ホイールスタビライザー検証 [THUNDER]

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先日息子の通学車に装着したRINDOW製ホイール アライメント スタビライザー。意外と反応があったので、約1ヶ月使用した経過報告をしておく。

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息子の通学車は26インチMTBクロスバイクTHUNDERに、超大型前カゴを装着している。面倒くさがりの息子にリアとの荷重分散といった手法は期待できず、ポンと一括して放り込める大きな荷物スペースを設けた。できるだけステアリングコラムに近づけてはいるが、空荷の状態でもステアリングが重く、駐輪時に勝手にハンドルが切れて不安定だ。荷物満載だと転倒の確率が高くなる。また、走行中にハンドルを切ると途中から急に切れ込む感じがある。

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乗鞍ヒルクライムエントリー [金剛ロープウェイ]

通勤経路に面した医院で感染者が見つかったり、いよいよ身近にまで新型コロナウイルスの脅威が迫っている。本来なら、台北サイクルショーの出展を終えて今日は早朝の台北を自転車散歩し、午後の帰国便に乗っていたはず。別のスタッフが対応する予定だったサイクルモードライド大阪も中止になった。国内外の多くの自転車イベントが中止になり、製造や需要の悪影響も深刻だ。先の見えない状況に不安は拭えないが、これを怠ける言い訳にしてはならない。仕事も自転車活動も、できることには精一杯取り組んでいく。

今朝は体調が思わしくなく、起床が辛かった。これは昨日遅くまで仕事をしていた疲れと、花粉症によるものと思われ、新型コロナウイルスに感染したわけではないだろう。

近所の友人と待ち合わせしているし、明日は雨の予報。先延ばしする訳にはいかないので、ダルい身体にむち打って、6:50にTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)で自宅出走。近所のコンビニで友人と合流して、さてどこへ行こうか? 風速は1mほどの北風の予報だったので、方向はそれほど意識しなくても良さそう。遠出はちょっと自信がなかったし、友人の提案通り金剛ロープウェイ乗り場まで上ることにした。

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往路は国道310号線で河内長野方面に向かういつものルートの途中の松ヶ丘交差点で東に向かい、滝谷不動駅付近で石川を渡る。錦橋(高橋)を渡ったところでトイレ休憩。石川堤防上の道に面したこの小公園は自転車乗りが次々過ぎていく。新型コロナウイルスが流行していても、自転車ライドは感染リスクが低く、ためらう理由がないのだろう。

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府道202号線で東に向かうと瀧谷不動尊に向かう激坂を乗り越える。走り始めは身体が重かったが、少しは動き出して、坂もスムーズに上ることができた。丘を2つほど乗り越えて、西楽寺前交差点で国道309号線(旧道)に合流。8:30頃、森屋交差点に到着し、ここから府道705号線に入って金剛ロープウェイ乗り場に向かいアタック開始。

上り始め直後は比較的脚も回っていたが、次第にペースダウン。友人に先行されたが、着いていくこともできない。思うように脚が回らず身体が重いということもあるが、このところの腰痛の悪化でシッティングで強く踏むのがツラい。必然的にダンシングが多くなるが、これも楽な訳ではない。

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中盤は絶望的にしんどく、何台かロードバイクに抜かれた。後半の緩傾斜区間で少し回復し、その勢いで終盤もそれなりに頑張った。それでも、最後まで友人に先行されたまま、金剛ロープウェイ乗り場手前のゲートに到着。タイムは46分55秒。まあ、ひどいものだ。

こんな時期の早朝だが、道沿いの駐車場はかなり埋まっていた。新型コロナウイルスが流行していても、というか流行しているから街中を避けているのか、中高年の登山客の姿がかなり多かった。

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引き返して下っていくと、次々と自転車が上ってくる。こんな情勢だが、自転車を楽しんでいる人はたくさんいる。下山途中で、千早城址付近の棚田の間を通る寄り道。菜の花畑が春を感じさせた。


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雨上がりちょいトレ [堺浜周回]

昨日は仕事だったので今日走るつもりだったのだが、昨晩まで雨が続いたので路面濡れていることが予想できた。いつもより時間を遅らせて8時に近所のコンビニで近所の友人と待ち合わせたが、その時点でも路面はまだかなり濡れていた。山に向かえばもっとびしょびしょだろうし、スタートが遅れたので、半年ぶりに近場の堺浜に行くことにした。

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約14.5km走って堺浜のコンビニに到着。まだ路面は湿っているが、TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)にマッドガードを装備しているので、少なくとも身体は汚れない。

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我々に続いてコンビニに到着したライダーの自転車はGERWORKSのバンブーバイク(竹製自転車)。お客さんである銀輪亭さんが代理店になっていることもあって、ビルダーのジェルソンさんとは展示会などでちょくちょくご挨拶する顔見知りだ。大量生産は難しいが、決してキワモノではなく、しっかり走れる自転車だ。

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天然素材の自転車はスズメも違和感がないのか、ちょこんとサイクルコンピューターに止まってひと休み。


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今年初の峠トレ(笑) [千早峠(金剛トンネル)-奥河内くろまろの郷]

2/9のブログの冒頭でちらっと触れたが、ほぼ毎年足を運んでいた台北サイクルショーの中止が正式に主催者から発表された。代わりに5月に特別展が予定されているが、大幅に規模を縮小するようだし、その時点の新型肺炎の状況は予想が難しい。幸か不幸か会期が重なっていたサイクルモードライド大坂に立ち会えることになったが、国内でも新型肺炎が広がり、各種イベントの中止や延期が相次いでいるのが気がかりだ。

先週末は出勤日と雨が続いて走れなかった。昨日も雨で、ようやく今日は晴れた。久々に近所の友人と都合が合い、近所のコンビニで7時に待ち合わせた。しばらくソロライドが続いたが、寒さに弱くなった事もあって平地の追い風ライド(帰路は輪行)を続けていた。低い峠をロングライドの途中にのんびり上るだけだったが、今日は気温が高めなこともあって、実に久しぶりに峠トレーニングをすることにした。考えてみれば標高400m(紀見峠)より高い峠に上るのは今年初めてだ。

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千早峠(金剛トンネル)に上ることにして、TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)で河内長野駅方面に向かう。強い北風に背中を押されて快調に進むが、帰路が心配。今日は連れがいるので、輪行で帰るわけにもいかない。河内長野駅近くのコンビニで小休止。じっとしていると寒いのは寒いが、陽が昇って今までよりはかなり暖かい。予想気温を見て、今日はバーミッツも外してきた。

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河内長野駅裏手の諸越橋から、千早峠(金剛トンネル)に向けてアタック開始。久々なので、心拍数170bpmを超えないよう、意識して抑えめのペースで上っていく。観心寺手前の温度計は7度を表示。2月にしてはずいぶん暖かいと言えるだろう。

上りとはいえ緩斜面の多い千早峠(金剛トンネル)は追い風の効果もかなりあるようで、脚が回っている気分になる。とは言えやはり久々のヒルクライムアタックなので、ペースを抑えていても中盤から脚に疲労が蓄積してきた。このままだと終盤の急傾斜で失速しそうなので、その手前の石見川集落の緩斜面付近で意図的にペースを落として回復を図った。

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ちょうどそのタイミングで、後ろから来たロードバイクに「おはようございます~」と抜かれてしまった。ちょっと悔しいが、ここは焦らず集落内はペースを抑え、終盤の急斜面に入っても心拍数170bpmを超えないようにコントロールする。負荷を一定に保って上り続けていると、先ほどのロードバイクとの差が詰まってきた。峠が近付いてきたこともあって徐々にペースを上げていき、心拍数は175~180bpm程度まで負荷を上げた。それでも、一気に抜き去れるほど速度差は付かない。先方もこちらを意識してか、それともラストスパートか、ペースが上がったようなので、おとなしく後ろをついていった。

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最終盤の約1kmはさらにペースを上げて心拍数182bpmまで上げたが、抜き返すことはできずに峠に到達。先方はトンネルを越えて先に進んでいった。諸越橋からのタイムは47分46秒。自己ベストタイムの43分41秒にはほど遠いし、昨年のベストタイム44分58秒にも差があるが、2ヶ月ぶりのヒルクライムにしては悪くない。

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友人も年初以来の遠出とのことだったが、2分と空けずにゴール。しばらく休憩している間にも、女性を含めて次々と自転車乗りが上ってくる。三連休の中日とは言え、冬場の峠にこれだけ人手があるのは驚きだ。

岩見川の温度計が5度だったので、峠の気温はそれと同じか少し低いくらいか? じっとしていると、やはり冷えてくる。今日はここで引き返して大阪側に下り始めたが、バーミッツ無しでも指がそれほど凍えない。標高が下がると気温が上がるのを肌で感じた。

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久々の峠トレーニングということもあるが、峠で引き返したのは道の駅奥河内くろまろの郷で開催されるベックオン2020最新ロードバイク試乗会を見学したかったから。

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三日市駅方面に下り、烏帽子形公園のある岡を乗り越えて、道の駅に到着したのは10:15くらいだったが、すでのここまで乗ってきた自転車が多数駐められており、多くの自転車乗りが試乗に出ていることがわかる。

会場にある試乗車はハイエンドロードバイクとe-bikeが中心だったが、ディスクブレーキ比率がほぼ100%に近いことに驚かされた。主に空力的理由で採用が遅れていたTTバイクなどもディスク化されており、ハイエンドロードに関しては「新車はディスク」というが流れが完全に定着したことが伺える。一方で、ユーザーがここまで乗ってきた自転車を観察すると、ディスク率は10%未満だった。現時点で使用しているユーザーはまだ少数派だが、今後は一定以上のグレード(シマノならTiagra以上)はディスクブレーキ装着車を購入するのが自然になるだろう。リムブレーキの購入は軽量化にこだわるヒルクライマーなど、ごく一部の用途に限られるようになると思われる。これから数年で、ロードバイクのブレーキが一気に入れ替わるのはどうやら間違いないが、果たして折りたたみ自転車にはどこまで波及するだろうか? メーカーの人間としては考えさせられる機会になった。

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主催者に面が割れてるし(笑)、時間的な制約もあって試乗はしなかった。帰路は府道217号線(途中から天野街道と重複)の細道を経由して、丘陵地帯をショートカット。往路と対象的に、横風に煽られ、向かい風に苦しみながらストレスの貯まる走りとなったが、荒山公園の前を通ったので少し梅林を覗いてみた。

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品種によるが、見頃の梅の花が多く、見ごたえがあった。新型肺炎の影響で梅まつりは中止になったが、梅林は開放されているのでたくさんの見物客が訪れていた。梅と桜の時期は駐車場が有料になるので、自転車で訪れるのがおすすめ。

12:46に帰宅。今日は春の気配を感じる機会になった。新型肺炎の影響で先行きの不安もあるが、街中に出かけるよりは自転車で郊外を走る方が感染リスクも少ないだろう。個人的にも季節の変化は楽しんでいきたい。


■STRAVA

今年初の峠トレ(笑) [千早峠(金剛トンネル)-奥河内くろまろの郷] | ライド | Strava

■本日の走行記録(自転車)

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CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2020/02/23 6:49:19
 自転車完了: 2020/02/23 11:46:13
 バイクタイム: 2:34:54
 停止時間: 2:21:47
 距離: 58.93 km
 平均スピード: 時速 22.83 km/h
 登り: 769 m
 カロリー: 1554 kcal
 平均心拍数: 119 bpm
 最大心拍数: 182 bpm
 平均ペダルペース:  67 rpm
 最高ペダルペース: 120 rpm
 今月の走行距離:  541 km
 今年の走行距離: 1237 km
 先月の走行距離:  696 km
 昨年の走行距離: 9346 km


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ホイールスタビライザー装着等 [THUNDER他]

昨日は休業日だったので今日の祝日を合わせて三連休だったが、一昨日にSPDクリートの違和感があった右ヒザの痛みが抜けないので、家で大人しくしていた。

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それでも必要があって、いくつか自転車をいじった。まずは一昨日にシートポストから脱落した、TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)のDi2バッテリーの救出。シートチューブの中を覗き込むと落下したバッテリーが見える。逆さにしてショックを与えたり、棒でつついたりしたが埒が明かず、結局BBを一旦外して下から押し出した。

ひとまずは元通りシートポストに装着したが、強いショックが加われば再発する可能性が高い。このところ輪行の機会が多いが、エレクトリックケーブルでつながったシートポストを上げ下げするので断線が怖い。ドロッパーポストを使用するMTB用に、フォークコラム(ステアリング管)に内蔵する方法や、ボトル台座に外装するケースなどもあるようだが、どちらも配線が難題だし、輪行で断線する恐れはむしろ高まりそうだ。

いっそ、ダウンチューブに放り込んでおけないかと思ったが、BB側から挿入するのは難しい。ヘッド側からは試していないが、外からあてがって見る限りこれも難しそうだ。

ふと気が付くと後輪の空気圧がかなり低下していたので、チューブ交換。穴が小さくパンク箇所がわからなかったので、水調べでようやく特定して修理。

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TORACLE-COZに続き、息子の通学用自転車「THUNDER(稲妻)」のチェーンガードの一部が外れていたので再装着。ついでに、入手していたパーツを装着することにした。クラブの装備を含めた通学荷物を運ぶために超大型の前カゴを装着しているので、ハンドル操作が重いし、駐輪時に勝手にステアリングが切れて不安定だった。それを改善するためにホイールスタビライザーを探していた。

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現行商品で見つけたのはVELO ORANGE製ホイールスタビライザーとRINDOW製ホイール アライメント スタビライザー。どうやらどちらも同じ台湾メーカーのOEMのようだが、ダウンチューブ径に適したRINDOW製を入手した。

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この手のスタビライザーの存在は知っていたが、実際に装着するのは初めて。一方の装着金具を手持ちのボルトでフォーククラウン後部に装着。

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もう一方はダウンチューブにバンドどめする。構造としては非常に単純で、ハンドルを切るとスプリングの力で中心に戻そうとする力が働く。微調整は後部のツマミでできる構造だ。

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経験がないのでどの程度の加減が良いのかよくわからないが、手を離してもハンドルがわずかしか動かない程度にセットした。これで駐輪時の安定性はかなり改善するだろう。走行中も直進安定性が増すはずだが、しばらく息子に使わせて様子をみよう。

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もうひとつの作業はTORACLE-S(CARACLE-S 2016試作車)。シフトワイヤーがほつれてきていることに気づいたので、切れる前に交換した。

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これで引き続き安心して通勤ライドに活用できる。先週は通勤中にパンク修理が上手くいかず上司に迎えに来てもらうという、恥ずかしい失敗をしてしまった。そんなことを繰り返さないためにも、点検整備を怠らないようにしないと。

ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。

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