惨敗の200kmブルベ [BRM1005和歌山200km Twilight Wind Farm]

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幸か不幸か9月は仕事が忙しく、完全にトレーニング不足のまま一年半ぶりのブルベの日が来てしまった。しかも、今回のBRM1005和歌山200km Twilight Wind Farmは、獲得標高が3800m近いという厳しい山岳ルート。ノリクラ3回分に近い上りに加え、途中150km以上はコンビのない区間で、装備も安易にはできない。

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2:30に起床し、3:30自宅出発。友人と車でスタート地点の和歌山マリーナシティに、4:30頃到着した。畳んで積載していたTORACLE-COZ(CARACLE-COZ試作フレーム)を取り出し、出走準備。過去三回のブルベ完走は700Cの猛虎四號とCARACLE-Sだったので、CARACLE-COZでの出場は初めてだが、戦闘力は過去最強といってよいだろう。

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お腹の具合が良くなく、急いで出走準備を整えてトイレを探す。すでに今日二回目のトイレに飛び込み、ホッとして出てくると目の前が出走受付だった。和歌山スタートは初めてなので、勝手が判らなかったが、結果オーライ?

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無事に受付を終え、5:30からブリーフィング。続いて車検を済ませて出走体制を整える。顔見知りのスタッフや出場者と言葉を交わしながら、スタートを待つ。小径折りたたみ自転車で出場とあって、「すごいですね」と声を掛けられたが、カーボンフレームにDI2、軽量パーツを奢ったCARACLE-COZの走行性能は、大多数のロードバイク出場車に劣るものではないと思っているので、全く心配していない。心配があるとすれば、エンジンだ^_^;。

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定刻より少し早いが5:50前には出走開始の指示が下った。私も先頭グループに続いて出走。早速猛スピードで前方に消えていった参加者が一人いたが、それ以外はしばらくは一団となって進んだ。

目の前の走者が旧道に入るべきところをバイパスを直進してしまい、集団がバラけ、すぐに気付いて復帰するといった些事はあったが、序盤は抑えめのペースで淡々と東に進んでいく。

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県道180号線に入るとペースアップして追い越していく参加者も多く、集団がバラけていく。県道180号線をショートカットする市道に入り、札立峠への上りに入ると、いきなり急傾斜が現れる。平均斜度9.6%(最大15%超)の急傾斜に加え、狭い道で後方から何台ものダンプカーに追い越される展開。相対的にギア比の低いCOZでも、かなり踏み込まないと上れない展開が続き、脚を削られる。

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札立峠近くで一瞬傾斜が緩み、再び県道180号線に合流。すぐ生石高原に上る県道184号線に分岐。そこから再び急傾斜をひと上りすると、26.2kmの通過チェック1、生石高原駐車場に7:33着。今回はブルベのついでにルート上のWAKAYAMA800チェックポイントも回ろうと思っているので、駐車場からさらに上の「山の家おいし」まで上ってみたが、設置場所として紹介されているサイクルラックにQRコードが見当たらない。店内にも設置されているとのことだが、まだ営業時間前で万事休す。滅多に来られないところなので惜しい展開だったが、ここからの景観は絶景、ススキとのコントラストが美しい。


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駐車場に戻ると、友人も駐車場に到着していた。通過の証拠となる写真を撮って、私はちょっと先行。上ってきた道を札立峠まで下り、県道180号線を逆方向に南下していく。国道480号線に合流して有田川に沿って遡っていく。道の駅あらぎの里で、今度はWAKAYAMA800のスタンプゲット。通い慣れた鍋谷峠を通る国道480号線が、ここまで来ていることが不思議に感じる。

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ここから県道19号線に入って、通過チェック2のあらぎ島、8:20着。扇状の棚田がパッチワーク状になって美しい風景。ここで友人と合流して2人で再出走した。

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県道19号線はすぐに国道480号線に合流し、しばらくは川沿いの平坦路を遡っていく。同じタイミングになったスポルティーフに乗った参加者の後に着いたら、この方がなかなかの健脚。ちょうど私がついていけるギリギリのペースだったので、延々と10km以上張り付かせてもらった。リアキャリアも装着し、そこそこ重量のあると思われる車体で、ロードバイクを何台もぶち抜きつつ、ペースを維持し続けたのはすごい。

快走を続けるうちに、うっかりWAKAYAMA800のチェックポイントである「はなぞの温泉 花圃の里」を素通りしてしまったのが残念。

国道480号線は引き続き有田川に沿っているが、かつらぎ町に入ると次第に登り基調になって低いアップダウンを繰り返すようになってきた。この辺りで友人に変調が現れた。600kmブルベも完走している健脚の持ち主だが、上りの度にペースがかなり落ちる。生石高原で私に遅れたことも気になっていたが、今日は体調が良くないようだ。

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9:34、64.2km地点の通過チェック3花園中南に到着。ところがブルベカードが見当たらないことに気付き、こんな前半で今回の認定は受けられないことが決定してしまった。しかも、停車時にクリートが外し損なって立ちごけ。チェーンが外れ、RDにキズが付き、デュアルコントロールレバーが内側にずれた。幸いDi2ケーブルが断線するようなことはなく、その後の走行にも支障はなかったが、ショックな事態が続く。

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参加者がチェックを受けて次々出走するのを横目に見ながら、そんなこんなで30分近く停車していた。残念ながら、友人は体調が回復せずにDNFを決めた。私は生石高原で削られた「上り脚」が回復してきたことを感じていたので、このまま走り続けることにした。認定は受けられなくても、今後の走りに繋がる経験になる。

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高野山経由で車をデポしたスタート地点に戻ることを決めた友人と、箕峠までは同行した。ここで背中に背負ってきた最後のパンを胃に収め、身軽になった。友人に見送られ、私は高野龍神スカイラインを南下していく。

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かなりのタイムロスをしてしまったが、気を取り直してペースを上げる。アップダウンを繰り返しながら標高を上げていくこの道は、10月にしては厳しい日差しもあって、汗がポタポタ落ちていく。オートバイやスポーツカーが次々通過していくルートを、何人かの参加者を抜いて今回の最高標高地点、通過チェック4でもあるごまさんスカイタワーに11:45到着。

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時間的には昼時だが、ここまで停車する度にパンをかじってきたので、腹は膨れている。飲料補給とトイレを済まし、ここもWAKAYAMA800チェックポイントなので、スタンプゲットして、11:59に再出走。距離はまだ79.7km地点だが、後は下り基調となれば、気分的には折返しだ。もっとも、この先に車輪を進めると、100km近く先まで駅はないので、輪行による脱出は望めない。覚悟を決めてダウンヒルを開始した。

下り始めはかなり寒く、防風ベストやアームウォーマーを羽織って正解。日差しは強いが、気温は低いのだろう。

龍神温泉付近までは急傾斜のつづら折り。気は焦るが、色々トラブルが続いたので事故だけは起こさないように慎重に下っていく。下りで2人ほど抜かれた(抜かせた)が、恐らく6:30か7:00スタート組の健脚参加者だろう。

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以降は日高川に沿った、下り基調のアップダウンが延々と続く。清流に沿ったこのルートは、絶景ポイントが多数あった。先を急ぐ身なので、いちいち止まるわけにも行かないが、防寒装備を脱ぎかてら、日高川を見下ろす一枚。

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ようやく人家が多くなってきた道の駅龍神でWAKAYAMA800のスタンプをゲット。ここで99km地点なので、あとわずかで半分(全コースは202.7km)。

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せめて半分を越えてから休憩しようと通過チェック5であり、WAKAYAMA800のチェックポイントでもある、道の駅龍遊まで進むことにした。ところが、わずか23kmの距離がとても長く感じた。脚はまだ回るが、首肩や腰、足裏とあちこちに痛みが出て苦しい。5ヶ月間も100kmを超える距離を走っていないという、準備不足のツケだ。下り始めで2台に抜かれて以降は参加者に合うことがなく、ずっと一人旅だったのも消耗に繋がっている。

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すっかり消耗したので、少し長めに休もうと食堂に入ったが、毎度のことながら後半は胃腸が弱って食欲が湧かない。消化の良い梅干しうどんを無理やり詰め込んだが、出てくるまでにかなり時間がかかり、仕事の連絡が入ったこともあって、13:31に到着してから14:07に出発するまで、またも30分以上の大休止となってしまった。

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タイムロスに気が急くが、さらに災難は続く。無理やり詰め込んだうどんが負担になったのか、またもお腹が下りだした。17km先のWAKAYAMA800チェックポイント道のほっとステーションみやまの里まで我慢して、今日三回目のトイレに飛び込んだ。

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再出走後も走りに気合が入らず、あちこち痛む身体がツラい。カフェインを注入しようと道端の自販機で缶コーヒーを購入したら、ほどほどのペースで走っている集団が過ぎていった。慌ててコーヒーを飲み干し、後を追う。ここまで約70km単独走が続き、向かい風が強くなってきたので集団を組みたかったのだ。人間、何か目標があると頑張れるもので、走りにも気合が入り、ほどなく集団に追いついた。

ところが、どうやら自然発生した集団ではなく、最初からチームで走っているようだった。場違いな人間が加わるのもはばかるなあ、などと思っていたらすぐに白鳥トンネルへの上りになったので、どちらにしても集団は解散していった(ピークで再集合する様子)。

日高川沿いから有田川沿いに横滑りするこの峠道は苦しいが、長い平坦路の後なので気分転換になった。白鳥トンネルの入り口で集団の早い人がで待っていたが、私は先行。長いトンネルを抜けると爽快なダウンヒルが待っていたが、そこに油断があった。うっかり、路面の大きな段差に抜重もせずに突っ込んでしまったのだ。

ガンッ、というショックと共に、「パキンッ」という甲高い音が響いた。続いて、前輪付近から「カン、カン、カン・・・」という連続音が聞こえだした。停車して確かめると、前輪のスポークが折れていた。連続音は折れたスポークが車体に当たる音だった。COZのホイールは超軽量と引き換えにデリケートなので、過荷重や乱暴な乗り方は禁物とアピールしている。売り手スタッフとしては、意図的に乱暴に扱うことで耐久性を検証していたが、そういった無理が蓄積していたところに、今回の過度な衝撃がとどめを刺したのかもしれない。

よりによって今回のような時に、と思わなくもないが、もうすぐ有田町市街地という地点まで来たところだったのは、まだマシとも言える。パンクしないのが不思議なほどの衝撃にも関わらず、リムの縦振れはなく、横振れも無調整でブレーキシューには当たらない程度。車体の他の部分にも異常はないようだ。超軽量ホイール&フレームなのに、意外と頑丈なことに驚かされた。

とりあえずしばらくは大丈夫そうなので、折れたスポークを除去して走行再開。振れがひどくなることもないようなので、このままゴールまで走ることも考えたが、最後に千葉山を越えるという難関が残っている。上りはともかく、下りを振れたホイールで走るのは危険だ。藤並駅から輪行で撤退することも考えたが、折よく先にリタイヤした友人から連絡が入ったので、千葉山の手前まで迎えに来てもらうことにした。

スポーク折れ地点から約11km、有田川町中心部にあるPC1(チェックポイント)が近づいてきた。頂上付近に風車が立ち並ぶ千葉山がはっきり見える。

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スポーク折れ地点から約11km、有田川町中心部にあるPC1(チェックポイント)、セブンイレブン有田川町役場前店に16:41到着。陽の傾く中、多くの参加者が最後の難関に備えて補給や休息をしていたが、私の走行はこの167.2km地点(サイクルコンピューター上は172km)で終了だ。

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COZを折りたたんで友人の到着に備える。居合わせた参加者に、撤収が容易だからブルベ向きですよ、なんて強がってみせる。自分のミスでCOZに初のブルベを完走させてやれなかったことが悔やまれるが、安全が第一だ。

17時過ぎに迎えに来た友人の車に同乗し、帰宅の途に着いた。友人は友人で高野山までのアップダウンが大変うで、その後も和歌山市までの長距離移動に時間がかかり、16時頃デポ地に戻ったとのことだった。

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阪和自動車道に乗ると真正面に和歌山のラルプ・デュエズ、千葉山のつづら折りが見えた。今、あそこを上っている参加者も多いことだろう。ここを上れなかったこともだが、今日は反省点が多い1日になった。こうした失敗を繰り返さないよう、次に活かしていきたい。


■STRAVA


BRM1005和歌山200km DNF | ライド | Strava

■本日の走行記録(自転車)

cyclemeter191006CyclemeterGPSの記録
スタート: 2019/10/05 5:50:20
自転車完了: 2019/10/05 16:41:00
バイクタイム: 10:40:37
停止時間: 0:00:08
距離: 172.12 km
平均スピード: 時速 16.12 km/h
登り: 2218 m
カロリー: 7801 kcal
平均心拍数: 134 bpm
最大心拍数: 178 bpm
平均ペダルペース:  52 rpm
最高ペダルペース: 148 rpm
今月の走行距離:  279 km
今年の走行距離: 7034 km
先月の走行距離:  640 km
昨年の走行距離: 7965 km

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  1. […] 先週のブルベは油断による自転車損傷でDNF(完走断念)という残念な結果に終わった。振り返ってみるとトレーニング不足による後半の疲労や、出先で修理の難しい超軽量ホイールで臨ん […]

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