大阪南端まで午前中100kmライド [大阪府「道の駅」スタンプラリー]

このところ取り組んでいるスタンプラリーは、ロングライドのモチベーションになるし、1人や少人数で取り組むので「密」を避けられるコロナ禍に適した自転車の楽しみ方だと思っている。「京都やましろサイクルスタンプラリー」「赤糸の小道スタンプラリー」「大和まほろば相撲ゆかりの地めぐりスタンプラリー」と全ポイント完全制覇を果たし、次に取り組むことにしたのが「大阪府「道の駅」スタンプラリー2020」だ。

すでに先週2つのポイントのスタンプをゲットしているが、今週は大阪府最南端の岬町にある2つのポイントを回ることにした。

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TORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で6:30に出走し、一路南(正確には南西方向)に向かう。そろそろ東の空が明るくなってきた薄暮の時間帯はかなり寒い。今季初めて冬用アンダーシャツや起毛レーサータイツなどの防寒装備を引っ張り出したが、ロンググローブでも手の指先がかじかみ、本格的な冬の訪れを実感させられた。

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約30分走行した7時頃、国道26号線(バイパス)で槇尾川を渡る辺りで朝陽が射してきた。向かい風の予報に心配していたが、風は弱く大きな支障は感じない。不調というほどではないが、脚はもうひとつ回らずペースが上がらない。というか、序盤で無理して踏み込むと長丁場で保たないので、ペースを25km/h程度の抑え気味にして、軽めのギアをカラカラ回して身体が暖まるのを待つ。

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7:20ごろ、走行距離15kmちょいの府立泉高校東交差点の信号待ちでロードバイクの青年に追いついた。ひと世代前の105を装着したFELTに、上半身はカジュアルな出で立ちだち。一見、それほど乗り込んでいるようには見えない。信号が変わると、なかなかのスタートダッシュで前方に飛び出していった。こちらはペースを維持して走り続けていたが、次の信号待ちまで追いつけなかった。

上半身がカジュアルな服装だったので、目的地が近いか、初心者でいずれタレてくると思ったのだが、その後も離されては信号待ちで追いつく展開が続き、ペースを落とすこと無く走り続けている。よくよく見れば下半身はレーサータイツにロードシューズ。ペダリングやフォームは荒々しいところもあるが、実は結構走り込んでいると見た。

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私の方が走行時間60分と距離20kmを過ぎ、そろそろ休憩したくなってきた(トイレに行きたい)。結局、約4km、20分近く追走したが、相変わらずのペースで前方に消えていく彼を見送り、コンビニで小休止。コーヒーでカフェインを注入して、長丁場に備える。

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今ひとつの調子ながら引き続き国道26号線(バイパス)の南下を続け、走行距離34km地点を過ぎて8:19に石田ランプ交差点に到達。この先は側道がなくなり、自動車専用の第二阪和国道になる。右折して府道257号線を経て、府道752号線(旧国道26号線)に横滑り。


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奈良のスタンプラリー2種コンプリート[大和まほろば相撲ゆかりの地めぐり/赤糸の小道]

先月末の京都やましろサイクルスタンプラリーで味を占め、近場のスタンプラリーを探してみたところ、大阪、京都、奈良、和歌山に限定しても10くらい自転車で取り組めそうなものがあった。地域や期間が重なるものは、同時に取り組むこともできるだろう。今日はそのうちどれかを始めようと思い、計画を練っているうちにスケジュールがタイトなラリーが気になった。

ひとつは「赤糸の小道スタンプラリー」は開始が11/28と今日からだが、開催期間は12/6までの9日間のみ。好天が続くとは限らないので、今週取り組んでおいたほうが無難だ。

もうひとつは「大和まほろば相撲ゆかりの地めぐりスタンプラリー」こちらは10/1から始まっており、今年いっぱいの開催。今週で無くても良いが、1月やそれ以上の期間まで開催されているラリーより優先した方が良さそうだ。

そんな訳で、奈良方面に向かってTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で出走した。いつもより少し早めの6:16に自宅を出たのは、たまたま尿意で目が覚めたのが15分ほど早かったからだ。明日の用事に備えて疲れを残したくないので、最初は軽く近場を回るつもりだったが、赤糸の小道スタンプラリーに取り組むとなると桜井市まで赴かなくてはならない。折衷案として、帰路は輪行するつもりでだった。

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行きがけの駄賃に、まず道の駅「しらとりの郷・羽曳野」に向かい、まだ暗い道を南阪和道に沿って東へ。これは2月まで開催しているので急いではいないが「大阪府『道の駅』スタンプラリー」のスタンプポイントなのだ。

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早朝なので期待はしていなかったが、やはりスタンプ設置場所は9:30開館とのこと。スタンプや台紙をもらうことはできなかったが、距離的はロスはほとんど無いので、今回は偵察になっただけでも良し。

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7時過ぎに国道170号線を越える辺りで、朝日が差した。東に山があるせいもあるが、11月末とあってずいぶん日の出が遅くなった。

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南阪和道に沿って進んできたが、上ノ太子駅付近を過ぎてからは近鉄南大阪線に沿って細道をショートカット。府道(県道)703号線に入って、ぶどう畑に囲まれた緩めの坂を上っていく。

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走行距離20.1km地点の穴虫峠に7:28到着し、奈良県に入る。脚は今ひとつの調子で、左ヒザに少し違和感があるが、TORACLE-COZ 2は絶好調。加えて、少し強めの追い風のお陰でまずまず気持ちよく東に向かうことができている。

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剣山山麓日帰り弾丸ポタ(後編) [高の瀬峡ポタリング]

剣山山麓日帰り弾丸ポタ(前編) [徳島県道295号木沢上那賀線]」からの続き

12時頃四季美谷温泉を出発し、国道193号線から国道195号線に入って那賀川を遡っていき、高の瀬峡に到着したのは13:20頃。舗装路に迂回すると車でも剣山スーパー林道の西側出口まで1時間20分もかかったわけだ。かつては土佐中街道と呼ばれた徳島と高知を結ぶ主要道ながら交通量は非常に少なく、2車線区間が多いので走りやすいが、同じ町内の移動に約46kmも走らなくてはならない距離感に驚かされる。

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高の瀬峡は紅葉の名所だが、すでに盛りを過ぎているとの情報を得ていた。それでもレストハウスのある駐車場には10数台の車が駐まり、周辺を散策している人は多いようだった。レストハウス「平の里」はコロナのため休業中とのことだったが、横に小さな売店があったので、今日ついたというよもぎ餅と柚子酢を土産に買った。

ここまで友人からの連絡が途切れていたが、LINEで高の瀬峡到着の旨を送信したところ、13:30に友人からあと2時間30分ほどかかるとの連絡が入った。14時頃到着の事前予想よりかなり時間がかかるようなので、結果としては慌てて移動しなくてもよかったのだが、逆に言えば高の瀬峡で走る時間が確保できたわけだ。

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畳まずに載せていたTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)を降ろして、再度サイクルウェアに着替えて出走準備を整えた。駐車場周辺には人工的に植えられたと思われる木々がまだ紅葉していたが、残念ながら周囲の山々の落葉樹はほとんど茶色く色あせてしまっている。

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少し剣山スーパー林道を上ってみたが、すでに西に傾きつつある太陽は逆光になり、対岸の山肌は影になって暗く沈んでいる。

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平家の落人が住みついた「平」集落の住民が高の瀬峡対岸の岸壁を見て天気を予想していたことから「日照磯(ひでりいそ)」と呼ばれているとのこと。午前中なら日に輝く姿が拝めたのかもしれない。

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もう少し上ると、ようやく対岸に陽が当たるポイントがあった。山肌はほぼ茶色に色あせてしまったが、谷底に色づいた木々が残っている。


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剣山山麓日帰り弾丸ポタ(前編) [徳島県道295号木沢上那賀線]

剣山スーパー林道は全長87.7kmの日本一長い未舗装路ということで、オフロードバイクや四輪駆動車、そしてMTB乗り憧れのルート。私は腰を痛めてからダートを避けているが、近所の友人はほぼ毎年秋に剣山スーパー林道に走りに行っている。ところが今年はGoToトラベルの影響か前後の宿が確保できないとのことで、アルバイトで往復の運転手をしてくれないかとの依頼があった。

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そんな訳で、本日はサポートドライバーとして剣山スーパー林道日帰り弾丸ツーリングのために3:30ごろ堺を出発。阪神高速-神戸淡路鳴門道-徳島道を経て、山中に入る前にコンビニのある最後の集落、国道438号線に沿いの神山町に6:35到着。渋滞がなければ途中で朝食を摂っても3時間程度で四国山地の麓まで到達できるわけで、思ったより大阪から近い。

神山から数少ない四国山地を横断する車道で、ある国道193号線で四国山中に入っていく。隘路の多いつづら折りの急坂は落ち葉や枯れ枝も多く、車でもかなり大変なルート。標高が上がり風景が開けると、山肌に沿って上り坂が延々と伸びているのがはっきりわかる。なかなか大阪近辺では拝めない風景だが、自転車だったら間違いなく心が萎える。

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そうは行っても車なら身体を痛めつけること無くピークの土須峠(雲早トンネル)を越え、南側へ1.5kmほど下った地点の剣山スーパー林道西コース入口に7:18到達。車から降りると、とにかく寒い。高標高だし、昨日までの季節外れの暖かさの反動もあるが、風が非常に強いのだ。迷っていたが、フリースシャツを持ってきておいて良かった。友人はMTBの組み立てや着替えなどの準備作業。隣の輪行袋は私のTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)だが、もちろんダートの林道を一緒に走るわけではない。ここでは友人の準備のジャマにならないように、一時的に降ろしただけ。

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友人は新車を29インチで組んだこともあり、工具も多めに携行している。リアリジッドながら、29×2.2インチ幅のタイヤは迫力で、見るからに走破性は高そうだ。林道に突入する友人を8:13に見送った。ここから友人が剣山スーパー林道の西側出口を抜けてくるまでは時間が空くが、午前中は万一のトラブルに備えてエスケープルートになる県道295号線にアクセスしやすい場所にいる必要がある。

大釜の滝や大轟の滝を見物しながら国道193号線を下り、県道295号線との分岐に向かったが、一気に高度を下げるつづら折りは凄まじく、自転車で土須峠を上り返す考えは消えた。林道の西側出口に移動するためには時間的に厳しいし、消耗して帰路の運転に差し支えると予想された。

そこで、国道193号線から県道295号線に入ってすぐの四季美谷温泉付近に車をデポし、坂州木頭川沿いに遡るポタリングをすることにした。高度は違うが友人と並走するのも面白いし、友人にトラブルがあっても短時間で車に戻って救出活動ができるだろう。

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9:30頃に四季美谷温泉の入口近くに車を駐め、TORACLE-COZ 2を専用輪行袋(トレバッグCOZ)から取り出す。

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風はまだ強いが、標高が下がって陽が高くなったので、かなり暖かくなった。見上げると、剣山系の山々が目の前に拝める絶景。ここからも出走状態に展開し、着替えをして9:56に出走した。

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今年はボッチ串柿ツーリング [蔵王峠-大久保-神野-蔵王峠-大畑-竹尾-嵯峨谷-山田-紀見峠]

和歌山県かつらぎ町の四郷地区周辺は、正月飾りに用いられる串柿の産地。2011年からこの時期に串柿ツーリングを主催しているが、色んな事情で開催できない年も多かった。今年もコロナ禍に加えて、鍋谷峠和泉葛城山牛滝ルートの通行止めが続いて集団で走れるコースの設定が難しく、広く募集して開催することを見送った。

それでも身近なメンバー数人で串柿見物を考えていたが、私はベストシーズンの11月後半に予定が入り、確実に動けるのは今週末しか無くなった。結局独りで赴くことになったが、いざとなれば同行者に気を遣わずに輪行で脱出もできるし、このところの体力低下でも気が楽になった。

数少ない現地入りルートである蔵王峠は路面が濡れていることが多いが、昨日のごく弱いにわか雨を除けば6日間晴天が続き、通行しやすいだろう。ついては蔵王峠を越えて現地入りし、あとは体力が保てば山中の間道を通って紀見峠を越えて帰阪するプランを立てた。途中で体力が尽きれば、紀の川沿いに降りて輪行で帰ろうという軟弱プランだ。

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6:21にTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で自宅を出走。6kmも走らずにコンビニに立ち寄り、山中に入るとほぼ補給はできないので携行食の5個入りミニあんパンを入手し、カフェイン注入。脚の筋肉に少し張りがあってもうひとつの調子だが、不調というほどでもない。無理せずスロースタートで南下していく。

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できるだけアプローチの距離を短縮し、なおかつできるだけ厳しい起伏を避けるため、泉北丘陵を乗り越えていく。府道38号線からよく使う天野街道でなく、より距離を短縮できる堺カントリーの入り口を通るルートに入ったが、序盤から急坂のアップダウンになってしまった。

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激坂の関西サイクルスポーツセンター前は避け、府道218号線でまずは滝畑ダムへ。うっすらともやがかかっているが、よく晴れている。気温はひと桁のようだが一昨日までの冷え込みは少し緩んだ。今日は降水確率ゼロ%で、昼間は暖かくなるようだ。

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ダム湖の一番奥から府道61号線を遡っていく。序盤は傾斜も緩く、渓流沿いの紅葉も前回10/25よりかなり進んでいる。

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休業中の光滝寺キャンプ場の脇から激坂区間が始まる。滑り止め凹みの刻まれたコンクリート舗装に、早くもスーパーローギア34Tの出番。フロントも46Tシングルなので、700C換算ならほぼ1対1のギア比。お陰で、苦しみながらも余裕を持って上れる。

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