四郷串柿の里偵察[鍋谷峠-平-大久保-鍋谷峠]

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先週のブルベは油断による自転車損傷でDNF(完走断念)という残念な結果に終わった。振り返ってみるとトレーニング不足による後半の疲労や、出先で修理の難しい超軽量ホイールで臨んだことなど、自分の準備不足が完走できなかった理由と思える。自社商品CARACLE-COZの走行性能をアピールする機会をフイにしてしまったのは、結局自業自得だった。

ノリクラといい、競技系イベントで不甲斐ない結果が連続して、いささか落ち込んでいる。ちょっと気分を変えたいし、今年こそ「串柿ツーリング」を復活させたいので、今週末は下見に出かけることにした。台風で昨日は走れず、明日はまた降水確率が高いので、今日走るしか無い。とは言え、朝のうちは山道がまだ濡れていることが予想されるので、珍しく午後からの出走とした。台風通過直後になってしまったが、ルートに問題が発生していないか確認するためには、台風後の方がよい。

今回もTORACLE-COZ(CARACLE-COZ試作フレーム)で、12時過ぎに出走。まずは通い慣れた鍋谷峠に向かう。本当は蔵王峠を上りたいところだが、雨上がりの府道61号線は間違いなく路上が川になっている。

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最高気温が24度というちょっと前まで考えられない涼しさの中南下していくが、行く手の和泉山脈は雲を被っている。

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今日はのんびりペースなので、ついでに国道480号線旧道を通って子安阿弥陀寺に寄り道。案の定、山が近づくにつれて上空は曇り空で、涼しいと言うより寒々しい。

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その後も父鬼川を挟んで国道480号線の対岸をしばらく進み、父鬼集落下で国道480号線旧道に復帰。定点観測地点の温度計は18度を表示。13時台にこの気温とは、昨日の台風で一気に季節が進んだ感がある。

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今日は晴れると思っていたが、どうも寒々しくてやる気が出ない。鍋谷峠に向かって上り始めると身体は暖まってくるが、路上は予想通り、杉を中心とした落ち葉や小枝が散乱している。

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これも予想通りだが、路面が濡れているところが多く、水が流れている場所もある。TORACLE-COZが汚れてしまうのが憂鬱だが、ここまで来たら上り続ける。

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今日は35分以上かけてのんびり上り、鍋谷峠に到達したのは14:10頃。峠も路面が濡れている。気温が一番高い時間帯のはずだが、峠の温度計は13度を表示。身体が冷える前にアームウォーマーとニーウォーマー、ウィンドブレークベストを羽織る。

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午後になっても路面が濡れている箇所が多いので、普段から杉落葉が多く鬱蒼としている三国山に向かうルートはドロドロだろう。国道480号線を和歌山側に下るのもためらいもあったが、覚悟を決めて下りはじめる。やはり湿った路面もあるが、山の南斜面で道幅の広い和歌山側は比較的乾いている箇所が多い。下る途中でも柿がそろそろ色付いてきており、下方に平の集落を見下ろす。

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国道480号線旧道の大阪側はがけ崩れや大きな倒木はなかったが、和歌山側でそれなりの大きな倒木が道を横切っていた。1本は路面の半分を塞ぎ、もう1本は上空の電線に引っかかって下まで落ちていないので、乗用車なら通れる状態。これはすぐに片付けられるだろうし、現時点でも自転車の通行に支障はない。

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平の集落まで降りて、大久保に向かうルートの確認をするために、東に向かう分岐に入る。目の前には、いきなり急傾斜が立ちはだかっている。

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集落内には串柿を吊るす棚があちこちに設けられている。今月末ごろからこれらの棚に串柿が吊るされ、集落中がオレンジ色に染まる。晩秋を実感する絶景を紹介したくて毎年「串柿ツーリング」を主催していたが、ここ数年は仕事の都合や悪天候などでなかなか良い時期に開催できず、仲間内でこじんまりと行うのが精一杯。昨年は骨折跡のチタンボルト除去手術で、未開催に終わった。今年こそベストの時期に開催したいが、やはり仕事がらみで11月前半の開催は難しそう。11月中盤に実施できればと思っている。

台風などの災害で通行止めになることが多い山中のルートだし、主要道以外はネット上でも情報が少なく下見が欠かせない。そろそろコースも具体化したいので、早めに試走をしておきたかった。

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大久保に上るルートは画像の左の道。これまでの傾斜が可愛く思える激坂だが、これすらもまだ序盤。

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このルートはGoogleマップにも掲載されていないが、画像の八王子神社付近から大杉稲荷神社を結ぶ細道がある。一応全て舗装だが、軽自動車が通るのがやっとの細道だ。

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八王子神社の手前で分岐を右に進むとすぐに人家は途絶え、これまでにも増して強烈な激坂が立ちはだかる。傾斜だけでなく、荒れた路面に道を横切る水切り溝、しかも今日は湿った落ち葉や小枝が散乱している。

落ち葉や小枝を踏まないように慎重にライン取りしながら、ハンドルにしがみつくように上っていく。少しでも体重を前後にずらすと後輪がスリップするか、前輪が浮く。実のところ、これまで足を着かずにクリアしたことのないルートだが、超軽量でギアレシオも低いTORACLE-COZはかなりの善戦。このまま行けるかも、と思ったところで地雷を踏んでしまった。

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今日は、アケビの実があちこちに落ちていたが、避けきれずに後輪で踏んでしまったのだ。途端にツルンと後輪が空転して、はずみで激しくももをハンドルバーの先端にぶつけてしまった。何とか転倒は免れたものの、しばらく痛みに悶絶する。

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すっかり戦意を喪失し、その先に落ち葉が道を覆った区間はおとなしく押して通過。こんな道だが、果樹園などが点在し、周辺住民の重要な交通路になっているのだろう。ひと山向こうに人家が見えるが、あちらも串柿の名所のひとつである中畑の集落。

大雨が降るとしばしば崩落して通行止めになるルートだが、久々に通ってみると後半が改修されて舗装し直され、道幅も広くなっていた。私の知る限り、自転車で最後まで足を着かずに上った人はいないルートだが、これなら雨上がりでなければ無着陸登頂の可能性が出てきた。もっとも、相変わらず傾斜はえげつない。よほどの達人以外は押し上げが必須なので、ロードシューズで臨んではいけないルートだ。

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ようやくのことで大久保集落に到達し、定福寺で一服。まだ串柿は吊るされていないが、柿の収穫が始まっていたので、まもなくだろう。

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相変わらず空はどんよりして寒々しい。時刻も15時を過ぎて、もはや夕方の風情だ。

大久保は串柿が最も多い集落だが、ここに至る舗装路は3ルートしか無い。いずれも激坂を経ないとたどり着けないため、特に自転車で訪れると秘境感が強い。鍋谷峠から三国山方面に上るルートの途中から降りてくるルートは、杉林間の鬱蒼した道で今日はパスした。

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残りは、集落の反対側にある穴伏川の谷伝いに降りるルートだ。最も通行しやすいルートで、車もほとんどはここを通る。集落を抜けていくと、まだ吊り棚の準備はしておらず串柿の気配はない。あと半月もすれば、風景が一変するはずだ。

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大久保以上の秘境集落である神野(アクセス舗装路は1本のみ)へ分岐を経て、谷筋を下っていく道は比較的広いとは言えかなりの激坂。慎重に下って、文蔵の滝付近に出てくれば傾斜も落ち着いた。コンバインを用いることが主流の昨今では珍しい、稲木の立つ水田が季節を感じさせる。

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大久保への上りで遠望した中畑集落を経て堀越観音へ上るルートとの分岐に至り、しばし考える。堀越観音の先の蔵王峠を越えた大阪側はドロドロであることが予想されるし、最悪の場合昨日の雨で通れなくなっている可能性もゼロではない。蔵王峠から和歌山側に県道61号線を下り、北辰妙見神社前を通るルートで国道480号線に戻る手もあるが、距離が伸びるので日没までの時間が心配。

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地図を見ながら数分間検討しているうちに、ふと見ると前輪がぺしゃんこ・・・パンクだ。今日は道が荒れているのでパンク自体は不思議ではないが、下る途中は違和感がなかったのに、停車してルートを検討している数分の間にぺしゃんこになった。しかも、ぺしゃんこになったチューブをチェックしてもパンク箇所が発見できない。橋のたもとだったので、水音で空気が抜ける音が聞こえづらいという理由もあったが、少なくとも数分で空気が抜けきるほどの大穴は開いていないようだ。タイヤの裏側を触っても特に棘などが刺さっている様子もない。ちょっと不思議だが、お陰で寄り道している時間は無くなった。チューブを交換して、最短距離で国道480号線に戻ることにした。

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と言って、穴伏川沿いに素直に下るわけではなく、東谷バス停前の分岐を右に入っていく。

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これもかなり荒れたルートではあるが、人家も点在する生活道路だ。川沿いに下るのではなく、逆に標高を上げながら平集落に至るので、アップダウンの無駄がない。反対側から下ったことしか無かったので、途中の分岐でちょっと悩んだ。それでもこのルートは地図に載っているのですぐに目星がつく。

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国道480号を見下ろすこの地点を過ぎると、平集落に入る。この時点で16:15。国道480号線に戻ってもと来た道を引き返していくと、次第に薄暗くなってくる。下りで冷えるし、気合も無く、鍋谷峠への上りは汗をかかない程度ののんびりペース。

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17時前に本日2回めの鍋谷峠到着。
ふと気が付いてみると、往路で道を半分塞いでいた倒木を越えた憶えがない。無意識に通過したのか、早速片付けられたのか?

ライトを点灯して少しは路面が乾いてきた大阪側を下っていく。それでも水が流れる区間は当然あり、散乱した木の葉や小枝に気をつけて慎重に下っていく。真っ暗になる前にふもとまで降りてきて、後は家路を急ぐ。珍しく真っ暗になったが、18:10には帰宅した。やはり、秋の陽は早い。

今回の試走で串柿の里へのアプローチとなる鍋谷峠(国道480号旧道)や、見どころの大久保に至る3ルートのうち2ルートに大きな問題がないことが確認できた。台風で被害がなかったことは幸いだ。できれば、近日中に三国山方面や、堀越観音方面、蔵王峠ルートの状況も確認して、コースを最終決定したい。最低限、今日のルートでも串柿(と激坂)を楽しむことはできるだろう。

■STRAVA

四郷串柿の里偵察[鍋谷峠-平-大久保-鍋谷峠] | ライド | Strava

■本日の走行記録(自転車)

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CyclemeterGPSの記録
スタート: 2019/10/13 12:13:17
自転車完了: 2019/10/13 18:11:20
バイクタイム: 3:44:46
停止時間: 2:12:54
距離: 70.62 km
平均スピード: 時速 18.85 km/h
登り: 1239 m
カロリー: 2408 kcal
平均心拍数: 124 bpm
最大心拍数: 169 bpm
平均ペダルペース:  52 rpm
最高ペダルペース: 128 rpm
今月の走行距離:  640 km
今年の走行距離: 7240 km
先月の走行距離:  706 km
昨年の走行距離: 7965 km

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