雨降り前の平地ソロトレ [堺浜周回コース]

8/4に自転車技士と自転車安全整備士の検定試験を受けたが、特に組立て実務は筆記と違って判定基準がはっきりしないので、不安が大きかった。ヤキモキしながら丸々2ヶ月待って、10/3にようやく結果発表があった。
幸いなことに両資格ともに合格し、その夜はもらい物の純米大吟醸酒「獺祭」を、ちょっと多い目に頂いた。自力で受験すれば、受験料と受験用自転車の準備で10万円近く掛かる。会社の補助が有って助かったが、それだけに落ちたら立場がない。まずは、ホッとした。
今までは運転免許や英検4級など、何の自慢にもならないような資格しか持ってなかったので、初めて履歴書に堂々と書ける資格が手に入った。
営業職ではあるが、このところは自転車の組み立てに追われる日々なので、実務にも役立つ資格と言えるだろう(^_^;)。
さて、今週末は土曜出勤もなく3連休。とは言え天気予報は最終日の月曜以外は雨が降る予報「だった」。
昨夕の時点では朝の9時頃から雨が降り出す予報になってしたので、まずそんなことはないだろうと「もし、降らなかったら明朝走る」と言ってしまった。ところが、朝起きると周囲に雨雲は全くない(^_^;)。
仕方ないなあ、とTORACLE(虎来る號)で堺浜に7:20頃出動。半袖のレーサージャージとレーパンで暑くなく寒くなく、ちょうどよい気温。10:30頃には雨雲が掛かる予定で、さすがに山の方に遠出するのはリスキーだろうと思っていたが、天気はどんどん好転してくる。今日はチームCARACLEの強力な晴れ男、F永さんが娘さんの運動会ということで、雨雲を吹き飛ばしてくれたらしい。余計なこと・・・いやいや、ありがたいことだ。
F永さんも運動会だし、他のチームCARACLEメンバーも三連休は色々と用事があるようで、今日は誰も来れないのでソロトレーニング。もっとも、皆家族持ちなので、今朝になって行くと言って来れる人もいないだろうが。
毎度のカフェインドーピングの後で、周回開始。日曜に比べると土曜は早朝でもやや車が多いが、走りにくいほどではない。競技用車椅子の方が集まっていたが、入れ違いで引き上げられるところだったようだ。
TORACLE決戦仕様解除

新通勤車(CARACLE-S 2015試作車)のメンテに続いて、CARACLE-S 2016試作車のTORACLE(虎来る號)いじり。
ほぼ乗鞍決戦仕様のままだったTORACLEだが、御堂筋サイクルピクニックでの展示が終わったので平常仕様に戻すことにした。11/12にはスズカ8時間エンデューロが迫っているので悩むところだったが、やはり決戦仕様のままでは普段使いに不便だ。
まずはカセットスプロケットをRECON製アルミ一体型(11-25T)から、シマノ製CS-6700(11-28T)に交換。これで、安心して激坂に挑める。
続いてマッドガードの装着。雨男が遠出するには必需品(^_^;)。
リアガードはサス後部の「コ」の字パーツを後フォークに固定するボルトを決戦用のチタン製から、ロングサイズのステンレス製に交換してフレームから突出させ、ワンタッチガードの台座を装着する。
フロント用はクラウン後の貫通穴にボルト・ナットで台座を装着するだけなので、まだ簡単。
このワンタッチガードでも身体に水がかからないが、新通勤車に純正のフルガードを付けてその効果を見直している。身体だけでなく、車体やパーツ類も水がかかりにくく、汚れを防ぐことができる。すぐ外せるワンタッチガードも良いが、普段のトレーニングやツーリングにはフルガードの方がいいかなとも思う。
純正ガードは元々が1.5サイズのタイヤ用なので太すぎるかと思っていたが、新通勤車に装着してみると1.25サイズのタイヤでもクリアランスを調整すればそれほど違和感はない。純正ガードの仕様を決めた上司も「折りたたみ時にできるだけコンパクトにするために、細めのものを選んでいる」とのことで、幅は48mm。一般的にマッドガードはタイヤ幅+10mmが適正幅と言われるが、1.25サイズ(32mm)のタイヤなら42mm程度が適正なのでちょっとだけ太めだが、TORACLEにも装着するか?
その後の通勤用CARACLE-S

新通勤車(CARACLE-S 2015試作車)は、9/21に 組み立てた途端に小雨や雨上がりの走行が相次いだ。9/22に前マッドガードにフラップを装着したものの、完璧に水しぶきを防げる訳ではなく、上からの雨も当ってチェーンに早くもサビが浮いてきた。
そんな訳で10/2の堺浜練習の後、再使用開始からわずか11日目でチェーンクリーニング&注油。シマノの9速用チェーンCN-HG53は、これまで通勤に使用していたサンツアー製(7S)に比べるとサビが生じやすい。雨に当たる可能性が高く、メンテナンスをすぐにできない通勤用には、防錆製の高い、上級グレードチェーンを使用したり、チェーンルブを耐雨性に優れたものに変えたほうが良いだろう?
現行シマノではCN-HG93というワングレード上の商品もあるが、どこまで防錆製が高いかは不明。いっその事、通勤用にはKMC製の防錆チェーンを装着するか?
また、このところ車体中央部の下部から、ギシギシというきしみ音が聞こえるようになってきた。この手の異音の原因を突き止めるのはただでさえ厄介だが、CARACLE-Sは折りたたみ自転車なのでさらに発生源の候補が多い。
それでも真っ先に思い当たったのは、専用工具がなく無理やり装着したサンツアー製シールドBB。手持ちの工具で可能な範囲で増し締めしたが、異音は消えない。そこで、専用工具が手に入るまで代替えのBBを装着することにした。
ピンチヒッターなのでグレードは低くてよいのだが、問題はシュパーブプロはISOテーパーを採用していること。シマノが採用しているJISテーパーに比べるとかなり流通量が少ない。主にカンパニョーロ製品やピスト系クランクで採用されているため、高グレード品(高価)な品が多いのも難点。軸長を限定すると、新品ではかなり高価な商品しかなく、手頃な価格のTOKEN製は輸入元で在庫切れのようですぐに入手ができない。
ネット情報を漁っていると、MICHEがISOテーパーとの記述があった。私が以前入手したMICHE製BBはJISテーパーBBだと判断したのだが、私の計測ミスで実はISOテーパーだったり、シマノと互換性を持たせたJISテーパーも存在するがメインはISOということあるかもしれない。イタリアメーカーなのだから、ISOテーパーが自然だ。
そこでMICHE製のスクエアテーパーBBを探してみたところ、中古品が安く売られていたので、検証用に入手した。時間を逆上るが、9/30に勤務先で作業開始。
BBシャフトは貫通穴もなく、シルバーではあるが表面処理は安っぽい。ワンは「MICHE」「BSC(JIS互換)」「MADE IN ITALY」と大きくプリントされて、結構高級感のある軽合金製。
久々のぐるぐる練習 [堺浜周回コース]

9月は天候が優れな日が多く、週末も通勤も満足に自転車に乗れない日が多かった。先週末も土曜が出勤日で、日曜は御堂筋サイクルピクニックに出展と、お仕事で塞がった、多くの愛好家と触れ合えたのは楽しかったが、会場への往復以外は自転車に乗れなかった。
昨日も出勤日だったので、ようやく今日は自転車に乗れそうなので、チームCARACLEのF永さんと堺浜を走ることにしていた。ところが、明け方に雨音で目が覚めた・・・。ホントに雨に祟られてばかりだ。
幸いなことに雨はすぐに止んだので、6:30過ぎに出走。まだ路面が濡れていたが、TORACLE(虎来る號)は御堂筋サイクルピクニックにノリクラ決戦状態で展示したため、まだマッドガードを装着していない。と言って、フルマッドガード装備の通勤車(CARACLE-S 2015試作車)はちょっと調子が悪く、堺浜周回には重量的にもちょっとキツい。結局、TORACLEで水を跳ね上げないようにゆっくりと堺浜に向かった。
7:15頃に堺浜に到着する頃には、ほぼ路面も乾いていた。というか、この辺りではそれほど雨が降らなかったようだ。
コース脇のコンビニに立ち寄ると、F永さんが空気圧を調整中。このコンビニではスポーツバイクに対応したフロアポンプを貸し出してくれる。
カフェインドーピング(コーヒー)をしてから7:30ちょうどに堺浜の周回を開始した。
1周目は、ウォーミングアップがてら心拍数概ね150以下に抑えたが、トレーニング不足の身体には結構キツい。
通勤用CARACLE-S組立て その3

[通勤用CARACLE-S組立て その2]からの続き
走行可能状態になった新通勤車(CARACLE-S 2015試作車)のデビューとなるはずだった9/20は、台風襲来(^_^;)。
やむなく車で出勤して、勤務先を探したら行方不明だったヘッドコラムのトップキャップが見つかった。テレスコピック(二段式)のズレ防止のためのリブを回避する溝が付けられた専用品だ。
帰宅してからこれを装着して、ハンドル周りのセッティングは一応完了。ただ、やっぱりハンドル周りがごちゃごちゃしている。TOPEAK製ライドケースマウントをトップキャップに装着できるように、プレッシャーアンカーを加工して装着したいところ。
本装着するペダルも持ち帰った。仮付していたシマノ製PD-A530と交換で装着したのは、CARACLE-Sのオプション品であるwellgo M138 QRD フラットペダル。ワンタッチで着脱できることと、マグネシウム製で軽量なことが特徴のフラットペダルだ。中国にCARACLE-Sを持ち出した際にトゥクリップを取り付けられるように改造したものを、流用する。
通勤はトゥクリップで使用し、週末ライドに活用する際にはSPD互換のwellgo MG-8 QRD ビンディングペダルにワンタッチで交換できる。
新通勤車は昨日9/21にいよいよ(?)通勤デビュー。さらに今日9/22にはMG-8を装着して約40kmのポタリングに活用した。
充分な走行性能を発揮した新通勤車だが、この2日間は組み直したばかりなのに、いきなり雨上がりの濡れた路面を走る羽目になった。前輪が水を跳ね上げて、車体下部やBB付近が結構汚れてしまった。
短いガードでも身体への水の跳ね上げを抑えることができるので、有ると無いとでは大違い。しかしながら、長い(というか「適切な長さの」)前輪マッドガードを装着していると、跳ね上げがさらに抑えられて、靴が濡れずに快適だし、前ギア周辺のパーツを水や汚れから守ることができる。とはいえ、BBなどの防水機能も向上し、長いマッドガードは段差を降りる際に引っかかったりすることもあるからか、最近の自転車は総じてガードが短い。そんな事もあって、多くの人は長いガードの長所を知らない。