150712の自転車いじり(?) [CARACLE-Sドロップ化・パーツ調達]

CARACLE-Sのドロップハンドル化に挑戦しているが、今日は昼すぎまでの100km超ライドで疲れきったし、時間的にも厳しく作業はできなかった。来週は、(台風が怪しいが)CARACLE-Sで淡路島ツーリングを予定しており、中途半端で終われないからだ。
とは言え、カスタマイズ用パーツ類がかなり集まってきた。確実性のない試みなので、ひとまずは中古品を中心に集めている。上手く行ったらグレードアップも考えるつもりだ。
まずは一番の肝である(?)ハンドルバー。現在、猛虎四號で使用しているTNI ネオクラシックバーを基準に計測すると、突き出し40mmのステムが必要になる計算だった。MTB用ステムならないわけではないが、デザインがごつく、重量の重いものばかり。
そんなこともあって、ロード用でもMTB用ステムでも共用できるクランプサイズ(オーバーサイズ31.8mm径)で、できるだけリーチの少ないドロップハンドルを探していたが、カタログスペックではネオクラシックバーのリーチ65mmを下回るものは見つけられず、短くても70mm以上。
とりあえずのサイズ検証用として、リーチ80mmのFSAオメガ(420mm幅)の中古品を入手。シュパーブプロのブレーキレバーを装着して、 先週実地検証してみた。
スペック上はネオクラシックバーの方が15mmリーチが短いが、ブレーキブラケットを基準にすると、意外なことにFSAオメガの方がずっとリーチが短い。ネオクラシックバーは上面をフラットにするために、かなり起こして装着しているので、リーチが延びていたのだろう。
止めどなく 汗滴り落ちる 峠道 [鍋谷峠-(通称)犬鳴峠]

梅雨の最中で台風も近づいているのに、この3日間は雨の心配もほどんど無く、今日も曇り時々晴れとの予報。問題は気温で、最高気温は33度の予報。これまでのことを思うと急過ぎる夏の訪れだが、ノリクラ本番まで2ヶ月を切った。今週末の休みは日曜だけとなれば、身体がダルイだの暑いだの文句も言っている場合ではない。CARACLE-Sを駆って、6:20自宅出走。
今日は近所の友人が山岳グランフォンドin吉野に出場しているので、単独行。まずは鍋谷峠を目指す。雲は多いが、晴れてるタイミングの方が多い。行く手の紀泉山脈も青空の下にくっきり。
父鬼下の温度計は23度。気温自体はまだマシなのだが、湿気が多くて蒸し暑い。体調もあまり芳しくない。
今回からフロントバッグに変更したが、ウエストバッグでは暑さも倍増しただろう。いいタイミングだった。
フロントバッグを装着し、輪行袋も収納したのでちょっとした重量増。ハンドルの軽快さが少し失われたが、逆に言えば安定したとも言える。ツーリングではこのくらいの方がリラックスして走れるだろう。
父鬼集落の中で、ロードの集団に追いぬかれた。見れば、Bicicorsa AVELのチームジャージ。皆さん「おはようございます」と挨拶をされて、マナーが良い。面識のある阿部店長がいたのかどうか、その場では確認できなかった。
私は私でいつもの製材所前の鍋谷橋からアタックを開始したが、今日は距離を延ばすつもりだし、体調も今ひとつなので軽め。・・・にするつもりだったが、割とゆっくりしたペースで上っているAVELのメンバーの方に追いついてしまった。聞くと、今日は高野山まで行くとのことで、セーブしておられるようだった。大阪市内から高野山往復とはさすがだが、一度抜いてしまうとこっちもタレるわけにはいかなくなる。
ついついペースが上がり、心拍数170~175程度で上り続ける。汗が吹き出し、ポタポタと滴り落ちていく。それでも、鉄の猛虎四號と比べると、CARACLE-Sはアルミ製フレーム。フレーム周りのパーツやボルトもチタンやステンレス製なので、サビを生じる心配が少なく気が楽だ。
150705の自転車いじり [CARACLE-Sマッドガード、フロントバッグ装着]

CARACLE-Sのためのマッドガードは入手済みだったが、タイミング悪く昨日は雨中ライドになってしまった。次の雨に備えて(?)早いところ装着することにした。
純正のマッドガードは標準タイヤの1.5サイズ用なので細身のサニーウィル製ワンタッチ着脱ガードを入手していた。
とは言え、CARACLE-Sへの装着にはひと工夫必要。昨日洗車してキレイにしたCARACLE-Sを前に、作業を開始。
フロントはまだ簡単かと思ったが、いきなり問題発生。CARACLE-Sのフォーククラウンの形状は厚みがあってテーパー状になっているので、添付のボルトでは長さが不足している。手持ちのもう少し長いボルトがあったが、それでも足らない。
そこで、逆に短いボルトを使って、クラウン内側からボルトを通してみた。これも長さの選択が難しく、短いとマッドガードのプレートが固定できないし、長いと内側から通せない。結局、頭の薄いボルトのギリギリ通せるサイズを選択。
梅雨明けは 遠し峠の 雨宿り [紀見峠-千早峠(金剛トンネル)]

今日は夕方から雨が降り、明日まで雨が残る天気予報。今日のうちに走っておかねば、と6:30前に自宅を出走。南海上には梅雨前線が居座り、雨雲が流れてくる恐れもあるので、雨雲レーダーを見ながら慎重に進むことにした。
先週はCARACLE-Sでは初めて府外へ脱出し約65kmを走行。今回はもう少し距離と獲得標高を上げて、紀見峠を越えて千早峠(金剛トンネル)で戻るプラン。最初に標高の高い千早峠に上って、雨雲の様子次第で引き返すことも考えたが、最初にメインを持って来ると、後を考えて力をセーブしてしまう。やはりメインは最後に持ってきて、後顧の憂い無くアタックでくるほうが良い。
河内長野駅には7:00過ぎに到着。微妙な雨雲が和歌山側にあるが、徐々に消えていくようなので、最初のプラン通り紀見峠→千早峠(金剛トンネル)と辿ることに決定。今日は体調が今ひとつで、脚が回らないのでメインを後回しにして回復を期待するというのも理由。
今思えば、ここでもう少し慎重に行動していれば・・・。
紀見峠へは国道371号線を進むとわかりやすいが、交通量が多く、路肩も狭いので自転車には難路。いつものように高野街道を中心に裏道を通って進んでいき、三日市駅手前の古い町並みを通り過ぎる。
美加の台駅の手前から南海電鉄高野線の単線時代の軌道跡を利用した遊歩道に入る。雨が多いからなのか、紫陽花がきれいだった反面、今日は路面がやや荒れている箇所もあった。
下りでこの路面ではツラかっただろう。スピードの出ない上りでよかったと、この時点では自分の判断に満足していたのだが・・・
大して心拍数も上げられないまま紀見峠には8:15頃到着。やはり調子は上がらないが、引き返すほど不調なわけでもない。あとは雨雲だが、峠で雨雲レーダーを再確認しても、雲は消滅傾向。南方の雲が北上してくるのが気になるが、午前中は大丈夫だろう。
今思えば、ここで引き返せばまだ間に合ったのだ。 (さらに…)
150630の自転車いじり [CARACLE-Sフォークコラム延長]

先日、ハンドルポストを交換したCARACLE-Sだが、最初から短い突き出しで固定する設計の標準仕様のハンドルポストと比較すると、交換品はコラムの収納部分が深く、長い突き出しを要求する仕様。
実走すると、軽いきしみ音がするくらいで、剛性不足などは感じないが、フォークコラムとハンドルポストと充分に噛み合っていないことは長期使用を考えると不安があった。
上司に相談したところ、「コラムを延長しよう」という話になった。本業が金属加工(精密板金加工)の会社となれば、この手の加工はお手の物。社内に設備や職人さんがいるのは、とてもありがたい。
必要な延長サイズは22~23mmなのだが、試作品のフォークから切り取ったコラムパイプを溶接することになった。
私は見守るだけだったが、上司と職人さんが作業を進めていく。溶接前に、接合部分がすき間なく正確に合わせられることを確認し、付近の塗料をヤスリやサンドペーパーで丁寧に除去。
続いて、フォークを溶接台にクランプで固定し、延長側のパイプは重量のある重りで両側から挟んで位置を固定。
いよいよ溶接開始! まずはチョンと溶接して、固定位置を再確認。コンコンと軽くハンマーで叩いて微妙な位置調整。
そして本溶接でぐるりと溶接していく。一連の動きは繊細でありながら、流れるよう。さすがというところ。