高安山ヒルクライム(?) [立石越-高安山レーダー-高安山駅]

ここ一ヶ月ほど腰痛が強くなっていることに加えて、内耳性と思われるめまい(良性発作性頭位めまい症)が再発しており、身体をそろそろとしか動かせない状態が続いている。昨日はイベントの立ち合いでかなり疲れたこともあり、すっきり起床できず、お腹の調子も優れず、出走が少し遅れた。だるい身体にむち打ってTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で6:44に自宅を出走。今日は近所の友人と予定が合わず独り旅なので、信貴山サイクルロゲイニングに備えた信貴山周辺の探索を行うことにした。前回の探索では千光寺周辺をウロウロしたが、今日は前回の大会でポイントになった「信貴生駒スカイライン閉鎖ゲート」を実見し、周辺を回ってみるつもり。
出走してすぐに、久世地区に属する町内のだんじりが今日の本宮の準備をしていた。この土日は3年ぶりにだんじりが走り回っている。
昨晩は仕事帰りの通勤ライド中に太鼓の音が聞こえてきたので深井駅前に寄り道してみたら、各町のだんじりが提灯を光らせながらやり回し(高速直角ターン)を決めていた。電飾のためのバッテリーを積み通常より重量のあるだんじりでやり回しを行うのは危険なため、有名な岸和田でも夜のやり回しはしないという話を聞いたことがある。光る提灯を揺らしながら豪快にやり回しを決める深井地区のだんじりは、なかなかの迫力だ。
途中までは通勤ルートのひとつを辿って東に向かうが、どうにも身体が重く脚が回らない。疲れだけでなく、最低気温が18度と涼しくなり過ぎたこともギクシャクする理由かもしれない。頭もぼんやりした感じが抜けないので、コンビニに立ち寄ってLサイズのコーヒーでカフェインを注入。……しようとしたが、胃がムカムカして飲みきれなかった。どうも体調はよろしくない。引き返すことも頭をよぎったが、最高の青空なので、進めるだけ進んでみることにした。
幸い、摂取できたカフェインのお陰か少しは脚も回りだし、弱い向かい風ながら気持ち良く走れるようになってきた。道明寺天満宮の門前に7:53到達。
道明寺も祭りの本番のようで、提灯をのぶら下がる門前に、祭り装束の人達が集まってきている。
秋日和 ダベリング日和 [鍋谷峠往復]

今週末は三連休の方も多いだろうが、個人的には昨日までお仕事で最終日の日曜にようやく休み。そこそこ疲れが残っているが、今日しかないのでだるい身体を引きずって、TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で6:20に自宅を出走。
近所の友人とコンビニで待ち合わせたが、身体がだるいのと、友人が東京で共通の旧友と会ってきた話で盛り上がり、本格出走前に約1時間もだべってしまった。
ムダ話で走行時間も限られたし、遠出をする体調でもないので今日は手短に鍋谷峠往復と決めて再出走。減量の成果か友人の走りにキレがあり、油断すると置いていかれる。必死で追走する脇の水田は、すっかり黄金色で刈入れ間際の様子。20度を切った気温と澄み切った青空に秋を感じながら、南下していく。
湿度の低く実に気持ちの良い空気の中を進んでいると、好調の友人が鍋谷前に小川大野トンネルを通ろうと提案。往路では滅多に辿ることのないルートだが、今日は手短だし、鍋谷でタイムを狙うわけでもないので同意した。
下ると気持ちのいいルートだが、逆に上るとそこそこ大変な急坂だ。結構くたびれてピークの小川大野トンネルに到着。
トンネルを抜けると下りだが、すぐにゆるい上り坂になり父鬼の集落に至る。毎度の八坂神社で小休止……のはずが、疲れもあってまたも話し込み、約45分の大休止。
祭り待つ 提灯揺らす 野分かな [千早峠(金剛トンネル)往復]

3連休の週末。昨日はコンテナ入荷で疲れていたが、台風14号が近づいているので今日出走することにした。近所の友人と予定が合わず独走なので、先週に引き続き信貴山周辺の探索を行おうかと思ったが、朝食を摂っていたらいきなりザーという雨音……。
ほんの15分ほど前に雨雲レーダーを確認した際に、雨を降らせるような雲は見当たらなかった。この雨自体はすぐに止んだが、台風から伸びる雲の一本が紀伊半島にぶつかっており、いつ雨雲が流れてくるかわからない不安定な状況のようだ。雨が降ってきたら輪行で戻りやすいように南海高野線に沿って河内長野方面に向かうことにして、TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で6:39に自宅を出走。
国道310号線を南下していくと、ところどころ青空も見えるがどんよりした雲の面積が多い。日差しがほとんどなく気温は少し低めだが湿度が高くベタつく感じ。斜め向かいからの風もあるが、やはり疲れが残っているようで脚はさっぱり回らない。
オマケに河内長野駅近くまで来たら、雨がパラつきだした。小さな雨雲のようだったが、念のため河内長野駅に避難。万一の輪行撤退に備えたが、缶コーヒー1本飲んでる間に雨は上がった。
再出走して、引き続き南海高野線に沿って進む。三日市町付近の高野街道には提灯が並んで秋祭りが近いことが伺える。だんじり祭で有名な岸和田ではこの週末が本番が開催予定だし、自宅のある深井では明日18日に試験曳きの予定。3年ぶりの開催だというのに台風が近づく状況に関係者は気を揉んでいるだろう。強くなってきた風に揺れる提灯に、揺れる心を重ねた表題の句が浮かんだ。
もっとも、この三日市町地区の試験曳きは9/25、本番は10/8-10/9とのことで、今回の台風はあまり影響はないだろう。
しばらく走ると、青空の比率が高くなってきた。雨雲レーダーで確認しても2~3時間は雨は降らなそうなので、南海高野線から離れて、府道214号線に入った。石見川に沿って遡るルートは交通量が少なく、次第に山中に入っていく。
身体が重くて追い込む気がしないので、今日は秋探しのポタリングに切り替え。中でも彼岸花(曼珠沙華)は盛りが短いので今週が唯一のチャンスかもしれない。見栄えのする風景を探しながら脚を進めていると、畑の脇にかなりの本数が立ち並んでいた。まだつぼみも多いが、艶やかな姿を拝むことができた。
信貴山周辺行き当たりばったり [千光寺-十三峠]

個人的に一年で一番重要なイベントであるノリクラ(乗鞍ヒルクライム)が終わり、先週末はTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)のクリーニングや決戦仕様の解除作業や、後片付けでトレーニングはお休み。今週末は土曜が出勤日だったので、今日出走した。
今日は近所の友人と予定が合わずひとり旅。6:39にTORACLE-COZ2で自宅を出走した。ノリクラが終わったのでヒルクライムトレーニング主体でコースを考える必要は無くなった。どこに行こうか迷ったが、次の競技的イベントは11月の信貴山サイクルロゲイニングになりそうなので、信貴山周辺に向かうことにした。まだ先の話だが、ソロの時に何回か下見をしておこうと思っている。
走りながら、今日は平群町の千光寺と清滝石仏群を目指すことにした。昨年の大会では「かなり上る」という仲間の助言でパスしたが、自分の目で(脚で?)確かめておきたいし、旧跡としても興味がある。
まずは大和川沿いに遡って奈良県入りするために、柏原方面を目指す。ジグザグと東進しているうちに道明寺天満宮の近くを通ったので、ついでに山門に立ち寄った。
府道12号線の石川橋で石川を渡る。7:30前とあってまだましだが、ぐんぐん気温が上がっている。9月なのに最高気温33度の予報はげんなりするが、青空はキレイだ。このところ不安定な天気が続いていたので、通勤ライドでも泣かされていた。今日はほぼ雨の心配がないのでありがたい。
大和川沿いに出ると、川面が朝日を反射して輝いている。行く手の山々の稜線からは、白いモヤが輝きながら流れ落ちてくるが途中で薄れて消えていく。なかなか幻想的な風景だ。
国豊橋を渡って大和川北岸を遡り、河内堅上駅手前の細道を抜けていく。以前は田畑の間の小道と表現できたのだが、道の周囲は年々休耕地が多くなり、草が伸び放題で見通しも悪くなっているのが残念。
河内堅上駅手前で町道に合流し、引き続き大和川の北岸を遡っていく。昨日までの不安定な天候の影響で水量が多く、濁っている。
2022ノリクラ決戦仕様解除 [TORACLE-COZ 2]

ノリクラに向けてパーツの取り外しや交換、そしてコンポをデュラエースR9200に載せ替えたTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)はカタログ値(ペダルレス)ほぼ7kgまで軽量化。せっかくヒルクライム能力を高めながら、最後にタイガース応援機を装着して重量と空気抵抗を増やす毎度の愚行。加えて、雨が降りそうだったので現地で急遽マッドガードを装着したりもした。そもそもリムブレーキ+Mサイズで参加した前回より約750g重たいし、端からタイム更新は諦めているので、本番での重量増もあまり気にしていなかった。
それでも普段のトレーニングやツーリング時に比べると遥かに軽量な車体であり、新コンポは使用感が向上して、気持ち良く走ることができた。出走前は写真を撮りながらゆっくり上るつもりだったが、雨上がりで景色がパッとせず、撮影のために停車したのは2回のみ。加えて、「阪神頑張れ!」の声援についついマジメに走ってしまい、1時間40分で乗鞍岳畳平に上った。同じCARACLE-COZでも、窮屈さを感じていたリムブレーキ時代のMサイズと比べて、体型に合ったLサイズはストレスなく上ることができた。
当然のことながら下りは引きが軽く強力な油圧ディスクブレーキで、非常に楽だった。あえて旧車や癖のある自転車を乗りこなすのも面白いものだが、ストレス無く思うがままに操れる自転車との一体感も非常に気持ちが良く、どこまでも走って行けそうな気持ちになる。
組んだばかりのR9200が雨上がりの走行でそれなりに汚れてしまったが、当日は軽く水拭きしただけでトレバッグCOZ(専用輪行袋)に収めて持ち帰った。9月に入った翌土曜日に、袋から取り出した。
まずはチェーンクリーニング。シェイクダウン(試走)とノリクラ本番の2回走行しただけだが、雨上がりの走行で汚れてしまったので、機械式チェーンクリーナーを使ってしっかり汚れを落とす。
改めて各部を水拭きしてゴミや飲料や汗などの水溶性の汚れを落とし、パーツクリーナーで油汚れも除去。ディレイラーやフレームの折りたたみ関節などに注油していく。
カセットスプロケットやディスクローターを、一旦外してクリーニング。スプロケットはパーツクリーナーを用いたが、ローターに油分は禁物なので、きれいな布で水拭きするだけ。