TORACLE-S BB交換 [CARACLE-S]

451化とキャリパーブレーキ化を果たしたTORACLE-S(CARACLE-S 2016試作車)だが、走行距離が1万キロを越えてあちこち消耗しているので、この機会に手を入れている。

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451化の前の話だが、ペダリング時に軋み音がするので各部をチェックしていたら、BBにガタがあるのを発見。クランクを外してBBを増し締めしてもガタは取れない。

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そこでBBを外してみると、装着時は一体化していたBBがバラバラになった。長期間の使用で各部の嵌合が少しゆるんだようだ。

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カートリッジベアリングがガタついているので、シールを外してみるとリテーナーが破断して変形している。このTOKEN製TK868CT(103mm)は2016年5月に、CARACLE-S2015モデル試作車に装着したもの。その後、TORACLE-Sに移植して使い続けていた。TORACLE-Sだけでも10,000km以上走行していることにはなるが、もう片方のベアリングはスムーズな回転でガタもないので、たまたまハズレだったのかもしれない。

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ベアリングの交換を考えたが、「163110 2RS」という規格はちょっとマイナーなようで、国内で探すと安いものでも1個2,700円以上する。もう左右一緒に交換するなら5,000円を越えることになる。結局、無名の中国製ベアリングを見つけて、海外から2個700円で取り寄せたが、品質の懸念が拭えない。

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そこで、同時に手配したのが、このBB。チタンシャフトで140g未満の超軽量ながら、3,000円未満で入手できた。

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手段が2つあれば、どちらかは使い物になるだろうという目論見だったが、TOKENの方は古いベアリングを外す時に構造を見誤った。表から見えているゴムシールをカートリッジベアリングのものだと思って強引に押し出したのだが、実は二重シール構造になっていて、シールの内側のアルミ材を変形させてしまった。

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変形を戻しても精度が低下してガタや異音を招く可能性が高いので、TOKENの復活は一旦断念。新たに入手したWEEK EIGHTというロゴの入ったBBを装着することにした。あまりに安いので正直心配だが、上手くいけば儲けもの。

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まずは、間に合わせに装着していたMICHE製BB(210g)を外す。こちらも少しガタがあり、シャフト長も長い(107mm)ので、しっくり来なかった。

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WEEK EIGHTのBBはワンの両側にツバがあるが、このツバはワンと一体化している。BBシェルの個体差やベアリングの消耗時に調整ができないように思われるので、これも不安なところ。それとも実は左側のツバは工具をかけるためのもので、シェルに押し当てる必要は無いということか? とも想像した。シマノ(やMICHE)はBBの右側のツバで位置を決め、左側はツバがなくテンションを掛けるだけだ。

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とにかく試してみようと、まず右ワンを装着し、続いて左ワンを締め付けていった。私の想像が正しければ、左ワンとBBシェルの間に隙間ができるはずだが、ほぼぴったり密着してしまったように見える。う~む、想像はハズレか?

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回転は非常にスムーズで、クランクを装着して揺すってみても、ガタは感じない。調整の利かない構造は不安だが、今のところは一応及第点か?

シャフト長が103mmに戻ってQファクターが小さくなるし、チェーンラインもアウター位置に装着したナローワイドチェーンリングに適正な状態に復帰した。十数キロ走った限りでは、軋み音も消え、快適にペダリングできた。構造に疑問は残るが、しばらく使い込んでみよう。

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先日重量計測した時点ではMICHE製BBを装着していたので、計算上の「カタログ重量(ペダル等の付属品を除いた重量)」は70gマイナスで9,180gとなる。タイヤとチューブをミニッツライトとR-AIRに交換すれば、170~180g軽くなるはずなので、9kgジャストも伺える段階になった。通勤用にデリケードで寿命の短いミニッツライトを使う気はないが、理想を言えば旅行用にもうひとつホイールを用意して、手持ちのアルミ製カセットスプロケットを装着すれば、確実に8kg台に持ちこめる。

パーツ構成が固まったらワイヤーやバーテープ、レバーパッドなどの消耗品を新調するつもりだが、落ち着くまでにはもう少しかかりそうだ。

ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。

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