E-BIKEには勝てず3位(非アシスト最上位) [南大阪サイクルロゲイニング大会]

チームCARACLE(シニア)の主要活動となりつつあるロゲイニング。再集計で降格となった信貴山サイクルロゲイニングの悔しさを払拭するべく、今回は南大阪サイクルロゲイニング大会にエントリーした。
TORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)で6:20に自宅を出走し、集合地の道の駅くろまろの里までは自走。勝手知ったる泉北の丘陵地帯を、乗り越えて南下していく。河内長野市に入った天野街道からは金剛山系がくっきりと拝め、朝から天気は上々だがすでに上りでは汗ばむ気温。最高気温は31度という予報でもあり、今日はまだ暑さに慣れていない50代のジジイの身体に過酷な戦いになりそうだ
7:20頃くろまろの里は到着すると、まだ主催者も受付ブース等の設営中だった。すでにO川さんと見送りの奥さんが到着して出走準備中。少し遅れてI井さんも車で到着。
8:00より受付開始。検温と手指の消毒をしてからチーム名を確認し、封印された地図とチェックポイント一覧を受け取る。指示される前に封印を開くと失格だ。
第一回だけあって、手作り感漂う大会バナーをバックに、出場するチームCARACLE3名で出走写真撮影。揃いのジャージは最近新調したもの。信貴山サイクルロゲイニングに参加したメンバーのうち技能実習生のライアンは一時帰国中なので、今回は出場しない。お陰で今回は40代、50代、60代の中高年選抜チーム(=ジジイ班)。
すでにかなり暑くなってきた8:35より開会式。主催の南大阪自転車推進委員会代表の岡本さん(ACT WITH代表)がご挨拶と正しいヘルメット着用方法などの安全講習。このイベントは周辺の自転車店や自転車愛好家がスタッフとなって企画し、河内長野市・富田林市・千早赤阪村の後援を受けて開催が実現した。
山坂は 初夏ぞ賑わい まさりける [鍋谷峠往復]

昨日も休みだったが、天候が今ひとつだったので週末トレーニングは今日に持ち越した。TORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)で6:18に自宅を出走し、近所のコンビニで友人と待ち合わせ。
ついつい話し込んで再出走が遅くなったが、気を取り直してひとまず鍋谷峠に向かう。が、スタート直後にトイレに原池公園に立ち寄った。後で調べたら、今日は公園内のくら寿司スタジアム堺で阪神×オリックスのファーム戦があるとのこと。写真を撮っておけばよかった。
朝は少し肌寒いが最低気温16度なのでさほどのことはなく、ニーウォーマーは不要だったかもしれない。少し霞んでいるが晴れて気温がどんどん上がってきた。南下していくと泉北1号線を越えた辺りで車両進入禁止の交通規制があったが、自転車は通ってよいとのことで引き続き進んでいく。櫻井神社の近くの片蔵交差点付近には沿道に人がたくさん並んでいた。
進んでいくと地車(だんじり)が曳行準備をしていた。規制看板には上神谷祭りとの記載があったが、これは恐らく秋の地車(だんじり)祭の使いまわし。先週も地車を2台見かけたが、検索してみると地車(だんじり)の入魂式とのことだった。これは、修理や新調した地車(だんじり)に魂を入れる儀式とのこと。泉州地域では初夏から秋の祭りに向けて、曳行や演奏の練習が本格的に始まるので、最初の景気付けという意味もあるだろうし、元々は豊作を祈る御田植祭の意味合いもあるのだろう。
国道170号線バイパスを越える槙尾中学校前のコンビニで休憩していると、スチールロードがやってきた。その際は会釈をしただけだったが、あとで鍋谷峠もお会いした。出発の際に数台のロードバイクがやって来て、挨拶を交わして入れ違い。
久々の峠越え100km [鍋谷峠-犬鳴峠]

前回も最後に記したが、本日も6:29出走だった。同じ5時に目覚ましを仕掛けているとはいえ、3回連続で分単位まで同じ時間に出走となった。少々不思議な偶然を感じながら、今日もTORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)で自宅を出走。
今日は一人旅だが、第1回南大阪サイクルロゲイニング大会に向けて、少しでも距離を走ってスタミナをつけておきたい。ひとまず鍋谷峠を越え、体調に問題がなければ犬鳴峠(通称)を越えて帰阪する、峠2発を交えた100kmライドを目指すことにした。
走り出してすぐの荒山公園前からは、行く手の和泉山脈がよく見えた。やや雲が多いが今はまだ晴れている。しだいに雲が多くなる予報だが、雨の心配はないだろう。気温は少し肌寒く、指切りグローブでは指が冷たく感じるほど。身体を動かせば暖まるし、すぐに気温も上がるだろうとそのまま走り続けた。
とは言え、少し身体が重く(このところホントに重くなったが)、脚がスムーズに回らない。ペースが上がらないままダラダラ走っていると、後ろから「久行さんおはよう!」と声を掛けられ、サイクルショップカワハラダの剛さんがスパッと抜いていった。速度差がありすぎて追いすがる気にもならず、すぐに前方に消えていった。剛さんは毎日のように開店前に鍋谷峠往復しているので、帰路にまた会うだろう。
重い身体に鞭打って先に進んだが、左ヒザに痛みが出てきた。一昨日、昨日と雨で電車通勤だったので、駅までと駅からランニングで身体を動かした。久々のランニングでヒザに負担が掛かったのだろうが、昨日から少し違和感があった。先行き不安な体調ではあるが、とにかく鍋谷峠に上ってから後のことを決めようと先に進む。逢阪トンネルを抜けると和泉山脈がだいぶ近づいてきた。
父鬼集落下の温度計は12度を表示。薄曇り状態で日差しが弱いこともあって、少し止まっていると肌寒い。
少しでも身体に活を入れようと缶コーヒを買って八坂神社でカフェイン注入。ホットが飲みたいところだが、すでに自販機はすべて冷たい飲料になっていた。
4年半振りの水越峠開通 [千早峠(金剛トンネル)-水越峠]

本日は6:29にTORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)で自宅を出走し、コンビニで近所の友人と待ち合わせ。
友人はGW中に主要コンポーネントをR9200系デュラエースに組み替えた。デュアルコントロールレバーの無線化でハンドル周りがスッキリしていることや、フロントディレイラーのDi2機構部がコンパクトになってこちらもスッキリしている。チェーンホイールはパワーメーター付きがまだ入手できないとのことで、ひとまずR9100クランクに12速用チェーンリングを組み合わせている。試走の感触ではブレーキのコントロール性が向上して、キャリパーブレーキ同様の微妙なブレーキングが可能で、下ハンでブレーキングしても怖くないとのこと。シマノは一世代前のR9100やR8000との互換性は無いとしており、機構に何らかの変更が加えられているのだろう。
今日は4/28に開通した水越峠を確認したいが、大阪側から上ると途中まで交通量の多い国道を走る必要があるので、あまり快適なルートではない。先日の南大阪サイクルロゲイニング大会の下見で体力低下を思い知らされたので、少し距離を伸ばしたいという思いもあった。そこで、千早峠(金剛トンネル)を越えて奈良県側に下り、帰路に奈良側から水越峠を越えることにした。両峠ともに南大阪サイクルロゲイニング大会の開催エリア内なので、下見にもなる。
朝のうちは少し肌寒かったが、爽やかな青空の下国道310号線で河内長野駅方面に向かう。今日はまあまあ脚が回ると思ったら、追い風だったせい? 石川を渡る駅裏の諸越橋からアタック開始。あとで水越峠も控えているのでやや抑えめだったが、序盤でロードバイクに道を譲られてしまい、抜いてしまうと追いつかれると恥ずかしいのでついついペースが上がる。序盤の観心寺手前の温度計は15度を表示しており、ヒルクライムにはちょうどよい気温だ。
スイッチが入ってしまい、気付けばほぼ全力アタック。途中で2台の自転車を抜いたが、うち1台は外装変速付きとはいえ、カゴ付きのシティサイクルだったのでびっくり。峠まで上るつもりなのかどうかは分からないが、実は一番脚力がある方だったかもしれない。一方で、最後集落石見川で少しタレてきたところで1台のロードバイクに「おはようございます」と声を掛けられすっと抜かれた。こちらも気合を入れ直して必死で追いすがったが、余裕を持って淡々走り続けている様子なのになかなか間が縮まらない。
抜かれた方にはジリジリ離され最後まで追いつけなかったが、終盤で別のロードをもう1台抜いてスパートを掛け、今年最高の心拍数189bpmまで上げて9:02に千早峠(金剛トンネル)到着。それでもタイムは47分55秒と、自己ベストの43分41秒には遠く及ばず、昨年のベストタイム45分44秒にもかなり差がある。冬場に低下した登坂能力が、さっぱり回復していないことを思い知らされる。多忙や悪天候でトレーニング不足になっていることが残念。
南大阪サイクルロゲイニング大会の下見 [河内長野・富田林・千早赤阪]

暫定ワン・ツーから後日再集計結果同点2位に降格となり、悔しい思いをした昨秋の信貴山サイクルロゲイニング。その際に第1回南大阪サイクルロゲイニング大会が開催されることをACT WITHの岡本さんに聞き、リベンジの機会にもなると、参加を申し込んだ。
ロゲイニングは多くの場合当日まで伏せられたチェックポイントを回り、ポイントごとに異なる点数を加算した合計を競うものだ。制限時間内にどのポイントをどういったコースで回るかという戦略が重要で、競技中もポイントごとの点数は公開されないこともある。そういう意味では「運」の要素も大きく、競技終了後の集計が終わるまで結果がわからない。とは言え、一般的に遠方や峠などの高標高ポイントは高得点になることが多いという傾向はあり、土地勘の有無も大きく影響する。徒歩(ランニング)で行う大会もあるが、これを自転車で行うのがサイクルロゲイニングだ。
5/29の大会前に、今日はポイントを予想しながら開催地域を走って、距離感や土地勘を把握しておくことにした。
6:29にTORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)で自宅を出走し、集合地に向かう。途中でトイレがてら狭山池に立ち寄り。今日は雲ひとつない快晴を映す水面が美しかったが、朝10度と結構寒い。
富田林の丘陵地帯を越えて、石川沿いのセブンイレブン富田林瀧谷不動店にやってきたら、すでに今回参加のO川さんが到着していた。南大阪サイクルラインに面していることから自転車乗りの来訪が多いコンビニだが、ちょうどBikeWorks回転木馬のチーム員の方々が休憩していた。同店の試乗会でお会いした方もおり、これから高野山まで走っていくとのこと。長距離だが、今日は気持ちのよいシチュエーションだろう。
I井さんも到着して第1回南大阪サイクルロゲイニング大会に参加するCARACLE-COZ勢ぞろい。信貴山サイクルロゲイニングで一緒に走ったフィリピン人ライアンは約2ヶ月間の一時帰国中なので、今日も本番も不参加だ。ソロ参加ができないのは5/29南大阪も前回信貴山も同じだが、信貴山では2人ずつ2チームに分けて、トラブル発生時に別行動が取れるようにした。今回は3人なので2つに分けることはできず、1チームで参戦となる。
開催エリアが河内長野市、富田林市、千早赤阪村の3市町村となるとかなり広い。初開催とあって参考となる前回の情報もないが、一般的に、文化財として価値のある寺社仏閣などの歴史遺産やその関連施設(歴史館、宝物館)、峠や景観の良い景勝地、大きな公園や開催自治体の施設(博物館、美術館、市民会館、文化センター、スポーツ施設、自然公園)、道の駅や農産物即売所、協賛業者の店舗(特に飲食店)や施設がポイントになることが多い。知る人ぞ知る小さな祠や地蔵尊、戦争遺産、現代アートなどがポイントになる例もある。
とは言え、例えば府境の舗装された峠だけでも蔵王峠、紀見峠、千早峠(金剛トンネル)、水越峠があり、どれもかなりの時間を要する。府境ではないが、金剛山ロープウェイ乗り場や嶽山、岩湧山などのヒルクライムポイントもある。ダートの平石峠や、4/28まで通行止めだった蔵王峠と水越峠は主催者も試走できなかったので外してよいかとも思うが、それでも6時間の制限時間でいくつも上れるものではない。初心者やファミリー層が楽しめるようにするために平地のポイントも多いだろう、と考えると対象候補は山のようにある。
コンビニ店頭での作戦会議もなかなか方向性がまとまらなかったが、まずは開催エリアの端っこになる河内長野駅より西側地域で日本遺産の天野山金剛寺や、自転車乗りの多い滝畑ダムが有力、関西サイクルスポーツセンターもわかりやすいポイントだ、ということで、まずはスタート地点の道の駅 奥河内くろまろの郷を絡めて周辺を回ってみることにした。
土地勘のある私が先導して、できるだけエリアの西端に近いコースを辿ることにした。中でもできるだけ史跡の多い旧街道を優先し、石川を渡ってまずは東高野街道を通ったが、わずかな距離でもいくつも祠や地蔵尊、古い道標などがあり、無数の候補に気が遠くなる。
東高野街道から外れて石川の河岸段丘を駆け上がる坂道の横には、錦織公園。ここもポイントになる可能性があるだろう。
南海高野線と国道310号線を渡り、西高野街道に入る。道沿いには過去のスタンプラリー系イベントで対象になったものだけでもいくつもの寺社や史跡がある。画像は西高野街道と中高野街道の合流点。現代の解説看板も立っているが、古くからの道標もポイントになりうる? 画像には写っていないが反対側の地蔵もスタンプラリーのポイントになったことがある。