2年ぶりのブルベ参加 [BRM1023(旧BRM124)近畿200km泉佐野 榛原往復]

前回のブルベ参戦がブルベカード紛失でDNF(途中リタイヤ)となり、リベンジの機会を探っていた。ところが仕事の多忙でなかなかスケジュールが立てられず、昨年からのコロナ禍でブルベに限らず自転車イベントは中止が相次いだ。府県をまたいだ長距離トレーニングも難しい時期が長かったので、すっかり身体能力が衰えてしまった。それでもコロナ禍が落ち着くことを期待して、仕事が多少は落ち着く冬場に開催されるBRM124近畿200km泉佐野 榛原往復に同僚と2人で申し込んだのだが、これもコロナの感染拡大で今日10/23に延期となった。

コロナ禍の動向が予測できない中で、多忙な時期に他のブルベに申し込むのもはばかった。しかも延期になった今日は出勤日だったので、2人もスタッフが抜けるのは無理だなと参加を諦めていたが、事情を知った上司が勤務中に参加することを許可してくれた。そんな訳で、仕事として参加することになった今回のブルベ。700Cロードバイクのメーカーなら好成績で完走することが期待される。体力低下を実感しているだけにプレッシャーとなるところだ。ところがCARACLEは折りたたみ自転車なので、DNFとなってもタクシーや公共交通機関でさっと撤退すればそれはそれでメリットをアピールできる。

そんな訳で逃げ道を確保して、試走を合わせれば4回も走ったコースで気楽に望むBRM1023(旧BRM124)近畿200km泉佐野 榛原往復(名称変更)レポート。

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フッと目が覚め、時計を見ると3:25。目覚ましの鳴る3:30の5分前に起床して朝食を摂り、5時過ぎに一緒に参加する近所の友人に車で迎えに来てもらい、スタート地点であるりんくう公園近くの駐車場にデポしたのは5:40頃。やや雲は多いが月が煌々と輝く空は雨の心配はないだろう。輪行袋に収めたTORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)を組み立てる。収納スペースの小さなCOZ専用輪行袋(トレバッグCOZ)は携行するためにサドルバッグの底に収めている。現地での荷物の出し入れは最小限にしたいので、車での運搬には他社製の700C用輪行袋を使用した。

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組み立てや諸々の準備を終えてスタート地点のマーブルビーチ前のりんくう公園にやって来たのは6:15頃。すでに10数人の参加者が集まっていた。だんだん明るくなってきたが、まだ月は天空に輝いている。

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受付を終えて、旧知の方々と久々の再開を祝して記念撮影。ぺこちゃんさんはついにブルベ初参加とのこと。Iさんはペコちゃんさんをサポートし、無事に2人で完走されたとのこと。

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COZオーナーでもあるIさんが、私のTORACLE-COZと記念撮影。COZオーナーだけあって違和感が無い(笑)。結局トップチューブバッグは脚に当たるのが嫌で装着を止め、モバイルバッテリーを振動吸収ゲルを挟んでトップチューブ上面にテープでぐるぐる巻きにして固定。台所用ラップを巻いて防水し、念のためベルクロテープも巻いておいた。雨の可能性は無いと判断してワンタッチマッドガードは外した。ワイド化を活かすためにタイヤの空気圧を7.0→6.8BARにわずかに下げた。他はほぼ先週の試走時と同じ仕様。

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6:30過ぎからブリーフィング開始。折返しのPC2がコンビニの閉店で変更され、ゴールが樽井公民館に変更されたことを除けば大きな変更は無いようだ。日程変更のせいもあるだろうが、かなりDNS(未出走)が多いとのこと。エントリーリストによると、7時組と8時組を合わせてエントリー103人のうち40人がDNS。普段と比べれば4割減ということで、ちょっと寂しい感じだ。

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装備チェック終えて出走を待つ間に同僚I井さんとCARACLE-COZ DB 2台で出走写真。参加者から「ディスクブレーキのCARACLE-COZが2台並ぶのはなかなか無い風景ですね」と声を掛けて頂いた。機材は折りたたみ自転車として最高レベルの走行性能を誇るが、問題はエンジンである私だ。脚力には問題のないI井さんもブルベは初挑戦とあって、少々不安ある。とは言え、前述の通り輪行袋を携行して、トラブルをネタにする準備は万全。

定刻より少し早く6:54スタート。近所の友人とI井さんの3人でまずは雄ノ山峠を目指す。先頭近くで出走したが、いつものような大集団ではなくスタート早々に前後が離れ、私が3人の先頭になり、先行する2人組に続く5人集団になった。勝手知ったるルートだし、まだ脚に余裕はあるが、先週の試走で私はトレーニング不足を実感しているし、ブランクのあった友人に初参加のI井さんの誰からもペースアップの希望はなく、上りに入る和泉鳥取まで大人しく先行2人の追走を続けた。

雄ノ山峠への上りはアウターで上れる程度の緩傾斜だが、ずっと先頭を引いてきた先行者のペースが少し落ちてきた。市街地では先頭交代も難しかったが、ずっとお尻について楽をさせてもらったので、先頭を変わろうと前に出た。意識してペースを抑えめにしたが、仲間2人も私に続いてチームの前後を入れ替えたので後方まで確認がしづらく、気がつくと2人組は後方に離れていた。

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引くだけ引いてもらって申し訳無いことをしたな、と思いつつも先行させてもらう。雄ノ山峠自体は標高180m程度で大阪側の傾斜が緩いので、脚に余力のある序盤は余裕だ。7:37頃峠を通過。一転して激坂の和歌山側を一気に下り、平地に降りてくる。ここで友人と先頭交代。紀の川南岸に渡り、大和街道を東進する。

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通過チェックの25km地点、セブンイレブン和歌山下三毛店に8:03頃到着。ジャムパンを購入して通貨証明となるレシートを得て、12分ほどの停車で再出発。先に止まっている自転車は2台だけだったが、出発する頃には次々と参加者がやって来た。中にはペコちゃんさんの姿もあり、「早っ!」と声を掛けた。

ここから紀の川南岸を延々約45km東進する平坦区間。先頭交代しながら3人組で走り続ける。やや強めの北風が吹く予報だったが、幸いなことに風向きはたまに向かい風気味になるがほとんど追い風気味。土手上に出るとさすがに横風に振られるが、全体的に見ればそれほど走りにくい印象はなかった。紀の川南岸には3箇所の回避ルートが設定されている。川沿いの平坦路と言っても正規ルートのバイパスは尾根を乗り越える低い峠がいくつかある。回避ルートは距離が少し伸びるが平坦な旧道で、どちらを通ってもよい。3人で走るなら距離が伸びても平坦路のほうがペースが乱れないと判断し、全て回避ルートを辿った。

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行けるところまで一緒に走って、適当なところで解散するつもりだったが、友人が本調子でないことがある意味幸いし、結局3人での協調走行は69.3km地点、PC1のファミリーマート五条病院前店まで続いた。恐れていたほどの向かい風では無かったが、先頭交代しながら体力を節約できただろう。10:03に到着し、買い物をしてレシートタイムは10:06。コロナ禍の開催とあって基本はすべてレシートタイムを自己記入することになっているが、ここにはスタッフの方がいて確認スタンプを押してくれた。

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ほぼ私のわがままだが、ここでチームは解散。私はレシートチェックを終えるとすぐに出走し正規ルートへ。友人もすぐに出走するが、五條付近の迂回ルートをたどる。I井さんはここで軽食を摂ってから出走するとのことで、一旦お別れだ。

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正規ルートは地下道の押し歩き区間があるため、多くの参加者は川沿いの迂回ルートを辿る。私があえて正規ルート進んだのは、ここで食事を摂るため。理想を言えば消化の良いうどんやパスタが良いのだが、五條付近で10時台から開いているうどん屋が見つからない。前回と同じくすき家で牛丼を頂いた。胃腸の弱い私は200kmでも後半に固形物を身体が受け付けなくなる。とは言え、ブルベ200kmは7000kcal以上を消費するので、補給無しで保つはずもない。元気のあるうちにしっかりカロリーを摂取しておこうということで、前回も取った手段。それでも牛丼+みそ汁程度では800kcal程度にしかならない。ここまでに摂ったジャムパンや携行食を足しても1200kcal程度だろう。ここで無理して大盛りを食べたとしても、胃に負担が掛かって苦しくなるのは目に見えている。比較的補給に恵まれた泉佐野-榛原往復ルートですらこれなのだから、300km以上を走れる気がしない。

10:40頃再出走。22分の停車を取り戻すべくペースを上げ・・・られる訳もなく、重いお腹を抱えてジリジリと進んでいく。しばらく休んでも回復は望めず、かなり消耗していることを思い知らされる。

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県道120号線に入って木材団地の坂をノロノロと上り、しばらくは下り貴重。稲刈り後の田園風景の中を進んでいく。

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吉野駅手前の奉膳の踏切。前回はここで観光特急「青の交響曲」の通過待ちをしたが、今回はこの手前ですれ違った。走行性能に優れたCARACLE-COZで参加しているのに前回より数分遅いということで、脚力低下を思い知らされる(正確には4分遅れ)。

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新橋本橋東詰交差点を過ぎて近鉄吉野線と並走するこの辺りは風景が開け、雲が多いながらも陽が射し、前後の山並みが美しい。ちょうど電車が通過していった。ここで青の交響曲とすれ違えるくらいのペースを目指したいところだ。

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高森町役場手前の迂回ルート経由で飛鳥駅前交差点に11:28到達。毎度のことながら渋滞勝ちで信号待ちが長く、スムーズに通過できないのがもどかしい。

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明日香の旧跡の間を通過して、ほぼ北端の雷交差点を右折。ここから桜井市市街地の南端をかすめていくつも低い丘陵を乗り越えていくアップダウンが続く。まだ胃が重く、脚も消耗し、首肩がこって痛い。北風も強くなって追い風になったり向かい風になったり。なかなかペースは上がらない。

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消化が進んで少しは胃が落ち着いてきたが、いよいよこのコースの最難関、忍阪の上りが始まる忍阪東交差点にたどり着いた。

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県道198号線の忍阪の上りはほぼ直登で先が見える上に、交通量が多く路肩が狭い区間が多いので蛇行が許されず、厳しい上りだ。とは言え私は上りが好きと公言しているし、標高差は280m程度で距離は4km足らず、平均勾配7%程度となれば、普段上っている鍋谷峠や千早峠(金剛トンネル)と比べればカワイイもの。これまでも忍阪で何台もロードを抜いていた。今回は何台抜けるかな、と思いながら上り始めたが、いつにも増してキツく感じる。序盤でいきなりBianchiの参加者にぶち抜かれたことも、気勢を削いだ。参加者が少ないこともあるだろうが、抜けそうな参加者が前方に現れることもなく、右ヒザに痛みまで出てきた。持病の左ヒザに違和感があったのでかばうようにペダリングしていたせいで、負担がかかったのかもしれない。強くペダリングすると痛みがあるので、ダンシングでごまかしながらノロノロと上り続ける。終盤でようやく前方に自転車が見えたが、ピークまでに追いつくことができなかった。

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舐めてかかって大いに苦しんだが、12:20にピークに到着。峠の反対側の下りで勢いに乗る元気もなく、惰性で下っていく。いつものように忍阪の上りですれ違う参加者が少なかったことに違和感があったが、この下りで何台もの参加者とすれ違った。挨拶をしてお互いの健闘を祈る。

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12:27、ようやくのことで折り返し地点の105.3km地点、PC2 セブンイレブン宇陀篠楽店に到着。ここで先行していた友人とI井さんに追いついた。アンパンを購入して公式タイムとなるレシートは12:32。前回より8分遅いことになる。毎度のことながら、約半分しか走っていないこの地点ですでに身体はボロボロ。それでも仲間がいるともう少し頑張れそうな気がする。

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こちらは主催者が撮影してくれた画像。全くお腹は空いていないどころか、胃が重い感じもあるが無理やりアンパンを胃の中に押し込む。これからどうするか3人で話し合い、帰路も行けるところまで協調して走ることにした。チーム再結成だ。19分の停車で再出走。

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私が先導して緩い坂を上っていくが、やはり苦しい。ヒザに痛みが生じないよう軽めのギアを回していくが、道路の段差などの衝撃があると右ヒザに痛みが走る。上りの途中でスタートから6時間が経過した。距離だけで見ると、ここで走行距離108.8kmということは総距離206kmを走るのに12時間近くかかる計算になる。とは言え、11時間1分を記録した前回と、折返しは8分しか差はない。

ピークを越えて、往路は時間のかかった忍阪を一気に下っていく。これで復路はかなり時間を短縮できる。ツラいながらも桜井市のアップダウンを乗り越えて、明日香の平地に入ったところで友人に先頭を交代。北風が強くなり、横風に煽られ走行ラインがふらつくほど。

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13:26、甘樫の丘を過ぎたところで、CARACLE-COZが置かれているのに気付いた。しかもこの世に1台しかない試し塗りのメタリックグリーン。チャリロゲいこまでご一緒したO川さんはその後このグリーンのCOZを購入していただき、CARACLE伝道師的な活動をしてくれている。今回もわざわざ応援に来てくれたのだ。

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私と今井さんのアップも撮影してくれた。自分の走行中の写真は撮影できないのでありがたい。

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走行中の一瞬の会合だったが、これで気合が入った。まずは友人の鬼引きで明日香のアップダウンを一気に抜け、続いて私も必死で引いて県道35号線-120号線と進んでいく。14時には薬水駅を過ぎた辺りに到達したがこの辺りで力尽きて失速気味に。友人も上りでは先に行ってくれと後ろに下がり、木材団地への上りではI井さんも足がつったりと3人共苦しい状態。それでも14:07に、なんとか135.6km地点のPC3、ローソン五條住川町店に到着。

エネルギー補給を考えて先ほど無理やり詰め込んだアンパンが仇になったか、胃が痛iい。経験上、これ以上固形物を摂取しても苦しくなるばかりでパフォーマンスが落ちる。かといってここでエネルギー補給をしないと最後まで保たない。カフェインも胃に負担をかけるので悩んだが、カフェオレを購入して少しでも体内のエネルギーを絞り出すことを狙った。

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レシート時刻は14:12。前回より3分遅いが、PC2より遅れを5分縮めた。とは言え、胃だけでなく、歩くとヒザも痛い。首肩のコリは苦しくなるばかりで、脚の筋肉もパンパンに張って痛みが出てきた。すぐに動けず21分の停車となり、前回より4分増。差し引き1分のみの短縮で、結局はほぼ遅れを取り戻せなかった。疲れ切って自分で撮影することも忘れる始末だったので主催者撮影画像を転載させていただくが、後ろ向きで座り込んで下を向いている私の姿が写っている。

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不調だらけの体調に、さすがにこの先は脱落するかもしれないと2人に伝え、それでも先導してスタートしたが、すぐに友人に交代。

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五條市中心部で紀の川を渡る際に、お祭りらしき行列と行き合った。どうやら御霊神社本宮の秋季例祭らしい。最近のコロナ患者数の減少でこうしたイベントが再開されているのは良い傾向だが、海外の状態を見ているとこのまま収束するとも思えない。次の感染拡大までのわずかな自由時間なのだろうか?

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帰路も約45kmの紀の川(吉野川)沿いの平坦ルートに入り、先頭交代しながら西進を続ける。幸いなことに横風でもやや追い風気味の区間が多く、カフェインも効いたのか、ボロボロの身体でも結構いいペースで走れた。ところが、かつらぎ町に入った辺りから脚に力が入らず、先頭を引くどころか友人についていくのも厳しくなってきた。頭もモヤッとする。これはどうやら単なる疲労ではなく、補給不足によるハンガーノックに陥りつつあると思われた。やむ無く2人には先に行ってもらい、国道480号線と交差する東渋田交差点に面するコンビニで停車。

胃が少し落ち着いてきたが固形物はまだツラいので、エネルギー系ゼリー飲料を2パック摂取した。しばらく休んでいると頭がスッキリしてきた。約15分の停車で走行再開。

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一人旅になってしまったこともあり、気分を変えて堤防上の自転車道に上った。正規コースではないが、朝のブリーフィングでも北岸に渡らなければ自転車道を通ってよいと説明を受けていた。景色も良く、横風も走りにくいほどではない。相変わらずヒザに痛みはあるし、首肩も痛いが、ゼリー飲料の効果か一人でもまずまずのペースを回復できた。16時を過ぎ、そろそろ低くなってきた太陽が眩しい。

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16:36ごろ、帰路も通過チェックになっている185.6km地点のセブンイレブン和歌山下三毛店に到着。ここでしばらく前に到着していた友人に追いつくことができた。「I井さんどうした?」と友人に尋ねられてキョトン。こちらが聞きたいセリフだったのだが、気がついたら途中ではぐれたとのこと。

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心配したが、私のすぐ後にI井さんも到着した。どうやら途中でルートを誤ったらしい。用事を終えた友人は先に出発し、私とI井さんはあとから一緒に出発した。停車時間は約15分。

終盤は北に向かうの真っ向からの向かい風だが、夕なぎなのか、さほどの苦労はなく進める。ボロボロの体調ながら、平地のうちは比較的順調に走れた。ところが雄ノ山峠に向けた上りに入ると、傾斜がゆるいうちからペースがガタ落ちした。ハンガーノックから回復できたように思ったが、坂道を上るには出力が足らない。ヒザの痛みや累積した疲労もあって力が入らない。I井さんは余力が残っているようなので11時間切りを目指して先行してもらった。

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ペースアップして坂を上っていくI井さんを見送り、私は息も絶え絶えに最後の難関を上っていく。それでも、傾斜はキツいが標高は低い。陽が落ちてほぼ真っ暗になった雄ノ山峠を17:31に通過。

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先を急ぐが、ここで事故を起こしてはなんにもならない。慎重に坂を下って阪南IC横の和泉鳥取交差点に17:47到着。

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最後の力を振り絞って鳥取東中学校のある尾根を乗り越え、できるだけペースを上げてゴールを目指す。国道26号線と交差する幡代北交差点で信号に引っかかり、この時点で17:54。信号の多い市街地で、残り2kmをあと6分で走るのはほぼ不可能だし、ゴールしてから認証を受けるまでの時間を考えると、この時点で私の記録更新と11時間切りは無くなった。

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少し力を抜きつつも、ダラダラはせずにゴールを目指し、18:03に樽井公民館に到着。どうせ記録更新はならないので、ゴール写真を撮ってから館内に入った。

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先にゴールした友人とI井さんに「お疲れ様です」と迎えられ、なにはともあれゴールの手続き。入室した18:05がゴール時間となり、私の公式タイムは11時間05分となった。残念ながら自己記録の11時間01分を4分上回り、記録更新と11時間切りはならなかった。

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I井さんは10時間58分で認定され、11時間切りとCARACLEスタッフ最短記録を更新した。私の託した11時間切りを達成するために必死で走り、事情を知った他の参加者に引いてもらったりもしたそうだ。初参加でこの記録は素晴らしい。友人はI井さんより先に到着したが、手続きが遅れて11時間59分の認定となった。以前は9時間台で走っていた友人にすれば残念な結果のようだが、お陰でかなり長い区間を3人で走ることができた。いつもコバンザメで助けてもらう一方だった私も、今回はある程度助け合えたのでは無いかと思っている。

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ブルベ100周年記念の200km完走バッジを受け取って、帰路についた。フランスのシンボルとして親しまれているニワトリをデザインしたこのバッジは、本来であれば世界で最初にブルベが開催された9/11に開催される200kmBRM(国内21本)で配布されるはずだったもの? 今回もらえるとは思っていなかったので、ありがたい。

今年は国内外で記念行事も行われるはずだったが、コロナ禍で多くは中止となった。私も本来1月に開催されるはずだった今回の200kmを皮切りに、長距離スキルを積み重ねて300kmへの出場することを「夢見て」いた。仕事も忙しいし、緊急事態宣言でそれどころでは無くなったのも事実だが、コロナ禍を言い訳にして「計画」にまで具体化せず、トレーニングをサボった面も否定できない。結局、今年も300kmへのステップアップは夢想に終わってしまった。

それが、走行性能に優れたカーボン製のCARACLE-COZで参加しながら、アルミ製のCARACLE-Sの記録を更新できないという結果につながったといえる。終わってみればわずか4分の差だったので、あと少しがんばれていればいう思いもある。とは言え、毎回ギリギリまで追い込んでいるのは確かで、今回もスタートからゴール寸前までのんびりした場面は無かったと言える。たかが4分だが、それを縮めるのは容易ではない。

ポジティブに捉えれば、日程が変更になり、府県境を越えるトレーニングが難しい状況が直前まで続いた中で、2年前と大差ないタイムでゴールできたのは頑張ったとも言える。身体能力は明らかに落ちているので、機材と作戦で補ったといえる。TORACLE-COZ(CARACLE-COZ DB)は20インチ折りたたみ車だが、カーボンの軽量さと強力な油圧ディスクブレーキ、そして電動変速は700Cで出場した際より遥かに快適で楽に走れた。ロードと組んで走るのにほぼ問題は無い。問題があるとすればエンジンである乗り手の脚力だけだ。

前述の通りモバイルバッテリーの追加とタイヤを太くしたこと以外は普段使いの仕様と大差ないが、携行品の少ない200km程度は全く問題ない。28mm幅の太めのタイヤは少々の路面の荒れを気にせず走れるので、ライン取りに気を使わずに済むメリットを感じた。慣れたというか、試走で感じた鈍重さは気圧を0.2気圧下げたにも関わらず、ほぼ感じなくなった。それでも終盤は軽快さよりクッション性が欲しいと感じたので、もう少し気圧を下げても良いかもしれない。機会をみて6.5気圧くらいに下げて走行感を確かめてみよう。

距離を伸ばす場合は、ライトやレインウェアなど必要な装備も増えてくる。その辺りは具体化したところでしっかり考えてみよう。

以前より早いタイミングで胃が固形物を受け付けなくなったのは、今後の重大な課題だ。加齢かトレーニング不足か原因はわからないが、補給地点に恵まれた今回のルートでこれでは、300kmへのステップアップどころか他の200kmルートの完走すら危うい。胃が元気なうちにカロリーの高いものを摂取しておきたいが、牛丼すら胃に負担がかかるとなると、これ以上に消化の良いものはうどんかおかゆくらいしか無い。午前中から開いているうどん店は今回のルートですら見つからないし、カップうどんは油揚げ麺で消化は良くない。そうなるとコンビニで入手できるのはパックのおかゆくらいだが、食べやすい状態とは言えない。

毎度のことながら胃腸が丈夫なことが、上を目指すアスリートの条件だと思い知る。同じ距離を走るなら完走目的でのんびり走るのも楽しみ方だが、200kmでのんびりしていては距離を伸ばすことが難しい。私の年齢と体質を考えると600kmを越える長距離は難しいと考えているが、400kmくらいまでは走れるようになりたいと思っている。

そう言いつつも、今回の参加はほぼ2年ぶり、完走は3年半ぶりという体たらく。仕事の多忙な時期は長距離(長時間)トレーニングが難しく、コロナ禍という事情もあったが、緊急事態宣言や蔓延防止措置の合間に開かれたブルベもあった。その中で頑張って記録を残している自転車乗りもたくさんいる。私がCARACLE-Sで初参加した時には考えられないことだが、スタッフ以外にもCARACLE-SCARACLE-COZでブルベを走る方がちらほら現れている。トラップさんに至ってはCOZで600km完走も果たしている。

私にはそこまでブルベに打ち込む気概が無かっただけだ。そこは自戒しつつ、ブルベだけが人生でもないので、これからもほどよい付き合い方を模索していくつもりだ。

■STRAVA

2年ぶりのブルベ参加 [BRM1023(旧BRM124)近畿200km泉佐野 榛原往復] | ライド | Strava

■Ride with GPS

2年ぶりのブルベ参加 [BRM1023(旧BRM124)近畿200km泉佐野 榛原往復]

■本日の走行記録(自転車)

cyclemeter211023
CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2021/10/23 6:54:22
 自転車完了: 2021/10/23 18:15:30
 バイクタイム: 11:09:17
 停止時間: 0:00:00
 距離: 207.34 km
 平均スピード: 時速 18.59 km/h
 登り: 1109 m
 カロリー: 7588 kcal
 平均心拍数: 128 bpm
 最大心拍数: 169 bpm
 平均ペダルペース:  58 rpm
 最高ペダルペース: 148 rpm
 今月の走行距離:  279 km
 今年の走行距離: 7034 km
 先月の走行距離:  640 km
 昨年の走行距離: 7965 km

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