雲間より 早苗待ち侘ぶ 朝日かな [竹内峠-葛城の道-水越峠]

昨日いじったCARACLE-Sで、6:20過ぎに自宅を出走。今日はCARACLE-Sでは初めて、自宅出走の大阪府外脱出にトライすることにした。
とは言え、いきなり高い峠を越えて長距離を走るのは難易度が高いので、まずは一番近い府境である東方向を目指す。富田林の丘陵地帯を越えて、石川を渡る橋からは行く手の二上山が特徴的な山容で立ちはだかっている。空はやや雲が多いが、晴れ間もある。気温も低めで気持ちのいい気候。
府外脱出の往路は、二上山の南肩を超える竹内峠。六枚橋東交差点から竹内街道に入り、細道を上っていく。
石畳も交じる竹内街道には、こんな古い家屋(旧山本家住宅)も残され、道沿いには竹内街道歴史資料館もある。車はほぼ入ってこないので、気楽だがかなりの急坂。時期や時間によっては地元住民や観光客も多いので注意が必要だ。
道の駅近つ飛鳥の里太子付近から国道166号線に合流し、やや交通量の多い道をペースを上げ気味に上る。
昨日ハンドルポストを交換したことで、ハンドルポジションが高く遠くなり、より楽に坂を上れるようになった。剛性感も増したように感じるのだが、残念ながら上りで力を込めるとギシギシと軋み音がする。やはり、このハンドルポストに適したコラム長を確保できないので、無理があるのだろう。すぐにどうこうということもないだろうが、長期間使用するのは不安を感じる。さてさて、どうするか?
150627の自転車いじり [CARACLE-Sテレスコハンドルポスト装着]

昨日は職場の食事会があってそこそこ呑んだので、今日は走りはお休み。そこで、ノリクラに向けてCARACLE-Sのドロップハンドル化検討作業の続き。
カスタマイズに必要なパーツを購入する前に、先日手に入れたハンドルポストの具合を確認することにした。
付属の引き上げボルトは短く、太さもM6サイズ。一方、CARACLE-Sのフォークに埋め込まれたナットはM8サイズ。標準仕様のハンドルポストはフォークコラムを収める部分の高さが低く、コンパクト。
紫陽花が 陽に輝きて 雨上がり [鍋谷峠往復]

金曜深夜に台湾出張から帰宅して、昨日土曜日は一日ぐったり。出張で通勤ライドもしていないので、5日間も自転車に全く乗っていない。今日は何としてもトレーニングに出ると準備をしていたが、6:30頃出発しようとしたら雨がパラつきだした(^_^;)。
雨雲レーダーをにらみながら待機したが、雨が止んだ7時過ぎにあらためて出走した。9時頃に次の雨雲がやって来るので最低2時間は走れるし、全体的には回復傾向。上手くすれば、今こちらに向かっている雨雲は消滅するもしれない。
・・・と、甘い観測で走り出したら、1時間もしないうちに、新たに発生した雨雲が直上にやってきた。大粒のドシャ降りに、軒下を借りて雨宿り。
雨は局地的で、20分ほどでほぼ止んだ。マッドガードを付けていないCARACLE-Sなので、泥水を跳ね上げないようにゆっくりと先に進んだ。
今日はあわよくば和泉葛城山、なんてことも考えていたが、雨のタイムロスに加えて、帰宅後に汚れたCARACLE-Sをクリーニングする時間も必要だ。家の用事も色々あるので、今週も手近な鍋谷峠へ向かった。
150614の自転車いじり [CARACLE-Sヒルクライム仕様検討]

ノリクラは2年連続のコース短縮で、いまだ猛虎四號にゴールの畳平を拝ませていない。今年こそは、の思いもあったが、周囲(友人や得意先)から「CARACLE-Sでノリクラに出場するんだよね」と言われることが多くなった。入手以来「CARACLE-Sは、走れる、上れる」と言いふらしている私が、他の自転車を選んでは説得力がない。
今年は骨折や転職でトレーニングも満足にできていないので、どちらにしてもタイム更新は難しいだろう。それなら、いっそCARACLE-Sで上ってみるかという気になってきた。
CARACLE-Sは基本性能が高いので、今程度のカスタマイズでも間違いなく完走はできる。とは言え、できることならドロップハンドルを装着したいし、重量も軽くしたい。少しでもタイムを短縮する仕様に持って行きたいのが、ノリクラに出続けている者の(かつトレーニングをロクにやってない者の?)心理だ。
入社したころは上司から「これはそういう(レースに出ることを目的にした)自転車ではない」「半年はノーマル仕様で乗ってもらわないと」言われていたが、意向に反して3ヶ月もしないうちに色々いじり出してしまった・・・。
上司は恐らく内心渋い顔をしていたと思われるが、「外堀が埋まってきた(周囲から「CARACLE-Sで出場」と言われている)」ことを伝えたところ、苦笑いしながら「それじゃあ責任取らないかんな」と乗り気になってきた(ありがたいことです)。
まずはドロップハンドルをどうやって装着するか? ノーマルのハンドルポストはシンプルな構造で相対的に軽量(630g)。前方にややオフセットした(10度?)構造とは言え、前後、上下ともに調節機能はない。フラットバー装着を前提とした25.4mm径なので、そのままではハンドルの選択も限られる。
近い将来に角度や高さが異なるオプション品を販売する計画もあるが、ドロップハンドル用という訳ではないし、当座は今あるもので何とかしなくてはならない。そこで、上司が社内にあったいくつかのハンドルポストを見せてくれた。
その中で、ひとまずこのハンドルポストを試してみることにした。
社内の試作車に付いていた アヘッドステムが装着可能なテレスコピックタイプだ。重量的にはノーマルタイプよりかなり重くなってしまう(単体で780g+ステム)が、ポジションを調整しやすく、上限機構を無効化すれば、テレスコ部分からワンタッチで着脱できる。幅をとるドロップハンドルを使用しながら折りたたみ機能を殺さないためには最適と思われた。前後のオフセットはない(0度)ので、好きな方向にポストを倒すことができるのも、折りたたむ車体の内側にハンドルポストを倒すCARACLE-S向き。
その後のCARACLE-Sカスタム

5/2にカスタム記事を掲載したが、その後も会社から借用しているCARACLE-Sにカスタマイズをいくつか加えている。カスタム事例として、仕様をちょっと紹介。
ハンドルは前出のように、マルチポジションバー(スコットAT-3 LF)に換装している。突出部の内幅は約54cmで、これだけの幅があれば、ハンドルを外さなくてもタイヤを囲うように折りたたむことができる。AT-3 LFは市場から消えて久しいが、代わりにフラットバー+エンドバーという構成でも、内幅を同程度確保して、ブレーキレバー等のセッティングに配慮すれば、恐らく折りたためるだろう。
ただし、折りたたみ時にハンドルの角度を動かす必要がある。私はアクセサリーホルダーをクランプの両側に装着してセンターずれを防止している。ただし、意図的にセンターをずらせば、もっと内幅が狭くても折りたためるかもしれない。
タイヤは1.25幅のパナレーサー ミニッツ・タフに交換。チューブを細サイズ対応のシュワルベ製にし、リムテープも高圧対応タイプに交換している。