今年初?の府外脱出峠トレ [千早峠-紀見峠]

私も本日から連休に入ったが、受験生を抱えた貧乏人に宿泊旅行の予定はなく、平常の週末の通り午前ライド。近所の友人は昨日400kmブルベを完走したのでご一緒できる訳もなく、大和川サイクリング倶楽部の朝練へ参加することも考えたが、早めに帰宅したい事情もあって6:30過ぎに出走でソロトレーニング。

鍋谷峠も水越峠も恐らくまだ通行止めが続いている状況の中でコースは限られるが、今日こそは峠を越えて大阪府を脱出し、別の峠を越えて戻ってくる平常のヒルクライムトレーニングに復帰したい。今の脚力で午前中に戻れるコースとなると、紀見峠と千早峠(金剛トンネル)を周回するくらいしか無いだろうと、TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)で河内長野方面に向かった。

190428_072646ところが調子はもうひとつで、身体は重いし、お腹の調子も良くない。結局、河内長野駅付近に到達する前に、コンビニに駆け込んでトイレへ。ひと息入れて、カフェインを注入したが、気分の乗らないまま先に進む。先に千早峠に上ることにしたが、いつもと違うルートで河内長野駅付近を迂回したのも、ヒルクライムに挑む気合が入らず逃避していたのか(^_^;)。

190428_075320いつもは下った勢いで走りながらスタートするが、今日は駅のそばで止まらなかったので石川を渡る諸越橋で小休止。

「オフロードコース」の看板はプラザ阪下のもの。まだ入場したことはないが、自転車イベントが開催されることもある。

ちょうど電動アシスト自転車の年輩男性がものすごい勢いで坂を登っていき、負けてはいられないと覚悟を決めて8時前にアタック開始。千早峠は長丁場なので序盤は抑えめで、せいぜい心拍数150bpm台。というか、気合が入らずなかなか強度を上げられない。それでも、下りや平坦区間でも手を抜かずにしっかり脚を回すことを心がける。

今日は大勢の自転車乗りが上り下りしていたが、中でも3月に富田林にオープンしたBICYCLE SHOP AXISさんのジャージを着たライダーが目立った。

今シーズンはCOZで結果を出すために、回転よりトルク重視、ダンシングよりシッティングの強化を試している。ところが、いずれも腰に負担がかかってこのところ腰痛の悪化に悩まされている。やっぱりこれまでのように高回転とダンシング主体で上る方がよいのか、悩みながら上り続ける。

190428_0843122人組に抜かれて、ようやく気合が入り、ペースが上がる。1人を抜いて千早峠(金剛トンネル)に到着。タイムは45分51秒と、前回の52分近いタイムよりはだいぶ改善。ベストタイム(43分41秒)にだいぶ近付いた。

190428_084640とは言え、身体はもうクタクタ。予定通り奈良側に下るか迷っていたら、先程抜いた自転車乗りがやってきた。

よく見れば私の主催する串柿ツーリングにもご参加頂いた、Yさんではないか。気付かず失礼しました。これから葛城市にあるパン屋さん、カントリーロードに向かわれるとのこと。下りはさすがに700Cに敵わないと、Yさんに先に下ってもらい、私も覚悟を決めて奈良側に下り始めた。

190428_090338

上り始めの観心寺近くの温度計が9度と一桁を示していたが、下りはかなり寒かった。薄手のロングの上下にウィンドブレーカーでは後悔するほど。

終日降水確率ゼロ%の晴天のはずだが、ずっと薄曇りなのも寒々しい。下る途中の定点観測地点からも風景もモヤッとしている。

すっかり身体が冷え切って、山麓の住宅街まで降りてきた。深く考えずに牧野小学校前交差点を右折し、橋本方面に向かった。山麓の広域農道をたどるこのルートは最短距離で橋本方面に向かう景色の良いルートだが、急傾斜のアップダウンが繰り返す。

190428_092338いざ走り出してから、最近はこのルートを避けて吉野川(紀の川)沿いを走ることが多いことを思い出した。久しぶりということもあるが、どうも頭がボーとしている。久々の追い込みでエネルギーを使い切ったか、寒さのせいかわからないが、思考力が落ちている。一方、身体は疲れてはいるが、坂を上れないほどでもない。言葉で表現が難しいが、意識より自転車が先を走っている感じで、現実感が薄い。

この写真を撮るために止まる際に目測を誤り、道端のポールに手の甲をぶつけて擦りむいてしまった。ここまで空間認識能力が落ちていると、さすがにマズい。このままでは大きな事故を起こしかねないと思ったが、このルートはコンビニもないので補給も難しい。

幸い、自販機があったので、温かいコーヒーを飲みながら携行食を胃に収めて小休止。頭にかかっかモヤが少しマシになったようなので、慎重に先に進んだ。幸い、城山台の新興住宅街を通過して国道371号線(旧道)に入るころには、ほぼ復調した。

190428_102208ホッとしながら大阪に帰る上りに取り組む。バイパスと合流して、紀見トンネルの手前で分岐する旧道に入り、紀見峠に10:20頃到着。もっと余裕を持って戻れるかと思ったが、体調不良で2回の停止が時間を浪費した。

190428_103452下りは気を引き締めて慎重に下り、紀見トンネルの反対側でバイパスに合流。しばらく下ると天見駅の手前でバイパスが開通していた。

以前から千早駅付近までバイパスが開通していたが、昨年9月にここまで伸びたらしい。今まで気付かなかったということは、そんなに長くここを通っていないのだ。

これまでの千早口駅付近までの開通区間は取り付け道路が長く、時短効果が望めなかったのでほとんどの車が旧道を進んでいた。今回は道なりに進めばバイパスに入るようなっており、ほとんどの車がバイパスを通行していた。

バイパス自体は自転車通行禁止だが、おかげで旧道となった区間の交通量が激減。これまでのように車に気を使うことなく、リラックスして下ることができた。これまでは交通量の多い国道を上る気がせず、単線時代の南海高野線軌道跡に設けられた遊歩道(通称「トトロ道」)を上ることが多かった。これからは旧371号を上るかもしれない。府県境を越える新紀見トンネル(仮称)を含む残り工区が開通すれば、これまでの国道が自転車天国になるかもしれない。平成30年代半ばといわれる開通が待ち遠しい。

後は自宅まで急ぎ足。予定には少し遅れてしまったが、11:30過ぎに帰宅した。久々の峠2本は、途中の体調不良に加えて、終了後はクタクタ。どうにも情けない体たらくで、先が思いやられるが、長時間走る機会を積み重ねるしか無いだろう。

■コースマップ

■#relive

relive190428
Relive ‘190428今年初?の府外脱出峠トレ [千早峠-紀見峠]’

■本日の走行記録(自転車)

cyclemeter190428CyclemeterGPSの記録
スタート: 2019/04/28 6:38:38
自転車完了: 2019/04/28 11:36:24
バイクタイム: 3:29:56
停止時間: 1:27:33
距離: 76.91 km
平均スピード: 時速 21.98 km/h
登り: 1012 m
カロリー: 2134 kcal
平均心拍数: 121 bpm
最大心拍数: 173 bpm
平均ペダルペース:  62
最高ペダルペース: 131 pm
今月の走行距離:  730 km
今年の走行距離: 2924 km
先月の走行距離:  745 km
昨年の走行距離: 7965 km

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これまでのコメント

  1. […] 前回のトレーニングで鍋谷峠が5/2まで通行止めという情報を記述したところ、予定より早くの通行止めが解除されたと、複数の知人から教えてもらった。鍋谷峠は最も多く通う、私の「 […]

  2. […] タイムは45:43。それなりに追い込んだつもりだったが、前回の45分51秒と比べてわずかなタイム短縮にとどまり、ベストタイム(43分41秒)にはまだまだ遠い。練習量が減る梅雨前に、ある程 […]

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