出張プチトレ [久喜菖蒲公園]

今週後半は出張で関東を東奔西走することになったが、車で移動するので少しでも自転車に乗っておこうと、朝に時間をひねり出した。
小型車に4台のCARACLEシリーズを載せているが、そのうちCARACLE-COZアルテグラモデルをひっぱり出した。
CARACLE-COZを走行状態に展開し、宿の近くの久喜菖蒲池公園と備前堀川の間を周回することにした。自分用のTORACLE-COZと比べるとハンドル位置が低く、幅もやや狭いので違和感がないわけではないが、装備品がないので軽快そのもの。
備前堀川沿いは、交通量も少ない直線路で走りやすいが、昨夜の雨でまだ路面に水たまりが残っている箇所もあるので、低速走行を強いられる箇所もあった。菖蒲池公園北側の県道396号線はやや交通量が多く、大型車の駐車もあるので少し気を使う。
リアマッドガード台座改造 [TORACLE-COZ]

戦闘的なフォルムに似合わないとは思うが、平時はTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)に、リアだけマッドガードを装着している。少々濡れた路面を走っても背中やサドルが汚れないので重宝しているが、既製の台座をそのまま使用すると、機能的には支障ないが少々台座の見栄えが悪い。
フロント側にも装着したいし、そのうち併せて台座を加工しようと思っていたが、日々の忙しさに追われているうちに、1年以上経過してしまった。
ノリクラ決戦用に組み替えるためにマッドガードを台座ごと外した機会に、とりあえずリアだけでも台座を加工してみた。3箇所の曲げ加工が施されてひしゃくのような形状をしていたプレートを途中でぶった切ってエッジを丸め、新たに固定穴を開けた。
シンプルなL字型に加工した台座プレートを、M6サイズの超低頭ボルトとキャリパーブレーキ用の枕頭ナットで装着する。
久々のチームCARACLEトレ [堺浜周回]

CARACLEシリーズ製造元のテック・ワンのスタッフで構成されたチームCARACLEは、スズカエンデューロで一昨年の春大会に優勝、秋大会に3位(私はソロで7位)という成績でCARACLEシリーズの走行性能を示した。残念ながら春大会は一昨年で終了し、昨年の秋大会はサイクルモード東京と重なったため、出場できなかった。
充分過ぎる成果を上げたことと、チーム員の結婚やお子さん誕生なども重なり、このところチーム活動がツーリングイベントへの参加程度で落ち着いていた。ところが、この秋の大会はチームエースT田さんが「トロッフェ・バラッキに出場したい」との意思を表明し、F永さんを口説き落としてペアを組むことになった。2名1組でコースを10周回するこの種目は、15秒毎に2チームずつスタートということで、他の参加者を追走して体力を温存することは期待できない。2名のうち1名は先頭を引き続けることになるので、ほとんどの参加者がTT仕様のロードバイクで出場する。小径折りたたみ車のCARACLEシリーズにとっては、鬼門とも言える種目だ。あえて困難に挑戦するT田さんの意気込みには、感心させられた。
私も「前回4時間だったので、今度は8時間ソロですよね」と誘われた(^_^;)が、今年はノリクラにすべてを掛けていたことや、秋は例年以上に(本来の)仕事が忙しくなりそうだし、前週にサイクルモード東京が開催される。充分なトレーニングをできないことが予想されたので、出場を断念した。歳を取ると、コンディションを保つのが大変なのだ。
ノリクラも終わってひと息ついているタイミングで、二人が堺浜で練習をすると聞き、今日は様子を見に行くことにした。
ところが、娘が早朝に体調を崩してしばらく様子を見ていたので、出遅れてしまった。幸い、娘の容態は落ち着いたので、遅ればせながら昨日ノリクラ決戦仕様を解除したTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)で堺浜に向かった。予定より1時間半近く遅れて堺浜に到着したのは、8時前。トイレとカフェイン注入(コーヒー)のためにコンビニに寄り、コーヒーを飲みながら周回コースを伺っているとT田さんとF永さんが通過していくのが見えた。
追いかけても健脚の二人に追いつけるとは思えない。5分程度で周回してくるだろうとコース端で待機。今日は朝から暑く、夏がぶり返している。台風はそれる予報で晴れているが、風はやや強めの東風。
しばらく待機していると2人が帰ってきたが、ちょうど小休止を入れるタイミングだった。私は来たばかりなので、2人が休憩している間に周回しておくことにした。
走り初めの北側道路は追い風で気持ちよく走り出し、後半の南側は向かい風で辛い展開。気がつけば堺浜を走るのは昨年8月以来、実に一年以上ぶり。コースに大きな変化はないようだが、9/28から二輪車の通行規制が行われる旨の表示があった。残念ながら自転車の事故も少なくないと思われ、「自転車通行禁止」なんてことにならないことを願っている。こればかりは各人が自覚を持って、安全走行と事故防止に努めるしかない。
走り始めは抑え気味に2周回。アップは済んだ、というか、すでに結構疲れた。本格的にペースを上げる前に小休止を入れようかとも思ったが、コースからコンビニの様子を伺うと「そろそろ、そっち行きます」とのこと。
仕方ないので、二人の後について再度周回開始。毎日往復40km以上の通勤ライドに加え、ローラー台にもしょっちゅう乗って鍛えているだけあってT田さんの引きは安定感があり、余裕綽々。
2019ノリクラ決戦仕様解除 [TORACLE-COZ]

目標は達成できなかったが、今年のノリクラは終わった。大会翌週の先週は休みだった日曜に天気が怪しかったこともあって、久々に走らずに家でのんびりした。TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作フレーム)の後始末くらいやりたいところだったが、前夜に雨が降ったので勤務先から乗って帰ることができなかった。
TORACLE-COZはお盆休みの作業以降もいくつか手を加えた。薄汚れてきたバーテープは結局新調した。
iPhoneホルダーは、ずれて下を向いてしまったり、重かったり、これまでなかなかしっくり来なかった。今回は2製品を組み合わせて加工し、一部のパーツの自作してみた。
物理的にこれより下がらない形状のパーツを削り、角度を最適化した。これで落ち着いて欲しいものだ。
結局チェーンは短くしなかったが、コネクターを再使用禁止のシマノ製クイックリンクから、数回の再使用が認められたKMC製ミッシングリンクに変更した。実際のところは、シマノ製が耐久性に劣るというより、安全マージンに対する考えた方の違いという気がするが、確かな裏付けも無いので無難な方にしておく。
写真はないが、大きく飛び出していたホイールスキューワーのチタンシャフトも切断し4~5mmの飛び出しに抑えた。
そんな工夫を積み重ね、ペダルレス6.3kgを達成したTORACLE-COZだが、ノリクラに特化した仕様は普段遣いに不自由もある。今週は無事に自宅に持って帰れたので決戦仕様を解除していく。
まずはホイールを外して、ノリクラで汗や路上の清水で汚れたフレームやリムなどを水拭き。続いてパーツクリーナーも用いて各部を簡単にクリーニングしていく。
外したホイールのチューブを超軽量だがデリケートなR-AIRから、スタンダードタイプのチューブに交換。パンク対策を考えると、普段遣いはこの方が安心だ。合わせて、前後のタイヤローテーションもしておいた。
サスペンション機能を備えた折りたたみコネクト部Quick-itのエラストマーをハードタイプの赤から、長距離走行に備えたソフトタイプの緑に交換。
作業の大物は、前ギア周り。フロントシングルでも、ツーリング的な使用方法なら充分使用できる。実際、昨秋しばらく46Tシングル仕様のまま運用していた。とはいえ、今年は42Tという超低レシオ。これでも35km/hまでは充分回せるが、COZの走行性能でこれは物足りない。やはり53Tアウターのデュラエース純正チェーンリングを戻す。39Tインナーは700c換算ならほとんど前後1対1と同等なので、これからの季節に狙っている超激坂でも安心だ。
20,000km到達 [通勤用CARACLE-S]

CARACLE-Sの初代(2015)モデル試作車の走行距離が、先日20,000kmに到達した。
約4年半で20,000kmというのはiPhoneアプリCyclemeterの記録があるものだけであり、未記録のライドもある。私が専属的に乗り始める前には試乗車として使用されていたので、実際にはもっと走っているだろう。
この個体はテック・ワン入社前の2015年初めから乗り始めた。CARACLE営業担当として、折りたたみ機能を活かした輪行ツーリングはもちろん、ロードバイクと遜色のない走行性能を活かして、毎週のトレーニングライドから、ノリクラ(マウンテンサイクリングin乗鞍)、ブルベ、スズカエンデューロといった競技活動まで、折りたたみ自転車の範疇を超えてフル活用した。
2016年夏からは主力機の座をTORACLE-S(2016モデル試作フレーム)に譲ったが、通勤用に使用を続け走行距離を伸ばしていった。CARACLE-COZに乗り始めたこともあって、保管場所の確保のために15,000km到達の時点で引退させようと思っていた。とはいえ、まだまだ元気に走る様子に惜しくなり、キリのいい20,000kmまで先送りした。 (さらに…)