で言えば、普段遣いはやや厚みがあって耐パンク性が高いスタンダードモデルの方が安心だ。レース系イベントに参加する時だけR-Airを装着することを考えている。

180503_091246かなり嵌め合いがタイトなので朝から握力を使わされたが、無事にタイヤを装着して転がせる状態になった。先日のように、ドライジーネ状態でまたがっていこうかと考えたが、ブレーキがないことに気付いて断念。素直に押し歩きで友人宅に向かった。

友人宅に着いて組付け開始。前回から友人が使用しなくなった旧世代デュラエースを組み付けると述べていたが、実は友人の使用していたのは9000系/9070系Di2。フルデュラも初めてなのに、いきなり電動変速を使わせてもらえることは本当にありがたいが、長らくサンツアー党で今もTORACLE-Sにシュパーブプロ(コマンドシフター、ブレーキレバー)を装着している私としては、複雑な心境。ついに完全にシマノの軍門に降ることになった。

180503_102002まずは11速カセットスプロケットを装着。レシオはCARACLE-COZ完成車の105と同じ11-28T。

180503_102926次に、フレームにパーツ類を組み付ける前にDi2のエレクトリックケーブルを通すことにした。すでに後ブレーキ、前後シフト合わせて3本のワイヤー式アウターケーシングがフレームを通っているが、Di2化でシフトアウターは使用しない。ただし、抜くついでにエレクトリックケーブルの引き込みに使うことにした。まずはフレーム前部のワイヤー引き込み口のカバーを外す。

180503_102826前シフトアウターの先端ににエレクトリックケーブルをテープで留め、BB側からフレーム内に引き込んでいく。

180503_102956前部のワイヤー引き込み口に近づいたエレクトリックケーブル先端をピンセットで誘導しながら引っ張り出す。これでハンドル付近とBB付近を繋ぐ基幹のケーブルが通った。

180503_103448次にシートポストにバッテリーを内蔵する。バッテリーにマウントを両側から挟んでセットする。シマノプロを始め、各社からマウントが発売されているが、今回は入手しやすかったリッチー製を使用。

180503_103428マウントをセットしたバッテリーをシートポストに押し込んでいく。蛇腹状の部分で多少の内径差は吸収できるようだ。

180503_103630ツバがあるところまで押し込んで、コネクターがあるバッテリー先端が僅かに顔を出す状態になる。ツバが邪魔になってフレームにセットできないことを心配したが、試してみたら支障なく挿入できた

180503_103856先ほど抜いた前シフト用アウターの先に内蔵バッテリー用のエレクトリックケーブルをテープ留めして、シートチューブ上端からBBに通し、エレクトリックケーブルをBBまで引き込む。

180503_104352前ディレーラー用のエレクトリックケーブルをBB後部の開口部からシェル内に差し入れる。

次に後ディレーラーに接続するエレクトリックケーブルを、フレームに残していた後シフト用アウターにテープ留めして、チェーンステイの後から前の開口部に引き出し、続いてBB後ろ側の開口部からシェル内に引き込む。お役御免になったシフト用アウターはテープを外して抜き取る。

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