日本インドネシア交流サイクリングイベント [GOWES Relationship in NARA]

先週末は仕事でアーバンバイクロア大阪に出展していたので、トレーニングライドはできなかった。昨日は久々の土曜休でいい天気だったが、疲れも溜まっていたし散髪やら期日前投票やら自転車の整備やら諸々のヤボ用と今日の準備で過ごした。
今日も仕事絡みなのだが、インドネシア人サイクリストとの交流イベント、GOWES Relationship in NARAにレンタルバイクとしてCARACLE-Sを貸し出し出すことになった。「良かったら一緒に走りませんか?」と誘われ、私もライドに加わることになった。
車にCARACLEシリーズを9台載せて奈良に向かって出発した直後に、CARACLE-COZに乗った自転車乗りを発見。信号待ちのタイミングで窓を開けて、「おはようございます!」と声をかけてみたが、前後に車がいるので真横に停車できず、気付いてもらえなかったのが残念。
集合場所である奈良健康ランドに到着したのは8時前。同ランドの駐車場には自転車乗りの休憩、集合場所に使える奈良バイクステーションが設けられているが、今回はここを拠点にイベントを開催する。すでにスタッフのみなさんが準備を始めていた。
私も貸出し用のCARACLE-Sや、試乗・展示用のCARACLE-COZ、そして私が上司の乗るCARACLE-COZを再チェックしながら準備していると、興味を持った方から色々声を掛けられる。CARACLE-Sの小ささやCARACLE-COZの軽さに対するこポジティブな評価を聞くのも嬉しいことだが、なんと関係者の中にもCARACLE-COZのオーナーがいた。今日はイベント開始前から2台のCOZを拝見するさ幸先の良い出だし。この方は、前フォークを交換してディスクブレーキ化されていた。「いじる(改造する)度に重くなる」というコメントは、販売状態の完成車がすでに限界まで軽量化されている証明だと言えるだろう。
6:30頃からスタッフミーティング。私にもお呼びがかかり、5つある小グループのサブリーダーに任命された。運営に協力する旨は申し出ていたので、謹んで拝命。
9時ごろから参加者も集まりだし、レンタサイクルを申し込んでいた参加者に、CARACLE-Sを貸し出していく。スポーツ車未経験の方が多かったので、サドル高などのフィッティングとブレーキや変速の説明していくが、インドネシア人の参加者も日本が達者な方ばかりで助かった。
10:00から開会式。MCアケさんが軽妙なトークで盛り上げる。参加者とスタッフ合わせて総勢40数人の参加者は、主に関西在住のインドネシア人と日本人が半々くらい。
近年、インドネシアでは自転車ブームになっており、POLYGON という同国製自転車は、輸入代理店の新家工業を通じて日本でも販売されている。同社の内藤さんも今回のイベントに参加している。
コース説明、安全への諸注意などの後、記念撮影をして出走! と、思ったら、走り出せないCARACLE-S貸出車が・・・。
どうやら、借りたCARACLE-Sが他のものと入れ違い、サドルの高さが合わなかったようだ。親切心で他の参加者がサドル高を変えようとしたが、CARACLE-Sの構造を知らずに無理に操作して、シートクランプを壊してしまったようだ。慌てて未貸出のCARACLE-Sからパーツを抜き取って、交換。参加できない方がいて、1台余っていたのが幸いだった。
気を取り直して出走し、国道24号線を南へ向かう。私がグループの先導をすることになったが、もちろん試走はしていない。地図ももらったし、コースはiPhoneに入力したし、前のグループもいるし、大丈夫だろうと思っていた。ところが、先行した他のグループもタイヤがバーストしたり、メカトラで次々止まっている。トラブルがCARACLE-Sだけでなくホッとしたが、いつの間にか全グループの先頭に(^_^;)。
南下1.5km足らずで左折して県道36号線に入り、ほどなく第一の花見ポイント。大和川沿いの桜並木は7~8分咲きといったところか。ポカポカした日和に青空、そして流れる川の風景の中で日本らしい桜の風情。インドネシア人の自転車乗りたちにも、楽しんでもらえたようだ。
右はインドネシア側のまとめ役にして、私のグループのリーダーであるAsriyadi(アディ)さん。
往きは追い風、帰りは輪行。 [わかやまサイクリングフェスタ、リンクスクエア視察]

今日は仕事絡みで2つのイベントを視察がてら、TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)で走ることにした。「仕事がてら」というより「仕事にかこつけて」という方が正確かもしれないが、まずはわかやまサイクリングフェスタ2019の開催される和歌山マリーナシティに向けて、6:45頃自宅を出走。なかなか予定の合わなかった近所の友人と久々にご一緒して、大阪平野を南西にひた走る。
自宅から間道を抜けて府道40号線に、さらに国道26号線バイパスへスライドしていく序盤は私が先導したが、国道26号線バイパスへ出てからは、ほぼ友人が引き続ける。このところのトレーニング不足と花粉症で調子が上がらないと言いながら、私が引くよりはるかに速い。北からの風に背を押されて、30~35km/hのペースで南下していく。
1時間ちょっと走った8時過ぎに、泉佐野市樫井南交差点コンビニで休憩。気温は低いが晴れて気持ちの良い青空に、追い風。それでもどうもギクシャクして風に乗れず、すでに脚が張ってきている。
今日は久々にTOPEAK製ライドケース マルチマウントを装着。これまでのiPhoneとモバイルバッテリーに加え、ライトヘッドとコンパクトカメラも装着・・・できるのだが、角度ずれ防止工作を施してもグラグラして強度が不安。やはり、コンパクトカメラは重量オーバーなのかなあというところ。結局途中からカメラはポケットに移した。
もうひとつ追加したのはワイヤーを咥えた「虎」。元完成車メーカーの営業担当で、最近独立開業されたIさんに頂いたものだ。本来はスマホの充電ケーブルを保護するための小物だが、自転車のワイヤーにもピッタリ。TORACLE(虎来る號)に相応しい?
再出発して今度はルートを把握している私が先導。泉南市に入り大苗代西交差点を左折して府道252号線に入り、さらに府道64号線に合流する。このルートは旧街道である紀州街道(熊野街道)であり、ところどころに旧跡や趣のある家屋が見受けられる。じっくり見てみたい気もするが、今日は素通りして先を急ぐ。
和泉葛城山雨天DNF [牛滝往復]

昨日土曜日は仕事だったので、週末トレーニングのチャンスは今日だけ。心配していた天気予報も良い方にずれて、雨予報が消えて降水確率も20%程度。雨雲レーダーを確認しても弱く小さな雨雲がちらほら流れているだけ。
これまら行けるとTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)で6:45頃出走。相変わらず鍋谷峠は通行止めだし、先週と違うところということで久々に和泉葛城山に向かった。
出走して間もなく梅の名所として知られる荒山公園に立ち寄った。すでに多くの品種の盛りは過ぎたようで、花の散った木が多い。ところどころに咲き残った梅を愛でてから先に進む。
泉北丘陵を乗り越えて国道170号線旧道に入る。ひとまず一番近い上り口の牛滝を目指して、内畑町交差点手前で集落内を抜けてショートカット。府道40号線に入って南下していく。
空がだんだん明るくなってきたように感じていたが、念のため雨雲レーダーをチェックすると。雲行きが再び怪しくなって、周囲にポツポツ弱い雨雲が現れだした。
とは言え、強い雨雲がすぐにやってくる様子もないので、もう少し先に進んでみた。
8:20頃牛滝ルートの上り口である牛滝温泉に到着。家に入った新聞チラシで知っていたが、ここで営業していた「いよやかの郷」は2月いっぱいで営業を終了した。
温泉に入浴したことはないが、家族で車で来て食事に入った事はある。施設は岸和田市の所有で、運営を委託していた業者との契約終了したとのこと。山に上った後にここで汗を流すツーリング企画を考えていた時期もあったので、温泉に入らないまま営業を終了したことは残念だ。
バイシクルクラブに掲載されました [2018ノリクラ]

2015年にスピーカーが禁止されるまでは、六甲颪を流しながらノリクラ(マウンテンサイクリングin乗鞍)に出場していた。インパクトがあったのか、毎年のように自転車雑誌に掲載されていた。ここ4大会は応援旗とハッピだけだったせいか、自分の掲載を確認できない年が続いた。
となると、何誌も購入して確認するのも億劫になる。2018年大会も確認をしていなかったのだが、最近「雑誌に載ってましたよね」と知らされた。あらためて確認してみると、小さくだが私の姿がTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)と共に掲載されていた。
2013年大会以来、久しぶりのバイシクルクラブ誌への掲載。残念ながら、同誌と共によくお世話になったファンライド誌は2015年にウェブメディアにリニューアルしてペーパー版の発行を止めている。残る月間誌はサイクルスポーツだが、こちらは2011年大会以来掲載されていない。
ノリクラで表彰台に登る可能性のない私が、自力で雑誌掲載を狙える貴重なチャンス。「恒例」と書かれたように、代わり映えのしないスタイルでもう飽きられているとは思うが、また機会があれば嬉しい。
峠トレ再開 [千早峠(金剛トンネル)-南大阪サイクリングフェスタ]

先週末は土日ともにお仕事(サイクルモードライド大阪出展)で、自転車ライドはお休みだった。この冬は手術跡を冷やさないように平地ライドに徹していたが、3月に入ったのでいよいよ峠トレーニングを再開しよう・・・と思っていたら最低気温2度の予報。これは堺の平地の気温なので、峠の上は氷点下の可能性もある。ちょっと悩んだが、日が昇ると一気に気温が上がる予報でもあり、手術跡の経過も悪くないので予定通り千早峠(金剛トンネル)に上ることにした。
ノリクラ(全日本マウンテンサイクリングin乗鞍)のエントリーも終えて、気合も入ってきたのか、起床や準備もスムーズで、6:40にはTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)で自宅を出走した。意気込んで出走したものの、気温は低いし、どうも脚が重い。二週間ぶりとはいえ平日も通勤ライドでそれなりに追い込んでいるが、このところ雨で乗れない日がが多かったせいか、調子が上がらない。
国道310号線に並走する西高野街道で河内長野方面に向かい、少しでも調子を上げようと河内長野駅近くのコンビニでコーヒーでカフェインを注入。気温は低いようだが3月の日差しには力があり、日なたは結構暖かい。
石川を渡る諸越橋から国道310号線を千早峠(金剛トンネル)に向けてアタック開始。初っ端から信号に相次いで引っかかる幸先の悪い展開に、まだまだ序盤の観心寺交差点で温度計が1度を表示する寒さも、下りを思うと気が重い。
今日は心拍160bpm付近にキープする抑えめの目標としていたが、リズムの悪いスタートに、スムーズに回らない脚と重い身体で、ペースコントロールも思うようにいかない。緩急が変化すると心拍数が上下に大きく振れて、ギクシャクした走りが続く。久しぶりのヒルクライムだから予想通りではあるが、先が思いやられる。
反面、身体が思うように動かないからこそ、普段はあまり意識しない筋肉の動きを意識することができた。シッティングとダンシング、そして腰の位置やペダリングの仕方で、力の入る筋肉が大腿四頭筋(前腿)なのかハムストリングス(後腿)なのか、把握しながら身体の動かし方を考えることができた。元々ダンシング主体という効率の悪いヒルクライムスタイルの私だが、CARACLE-Sでスズカエンデューロに向けた平地トレーニングで大腿四頭筋(前腿)で踏み込むペダリングにも取り組み、どんどんサドルが前に出ていった。同時に峠のタイムも縮んでくるというプラスの相乗効果が生まれていたので、その方法を突き詰めていった。
ところが、昨年CARACLE-COZに乗り始めてから、ヒルクライムで身体がスムーズに動かないことにもどかしさを感じている。COZの圧倒的な軽さがタイムを縮めてはいるのだが、ハンドリング特性が異なるのでいまだにダンシングがギクシャクする感じが抜けない。ノリクラで一層のタイム短縮を狙うなら、COZに適した走法を身に着けていくべきだろう。
具体的な変更点のひとつは、シッティング比率を高めること。何を今さらという基本中の基本だが、ダンシングはやはり効率の悪い走法。格好つけて「ダンシングが自分のスタイル」と見栄を切っていたが、元来の貧脚に加え、腰痛で力強く踏み込むペダリングができないので、やむなく多用するようになったのが本当のところ。腰痛発症から12年を経過し、踏み込むペダリングでも痛みを感じなくなっているので、この機に基本に回帰することを考えている。
もうひとつはまだ迷っている段階だが、ハムストリングス主体のペダリング。大腿四頭筋はパワーを出せるが持久力が劣り、ハムストリングスはパワーは低いが持久力が高いという、これまた基本中の基本。ここ数年は大腿四頭筋を強化することでヒルクライムでもタイム短縮を実現していたが、これは自分でも意外な結果。本来、ノリクラのような長時間のヒルクライムを目的とするのに、この方法は賢い選択ではない。イーブンペースを意識して以前より改善しているとは言え、やはり毎年終盤で大幅にペースダウンしているので、持久力の向上は重要な課題だ。ハムストリング主体の走法は理にかなっているが、ポジションからペダリングテクニックまで全てを見直す必要があるし、終盤のペースダウンは高高度の酸素不足も間違いなく原因のひとつ。今年結果を出すことに繋がるかは疑問も残るので、しばらくは比較を続けて検証してみるつもりだ。