TORACLEスズカ決戦仕様解除&新スピードセンサー

161119_102710サイクルモードとスズカ8時間エンデューロが終了し、大きなイベントは一段落。今週末は久々に家でのんびり・・・とはいかず、雨漏り工事の立ち会いや季節品の入れ替えなど、溜まっていた仕事の片付けに追われた。

その合間に、TORACLE(虎来る號)を山に上れる平常仕様に復帰させる作業を行った。

161119_103320161119_105155デュラエース10Sチェーン(CN-7901)を外し、KMC X10SL ゴールドを復活。CN-7901外したフィルタークリーナーと一緒にボトルに入れてシェイクしてクリーニング。水洗いと注油をして保管。

フロントチェーンリングは53Tから47Tに交換。

リアのカセットスプロケット(CS-6700)も11-25Tから11-28Tに交換してギア比をロー&ワイドレシオ化。

161119_114033前後マッドガードの取付台座も装着。リアはサスペンション後部とリアフォークを繋ぐボルトをチタン化していたが、ステンレス製ロングボルトに交換してマッドガード取付台座を装着。

161119_133800ボトルケージ、バックミラー、リフレクター、フロントバッグ用のリクセン&カウルアタッチメントなどを装着し、平常仕様に復旧した。

しばらくトレーニングは近郊ばかりだったが、これで安心して山中の峠道に分け入る事ができる。遠出をする際には、防寒着や予備パーツ類、救急キット等を携行しないと不安だ。

新装備として、スズカエンデューロ前日にセンサーマグネット不要のスピードセンサーが入手できた。

CARACLE-Sは20インチ車なのにリアセンターがロードバイク以上に長いため、通常のスピード&ケイデンス一体型センサーは両者のマグネットが離れて使用に難がある。スピードセンサーとケイデンスセンサーが別れたマグネット式センサーも見つけたが、欠品していたり、電池交換不能だったりと難点があるし、フレーム形状の特殊なCARACLE-Sへの取り付けにはマグネットの装着に工夫が必要なことが予想できた。

wahoospeedモーションセンサー式ならマグネットとの位置関係を気に病む必要はなく、クランクやハブ軸に装着するだけで済む。そこで、Bluetooth+(4.0)式のモーションセンサー式ケイデンスセンサーを使用していたのだが、それと対になるスピードセンサーがWahooから発売されたことに春頃から気付いていた。

ハブ軸に巻きつけるモーションセンサー式のセンサーは、GARMIN製がすでに存在するが、これはANT+専用。私はiPhoneで走行データを管理しているので、Bluetooth+(4.0)対応を待ち望んでいた。

日本代理店がさっぱり発売してくれないのでヤキモキしていたが、今回友人がアメリカから自転車用品を購入する際についでに手に入れてもらった。

スズカエンデューロにギリギリ間に合った、と思ったのだが前日装着してみると、ペアリングに苦戦し、ようやく繋がっても、スピードの値がゼロままで検知しない、と思ったら260km/hなどと表示されたりで、どうにも不安定。止む無く、スズカはこれまで通りのマグネット式スピードセンサー(正確にはスピード&ケイデンス一体型センサーの、スピード機能だけを使用)で出場した。

161120_132522操作不良の確かな原因は不明だが、後輪に装着したことは推奨外の使用方法だった。前輪装着が推奨されているものの、エンド幅74mmのCARACLE-Sの前ハブには付属の装着パーツが収まらなかった。

161120_130847161120_131410そこで、純正装着パーツを使用せず、本体のみをタイラップで縛り付けることを考えた。

とは言え何か滑り止めがないと、タイラップだけでは不安。振動も強く伝わるだろう。

ゴム片やスポンジを挟むことも考えたが、最終的に用いたのが家に転がっていた地震対策の粘着シート。

161120_130924AV機器などの固定に使用するゲル状のシートだが、これをカットしてセンサーの裏面に張りつけてからタイラップで固定した。これなら固定力に不安はないし、振動も吸収するはずだ。

難点は見栄えが悪いこと。もうちょっとキレイにカットできればよいのだが、ハサミやカッターではなかなか思うように切ることができない。ひとまずは動作を検証してから対策を考える。

前輪だろうが後輪だろうが、回転するのは同じはずなので、これで動作が正常になる見込みは低いようにも思われる。他の原因を含め、じっくり検証してみよう。

 

ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。

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