南大阪サイクルロゲイニング大会の下見 [河内長野・富田林・千早赤阪]

暫定ワン・ツーから後日再集計結果同点2位に降格となり、悔しい思いをした昨秋の信貴山サイクルロゲイニング。その際に第1回南大阪サイクルロゲイニング大会が開催されることをACT WITHの岡本さんに聞き、リベンジの機会にもなると、参加を申し込んだ。

ロゲイニングは多くの場合当日まで伏せられたチェックポイントを回り、ポイントごとに異なる点数を加算した合計を競うものだ。制限時間内にどのポイントをどういったコースで回るかという戦略が重要で、競技中もポイントごとの点数は公開されないこともある。そういう意味では「運」の要素も大きく、競技終了後の集計が終わるまで結果がわからない。とは言え、一般的に遠方や峠などの高標高ポイントは高得点になることが多いという傾向はあり、土地勘の有無も大きく影響する。徒歩(ランニング)で行う大会もあるが、これを自転車で行うのがサイクルロゲイニングだ。

5/29の大会前に、今日はポイントを予想しながら開催地域を走って、距離感や土地勘を把握しておくことにした。

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6:29にTORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)で自宅を出走し、集合地に向かう。途中でトイレがてら狭山池に立ち寄り。今日は雲ひとつない快晴を映す水面が美しかったが、朝10度と結構寒い。

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富田林の丘陵地帯を越えて、石川沿いのセブンイレブン富田林瀧谷不動店にやってきたら、すでに今回参加のO川さんが到着していた。南大阪サイクルラインに面していることから自転車乗りの来訪が多いコンビニだが、ちょうどBikeWorks回転木馬のチーム員の方々が休憩していた。同店の試乗会でお会いした方もおり、これから高野山まで走っていくとのこと。長距離だが、今日は気持ちのよいシチュエーションだろう。

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I井さんも到着して第1回南大阪サイクルロゲイニング大会に参加するCARACLE-COZ勢ぞろい。信貴山サイクルロゲイニングで一緒に走ったフィリピン人ライアンは約2ヶ月間の一時帰国中なので、今日も本番も不参加だ。ソロ参加ができないのは5/29南大阪も前回信貴山も同じだが、信貴山では2人ずつ2チームに分けて、トラブル発生時に別行動が取れるようにした。今回は3人なので2つに分けることはできず、1チームで参戦となる。

開催エリアが河内長野市、富田林市、千早赤阪村の3市町村となるとかなり広い。初開催とあって参考となる前回の情報もないが、一般的に、文化財として価値のある寺社仏閣などの歴史遺産やその関連施設(歴史館、宝物館)、峠や景観の良い景勝地、大きな公園や開催自治体の施設(博物館、美術館、市民会館、文化センター、スポーツ施設、自然公園)、道の駅や農産物即売所、協賛業者の店舗(特に飲食店)や施設がポイントになることが多い。知る人ぞ知る小さな祠や地蔵尊、戦争遺産、現代アートなどがポイントになる例もある。

とは言え、例えば府境の舗装された峠だけでも蔵王峠、紀見峠、千早峠(金剛トンネル)、水越峠があり、どれもかなりの時間を要する。府境ではないが、金剛山ロープウェイ乗り場や嶽山、岩湧山などのヒルクライムポイントもある。ダートの平石峠や、4/28まで通行止めだった蔵王峠と水越峠は主催者も試走できなかったので外してよいかとも思うが、それでも6時間の制限時間でいくつも上れるものではない。初心者やファミリー層が楽しめるようにするために平地のポイントも多いだろう、と考えると対象候補は山のようにある。

コンビニ店頭での作戦会議もなかなか方向性がまとまらなかったが、まずは開催エリアの端っこになる河内長野駅より西側地域で日本遺産の天野山金剛寺や、自転車乗りの多い滝畑ダムが有力、関西サイクルスポーツセンターもわかりやすいポイントだ、ということで、まずはスタート地点の道の駅 奥河内くろまろの郷を絡めて周辺を回ってみることにした。

土地勘のある私が先導して、できるだけエリアの西端に近いコースを辿ることにした。中でもできるだけ史跡の多い旧街道を優先し、石川を渡ってまずは東高野街道を通ったが、わずかな距離でもいくつも祠や地蔵尊、古い道標などがあり、無数の候補に気が遠くなる。

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東高野街道から外れて石川の河岸段丘を駆け上がる坂道の横には、錦織公園。ここもポイントになる可能性があるだろう。

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南海高野線と国道310号線を渡り、西高野街道に入る。道沿いには過去のスタンプラリー系イベントで対象になったものだけでもいくつもの寺社や史跡がある。画像は西高野街道と中高野街道の合流点。現代の解説看板も立っているが、古くからの道標もポイントになりうる? 画像には写っていないが反対側の地蔵もスタンプラリーのポイントになったことがある。

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西・中高野街道合流点から高野街道でない西寄りの道に入って少し進むと愉快・爽快・空海ウォーク デジタルスタンプラリーでポイントになった盛松寺。弘法大師ゆかりのこのお寺もポイントになる可能性はある。

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その先の寺ヶ池公園も今日は青空と新緑に囲まれ、紀泉山脈を見晴らしてなかなかの絶景。住宅街のすぐ横にこんな風景のある河内長野は全く油断ならない(笑)。

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国道170号線(大阪外環状線)に出て、道の駅 奥河内くろまろの郷に到着。9時近くになりそろそろ気温が上がってきたので、私とO川さんはアームウォーマーやレッグウォーマーを外してショート上下になった。本番ではここがスタート&ゴール地点になる。石川を挟んで大阪府立花の文化園と隣接しており、ここが小手調べポイントに設定される可能性があるだろう。

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9時に開店した売店で開催地域の特産品をチェック。これらの製造業者がスポンサーになって、チェックポイントになる可能性もあるだろう。貼られたポスターには日本遺産として天野山金剛寺と観心寺が挙げられ、重要文化財として延命寺と岩湧寺も並んでいた。岩湧山は滝畑ダム方面と天見方面を繋ぐ山道もあるが、経路があまりに過酷なので事故が起きかねず、採用の可能性は低い。延命寺は観心寺に近いし、可能性は高い。・・・と、真剣にロゲイニングの情報収集ばかりしていたわけではなく、開催地域外の土産物をネタに話が弾んだりと、あまり真剣味はない。天気が良すぎてもう一つやる気が上がらず、そこらで昼寝したい気分だ。

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これから店の少ないエリアなので、パン屋や農協の販売所やマルシェを物色したが、準備中や開店直後で手頃なものが見つからない。止む無く国道170号線に戻って、コンビニで昼食(?)を買い出し。休憩や寄り道ばかりでなかなかロゲイニングのシミュレーションは進まない。

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まず確実にポイントが設定される滝畑ダムに向かう途中で、高向神社に立ち寄り。市指定文化財であり、風格のある佇まい。ここもそれなりに可能性があるだろう。

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滝畑ダムに向かう府道218号線は道幅が狭く日陰がちだが、お陰で交通量が少なく涼しい。無駄なアップダウンがないので、自転車なら関西サイクルスポーツセンターの前を通るメインルートより断然楽だ。

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ダムサイトに上る急坂を上り切ると、トンネルの先でダム湖沿いに出る。ダムサイトは帰路に寄ることにして素通りし、ポイントになりそうな旧梶谷家住宅に立ち寄ったが、ダム湖沿いの府道から結構上らされる。秋冬に約2kg増量した体重がコタえる。

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O川さんいわく「トトロの家」で、薄暗い隅っこからまっくろくろすけが出てきそうな佇まいだった。10時過ぎだったが、小腹がすいてきたので先ほどコンビニで買ってきたパンを齧っていると、O川さんもざるそば弁当を広げだした。結局、ここで早めの昼食(?)となった(たぶん屋敷内は飲食禁止だと思うので、外のベンチで)。

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居心地がよく、結局1時間近くの長居となったが、重い腰を上げて再出走。ダム湖の一番奥まで行ってみたが、観光センター付近は車が渋滞しており、なかなか前に進めないほど。コロナ禍前は毎年のことだったが、GW以降の週末は周辺で川遊びする人がどっと押し寄せる。この奥の渓流沿いに光滝や光滝寺といった観光名所もあるが、5/31も渋滞する可能性が高く、効率が悪く危険なこの奥をスポットにする可能性は低いと判断。ここで引き換えした。

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帰路はダム湖の反対側の遊歩道を通った。木立ちが多くて景観はもうひとつだが、車が通らないのでリラックスして走れる。

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ダムサイトへ到着。この付近もポイントになる可能性があるだろう。晴れて景観が良いが、今日は水位が低く、湖底がかなり露出していたのが玉にキズ。

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ダムサイトからは車のメインルートである二車線道路(市道)で麓に下りるが、一度かなり上らされるので楽な道ではない。ピークを超えると急坂を一気に下っていくが、途中にあるのが関西サイクルスポーツセンター。自転車のイベントなのだから、ここもかなりの有力候補だ。とは言え、特に逆ルートでここまでたどり着けるのは、それなりの健脚の持ち主だけなので、微妙なところもある。

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下りきった突き当りが天野山金剛寺。古くから女人高野として知られ、ここに至る道が天野街道と呼ばれるほど。現在は世界遺産構成文化財でもあり、観心寺と並んで当確ポイントだ。

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国道170号線内側の天野街道沿いなど、周辺には寺社や道標、祠などがいくつもある。とは言え、金剛寺ほどの重要ポイントは見当たらないので。ここから国道170号線旧道で河内長野駅方面に向かった。もしポイントがあっても、この辺りは土地勘があるので何とかなるだろう。河内長野駅が近づいたところで目に入った西代神社もなかなかの風格で、気になるところ。ホントにキリがない。

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河内長野駅前に到着したのは正午過ぎ。さっき昼食を食べたような気もするが、作戦会議がてら中華料理店に入って、また食事。大して走ってないのに、完全にオーバーカロリー。

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ここからは、高野街道沿いに三日市方面に向かい、延命寺を経て観心寺まで行くことにした。まずは駅至近の長野神社。秋には周辺の地車が宮入して賑わう神社で、そそり立つかやのきが見事。

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坂を下っていくと、天野酒を製造している西條合資会社がある。以前から地域イベントには積極的に協力している蔵元で、私もスタンプラリーの賞品として天野酒の一升瓶を頂いたことがある。

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自転車乗りにも好意的で、向かいの旧社屋(文化庁指定有形文化財)前にはサイクルラックが置かれている。今回も協賛して、立ち寄りポイントになる可能性があるだろう。

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高野街道は石川を渡ると、国道371号線まで上る激坂が立ちはだかる。

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何とか上りきって国道310号線を渡るとまた激坂で、「別久坂(びっくざか)」と看板が立っていた。読みの面白さについ停車したが、急坂で停車すると再出走が難しいので仲間から悲鳴が・・・。

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引き続き高野街道を進み、傾斜が落ち着いた先にあるのが烏帽子形八幡神社。ここも重要文化財の本殿を持ち、この山が楠木正成勢の城であったとのこと。山の違う斜面にはプールもある烏帽子形公園があり、どちらかがポイントになる可能性もあるだろう。

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高野街道沿いには歴史ある寺社や祠があちこちにあるので、いい加減頭が混乱してくる。

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再び国道317号線を渡り、歴史ある家屋が立ち並ぶ三日市の街並みの中に旧三日市交番がある。木造駐在所跡を歴史・文化の情報発信の拠点として整備しており、今日もボランティアらしきスタッフが見学を勧めてくれた。さすがにこれ以上のんびりするのもマズいので、今日はご遠慮したが、以前と展示を入れ替えているという話なので、また覗いてみたい。

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こちらは八木家住宅。個人宅なので外観のみの見学ポイントだが、こんな建物がいくつも並んでいる。

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三日市駅前から府道214号線に入って延命寺に向かう。石見川に沿った道は交通量が少なく、傾斜も緩く、花や緑に溢れた参道らしい風情があって快適な自転車ルートだ。

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13:30頃に延命寺に到着したら、門前は新緑と苔で黄緑一色。ちょくちょく訪れる私も見惚れる景観だった。

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境内もつつじなどの花が咲き、新緑が美しい。重文や天然記念物があるこの寺も、かなり有力なポイント候補だろう。

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先を急ぐはずが、蓮池の案内図を見て階段を上がり、蓮のない蓮池にちょっとがっかり、などとまたものんびり。再出発して以前通ったことのある観心寺への近道に入ったが、落ち葉や小枝が散乱して、記憶よりかなり荒れていた。ちょっとした上りだったはずが、結構キツかったのも脚力低下を思い知らされた。

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山道から国道310号線に出て、ちょうど14時に観心寺へ到着。今日はかなりの参拝客が訪れていた。天野山金剛寺と並ぶ日本遺産であり、ここも当確だろう。

ここらどうするか、再度作戦会議。千早赤阪村を目指して北上することは確定的だが、石川沿いの平野部、ひとつ山手の佐備川沿い、さらに上のグリーンロード、さらに上の新千早トンネルといった経路が考えられる。その中で千早赤阪村のスポットへ向かいやすく、候補が多い佐備川沿いルートを進むことにした。府道209号線に入ってひと上りして、小吹台の入口があるピークを越えると富田林市に入る。

甘南備地区を下っていき、そのまま進めば嶽山に上るオレンジラインや城山オレンジ園といった観光名所もあるが、休憩ばかりだったのに結構疲れているし、時間的にも割愛。

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サバーファーム(富田林市農業公園)に向かう道に入ると、田んぼに一面のレンゲ。気付けば田植えも近い。

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途中から結構登らされたが、急坂の途中にサバーファームの入り口。ここもポイント候補だ。

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さらに上っていくと富田林市立総合スポーツ公園。こうした公共施設も有力候補地だ。

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もうひと上りすると千早赤阪村に入って、丁字路に突き当たったところが千早赤阪村B&G海洋センター。千早赤阪村が運営しているようで、ここもスポーツを中心にした公共施設と考えてよいだろう。

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左折して下っていくと府道705号線に合流し、消防署の脇から用水路に沿った細道に入っていくと下赤阪の棚田。まだ水を張っていないが本番の頃には田植時かもしれない。ここもかなり有力なポイント候補だ。

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棚田を見下ろすこの地点は下赤坂城址でもある。石碑が立っているだけだが、見晴らしの良い場所だ。

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消防署まで戻って府道府道705号線を下り、千早赤阪村役場のそばで千早川を渡ってひと上り。楠木正成産湯の井戸へやって来た。田んぼの間の土道を押していくと、武者人形がお出迎え。楠木正成が藁人形を立てて手勢が多いように見せた故事にあやかっているのかもしれないが、ほぼ落ち武者の亡霊状態で暗くなってきたら会いたくない・・・。しかもこの先は台風被害で立入禁止とのこと。ここはポイントにならないだろう。

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この向かいにあるのが道の駅ちはやあかさか。実は開催エリアの3市村には道の駅が2つしか無い。もうひとつはスタート&ゴール地点の奥河内くろまろの郷なので、ここはかなりの有力ポイントだ。大阪府で最初にできた道の駅という話題性もある。仲間2人が変わった自販機があると教えてくれたが、聞いたことの無いブランドの飲料が並び、しかも一般的な価格より高い。美味しいのかというと、以前飲んだ二人によるともう一つとのこと(^_^;)。その時は怪しいボッタクリ自販機と思ってしまったが、後で調べるとオーガニック原料や無農薬にこだわった食品を製造する光食品の製品とのこと。失礼しました。

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そこから少し上って建水分神社(通称 水分神社)。さすがに伝説の類だが、紀元前92年創建と伝わる歴史ある水神だ。この時点で15時を過ぎ、もうくたくたなので、本日の下見はここで終了することにした。

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少し下ったところでO川さんとお別れし、森屋でI井さんともお別れして本日は解散。本番まで、各自でトレーニングと研究に努めることになる。

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帰路は瀧谷不動尊の前を通った。日本三大不動のひとつとも言われるこちらも、富田林市のポイント有力候補だ。今日のポイント候補巡りはこれで本当にお終いにして、16:24に帰宅した。丸一日掛けても回れた範囲は知れており、開催エリアの広さを痛感した。今日は休憩の多いのんびりペースだったし、距離は88km程度。しかも、府境の峠など高標高ポイントは上らなかったのに、帰宅する頃にはボロボロに疲れ切ってしまった。冬場に体力が低下したまま回復できていないことを思い知らされて、焦りを感じる。

もはや本番まで1ヶ月もないのでできることは限られるが、できるだけトレーニングと減量に努めよう。そして実走と机上で、できるだけシミュレーションを重ねることだ。不安もあるが、初めての大会は楽しみだ。最終的には当日配られるマップを見ながら作戦を錬ることになるが、難易度と天気が丁度良いことを祈る。

■STRAVA

南大阪サイクルロゲイニング大会の下見 [河内長野・富田林・千早赤阪] | ライド | Strava

■Ride with GPS

南大阪サイクルロゲイニング大会の下見 [河内長野・富田林・千早赤阪] – でのサイクリング 堺市, 近畿地方

■CyclemeterGPS

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CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2022/05/04 6:29:05
 自転車完了: 2022/05/04 16:24:34
 バイクタイム: 4:04:55
 停止時間: 5:50:28
 距離: 88.46 km
 平均スピード: 21.67 km/h
 登り: 894 m
 カロリー: 2736 kcal
 平均心拍数: 126 bpm
 最大心拍数: 177 bpm
 平均ペダルペース:  55 rpm
 最高ペダルペース: 145 rpm
 今月の走行距離:  112 km
 今年の走行距離: 3008 km
 先月の走行距離:  653 km
 昨年の走行距離: 8954 km


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