雨上がり 早苗田映す 空の青 [千早峠(金剛トンネル)-竹内峠]

昨晩まで雨が残ったので山中は路面が濡れているだろうが、梅雨に入ってから天気予報の的中率が下がって当てにならないし、台風も近づいている。早めに走っておこうと、今日もTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で6:36自宅出走。昨晩ステムを交換して就寝が遅くなったこともあり、少し出遅れた。

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薄雲の比率は高いが青空も見えて雨の心配はなさそう。最低気温17度となれば、ショート丈の上下でも寒さは感じない。脚はまずまず回るが、睡眠不足でシャキッとしないので少し大きめの缶コーヒーで喝入れ。

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多少気合が入ったところで、とりあえず河内長野駅方面に向かいながらコースを考えた。南方の和泉山脈は稜線がくっきり見えるが、東方の金剛山地は少し雲をかぶっている。まず千早峠(金剛トンネル)を上って、調子次第でその後のコースを決めることにした。

デュアルコントロールレバーをGRXからデュラエースに交換し、ハンドルもシマノPRO VIVEカーボンコンパクトに交換したことで、ブラケットポジションがかなり近くなった。そこで10mm長いステムに交換していたが物足りず、もう10mm長いものに交換してみた。ステムを20mm延ばしたことで、平地でのハンドルポジションの違和感はほぼ無くなり、力もかけやすくなった。さらに峠越えをして、上り下りでの検証をしてみよう。

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毎度のごとく石川を渡る諸越橋からアタック開始。ハンドルポジションの改善に加えて、体調も悪くなく、Di2操作の感覚を取り戻してきた事もあって、序盤の急坂をかなり気持ちよく上っていける。観心寺手前の温度計は18度を表示。ショート丈のウェアで下りなら寒いくらいだが、気合を入れて走っていると汗が吹き出してくる気温だ。

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途中の集落では田植えが終わったばかりの早苗田がかなり増えていたが、今日田植え中の田んぼも多い。いずれにしても水を張っているので青空が映って美しい。もう少し経つと稲が大きくなり、水も濁りがちで水草も増え、空をきれいに映さなくなる。一年で田植えの前後数週間しか見られない水鏡の水田だ。

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今日は心拍数がもうひとつ上がりにくいが、まずまず踏み込んで上り続けられた。終盤はさほどペースの変わらないロードバイクに追いついたので、頑張って追い抜き、追いつかれないように気合を入れて踏み込んだ。お陰で心拍数も184まで上げて8:30ごろ千早峠(金剛トンネル)にゴール。トンネルをくぐって奈良側で小休止。タイムを確認すると46分13秒。自己ベストの43分41秒にはまだ遠いが、先々週の50分47秒よりは約4分半短縮した。この調子で今年初めに記録した45分44秒を更新したいものだ。

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五月晴れの山麓ポタ [和泉葛城山山麓]

今年は梅雨入りが早かったが、この週末は土日とも晴れ。昨日は仕事だったので、今日日曜にTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で6:27自宅出走。

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本来の「梅雨の合間の晴れ」という意味でも、新暦になってからの誤用である「5月の気持ちの良い晴れ」という意味でも「五月晴」に当てはまる清々しい青空。和泉山脈の稜線もくっきり見える。とは言え、どうも身体がだるく、脚が回らない。

1年半以上通行止めとなっている鍋谷峠だが、5/29に開通するという情報があったので、今週末は早速鍋谷峠に上ってみるつもりだった。ところが昨日再確認してみると、工事期間が7/20までに延長されているとのこと。目標を見失ったが、今日の体調では鍋谷峠を上るのも楽しくなさそうなので、幸いだったかもしれない。

そんな訳で、今日はトレーニングライドは止めて、のんびちポタリングに切り替え。とりあえず、適当に南下していった。

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ポタリングということでいつもとコースを変え、府道216号線を上っていき、和田町交差点から間道に入る。交通量が少なくリラックスして走れるので、自分でイベントを企画する際にはちょくちょく利用している。道沿いに池田春日神社や宮里城址もあり、街の佇まいからも旧街道らしき雰囲気があるが、父鬼街道とは少しずれているようだ。

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槇尾川を渡って国道480号線に合流し、国分峠交差点の手前で近道になる道に入ったが、かなりの急傾斜に苦しめられた。たんなる間道と思えない佇まいなので、こちらがかつての国分峠だろうか? よく通る地域だが、まだまだ発見がある。

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国道170号線バイパスを越えて、自販機で缶コーヒーを購入。相変わらずだるい身体にカフェイン注入。その間にも何度も自転車が通り過ぎていく。とりあえず、鍋谷峠の上り口である父鬼まで様子を見に行くことにした。

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国道480号線バイパスの逢野トンネルを越えると、一層近づいた和泉山脈が目の前に現れる。鍋谷峠に上る際の定点観測地点だが、通行止めの間はここに来ることも減っていた。

 

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「TRACLE-S 2」組立て その2 [CARACLE-S]

「TRACLE-S 2」組立て その1 [CARACLE-S]」からの続き

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TORACLE-S 2を自走可能にして自宅に乗って帰りたいが、1日では作業が終わらなかった。緊急事態宣言下で遠出の予定は無いが、このGWは雨が多くて、なかなか勤務先に足を運べなかった。翌日は午後から雨が降る予報で、往路に使った自転車(TORACLE-COZ 2)も置いて帰ることになりかねない。翌々日も昼前後に雨が振りそうだが夕方には回復するようなので、出社した。

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まずはボロボロになっていたブレーキレバーパッドを交換。シュパーブプロ用パッドのストックはゴム質が悪く寿命が短いこともあって、とっくに底をついている。この10年くらいは、ヨシガイ製の類似品をありがたく活用させてもらっている。さすがブレーキ専業メーカーだけあって、耐久性も高い。

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アウタービーズのコマ数が不足して保留になっていたシフトワイヤーは、ひとまず載せ替え前のものを再利用。追加注文の到着を待つことにする。

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今回の軽量化策の目玉が、COZ用のホイールZ-LIGHTとRECON製アルミスプロケット。ホイールはリアはそのまま使用できるが、フロントはOLD(エンド内幅)が異なるのでハブを交換していた。RECONスプロケットは11-25Tをノリクラ用に使用したこともあるが、今回は同僚が使用していた11-29T(10速)を使わせてもらう。RECON製スプロケットはシマノ製チェーンとの相性は今ひとつで、変速性能ははっきり体感できるほど低下するし、チャラチャラと音鳴りがうるさい。それでも、KMC製チェーンを使用するとかなり改善する。個人的な判断では、エンデューロ等の変速の多いレースではシマノ製スプロケットを使用する。一方で、ヒルクライムレースやツーリングなら、RECON製の軽量というメリットが大きいと考えている。

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と言って、アルミ製スプロケットは寿命が短いので通勤用にはもったいない。普段はこれまで同様にホイールZ-TOUGH2にシマノ製のクロスレシオ(11-25T)スプロケット、タイヤも重量よりタフさを優先した仕様。ツーリングなどで遠出の時には新たに用意した軽量ホイールと交換するつもりだ。ただし、修理用リムが入荷するまでZ-TOUGH2の前輪は使用できないので、当面フロントホイールはZ-LIGHT改造品を装着しておく。


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雨の間に 代掻き競う 農耕車(トラクター) [千早峠(金剛トンネル)-紀見峠]

先週末は仕事と天候不良で走れず、しかも近畿地方は早くも梅雨入りしてしまった。幸いこの週末は一時的な晴れ間が広がるようなので、二週間ぶりのトレーニングライド。今回もTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で6:42自宅出走。

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雲の割合が多い空だが、雨の心配はなさそう。最低気温16度とは言え、しばらく暖かい日が続いたので肌寒く感じる。昼近くには気温が上がりそうなので服装が難しいが、半袖ジャージ+アームウォーマー、レーサーパンツ+ニーウォーマーの組み合わせで気温変化に対応できるようにした。

ひとまず千早峠(金剛トンネル)に上ることにして、国道310号線を河内長野駅方面に向かう。起床時は身体が少しだるかったが、走り出すと脚に力が入り、比較的「踏める」感じ。追い風もあって気持ちよく進んだが、しばらく走ると、どうも心拍数のレスポンスが悪い。調子が良い時には運動強度を上げるとスッと心拍数が上がり、運動強度が下がるとスッと下がる。今日はなかなか心拍数が上がらず、無理に上げようとするとかなりしんどい。調子が良いのか悪いのかよく判らないが、体感的には気持ちよく走れている。

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河内長野駅が近づき国道170号線バイパスと交差する原町北交差点に、南河内サイクルライン(八尾河内長野自転車道線)の終点を示す看板があることに気付いた。そう言えば河川敷の区間は数限りなく走っているが、ちゃんと全区間を走ったことがない。一度ちゃんとルートを辿ってみるのも良いかも知れない。

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蔓延防止等重点措置の発令された4月上旬から、コンビニにも立ち寄らない三密回避ライドを続けている。河内長野駅付近でトイレと自販機を探してウロウロした後は、いつものごとく諸越橋から千早峠(金剛トンネル)に向けてアタック開始。

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観心寺手前の温度計は15度を表示。上りなら心地よい気温だ。山中に入ると少し怪しい雲が上空を覆ってきたが、雨雲レーダーに映るような雲ではないようだ。昨日の夕方まで降った雨の影響を心配していたが、ところどころ濡れた箇所がある程度で大きな問題はない。

相変わらず心拍数を上げられず、速度が少し遅い感じもしたが、「踏める」ので体感的にはグイグイ上れている感じで悪くない。雨上がりのせいか自転車乗りは少なく、数台のロードとすれ違ったが、同じ方向の自転車には抜くことも抜かれることもなく上り続けた。

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心拍数は上げられないままだったが、体感的には終盤までタレることなく上り続け、8:40に千早峠(金剛トンネル)に到着。そのままトンネルをくぐって奈良側で小休止。

 

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「TRACLE-S 2」組立て その1 [CARACLE-S]

TRACLE-Sの代替り [CARACLE-S]」からの続き

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残念ながら引退することになった初代TORACLE-SをGW前に徐々に分解していき、再使用するパーツをクリーニングしていった。走れないので事故後は勤務先に置いたままになっていたが、自宅に持ち帰るためにもGW中に自走できるようにしようと、出社して組立てを開始。

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BBタップ&フェイシング等の下準備をしていた新フレーム(rev.3)の付属ボルトを、チタンやアルミ製に交換していく。CARACLE-Sのフレーム付属ボルトは元々ほとんどがステンレスかチタン製なので錆びる心配はないが、少しでも軽量化したいので初代TORACLE-Sで使用していたボルト類を再活用して装着していく。ただ、画像下側の後輪位置調整ボルトは2016モデル(rev.1)でM6アルミボルトを装着していたが、規格がM5に変更されているので、新たにチタンボルトを装着した。ナットもひとまずステンレス製だが、いずれアルミ製に交換しよう。

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20インチWO(ETRTO451)ホイールとキャリパーブレーキを装着するので、カンチ(Vブレーキ)台座のシャフトを外す。

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シャフトを外した台座の左側には、アルミ製の専用キャップを移植して目隠し。右側にはチタンシャフトを加工したリフレクター台座を移植。

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BBやチェーンホイール類も初代TORACLE-Sから移植して装着。シングルギアだからという事情はあるが、わざわざ骨董品のデュラエースFC-7410を調達して、ナローワイドチェーンリングとチタンシャフトBBを組み合わせ、700gを切る超軽量仕様だ。

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