しまなみ海道ツーリングPart3(2日目)

しまなみ海道ツーリングPart2(1日目) からの続き

今日は、しまなみツーリングレポート第三弾。四国に上陸して、尾道三部作(意味不明)完結だ。

伯方島有津の「民宿うずしお」さんで明けた5/15。せっかくなので(またこのパターンだが)、朝は5時に起床し、周辺を散歩してみた。今回は徒歩だ。同学年で同部屋のみわっちさん、A本さんと連れだって宿を出ようとしたら、新メンバーSさんも散歩に出るところだったので、ご一緒した。

110515_055104110515_055206 東に向かって海沿いをぷらぷら歩いていると、この階段があった(西明寺?)。眺望が良さそうだと境内まで上ってみると、予想通り早朝の入り江を見下ろすいい景色だった。

110515_055812110515_060334110515_061756 その後もぷらぷらと海沿いを進み、浮桟橋の上に行ってみたりしながら、しばし散策。自然の中の穏やかな風景に、「こんな所で暮らしたいなあ」と、皆でしばし現実逃避。

宿に戻って、朝食。他の宿泊客のご飯まで完食してしまいかねない勢いで、皆のお代わりが続いた。私もお代わりを2回。これでも、今日のヒルクライムに備えて、抑えたのだ。

110515_084414110515_084550
110515_085038110515_085156 9時出走の予定だったが、旅慣れた連中は早めに集まりだした。宿の前で記念撮影をして少し早めに出走。

110515_085852110515_085908 まずは昨日来た道を引き返す。

110515_090024110515_090040 疲れていた昨日は素通りした展望所に立ち寄る。これから渡る伯方・大島大橋が一望できる。多少黄砂で霞んでいるが、今日もよく晴れている。

110515_091028110515_091212
110515_091242110515_091254 続いて、昨日閉まっていたマリンオアシス伯方を再訪。今日は開いていたので、さっそくソフトクリームを売っている売店に押しかけた。回転早々に十数人も並び、店の方も驚いた様子。

110515_091414110515_093510 今度は無事に名物の「伯方の塩ソフトクリーム」をゲットできた。お味はというと、普通のバニラソフトに比べると味にコクがあって、まるでみたらし団子のしょうゆダレのような風味がする。なかなかの逸品だ。

110515_094858110515_095804 2回も下をくぐった伯方・大島大橋をようやく渡って、しまなみ海道最後の島、大島へ。海沿いは、今日も向かい風が強く走りづらい。

110515_101350110515_101428 宮窪からR317で内陸に向かうと、いきなり峠上り。風はマシになるが、だらだら坂が結構長く続く。こんな峠の繰り返しだとペースが上がらないのではと心配したが、その後は平坦な道が続いた。

110515_103726 大島南ICの手前で、一旦停止。カープファンのサムさんの後ろでは鯉のぼりが泳いでいる。この辺りではこどもの日が過ぎても鯉のぼりを上げ続けているようだ。

110515_104030 ここで2グループに分け、一方のグループは寄り道して亀老山に上る。坂好きの私はもちろん亀老山グループ。個人的には今回のツーリングのメインイベントと言ってもいい。

110515_104040110515_104646 アプローチから、微妙な鍔迫り合いをしながら進み、先頭グループは頂上までの一本道に入ったところでアタック開始。結構な急傾斜で、序盤から苦しい。

110515_104654 MTBのあきひろさんは、まもなく王滝( http://www.powersports.co.jp/sda/11_otaki_bike/ )出場を控える健脚。「去年より調子が悪い。王滝やめようかな」といいながらも、先頭を引く。それに続いて私やhiroshi-y( http://blogs.yahoo.co.jp/hiroshi_y_tamarun )さん、Y上さんの合計4人が先頭グループ。四十代は私一人で、あとは三十代以下の若手となれば苦しい戦いだが、私も踏ん張る。

一番の健脚と思われるハスタ( http://ameblo.jp/hasta-manana39/ )さんの姿が見えないが、今日松山まで走るとのことだったので、どうやらバトルモードではないらしい。これはチャンスと心拍数170前後まで上げて、若手3人とのバトルがヒートアップ。

hiroshi-yさんとY上さんは徐々に後退し、「残り1000m」の看板付近であきひろさんも振り切る(みんな、単に年長者に譲ってくれただけか?)。よし、行ける! 今日くらいは私がトップをもらう、と思った「残り500m」の看板付近。バックミラーに自転車の姿が見えた。やばい、あきひろさんがスパートをかけてきたか?

私も全力でスパートをかけ、心拍数は180に達した。次の瞬間、ものすごいスピードで追い越していく自転車。あれっ、ハスタさん、いつの間に・・・。

とても追いすがれないスピードに、早々に戦意を喪失。大人げも無く、本気で挑んだ亀老山ヒルクライムは惨敗で終わった。二番手で亀老山頂上の駐車場に到着したが、吐き気でしばらく動きが取れない。お茶碗2杯も食べて、全力ヒルクライムはムチャだったようだ。

110515_110006110515_110008
110515_110158 若手3人も次々ゴール。

110515_110540110515_111142
110515_111318110515_111356 少し間が開いて、非バトルモードのお歴々もゴール。聞けば、メンバーの一人にギアがインナーに落ちないトラブルが起き、ハスタさんはそのフォローをしてからアタックをかけ、「ありえない立ちこぎで消えていった」とのこと・・・。脱帽だ。

110515_110110 駐車場に、レンタサイクルのママチャリがあったこともびっくりしたが、恐らく押して上ってきたのだろう。もっと驚いたのは固定ギアのピストが止まっていたこと。うーむ、すごい脚だ。

110515_111814110515_111838 全員ゴールしたところで、展望台に上った。大島最南端、標高308メートルの亀老山頂からは、これから渡る来島海峡大橋をはじめ瀬戸内海や四国の山々が一望できる絶景が拝めた。

110515_111850 風が強く、汗に濡れた身体にはかなり寒い。髪も逆立つ強風だったが、ほぼスキンヘッドのK野さんまで「髪型が乱れる」と発言し、皆爆笑。

110515_113238110515_113304 下り始めてすぐ、来島海峡を見下ろす展望スペースが並ぶポイントがあった。皆、行動は同じで、自分の自転車をスペースに納めて写真撮影(もちろん、私も)。

110515_114912110515_114918
110515_115122110515_115438 気持ちのいいダウンヒルを終え、亀老山に上らず直進したグループを追走。合流地点、道の駅「よしうみいきいき館」はかなりの混雑しており、正午近かったが、昼食前に来島海峡大橋を渡ることにした。

110515_120008110515_120226 最後にして最長の来島海峡大橋は、アプローチ道路もダイナミックなループになっている。

110515_120432 橋上に上がると、さすがの絶景。眼下の来島海峡は、激しい潮流が流れているが、多くの船が行き交っている。強い向かい風ながらも、最後と思えば気合も入る。

110515_121512110515_121516 4km以上も続く橋の中ほど、馬島上に料金所がある。橋上はレンタサイクルの家族連れをはじめ、実にたくさんの自転車が走っており、あいさつするのが大変なほどだった。

110515_122542 長い海上通行を終え、またループ道を降りると四国に上陸。

110515_122734110515_122750 12:30頃、今治サイクリングターミナル「サンライズ糸山」に到着。橋上で出会った自転車の中にはここで借りた人も多かったのだろう。

110515_123040 何と、こんな高級ロードバイクもレンタル対象とのこと。満車の駐車場にごった返す館内から予想はできたが、レストランは満席でかなり待つことになりそう。そこで、さらに先に進むことにした。

110515_130258110515_130454 ここまでくれば、ゴールの今治駅まであと5kmちょい。途中にめぼしい飲食店も見当たらなかったので、結局昼食前に今治駅まで走りきった。時刻は13時ごろ。無事に走りきって、皆リラックスした表情だ。

110515_131050110515_131148
110515_133550 ゴールして、まずは駅内にある食堂で遅めの昼食。昨日はタコ飯だったが、今日は鯛めし。

食べ終わったら、多くのメンバーは輪行開始。ここからは、三々五々帰路についた。JRの特急で東京方面まで帰る人も多いが、松山でもう一泊するハスタさんや、親族が迎えに来る人もいる。

私を含めた5人は高速バスでしまなみ海道を逆走して福山まで向かった。最近は自転車積載を断る高速バスも多いが、この路線は積載可能であることを事前に電話で確認済み。とは言え、一度に積める台数に限りがあると思われたので、輪行袋をかかえた3名は早めの便の列に並んだ。

110515_160228 気持ちよく自転車を載せてくれたバスに乗ると、あっという間に走ってきたルートを引き返していき、16時ごろ福山に到着。

あきひろさんは、次に乗れる新幹線で出発。私とみわっちさんは「こだま指定席往復きっぷ」で18時過ぎのこだまの指定席を取っていたので変更もできず、2時間ばかり時間が空いた。

110515_162936110515_163136 そこで、駅に輪行袋を置いて、福山城を見物。天守閣には登らなかったが、本丸の広場でのんびり。

110515_165448 そうこうするうちに、次のバスでK野さんとA本さんが到着したので合流した。彼らは宅配便で自転車を送る手続きをしていたので、一本遅い便に乗ったのだ。

110515_171259 駅前の居酒屋で30分ばかり、反省会(打ち上げ?)。今回は皆、満足度の高いツーリングだったようだ。個人的にはパンク4連発が不本意だが・・・。早くも、次回の候補地も飛び出すが、さてさて来年はどうなることやら。

110515_180258 短時間ながらも生中を2杯空け、18時過ぎにみわっちさん、A本さんと同じ新幹線に乗って福山を後にした。ただ、A本さんは近くに席が確保できず、離れ離れ。K野さんは、夜行高速バスで東京に戻るとのことで、スーパー銭湯でのんびりするとのことだった。

皆の現在地を知らせるメールが次々届く中、我々も新大阪に到着。みわっちさん、A本さんと別れて地下鉄に乗り込んだ。帰宅したのは21:30頃。

こうして、筋肉と肝臓に負担をかける3日間が終わった。3日連続のツーリングは、十数年ぶりだったと思う。亀老山でもムリもたたってさすがに疲れたが、学生時代の合宿を思い出させるとても楽しい時間だった。

多くのメンバーと再会するのは、8月末のノリクラだ。その日を楽しみにまたトレーニングに励んでいこう。

■コースマップ

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeter( http://www.abvio.com/cyclemeter/ )の記録
 スタート: 2011/05/15 8:50:55
 完了: 2011/05/15 13:03:09
 バイクタイム: 2:17:49
 停止時間: 1:54:25
 距離: 38.95km
 平均スピード: 時速 16.96 km
 最高スピード: 時速 43.47 km
 登り: 528 メートル
 カロリー:  648 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 40.6km
 消費カロリー:1389.0kcal
 計測時間:4:11:44
 平均心拍数:105
 最大心拍数:180
 平均速度:16.1km/h
 最高速度:43.8km/h
 平均ケイデンス: 72
 最大ケイデンス:104
 心拍数ターゲットゾーン:040-152
 ターゲットゾーン以下時間:0:38:24
 ターゲットゾーン内時間:3:16:23
 ターゲットゾーン以上時間:0:16:57
 走行時間:2:30:40
 累計走行距離:1583.1 km(2010年12月10日より)

■本日のフォトアルバム

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


しまなみ海道ツーリングPart2(1日目)

110513しまなみ海道ツーリングPart1(前日) からの続き

いよいよ今日5/14からしまなみ海道本番。と、その前に、せっかく尾道に泊まったので、自転車でブラブラしてみた。

110514_064546 ホテルのすぐ前の海はきれいな紺碧色。東を向くと朝日でキラキラ光っている。ここからどちらに向かうか迷ったが、早朝なので観光施設は開いていないだろう。そこで市街地を見下ろす千光寺公園まで上ってみることにした。

110514_070348 コンビニでパンを買って、西北側から回り込む車道をひと上り。20数年前にも上ったことがあるはずだが、ほとんど記憶はない。荷物を下ろし身軽なのだがなかなかハードな坂道だった。

110514_074242 千光寺公園にたどり着くと、尾道市街地と海峡、そしてしまなみ海道の島々が見下ろせる絶景。20数年前の記憶がようやく甦ってきた。

朝食のパンを食べながらしばし景色を楽しみ、さて帰路をどうするか。地図ソフトを眺めていると市街地側にも山頂のすぐ下まで民家が迫っており、車道らしき道もある。ちょっとだけ階段を担ぎ下ろせば近道できるし、往路と違う道を楽しめるかもしれない。

110514_074644 そんな訳で千光寺境内をかすめ、名勝を楽しみながら押し&担ぎで降りていった。ところが、階段や細い急坂が続き、なかなか乗車できる道は現れない。結局、JR山陽本線のすぐ裏まで押し&担ぎが続き、出発前から持病の腰に負担を掛ける結果になった。尾道の坂をなめていたことを反省。お陰で時間をロスしてしまい、もう尾道散歩を楽しむ余裕もなくなってしまった。

110514_083258110514_083808 急いでホテルに帰って出走準備を終え、尾道駅へ。すでに仲間たちがほとんど揃っていた。このメンバーは学生時代に親交のあった関東や関西の大学サイクリング部出身者を中心に、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に出場するようになったのが始まり。そのうちその友達や家族が芋づる式に繋がって、気が付けば毎年数十人も同宿するようになっている。さらには、今回のようにノリクラ以外のイベントまで立ち上げるようになってしまった。アラフォー世代が多いが、20~30代の若手も加わっている。

110514_083846110514_083958 今回は総勢13人が関東近辺や名古屋、関西から集まった。尾道前泊組以外は寝台特急や新幹線で駆けつけた。出自が様々なら自転車も様々。ロードバイク系車種が多いが、マウンテンバイクや私のようなツーリング車も加わっている。さらに今回は、女性も2人加わっている。

110514_084040110514_084306 再会や初対面のあいさつをしながら、準備を進め、出走写真撮影、コース決定や班分け、走行の注意等を行った。ちなみに、コースの詳細は昨晩の前夜祭で決めるはずだったが、ほとんどバカ話で終わってしまい、結局当日の朝決める始末。

110514_084532110514_085642 まったく、私を筆頭にいい加減な連中である(^^;。さらにいい加減なのは、大まかにコースを決めたと言っても「後は流れでテキトーに」という締めであった。まあ、団体ツーリングにはトラブルがつきもので、詳細に決めてもその通りにならないし、主要メンバーはトラブルに対処できる経験がある。もっとも、私自身がトラブルの爆心地になるとは、この時点では思いもしなかった。

110514_085808110514_085812
110514_085814 予定より少し早く、9時前には尾道駅を出走。

110514_090002110514_090114 まずは昨日と逆に向島に渡る。「『さびしんぼう』で富田靖子が渡ったんですよね」なんて話をしていると渡船はすぐに向島へ。20数年前には尾道大橋を渡って向島との間を行き来したので、個人的にはこの渡船に乗ったのは昨日が初めてだった。これで、両ルートとも走破(?)したことになる。

110514_090950110514_092330 上陸後は本格的に走り出す。基本的にはサイクリングロードとして路上に青いラインが引かれているので迷うことはない。人家の多い尾道側の中心地を抜けて、島の西側の海岸線に出ると、瀬戸内の島々が見渡せる風景が広がる。ただ、向かい風でペースはなかなか上がらない。

110514_093124110514_093212

これから渡る因島大橋が見えてくる。展望スポットで撮影タイム。

110514_094258110514_094356
110514_094422110514_094504 因島大橋をくぐる地点でまた小休止。

110514_095554110514_095748 アプローチ道路をひと上りして、因島大橋を渡る。二階建て構造の下層が自転車歩行者用道路になっている。橋上から見下ろす海は、やはり絶景。

110514_100832110514_101616 因島に上陸してすぐ、私の提案で「はっさく屋( http://0845.boo.jp/hassaku/ )」に寄り道した。最近テレビ番組でも取り上げられ、気になっていた因島名物「はっさく大福」を皆で食べようというプランだ。ところが、皆に坂を上らせたにも関わらず、まだ10時過ぎだというのに、はっさく大福はすでに完売・・・。テレビ放映の効果だろうか? 皆からは「だまされた!」と、ブーイングの嵐(^^;。

110514_101944 平謝りして、先に進む。因島は石工が盛んらしく、こんな彫像も・・・。

110514_103536110514_103758 さらに先に進むと、先の班が停まっていた。道路沿いのコンビニ風店舗で、はっさく大福を販売しているのを発見してくれたのだ。「何だ、坂を上らなくてもよかったじゃん」とのコメントを聞くことにはなったが、お目当てのはっさく大福はスポーツ中の間食に最適の甘酸っぱさ。日持ちするなら持ち帰りたい美味しさだった。

再出発して低い峠を越え、海沿いの道に出ると、これから渡る生口橋が見えてくる。橋の下をくぐった辺りで、後輪から異音がした。シュッ、シュツと何かするような音がしたと思ったら、「バシュー」と大きな音を立てて後輪がぺしゃんこになった。バーストだ・・・。

実は昨年のビワイチ(琵琶湖一周)でも、2度パンクして皆に迷惑を掛けている。普段のトレーニングではせいぜい年に年に1~2回くらいしかパンクしないのに、なぜか皆と走ると必ずパンクが起きる(^^;。

同じ班や後続班のメンバーは皆、爆笑。「見事な音だったな」「期待してました」との言葉が飛び交う。

110514_111552 とにかく修理、と予備チューブと交換したが、エアーを注入して気圧を上げていくと、バルブ付近からエアーが漏れる。どうもバルブ付近に亀裂があるらしい。慌ててもう1本の替えチューブと交換しようとしたが、そちらもパンク修理のパッチが一部はがれてきている。これでは不安だ。

パンク修理をすると時間がかかりそうなので、みわっちさんに新品チューブを譲ってもらい、エアーを注入・・・したが、これもエアーが漏れていく。外してもう一度チェックしてみると、チューブに穴が開いている。タイヤにガラス片が残っていたり、リムテープが傷んでいないかチェックしたが、その形跡はない。タイヤをセットする際に傷つけてしまったのか、たまたま最初から穴が開いていたのか謎だが、もう泥沼だ。

110514_111558 時間がかかっているので、みわっちさんが先行班に遅れる旨を電話連絡。そうこうするうちに、先行班の姿が生口橋上に見えたらしく、周囲のメンバーが「おーい」と声を出し、手を振る。それに気づいて橋上の先行班も一時停止し、しきりにこちらを撮影している・・・屈辱だ。

110514_112032 使えないチューブばかりが足元に転がっていく中、ひとまずMTBや女性には先攻してもらい、ナロータイヤの健脚派だけが残留することになった。私としては、全員先に行って欲しかったのだが、「こんな面白いことは、見届けなきゃ」とのこと・・・。

はがれかけていた予備チューブのパッチを引きはがし、新しいパッチを貼りつけてタイヤに納め、ようやく走行可能になった。私が先頭に立ち、猛然と(?)追い上げ開始。

110514_114716110514_115028
110514_115320110514_115424 アプローチ道路を駆け上がり、生口橋を渡る。今度は自動車道路の脇に自転車歩行者道があった。

110514_120716110514_122146 生口島に入ってからも、日頃のトレーニング時ほどではないが結構飛ばしてひた走る。瀬戸田の集落に近付いたところで、皆がジェラートで有名なドルチェで休憩していた。

皆にひやかされるなか、私もジェラートを頂き小休止。舌鼓を打って、さあ出走となったところで、「お前、タイヤぺしゃんこだぞ」と声がかかった。「またまた(笑)」と後輪を見ると、ホントにぺしゃんこでした・・・。

110514_123432 またもパンク修理となったが、先程入れたチューブを見ると、パッチが浮いて、すき間ができている。圧着が不足して、内圧に負けてしまったと思われるが、念のためタイヤを再チェックして、近辺のスポーク穴の上に布テープで覆った。もういちどパッチを張り直し、圧着を入念にしてダイヤに納めた。

110514_125630 その間にまたもMTBと女性は先行し、先ほどの快速班で追走。耕三寺で待っていた先行グループと合流。私のせいですっかり遅くなってしまったが、13時ごろに耕三寺山門前の「たこ料理ちどり」に入り、やはりここは名物「たこ飯」をいただく。

110514_125820110514_131908 食事の間も、パンクの話題ばかり(^^;。今年はネタを提供することはないと思っていたのだが・・・。2回続いたパンクに不安を感じ、皆より少し先に店を出て自転車を確認してみると・・・・・・またタイヤがぺしゃんこ(涙)。

今回もパッチが浮いている。今回は他の穴開きチューブをアルコール入りウェットティッシュで脱脂してからパッチを貼り、渾身の力を込めて圧着。走行する間に皆が店から出てきて、また話題の的になってしまった。とは言え、3回続くとそろそろ笑っていられない状況。真顔で心配する仲間も現れた。

110514_140208110514_140650
110514_140656110514_140716 またも先攻した仲間を追いかける展開となり、快走班は急ぎ足で追走。瀬戸田の古い街並みを抜け、生口島西側の海岸沿いを飛ばし始めたが、ここで仲間に携帯電話が着信し、一時停止。

通話が終了して、走り出したが、その直後にまたプシューという音が・・・。どうも一度止まるとパッチがはがれるようだ。

110514_143910 そろそろ笑顔の消えた仲間と共に対処方法を考えたが、私の持っているノリ付きパッチは接着力が不足していると判断。ゴムのり式のパッチを借りることも考えたが、時間が惜しいのでみわっちさんに新品のチューブをもう1本ゆずってもらい、チューブ交換。空気圧も低めにして追走を再開した。

その後も停車の度にドキドキしたが、何とかパンク無しで乗り切れた。やはり、2回目以降はパッチの接着力不足が原因だったようだ。有名なタイヤメーカーのパッチだったのだが、高圧タイヤには力不足なのだろうか? いつも携行しているが、普段はパンクしてもチューブを交換して家でゴムのり式パッチで補修するので、実は使ったのは初めてなのだ。半年ほど前に新調したので、古くなっているとも思えない。ゴムのり式パッチは場所を取るのと、肝心な時にゴムのりが蒸発していることがよくあったので、携行用には避けていたが、みわっちさんも「やっぱりゴムのりが間違いない」とのこと。

110514_144226110514_144344 多々羅大橋上で先行班に追いつき、一安心。橋上に「多々羅鳴き龍」との表示と拍子木が置いてある場所がある。周囲を囲む橋の支柱に音が反射して、残響が聞こえる面白いポイントだ。

110514_144750110514_145606
110514_150656 多々羅大橋を降り、大三島へ上陸。道の駅「多々羅しまなみ公園」は多々羅大橋を一望できる絶景ポイント。皆でハッサクを食べたりしながら大休止。私のパンク連発のせいですでに15時を過ぎていたが、予定通り大山祇神社( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B1%B1%E7%A5%87%E7%A5%9E%E7%A4%BE )に向かうことになった。

110514_153244 県道21号線の三村峠への上りは自転車道が整備されているので、そちらを通った。

110514_153516 先攻班のサムさんの自転車を囲んで停車。パンクでさんざんイジられたので、私も「どうしたんですか?」と嬉しそうに聞いてしまった。「何か、擦る音がする」とのことでチェックしていたが、乗車して走ると音がするが、降りて車輪を回しても音がしないとのこと。応急処置にはやはりムリもあるのだろうが、深刻な状態ではなさそう。

110514_153850

110514_154650 走りを再開し、三村峠を越えて、大山祇神社へ。

110514_155414110514_155634
110514_155850110514_155956
110514_160136110514_160326 境内には国宝や重文が随所に鎮座する名刹。境内は広々として厳かな雰囲気。水軍の神様として祀られたせいか、旧海軍や海上自衛隊関係者の参拝記録が多数展示されていた。

110514_160454 本多くんのゲットしたヘルメットお守り。恐らくはオートバイをメインの対象としているのだろう。落とすと困るので、どこに貼るか皆で思案。

110514_170050 参拝を終えて、また三村峠を越えて東岸を南下。そろそろ皆疲れてきているし、向かい風も強い。口数も減ってきたが、本日最後の橋、大三島橋へのアプローチ道路を上る。

110514_171138110514_171236 料金所を越えてまもなく橋にかかる地点でK野さんのチェーンが外れ、一時停止。K野さんは昨年のビワイチで、チェーン外れが多発した。自転車が変わっているのに、今年もお約束をやってくれている。しかし、すぐ取り出せる所に軍手を常備しているK野さんの処置は素早い。経験から学んでいる所を見習わなければ(^^;。

110514_172756 昨年に続き、日大OBばかりがメカトラを起こす展開となったが、ともあれ本日最後の島、伯方島に上陸。道の駅伯方S・Cパークに到着したが、17時を過ぎてマリンオアシス伯方はすでに閉まっていた。お目当てにしていた「塩ソフト」は残念ながら見送り。

110514_174130 宿のある有津までは、最後に峠を越える。船折瀬戸などの景勝もあるが、今日は素通りで宿に直行。

110514_174606110514_174622 「民宿うずしお」に到着したのは、17:45頃。結果として、予定の18時とほぼ一致した。「最初からお前のパンクを織り込んでいた」とはもちろん冗談だが、迷惑をかけた身としては無事に着いてホッとする。

「お疲れさま~」の声が飛び交う中、皆、笑顔だ。向かい風基調で苦しさもあったが、天気には恵まれ、新メンバーの女性2人も初日を無事完走。

110514_175100110514_175106 うずしおさんには大きないけすがあり、夕食への期待も高まる。

110514_190800110514_190850
110514_190954110514_194950 風呂に入って、19時から夕食。予想通り、ズラリと並んだ海産物に舌鼓を打ちながら、ワイワイと楽しい話が続いた(パンクの話題はビミョーだが・・・)。ビールも1人1本以上空き、ツーリング中とは思えない連夜の大宴会となった。

夕食後は一部屋に集まって二次会。ただ、さすがに疲れているので、今夜はやや早め21じ過ぎにはお開きになった。

さて、明日はいよいよ四国上陸だ。

しまなみ海道ツーリングPart3(2日目) に続く


■コースマップ

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeter( http://www.abvio.com/cyclemeter/ )の記録
 スタート: 2011/05/14 6:55:16
 完了: 2011/05/14 17:44:03
 バイクタイム: 4:08:38
 停止時間: 6:40:09
 距離: 78.38km
 平均スピード: 時速 18.92 km
 最高スピード: 時速 39.69 km
 登り: 555 メートル
 カロリー: 1518 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 72.1km
 消費カロリー:2742.0kcal
 計測時間:9:40:52
 平均心拍数:103
 最大心拍数:—(誤計測)
 平均速度:15.4km/h
 最高速度:40.9km/h
 平均ケイデンス: 75
 最大ケイデンス:108
 心拍数ターゲットゾーン:040-152
 ターゲットゾーン以下時間:2:21:05
 ターゲットゾーン内時間:7:10:21
 ターゲットゾーン以上時間:0:09:25
 走行時間:4:39:37
 累計走行距離:1542.5 km(2010年12月10日より)

■本日のフォトアルバム

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


しまなみ海道ツーリングPart1(前日)

今週末はノリクラ仲間でしまなみ海道ツーリングだ。20年以上前の大学時代に、西日本大学サイクリング連盟の行事に参加してこの島々の一部を訪れているが、素晴らしい風景と人情に触れて、いつか再訪を誓っていた場所のひとつ。

20数年前にはまだ全ての橋ができ上がっていなかったので、渡船も使い、それはそれで風情のある旅を楽しむことができた。今回は、「ほぼ」自分の脚で本州から四国に渡ることができる(尾道-向島間のみ、渡船を利用する)。

110513_130116 しまなみ海道を走るのは5/14-5/15だが、出走時間を早めるためと、せっかくなので前夜に尾道で一杯、というわけで今日5/13に休みを取って昼過ぎの新幹線を予約した。野洲に住むみわっちさんと新大阪駅で集合し、まずは福山駅まで。

当初は素直に在来線に乗り換えて尾道まで向かうつもり計画だったが、GWのしまなみ直前練習会(?)で、せっかくだから自走で鞆の浦を回っていこうということになった。「こだま指定席往復きっぷ( http://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/tokutoku/kodamakippu/ )」なので時間変更もできず、夕方からのスタートは時間的余裕がないが、40km程度なので最悪の場合ナイトランをしても大したことはないだろうということになった。

110513_152348110513_152438 15:10に福山駅に到着すると、同じルートを先行していたはずの名古屋在住サムさんが、駅前でお出迎え。輪行中にエンドが壊れてしまい、福山の自転車屋さんに応急修理をしてもらっていたのだ。

110513_152658 意気消沈しているサムさんをみわっちさんと二人でイジり倒しながら、私たちも自転車を組み立て始めた。久々の輪行+マッドガード付きの私はやや時間がかかり、福山駅出走は15:50。

110513_160540 幸いにして天気はこれから3日間晴れそうだが、風は強い。しかも南西からの向かい風だ。出走早々から悩まされたが、ともあれ私が先頭で県道22号線を鞆の浦に向かった。

110513_161600110513_161624 芦田川沿いに下り、コンビニで買出しがてらサムさんの自転車を見せてもらうと、自転車屋さん手持ちのエンドを加工して装着してあった。ひとまずは走れるようになったが、リアQRを緩めるとエンド位置が変わってしまうので、気軽にリアホイールを外せないとのこと。帰路の輪行まで、パンクもできない(^^;。

110513_163528 海辺に出ると瀬戸内ののどかな風景が広がっている。ひとっ走り、14kmほどで鞆の浦に到着した。

110513_164736110513_164740 まずは、私の希望で福禅寺対潮楼へ向かい、路地にはいると石畳。

110513_165034110513_165118

110513_165124110513_165138 閉館間近の16:50頃に滑り込み入場すると、大広間からは弁天島、仙酔島を一望できる素晴らしい景観を拝むことができた。さすがは朝鮮通信使の迎賓館として使用されていただけのことはある。

110513_170418110513_170450

110513_170624110513_170848110513_170954

110513_171106110513_171020 17時を過ぎ、入場を伴う観光ポイントはほとんど終了。古い街並みをひやかしたり、名所の常夜灯で撮影したりして、足早に鞆の浦を後にした。ぜひまた、じっくり訪れたい街だ。

その後は向かい風だし、若干のアップダウンはあるが、まずまずのペースで県道47号線、389号線と海沿いを進んだ。交通量もさほど多くなく、快適な道のりだ。最悪の場合は常石から船で尾道に向かうことも考えていたが、その必要はなさそう。

ただ、海沿いを進んで尾道に向かうと松永湾をぐるりと回り込みことになる。事前に向島に渡る航路を見つけていたので、これで近道をすることも考えていた。サムさんも同じプランを提案してきたので、浦崎で県道を外れて、戸崎の渡船場に向かった。

110513_175254110513_180224

110513_180410110513_180700 県道より、さらに交通量が少なく、気持ちのよい道を進み、戸崎の渡船場に到着すると海峡を挟んですぐ目の前に向島が見える。

110513_180714110513_180824110513_180926

110513_180940110513_181042 折しも渡船がこちらに向かってきていたので、接舷したところで、乗り込んだ。同乗したのは我々の他に軽自動車が一台だけで、渡船料金は自転車と合わせて200円、わずか数分で対岸の歌渡船場に接舷した。

110513_183230110513_183306 向島を突っ切って、尾道駅の対岸に到着。ここからまた渡船を利用した。料金はさらに安く、自転車を合わせて70円。映画やテレビの撮影場所としてよく使われ、観光客には感慨深い存在だが、地元の方にはバスのような気軽な存在なのだろう。普段、陸の上だけを移動している人間には不思議な感覚だ。

110513_184148110513_193522 夕やみの迫る尾道駅前のホテルに到着したのは18:40頃。シャワーを浴びてから、先に到着した仲間たちが前夜祭を開始している居酒屋に向かった。

110513_193608110513_194132

110513_194422110513_203038

110513_203110110513_203120 尾道前泊者は7名。ノリのよい新メンバー+お馴染みメンバーで宴は大いに盛り上がり、ホテルの大部屋に所を移した二次会ではさらに加熱。翌日合流予定のメンバーの話題などを肴に、次々とビールの空き缶が増えていく。この連中は、その場にいないと何を言われているかわかったものではない。

学生時代の合宿の打ち上げを彷彿とさせる修羅場と化した宴会場だったが、さすがにアラフォー世代を中心にするメンバーは体力が続かず、22時頃にお開きとなった。

しまなみ海道ツーリングPart2(1日目) につづく

■コースマップ

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeter( http://www.abvio.com/cyclemeter/ )の記録
 スタート: 2011/05/13 15:50:28
 完了: 2011/05/13 18:39:33
 バイクタイム: 1:46:39
 停止時間: 1:02:27
 距離: 39.67km
 平均スピード: 時速 22.32 km
 最高スピード: 時速 68.82 km
 登り: 235 メートル
 カロリー:  866 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 37.9km
 消費カロリー:1058.0kcal
 計測時間:2:48:54
 平均心拍数:106
 最大心拍数:—(誤計測)
 平均速度:19.4km/h
 最高速度:56.0km/h
 平均ケイデンス: 86
 最大ケイデンス:114
 心拍数ターゲットゾーン:040-152
 ターゲットゾーン以下時間:0:09:15
 ターゲットゾーン内時間:2:39:02
 ターゲットゾーン以上時間:0:00:36
 走行時間:1:57:30
 累計走行距離:1470.4 km(2010年12月10日より)

■本日のフォトアルバム

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


自転車用iPhone防水ケース&バックミラー購入

来週のしまなみ海道ツーリングに備えて、いくつか新アイテムを導入した。


110507_093754まず、iPhone防水ケース。

携帯電話、カメラ、ルートログ記録、マップ機能、foursquareのチェックイン等々、色んな機能を備えたiPhoneを自転車ライドに持ち出すととても便利で楽しい。これまで、カメラ用ケースを流用していたりしたが、防水ケースの必要性を感じていた。

その理由には、もちろん雨に備えてということもあるが、最大の理由は「汗」だ。まもなくヒルクライム時には顔からポタポタと汗が落下する季節がやってくる。iPhoneが露出した状態では、悪影響は必至だろう。

そんな訳で色々物色していたが、結局TOPEAK iPhone DryBagを購入。理由は、実売2000円以下と安く、すでに所持している同社のカメラケースなどと共通のアタッチメントが使用できることだ。ハードケースタイプはどうしても大型化するので、コンパクトなことも気に入っている。ワンタッチで着脱でき、手にとって操作するのにも便利だ。

露出した状態よりは、ちょっと操作性と視認性が落ちるが、充分に使用できる。これで、夏場も安心だ。


110507_093738

もう一つはバックミラー。

サイドバッグを付けて集団走行をしていたので、学生時代にもバックミラーを使用していた。その経験からバックミラーの有用性は理解していたが、軽装で独りで走る分には無くても不自由はないので、ここ十数年使用していなかった。

ところが、昨年のビワイチ(琵琶湖一周)で、集団走行時のバックミラーの必要性を痛感した。後方確認時にはどうしても走行ラインがふらつく。細タイヤで、交通量の多い道路を走っていると、そうそう後を振り向けない。気が付くと後続と離れてしまっている、ということが何度もあった。私は右目の視力が低いので、後方を見るときには左目で視認できるように、大きく振り返るので、余計にふらつく。

ところが、現在出回っているバックミラーは高価なものやスポーツバイクにそぐわないものばかりで、なかなか手ごろなモノがない。3月の台北出張時に現地の自転車店で、学生時代に愛用していたこのキャットアイ製ミラーを発見。即、購入した。日本ではここ十数年見かけたことがないので、恐らく廃番になっているのだろう。これもデッドストックかと思ったが、新しいロゴプリントが入っており、現地では普通に流通しているようなので、どうやら海外向けには生産を続けているようだ。

このミラーの長所は、まずドロップハンドルの先端に付けるので、面積が大きく見やすいのにジャマにならないこと。横に張り出すので視認性も優れている。次に、不要なときにはミラー部分だけ外せるが、基部が小さいので外してしまえば普通のエンドキャップと区別がつかないこと。また、転倒したときなどにはミラー部分だけが外れるので破損しにくいこと。容易に角度変更や調整ができるので、壁に立てかけるときにも不自由がない。そして何より、安価であること。

なかなか優れた商品だと思うのだが、日本では売れなくなってしまったのだろうか? 何度も転倒を繰り返すとさすがに破損してしまうことや、ナロータイヤでは振動で見づらいといった欠点はあるが、1000円以下(だったと思う)という当時の価格設定であれば、素晴らしくコストパフォーマンスの高い商品と言えるだろう。個人的には国内でも復活させてほしい商品だ。

しまなみ海道ツーリングも迫ってきたので、今回取り付けてトレーニングライドをして見たが、いちいち振り返らなくても後方から迫る自動車の状況(車種、速度等)がわかるので、やはり便利。面積が大きいので、高圧ナロータイヤの振動でも後ろの状況は充分把握できる。あらためてバックミラーの有効性を実感した。


今回取り上げた2つのアイテムは、仕事上ライバルブランドだが、残念ながら勤務先の商品だけでは自転車ライドは成り立たない(^^;。自分の自転車生活を便利にするアイテムは、他社製でもこだわらずに採用しているし、採用していくつもりだ。

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket



金剛山一周 水越峠-千早峠(金剛トンネル)

すでに2回も自転車ライドを行えた今年の連休だったが、来週末にはしまなみ街道ツーリングも予定しており、ここ3週間は珍しくも自転車三昧の日々だ。

今日も通常通りのトレーニングライドを行うつもりだったが、昨日から微熱や身体のだるさなど風邪っぽい症状が出て体調が今ひとつ。予報では天気も怪しかったが、朝起きると雨は大丈夫そう。

手短でも走っておこうと、一応いつも通り4時に起床して準備を始めたが、身体がだるくて気合いが入らず出走に手間取った。結局6時前に家を出て、取りあえず水越峠に向かって走り出した。

110507_063658 石川を渡る府道202号線の高橋。今朝は薄雲が空一面に張りついているが、遠くの山もよく見え、ようやく黄砂が晴れたようだ。

110507_064246 ひと上りして、滝谷不動明王寺へ。いつも同じ山門での撮影に飽きたので、久しぶりに境内に入ってお参り。

R309に入って森屋交差点からアタックを開始。思ったよりは脚は回るものの、やっぱり負荷を上げられない。アタック中の平均心拍数は、150程度だった。R309は早朝から大型車も結構通り、ギリギリを通過されてひやっとすることもあった。毎度のことながら、旧道に入るまでは楽しい道ではない。

110507_073436 旧道に入って07:30頃、水越峠に到着。今日は山歩きの人の駐車も少なく、比較的静かだった。

ヒイヒイ言いながらもここまでは順調だったので、帰路はR310で千早峠(金剛トンネル)を越えて金剛山を一周して帰阪することにした。

110507_075938 アップダウンの激しい県道30号線を避け、R24まで降りてくるころには雲も晴れてきて、空の青みも増してきた。画像中央の凹みが今越えてきた水越峠だ。

110507_081124 小殿からR24旧道(下街道?)に入る。R24は大型車も多く走りづらいがこちらは交通量も少なく自転車向き。道端に花が多かったが、以前から気になっていたこの白い花を見かけた。

110507_081314 少し進むと「船宿寺花まつり」の幟と共に、先程の白い花が立ち並んでいた。いい加減すっきりさせようと、後でネットで調べてみると、どうやらオオテマリ(オオデマリ)という花らしい。船宿寺は花の寺として有名らしいが、階段をかなり上らなくてはならないようなので、いつも素通りしてしまっている(今日も素通り(^^;)。いつか車で来よう。

110507_081744 傾斜が大きくなってきた辺りで、道端にあったユニークなかかし(?)。

110507_081808 こんなのもあった。季節からして鳥追いという本来の目的ではなく観賞用だろう。そう言えば、以前飛鳥でかかしコンテストに出合ったこともあった。

110507_082322 風の森峠に到着。御所方面が見下ろせる。

後は五條道路の側道を進み、R310に当たったところで千早峠(金剛トンネル)に向かって上り始めた。今日は(最短ではないが)最も負担が少ないと思われるルートで水越峠と千早峠(金剛トンネル)を繋いだ。

110507_092438 牧野小学校前交差点からアタックを開始したが、すぐに失速。やっぱり調子は良くなく、ここまでで力を使い果たしてしまったらしい。上るにつれてますますペースは落ちていき、最後はフラフラになって千早峠(金剛トンネル)に到着。牧野小学校前交差点からのタイムは38分17秒。

疲労困憊したが、空は雲が晴れ、特に西(大阪側)の空は見事な青空だった。気持ちのよいダウンヒルを経て帰宅したのは11時頃。家に帰ると、いつもよりかなり身体がしんどく、少し昼寝をしてしまった。体調が悪いときにムリをし過ぎたかもしれない。

来週はいよいよ、しまなみ海道ツーリングだ。体調を整えておかなければ。

 

■コースマップ

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeter( http://www.abvio.com/cyclemeter/ )の記録
 スタート: 2011/05/07 05:53:00
 完了: 2011/05/07 10:58:51
 バイクタイム: 3:29:21
 停止時間: 1:35:34
 距離: 77.67km
 平均スピード: 時速 22.26 km
 最高スピード: 時速 56.34 km
 登り:1220 メートル
 カロリー: 1394 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 78.7km
 消費カロリー:2705.0kcal
 計測時間:5:04:58
 平均心拍数:126
 最大心拍数:198(誤計測?)
 平均速度:19.1km/h
 最高速度:53.1km/h
 平均ケイデンス: 77
 最大ケイデンス:115
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:2:53:23
 ターゲットゾーン内時間:1:42:57
 ターゲットゾーン以上時間:0:28:37
 走行時間:4:06:59
 累計走行距離:1432.4km(2010年12月10日より) 

■本日のフォトアルバム

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


サイト内検索

アーカイブ

お友達ブログ

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。


Back to Top ↑