秋彼岸 過ぎて田畦の 緋毛氈 [竹内峠-水越峠]

先週辺りからようやく最低気温が25度を下回る日が続き、永遠に続くかに思われた熱帯夜が途切れた。相変わらず最高気温は30度を上回り続けているが、気がつけば9月も終盤になり彼岸花を見ることもないまま彼岸が終わってしまった。近年は温暖化で彼岸花(曼珠沙華)の盛りも後ずれしてきているので、今週でも大丈夫だろうと、今日は彼岸花(曼珠沙華)ライドに取り組んだ。

250927_072017
何となくだが、彼岸花(曼珠沙華)は和歌山より奈良のイメージが強い。明日香まで行ければ最善だが、昼までに帰宅したいので、葛城山麓をうろついてみることにした。6:35にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)でカラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発。まずは東に向かって走り、7:20に石川を渡った。止まると日なたはすこそ暑いが、走っていると気持ちよく、行く手の二上山が青空の下にくっきり。今日は降水確率0%なので、マッドガードも外してきた。

250927_072924
太子・和みの広場でトイレに寄って小休止。たいしくんの像や太子町のイメージボードが置かれている。

250927_074659
国道166号線に並走する竹内街道を上っていくと、旧山本家住宅から勾配が増すが、振り返ると大阪平野を見下ろせるなかなかの景色。

250927_080209
道の駅 近つ飛鳥の里・太子の脇で国道に合流し、8:02に竹内峠に到着。

250927_080941
奈良側に下っていき、竹内街道を辿って竹内集落に入る。家並みの向こうに奈良盆地を見下ろせる。

(さらに…)

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


信貴山の大虎にお礼参り [ぶどう坂-信貴山]

乗鞍以降公私の多忙が続き、週末ライドができなかった。今週も昨日土曜は出勤日で今日も昼前から勤務先で新人歓迎会、祝日の23日も墓参りの予定が入っている。じっくり走る時間はないが、せめて早朝に手近な山を上っておこうと6:31にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)でカラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発。

250921_072031
まずは勤務先まで12.5km走って、着替えなどの荷物を下ろした。

250921_073055
7:20に再出走。大和川を渡る。永遠に続くかと思われた酷暑も一段落し、最低気温21度と気持ちの良い朝。空も秋らしい高い雲が流れている。

250921_073746
手近なぶどう坂に向かって東進していると、八尾空港の南側には各町の幟がずらりと立ち並んでいる。今週末は自宅のある久世地区でも地車の試験曳き(実質的には本番の第一弾)で、南大阪一体は秋祭りに雰囲気が一気に高まっている。

250921_074835
Googleマップに従って進んでいたら、行く手がダートになったので進路変更。柏原市街地をジグザグ進んでいたらこれから向かう信貴山毘沙門天(朝護孫子寺)を示す古い道標。高安山を越える昔の参詣道と一瞬重なった。

250921_075651
JR大和路線、近鉄大阪線と踏切を渡って国道170号線旧道に出て、ぶどう坂の登り口、大県南交差点にやってきた。

(さらに…)

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


2025ノリクラ応援記

30数年ぶりの上高地 [上高地-白骨温泉-乗鞍高原]からの続き

250831_045818
乗鞍ヒルクライムの朝は、呑みすぎてちょっと重い頭で明けた。私は出場しないので気楽なものだが、参加する仲間たちと5時前には食堂に集まった。

250831_050248
何度もお代わりする仲間も多いが、私はそこまでの食欲がなく、茶碗一杯のご飯とおかずを残さずに食べるのが精一杯。まあ、これは出場していたころも同じで、食べ過ぎると上りで苦しい。

250831_060125
一応出走の準備をして6時頃に外に出ると、仲間たちが三々五々準備を進めている。出走時間帯がそれぞれ違うので、めいめいでペースが違う。

250831_060130
多くのメンバーは参加することに意義があるという姿勢だが、本気で挑んでいる一部のメンバーはローラー台でアップする体制。年代別クラスに出場するなら条件は同じなので、順位を狙うなら何歳になっても取り組める。

250831_060606
見上げる乗鞍岳は、雲一つない青空の下に雄姿を誇っている。これほど雨の心配が無い年も珍しい。基本的に参加者にとっては嬉しいことだが、一部の参加者は止める理由が無くなって文句を言っている(笑)。

(さらに…)

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


30数年ぶりの上高地 [上高地-白骨温泉-乗鞍高原]

毎年恒例の8月最後の週末の乗鞍遠征。一昨年で乗鞍ヒルクライム(旧名 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍)の参加は一旦卒業し、昨年は輪行と自走で往復して宴会を楽しんだ。一人なら今年も輪行移動するつもりだったが、近所の友人も乗鞍に行くことになったので、車で移動することにした。

友人の車で5時に堺の自宅を出発。この10年以上、中央道を恵那や中津川で降りて一般道で乗鞍に向かっていたが、今回は東海北陸道で高山からアクセスした。昨年悪天候で断念した上高地へ行きたかったのだが、友人がこちらのルートを勧めてくれた。

250830_104704
安房峠道路のトンネルを抜け、安房峠へ向けて少し上って10:40頃に車をデポ。友人のお陰でかなり早く出走できそうだ。折りたたんでトランクに収納していたTORACLE-COZ2を降ろして展開する。陽射しはそれなりに熱く感じるが、大阪と比べると天国のような気温だ。

250830_105953
今回は走らない友人に見送られて11時過ぎに出走。ウェアはmasaさんの発案で同宿仲間で作った乗鞍連盟ジャージ。CARACLEロゴも入れてもらった。

250830_110817
安房峠は学生時代の合宿で2度計画しながら、悪天候やトラブルで到達したことがない個人的な「幻の峠」。この機会に上ってみようかとも思ったが、途中からスタートするのは反則だと思い直し、素直に下っていく。国道のはずだが中央線のない1.5車線道路で路面状態も悪くて凸凹が多くて気を使う。一度は段差でボトルが飛び出したほど。1.2kmほど下ってからログアプリCyclemeterをスタートしていないことに気付き、11:10からログ開始。

250830_111541
スタート早々に距離2.8kmで標高180mほど下って、11:15に(新)釜トンネルの下に到着。上高地に上る唯一の車道だが、2005年に全線開通した新トンネルになってから通るのは初めてだ。入口の係員に「初めて?」と聞かれ、「何度か来たことがあります」と真実を答えたものの、「30年以上前ですが」というところまで説明し損なった。まあ、初めて来た自転車乗りに渡されるチラシはネットで見ているし、要は県道から外れたり、バスターミナルより先は自転車で侵入することはできないということだ。

250830_111838
前照灯とテールライトを点灯してトンネルに突入。ウォーミングアップなくいきなりだし、キツいといえばキツい勾配だが、7kg台の超軽量と700C換算1:1未満の超低ギア比のTORACLE-COZ2なら、淡々と上っていける。トンネル内は外より一段と涼しいし、中央線のある2車線の幅があり、照明も明るく、水気もほとんど無いので予想以上に楽になっていた。

ただし、比較対象は30数年前の旧トンネルだ。水の流れる一車線の狭く暗い素掘りの旧トンネルは、キャンプ装備を満載したスチールのツーリング車では、とても乗って上れなかった。ヒイヒイ言いながら押して上っていると、相互通行の信号のタイミングを過ぎてしまい、反対方向の車が下ってくる。彼らは対向車は来ないと思っているので、我々に気づいて慌てて急ブレーキをかけるが、濡れた下り坂ではそう簡単に止まらない。逃げ場も無く、トンネルの壁に張り付きながらブレーキが間に合うことを祈るという、まさに命を掛けて突破する上高地の関門だったのだ。

(さらに…)

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


今日はサクッと早朝一本 [鍋谷峠往復]

来週は毎年恒例の乗鞍遠征。乗鞍ヒルクライムHCへの出場は一昨年で引退したが、仲間が集う同窓会に今年も足を運ぶ。昨日は出勤日だったし、遠征の準備のために今日のトレーニングライドは手短かに鍋谷峠往復で済ませることにした。6:00ちょうどにTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)でカラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発。

250824_061027
今日はどんよりとした曇天で、荒山公園付近から見る行く手の和泉山脈の稜線も霞んでいる。最低気温はここ数日変わらず28度前後で、陽射しがない分暑さがマシかというと湿度が高くて蒸し蒸しする。

250824_064538
毎度の府道61号線で南楽園峠を越えて和泉市に入り、新旧国道170号線を越えて小野田の間道を抜けていく。府道228号線旧道と交差する地点にある泉州一 咳の地蔵尊は地蔵盆の提灯が吊るされているが、以前のような賑やかさがない。張り紙を見ると、コロナ禍以降の感染防止を理由として、菓子の振る舞いなどの地蔵盆行事を取りやめることが記載されていた。恐らく、感染防止はあくまで「きっかけ」であって、地蔵盆の主役である子どもと、それを支える地域の担い手の減少が根本の原因だろう。地車祭りなどの伝統が比較的継承されている泉州地域だが、少子高齢化と居住地域に対する意識の変化は徐々に進行している。

250824_065542
国道170号線旧道を経て国道480号線に入り、逢坂トンネルを抜けたところまでくると和泉山脈の稜線は見えるが、やはり上空は雲が多い

250824_070401
父鬼集落下の定点観測地点の温度計は26度を表示。山沿いは少しだけ気温が低いが、蒸し蒸しして少し動くと汗が流れる暑さに体感差はない。

250824_075100
南横山八幡神社で小休止。今日は身体がだるく、半ば撤退する口実探しに雨雲レーダーを確認。油断のできない雨雲が少し西にあるが、こちらに流れてこない予報なので仕方無しに鍋谷峠アタック開始。

(さらに…)

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket


サイト内検索

アーカイブ

お友達ブログ

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。


Back to Top ↑