遠来の 友より届く 夏便り [マレーシア人サイクリスト再来日]

マレーシアのイポー市にある自転車組織、MACC(マレーシア・アドベンチャー・サイクリスト・クラブ、MICA)のメンバーたちが、再び日本にやってきている。「マレーシア・日本文化交流ライド」と銘打ち、前回同様に日本人や日本の文化と積極的に交流しながら旅をするとのことだ。
一昨年に来日した際には、私も交流させてもらった。
- 秋の端に 車輪が繋ぐ 友来る [マレーシア人サイクリスト来日]
- 乾杯が 輪友繋ぐ 爽秋の夜 [MACC来堺]
- 友を連れ 住み慣れた街 風涼し [MACC堺観光]
- 半袖が 肌寒き夜に 友去りぬ [MACC離日]
前回の西日本が中心だったが、今回は東日本を走るとのことで、残念ながら私はお会いすることが難しい。それでも、彼らはわざわざ今回のライドの記念シャツを送ってくれた。私もこのシャツを着て、気持ちだけでもご一緒したいと思う。
足を止め 酷暑も止める 通り雨 [退院後の経過 その3]

昨日の初回オリエンテーションに続き、今日も朝10時から家原大池体育館のトレーニングルーム「ウェルネスウェーブ」に。初回ということで、スタッフから機器の使い方などの指導を受けながら、いよいよ本格的なトレーニングを開始した。
まずは体重や血圧などを計測してから、トレーニングルムに入る。ちょっと面倒だが、毎回トレーニ ング前後に記録を取っていくとのこと。開始時の体重は58.1kg。シューズ込みとは言え、昨日と2kgも違う(^_^;)。
最初はエアロバイクに30分。初めてのことで適切な負荷もわからず、心拍数を確認しながら徐々に上げていき、一旦は140Wまで上げた。1ヶ月ぶりの本格的な有酸素運動なので、まずは抑えめにLSDペース下限の心拍数130近辺を目安にしていたが、負荷140Wだと心拍数150近くまで上がったので少し下げて135Wで落ち着けた。
ケイデンスは100~110の範囲にしたかったが、いくら回転を上げても99以上に上がらないことに気付いたのは、しばらくしてから。2桁しか表示できないらしい。やむなく計測範囲95~99付近に収めることにしてペダルを回し続けた。足を動かしにくい大きなサドルに、完全に固定できないシューズ、広いQファクターに、短いクランクと、気になる点は多いが贅沢は言ってられない。
うち続く 狂暑ひととき 朝の涼 [猛虎四號パンク修理等]

身体がかなり自由に動くようになってきたので、今日は涼しい朝のうちに事故後放置していた猛虎四號のパンク修理に取り掛かった。
長時間しゃがむのは厳しいので、主にイスに座っての作業。前輪を外してチューブを取り出し、パンク箇所を探すとバルブ付近からエアー漏れの音がする。
バルブの付け根、ゴムとの境目からエアー漏れしていることを確認。これはパッチでの修理が不可能なので、残念ながらチューブの破棄決定。事故直後にタイヤがペシャンコになっていなかったので、転倒の原因とは思えない。ヨメさんによると、事故の後に家に持って帰って運ぶときにもタイヤがパンクしていた印象はないとのこと。そうすると、静置している間にチューブが傷んだことになる。
病み上がり まだぎこちなき 蝉時雨 [退院後の経過 その2]

退院直後の先週末あたりは、傷めたのと反対の右足がむくんでパンパンに腫れ上がった。確かな原因は不明だが、退院によって寒い病室から急に高温の状況になったことや、椅子に座って仕事をする時間が長かったことなどが影響したのかもしれない。その後、足を上げて寝たり、内科で薬をもらったりするうちに、だんだん改善してきた。
歩く方がツラかった事もあって、22日(火)から自転車通勤を再開した。初日はおっかなびっくりだったが、徐々に回復は進み、シッティングで回すペダリングなら不安なく走れるようになってきた。とは言え、左足で力を込めた踏み込みはまだ難しいし、立ちこぎはまだまだ不安定で思うようにいかない。しかも、寒い病室にいたので身体も暑さに慣れていない。
正直、この状態で遠出は危険が伴うし、ましてや峠でヒルクライムトレーニングは時期尚早だろう。筋トレは家でもある程度できるが、有酸素運動がほとんどできないので、心肺機能が衰えることが心配だ。ローラー台が使用できれば理想的だが、費用、騒音、スペースを考えると我が家で導入はとてもムリ。そこで、トレーニングルームを利用することを考えた。
ところが、通いやすい場所にある民間のフィットネスクラブは料金が高く、ノリクラまでの1ヶ月半だけだとしてもかなりの出費を強いられる。ただでさえ手術や長期の入院で出費がかさんでいるので厳しい。そこで、公共施設を物色し、ネットで家原大池体育館のトレーニングルーム「ウェルネスウェーブ」を見つけた。
自宅から2kmほどで、会社帰りにも比較的アクセスしやすい立地。堺市の施設なので、月額4500円と民間よりかなり安い。そこで、今日は朝から家原大池体育館を訪ねてみた。
明けの涼 炎天前の 散歩道 [退院後の経過 その1]

15日に退院し、17日にはリハビリに行った後に出社した。バス停までのわずか数百メートルの道のりにも疲れ切る体たらくだったが、日々状況は改善しつつある。大腿骨骨折から3週間を経過して、ようやく日常生活へ復帰しつつある。
昨日は車を運転して、事故後にチーム員の方が手助けしてくれたBicycle Land Sakataniさんや、お見舞いに来てくれた方々の一部にお礼回りをしてきた。AT車は運転に右足しか使わないとは言え、車の運転もそれなりに疲れた。遠方の方もあり、全てを回ることはできなかったが、また機会を改めて残りの方々にもご挨拶しようと思っている。
左足の筋力もかなり回復し、滑らかに歩けるようになってきたので、今日は涼しい早朝に自転車に乗ってみることにした。と言っても、まずは安定性の高いシティサイクル(ママチャリ)を娘に借り、低いサドル位置で近所をひと回り。