信貴の寅に甲子の虎の加護を乞う [十三峠-信貴フラワーロード-信貴山-誉田八幡宮]

 今週は梅雨と台風の連続で雨ばかりだったが、今日は晴れた。今週も体調はもうひとつだが、例年のこの時期に比べればずいぶんマシなので、自転車トレーニングに出た。

120623_072932 今日は近所の友人と一緒に、6:30頃出走。今日は一発目十三峠に上ることにして、適当に北東に向かい、大和川の土手に上がり東進。早朝からサイクリングロードは歩行者と自転車がいっぱい走っている。

120623_073730 柏原市役所近くの安堂交差点で一般道に降り、R170旧道を北進。

120623_080300 ルートがわかりやすい所では友人が引いてくれたのでペースは結構早く、8時過ぎには十三峠への登り口、大竹7丁目交差点に到着。平地では友人に引いてもらうパターンが定着してきている(^_^;)。

 小休止している間にも、次々とロードバイクが上っていく。我々もアタック開始したが、やっぱり調子はもうひとつ。心拍計の調子が悪いこともあって目安もなく、ペースも一定しない、序盤で抜いたロードバイクが後ろに迫ってきて、慌ててペースアップ。ヒイヒイ言いながら、急坂を上っていく。

120623_083758 しばしの苦闘の末、十三峠に到着。タイムは24分18秒。

120623_084020 十三峠は大阪中心部を見下ろすなかなかの眺望。夜景スポットでもある。自転車乗りも多く、次々上ってきて峠で休憩している。

120623_084122 すぐに友人も上がってきた。何とかヒルクライムでは先行できるが、平地では完全に置いて行かれるようになってきた。いつまでヒルクライムで優位に立てるか・・・。

120623_092226 しばらく休憩してから奈良側にしばし下り、山の中腹を走る信貴フラワーロードに入った。アップダウンを繰り返すこの道は、十三峠で力を使い果たした身にはかなりキツく、完全に友人に置いて行かれる。

120623_093356 終点で県道236号線に入り、ひと上り。信貴山朝護孫子寺に立ち寄った。本堂までは階段もあり、ビンディングシューズではキツイので、参道の巨大な寅の張り子(大寅、世界一福寅)にお参り。寅の縁の朝護孫子寺は阪神タイガースの守り仏でもある(?)。最近不甲斐ない甲子(きのえね)の虎(甲子園のタイガース)に加護を乞う、表題のような川柳も出てくるというわけだ。

120623_094406120623_094356 お参りの後は表参道でにある開運橋を渡った。以前も一人で通ったが、珍しいカンチレバー構造で国の登録有形文化財になっている。カンチレバーブレーキを装着した自転車でカンチレバー橋を渡るというシチュエーション。

120623_095940 府県境を越えて大阪府に戻り、府道183号線を進む。ここもアップダウンを繰り返す信貴フラワーロードの続きのようなルート。今日はまだ涼しいし、だんだん下り基調になっていくので気持よく走れたが、夏の炎天下に逆ルートを取るとかなりツラいルートだ。

 急傾斜の細道である堅下集落付近を避け、より東の2車線道路を下って行くと亀の瀬地すべりの対策工事の行われている地域を通って、峠集落近くで大和川沿いに出てきた。周辺には地すべり防止のために何百本もの巨大な鋼管が打ち込まれているので、壮観だ。

 ロードバイクの友人には申し訳ないが、大和川の北岸を通る細道や、河内堅上駅付近の田畑間の歩道を通って西進。ペースが上がらず走りにくかっただろうが、ついついランドナー的な走り方をしてしまう。

120623_103506 再び府道183号線と合流し、大和川沿いを飛ばす。R170旧道で大和川を渡り南進。府道31号線に入るための近道として応神天皇陵の南側の細道に入ったら、誉田八幡宮があったのでお参り。友人としばし歴史談義。

 ここまで細道を辿ることが多かったが、ここからは幹線道路をかっ飛ばし、ペースを上げて一気に帰還。もっとも、私はほとんど友人の後で風圧から逃げていたが・・・。ロードバイクの走り方はこうだな、と思い知らされた。

 体調不良でなかなか本格的なトレーニングをできないままではあるが、昨年などと比べれば自転車に乗り続けていられるだけマシだ。恐らく7月に入れば体調も回復すると思うので、乗鞍に向けて頑張っていこう。

■コースマップ

 

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2012/06/23 6:31:27
 完了: 2012/06/23 12:00:26
 バイクタイム: 3:05:05
 停止時間: 1:57:13
 距離: 69.50 km
 平均スピード: 時速 22.53 km
 最高スピード: 時速 68.75 km
 登り: 1014 メートル
 カロリー: 1650 kcal

POLAR CS200CADの記録
 ※センサー不調につき正常なデータなし

 

■本日のフォトアルバム

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長雨に 我も蛙と なりにけり [プールで水泳&水遊び]

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 毎年恒例の体調不良は好不調の波があり、今週前半はかなり身体がしんどかった。それでも後半には改善し、今日も軽い走りに行けるくらいの調子ではあった。とは言え、やはり季節は6月。今週末は土日の両方共天候が思わしくないようだ。

 そんな訳で、久々に近所のプールに出かけた。例によって子供らと一緒だ。過去のブログをチェックしたらどうやら昨年6/19以来、ほぼ1年ぶりだった。

 開場の9:30と同時に入場し、子供らは子供用コーナーで遊ばせて、私は長距離コースで泳ぎ始めた。残念ながら朝イチから来場者が多く、自分のペースでは泳げなかったが、基本クロールで、前の人に追いついたら平泳ぎに切り替えて、と調整。

 この「サン燦プール」はプールの一辺に人工滝などがあるせいか、不規則な「潮流」があり泳ぎにくい。流されてコースロープにぶつかったり、オープンウォータースイミングの気分を味わいながら1000メートル一本、約30分。

 久々なので、それだけでも結構疲れたし、まだ四十肩が治りきっていない肩を酷使したのでずーんと重い。泳ぐのはそのくらいにして、子供らの泳ぐ練習をしたり、一緒に遊んだりしたが、これもまた結構疲れる。息子がロッカーの扉で頭を切ったりと、トラブルもあったが大事にはならず、お腹を空かせて昼時に帰宅した。

 トレーニングとしてはごく軽いものだったが、最低限のノルマ達成。

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二上越え紫陽花艷し寺社巡り [竹内峠-當麻寺-山口神社-倭文神社]

 例年より調子の良い日が続いていたが、やはり恒例の体調不良はやってきた。毎年悩まされるセキはまだマシなのだが、ここ数日身体がだるく通勤ライドでダッシュする気合も入らない。週末トレーニングに出るのも躊躇う体調だったが、幸か不幸か昨日土曜日は雨。ゆっくり睡眠をとったら、多少回復した。

 そんな訳で今日、日曜日に走りに出ることにしたが、高い峠をいくつも越える長距離コースはやはり難しそうだ。体調を伺いながら適当に走ることにして、まずは府境の峠の中では低めの竹内峠に向かうことにした。二上山の肩を越える竹内峠は標高300m足らず。

120610_065340 6時過ぎに自宅を出走。今日はいつもよりゆっくりしたペースで、のんびりとアプローチ走。少年野球の練習風景を眺めながら(息子も今年から野球を始めた)石川を渡る。

120610_065400 雲が多いが青空も覗く天気。南方の金剛山の山頂付近は雲を被っているが、二上山はくっきり。

120610_070742120610_071006 旧竹内街道を上り、道の駅近つ飛鳥の里太子付近でR166に合流。

120610_072218 7:20頃に竹内峠に到着。登坂中の平均心拍数は155と、これまたのんびりしたペースだが、途中停止することもなく上れたのは、まだマシというところ。

120610_073040 foursquareでチェックインしたら、「お帰りなさい!(竹内峠に来たのは11年9月以来です)」とのメッセージ。どうやら竹内峠は9ヶ月ぶりだったようだ。

120610_073758引き返しはせずに奈良側に下ったが、水越峠や千早峠(金剛トンネル)を越えて帰阪する気合はない。低標高の北回りコースを取ることにして、県道30号線の手前で脇道に入った。

120610_074346細道を北進すると當麻寺の山門前に出る。白鳳時代に創建されたと伝わる古刹で、広い境内の大きなお寺だ。どうせ今日はポタリングペースなので、久々に境内に入ってみた。

120610_075200120610_075218早朝8時前の境内は人影もなくとても静か。かすかに勤行の声が聞こえてくる。

120610_080148北側の門から出たら、階段脇に紫陽花。當麻寺は牡丹の花の名所だが、これもまた良し。

120610_074804120610_080630時間に余裕があるので、境内にあった観光案内板に載っていた山口神社に向かうことにした。山側を回りこんでいく道があったので、そちらを辿ってみたら、案の定急坂出現。

120610_081028公園として整備された川沿いから離れると、杉の落ち葉が散乱する濡れた路面で、普通にダンシングで上ると後輪がスリップする。後輪に荷重をかけて上るので負担が大きいが、舗装されているだけマシだろう。

120610_081454120610_081700ピークを超えて下って行くと、ほどなく(當麻)山口神社に到着。山々の精霊を支配した大山祇命などを祭っており、853年には記録に現れる由緒ある神社とのこと。社殿前にはウェブページの記載もある由緒書が掲示してあった。例によって家内安全を第一にお参り。

120610_082220120610_082148山口神社の脇がため池になっており、堰堤付近からは後ろは二上山、前方は奈良盆地を見渡せるなかなかの景色。ただ、雲が多くなってきたようで、ほとんど青空は消えてしまった。

120610_083124120610_083324120610_083244二上山麓を北上していると、別の神社が目に入ったので立ち寄ってみた。地図に掃守神社とあるが、その場では縁起を書いたものが見当たらず詳細は不明。社殿に架かった表札(?)には中央に大きく倭文神社と書かれ、両脇に掃守神社、二上神社と小さめに併記されている。???となりながらも、家内安全を第一にお参り。

帰宅してネットで調べてみると、正式には葛木倭文座天羽雷命神社という名前で機織や裁縫の神である天羽雷命を主祭神として祀り、単に倭文(しずり)神社とも呼ぶ。摂社として掃守(かもり)神社(天忍人命)と二上神社(大国魂命)も祀っているとのこと(Wikipedia)。

その後はR165で、ほとんど上らない田尻峠を越えて大阪府に戻り、大和川沿いに西進。今日はほとんどへなちょこライドだったので、終盤はできるだけペースを上げた。とは言え、この時間の自転車道(南河内サイクルライン)は歩行者も多く、やみくもに飛ばせない。自転車も非常に多く、次々とスレ違い、次々と追い抜くという状態で、いちいち挨拶もしていられないほど。信号こそ少ないが、スレ違いに気を使う必要があるので、一般道の車道左端を走る方がよほど楽なほどだ。

120610_092432中央環状線を越えて、堤防上が一般道になると本格的に飛ばせる。ペースの近い人の後ろに付いたり、付かれたりで吾彦大橋まで気合を入れて走った。吾彦大橋からは南進して、10時前には帰宅。

50kmちょいのポタリングライドだったが、帰宅後は疲れて眠くなり、昼寝。体調が戻るまで、もどかしい日々が続くことになりそうだ。例年なら7月の声を聞く頃には復調するが、今年は悪化するのが遅かったので、ちょっと気になるところだ。早いところ、全力でトレーニングできるようになって欲しい。

■コースマップ

 

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2012/06/10 6:05:34
 完了: 2012/06/10 9:56:38
 バイクタイム: 2:20:37
 停止時間: 1:30:17
 距離: 52.33 km
 平均スピード: 時速 22.33 km
 最高スピード: 時速 50.05 km
 登り: 719 メートル
 カロリー: 1301 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 56.70km
 消費カロリー:1702kcal
 計測時間:03:50:58
 平均心拍数:116
 最大心拍数:178
 平均速度:20.5km/h
 最高速度:62.4km/h
 平均ケイデンス: 82
 最大ケイデンス:121
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:02:49:19
 ターゲットゾーン内時間:00:38:01
 ターゲットゾーン以上時間:00:23:37
 走行時間:2:45:31
 累計走行距離:3793.7km(2010年12月10日より)

 

■本日のフォトアルバム

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更衣やや肌寒き峠道 [千早峠(金剛トンネル)-荒坂峠-大口峠-水越峠]

 しつこいセキをはじめとする体調不良に悩まされていた例年のことを思えば、6月に入っても調子の良い日が続いている。多少のセキや夜間の頻尿などは出てきているが、自転車に乗れば絶好調と言って良い状態で、先週も鍋谷峠で過去最高に迫る良いタイムが出た。確かなことはわからないが、今処方されている漢方薬(小青竜湯)は血圧を上げる作用があるようなので、低血圧の私には合っているのかもしれない。

 今週も峠トレーニングに出かけたが、先週ほどでないにせよ序盤から脚はよく回る。ここ数日の暑さに半袖ジャージにレーパンの夏装備で走りだしたが、今日は薄曇りで気温があまり上がらず、やや肌寒いほど。走りだしてすぐにアームウォーマーとウィンドブレークベストを重ね着した。

120602_063744 5:50に自宅を出走し、6:30過ぎに河内長野駅前に到着。駅の裏手の石川を渡る諸越橋からまずは本日の1本目、R310千早峠(金剛トンネル)へ向けてアタック開始。

 先週は久しぶりにスピード、ケイデンス、心拍の3センサーとも正常だったが、今週はまた心拍計の調子が悪く、心拍センサーの電波を拾わない。本体をセンサーに近づけると反応するが、片手放しで走るわけにもいかないし、今度はスピードセンサーの電波を受信しない。まったく頭が痛い。

120602_073804 そんな訳で心拍データがわからないままだったが、涼しい中を気持よく上って、千早峠(金剛トンネル)に到着。諸越橋から49分17秒というまずまずのタイムだったが、もうちょっと気合を入れて上ればよかった。

120602_081838 奈良側に下るが、今日は霞んでいて眺望も開けないし、かなり寒い。今日は確実に昼までに戻らなければいけないので(あまり)遠回りはせず、五條道路の側道を進んだ。側道はアップダウンも多いが、ひと峠越えた後なのにさほど苦労せず走れるのはやはり調子が良いのだろう。荒坂峠もさらっとクリア。何というか、同じ自転車なのに、走る、曲がる、止まるという動作がとてもスムーズに感じて、走っていてすごく気持ちがいいのだ。

120602_082352120602_082234120602_082226 県道120号線に向かう道をちょっと行き過ぎてしまい、北宇智駅付近を通った。駅の北側の踏切を渡る道は、伏見峠を越えて大阪に向かう古い街道とのこと。歴史好きの峠好きとしては興味を惹かれる看板だった。

120602_084808 県道120号線を経由してR309に入り、大口峠もさらっとクリア。

120602_090356 R309の旧道に入り、本日2本目の本格的な上り、水越峠へ上りはじめた。行く手の金剛山と葛城山の間の凹みがそれだが、今日は相変わらず薄曇りですっきりしない天気だ。

120602_090621 県道30号線との交差点より、アタック開始。いつもなら千早峠を越えた後の水越峠はヘロヘロになって登っているが、今日はまだ余裕があり、(主観的には)サクサクと上って行ける。

120602_093658120602_093842 30分36秒というタイムで水越峠へ到着したが、普段はタイムを意識するほどのペースで上れていないのでどのくらい早く登ったのかはよくわからない。9:30を過ぎて気温も少し上がり、大阪側への下りもさほど寒くなかった。

 さすがに少しくたびれてきたが、普段と比較すればずいぶんマシ。下った後の府道202号線の2つの小さな峠と、錦織公園脇の上り坂も楽々にクリアして、普段よりかなり早い時間に近所まで戻ってきた。

120602_103424 そんな訳で、ちょっと寄り道して100円ショップで心拍センサー用の電池を購入。まだ電池が消耗する時期ではないとは思うが、電波が出ていないわけではなく、弱いということならできることはこれくらいだ。

120602_104044120602_104128 脚に余裕があるので、もう一発上りを上っておこうと、もうひとつ寄り道。「おわり坂」は西高野街道の難所として知られた坂で、距離は300メートルほどだが、10%越えの傾斜。すでにいくつも峠を越えてきた身には、なかなかハード。

 ダンシングで一気に上り切って、本日の上りは終了。ちょっと回り道をしながら11時過ぎに帰宅した。今日の調子なら、もう少し距離を伸ばしてもよかったかもしれない。

 

■コースマップ

 

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2012/06/02 5:49:12
 完了: 2012/06/02 11:10:33
 バイクタイム: 4:14:06
 停止時間: 1:07:09
 距離: 83.92 km
 平均スピード: 時速 19.82 km
 最高スピード: 時速 58.81 km
 登り: 1235 メートル
 カロリー: 2129 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 82.2km
 消費カロリー:—-kcal
 計測時間:5:21:17
 平均心拍数:—
 最大心拍数:—
 平均速度:19.7km/h
 最高速度:59.0km/h
 平均ケイデンス: 76
 最大ケイデンス:112
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:——-
 ターゲットゾーン内時間:——-
 ターゲットゾーン以上時間:——-
 走行時間:4:11:25
 累計走行距離:3737.1km(2010年12月10日より)
  ※心拍計不調

 

■本日のフォトアルバム

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友と往く峠の道に若葉萌ゆ [鍋谷峠-紀の川-犬鳴峠]

 毎年しつこい咳をはじめとする体調不良に悩まされる時期だが、原因物質が飛んでないのか、漢方薬が体質にあったのか、今週に入って調子は悪くない。例年6月に入ってからの方が症状が悪化するので油断はできないが。

 そんな訳で、今週は峠トレーニングに出かけた。この所、 ツーリングや事故後の療養も続き、マジメに峠を上るのは4/28以来一ヶ月ぶり。乗鞍もあと三ヶ月に近付いて来ているのに、今年はかなりマズイ状況だ(^_^;)。

120526_073820 今日は久々に近所の友人が道連れ。6:30に出走して、まずは鍋谷峠に向かった。天気は雲はやや多いが晴れ。足も気持ちよく回る。調子はまずまずだ。父鬼集落下の温度計は16度を表示。5月も後半なのに、この所涼しい日が続いている。それでも山々は新緑が徐々に青みを増し、夏が近づいていることを伺わせる。

120526_082106 いつもの製材所前の鍋谷橋からアタック開始。峠上りのブランクが長いので心配していたが、まずまずのペースで足も回り、心拍数も170以上にキープできる。ちょっと中だるみはあったが、最後はスパートをかけて心拍数を190まで上げ、鍋谷峠に到着。

120526_082310 アタック中の平均心拍数も174と出来すぎの数字だったが、何とタイムは27分45秒! 2年振りの27分台というだけでなく、4年前に記録した過去最高の27分43秒にあとわずかまで迫る記録が出た。ろくに峠トレーニングもしていなかったのに、この時期にこの数字が出たのは正直驚いた。

120526_082956 体調が良かったことや、装備が軽かった(ボトル1本のみ)こともあるだろうが、やはり仲間がいる緊張感が生んだ記録だろう。一人ではどうしても自分に甘えてしまう。

 好記録が出たのだが、友人も数分後に到着。彼もブランクを埋め、どんどん脚力を上げてきている。抜かれるのは時間の問題か?

120526_092846 ひと休憩の後、和歌山側に下り、麻生津大橋を越えて紀の川南岸へ。追い風気味の下流方向(西)に向かった。

120526_095258 河岸堤防上の歩行者自転車専用道を快調に飛ばしていると、前方にパラグライダーが飛んでいるのが見えた。今日は自転車だけでなく、色んなスポーツにとって気持ちのいい天気だろう。

120526_102608 帰阪ルートは通称犬鳴峠(池田隧道旧道)を越えることにした。竹房橋を渡って紀の川北岸に戻り、県道62号線を北上。普段交通量が結構多く気を使う道だが、今日は比較的車が少ない。何でだろう?

120526_103610 旧道に入ると交通量は絶無。友人と二人だけの坂道はなかなかハードだが、峠直下にはこんな絶景も待っている。

 池田隧道北側で県道62号線に合流した後は、延々と緩い下り坂が続く。神通温泉を越えて大阪府へ、さらに犬鳴山温泉を通過して、大阪平野に戻ってきた。

120526_113334120526_113546 熊取町内の間道を経由してR170旧道に入り、道端の水間寺(水間観音)に立ち寄った。744年、聖武天皇の勅命により行基菩薩が創建した古刹だ。境内には三重塔がそびえ、本堂も巨大な大きなお寺だ。私自身は何度か立ち寄っているが、友人が初めてなので、あらためてお参り。

 お参りの後はR170をひた走り、13時過ぎに帰宅した。前半飛ばしすぎて、終盤はすっかり足が売り切れ、空腹もあってペースが上がらない。独走ならダラダラ走るところだが、友人が先に走ってくれたお陰である程度のペースを維持できた。この辺りも仲間連れのありがたいところだ。

 今日は出来すぎの結果だったが、体調の波は必ずやってくる。この好調を8月末のノリクラまでずっと維持することもできないだろう。とにかく、出来るだけの精進を繰り返すしかない。

■コースマップ

 

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2012/05/26 6:33:52
 完了: 2012/05/26 13:11:41
 バイクタイム: 4:33:18
 停止時間: 2:04:21
 距離: 100.97 km
 平均スピード: 時速 22.17 km
 最高スピード: 時速 79.29 km
 登り: 1157 メートル
 カロリー: 2284 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 103.5km
 消費カロリー:3582kcal
 計測時間:6:37:38
 平均心拍数:133
 最大心拍数:190
 平均速度:22.3km/h
 最高速度:53.4km/h
 平均ケイデンス: 81
 最大ケイデンス:126
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:3:27:41
 ターゲットゾーン内時間:1:52:05
 ターゲットゾーン以上時間:1:17:52
 走行時間:4:38:11
 累計走行距離:3654.7km(2010年12月10日より)

 

■本日のフォトアルバム

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