一年ぶりの自己記録更新 [鍋谷峠-紀見峠]

さすが自転車月間というか、今日はツアー・オブ・ジャパン(TOJ)堺ステージの観戦イベントやシクロジャンブルTADA集まれ、といったいくつもの自転車イベントのお誘いがあった。とはいえ、先週末はTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)が走れない状態だったし、上海出張の疲れもあってトレーニングを休んでいる。

今週末も昨日は出勤日だったので、トレーニングのチャンスは今日しかない。前後ディレーラーの交換で復活したTORACLE-COZの試走もしておきたいので、イベントは不義理をして鍋谷峠に行くことにした。

しばらく前から服部産業のH本さんにお誘いを受けていたので、ご一緒することにした。ちなみに、COZの復活に協力してくれた近所の友人は昨日からブルベ600km参加中。

6:30過ぎに自宅を出走して、近所のコンビニでH本さんと待ち合わせ。カフェイン(コーヒー)を注入して、7時前に再出走。身体がちょっと熱っぽかったが、脚はまずまず回っている。やや雲が多い目ながら晴れた空の下を和泉山脈に向かって南下していく。

190519_074918山麓の父鬼集落下の温度計は8時前ですでに20度と、すっかり初夏の気温。湿度も高めでショートスリーブジャージとレーパンでも寒さは感じない。

ところが、温度計の下の看板の通り、今日はリフレッシュ活動のため国道480号線旧道が規制されるよう。「国道480外」という意味がわからないし、「通行止」と明記されているわけではなく「車両等の交通規制依頼」という記載が曖昧。軽車両(自転車)まで止められるのかはわからないが、いずれにしても規制開始の9時までには上り切れるだろうと、先に進んだ。

毎度のごとく製材所前の鍋谷橋からアタック開始。序盤はペースを抑えて、というかもうひとつ脚を回せず心拍数は160bpm半ば程度。前回同様に、できるだけシッティング比率を高めてやや重めのギアを踏み込みながら上る。傾斜が急になるところもギリギリまでシッティングでしのぎ、ダンシングは最小限にするよう心がける。

H本さんは例によって斜め後ろに張り付いているので、手は抜けない。中盤からは脚も回り出し、心拍数も170bpm台に上がってきたが、175bpmを越えないように意識した。気温も湿度も高めなので、汗が吹き出しポタポタ落ちていく。

190519_083018久々に長時間170bpm台をキープしたので、苦しい。ちょっと油断すると160bpm台に落ちてしまうので、必死でペースを維持する。後半は踏み込む余裕がなくなり、腰の痛みも強くなってきたので、ダンシングの比率も高くなってきた。それでも終盤にペースを上げていき、最後は心拍数を186bpmまで上げて鍋谷峠にゴール。

最後は久々に苦しく、脚を緩めたくなったが、何とか踏ん張った。ゴール後はしばらく手がしびれて、荒い息が収まらなかった。

心拍数を190bpm以上にまで上げられなかったので、数値上は追い込みきれなかったとも言える。それでも、タイムはなんと25分34秒と、ほぼ1年前にCOZで初めて上った際に出した鍋谷峠の自己ベストタイムをわずか9秒ながら更新した。昨秋以来、仕事が忙しかったことや、大腿骨のチタンボルト抜取り手術などで、思うように自転車に乗れなかった。峠トレーニングもスタートが遅れたので現時点でのタイムに期待はしていなかったが、過去最高記録が出たことは良い材料だ。

年齢的にも自己ベストを更新するのは年々厳しくなっているが、CARACLE-COZとH本さんの指導のお蔭で50歳になっても記録が更新できた。前半にセーブして(全力を出せなかった)、シッティング主体で上ったことが功を奏したのかは不明だが、走りがギクシャクしていたことを自分でも感じていた。H本さんも、シッティングで引っ張りすぎて、踏めなくなってからダンシングに切り替えることで疲れが溜まっていったように見えたとのこと。現時点ではあえて「シッティング縛り」などの不効率な走りをするのもありだろうが、最終的に長い上りでは省エネ走法が一番早い。効率の良い走り方の練習もしていかなければならないだろう。190519_084130時間はまだ8:30で、交換したディレーラーもまずまず快調なので、和歌山側に下ることにした。ちょっとRDのシフトアップがもたつくように感じるので、後で調整をしてみよう。

和歌山側に下った後は、西に行くか東に行くか? 良いタイムが出たと言っても持久力はまだまだ自信がないし、いつも以上に力を出し切って消耗しているので、和泉葛城山を上り返す自信はない。さらに西へずれるとかなりのロングコースになる。結局、最も楽に帰阪できそうな紀見峠を越えることにした。

190519_092158長いダウンヒルを紀の川沿いまで一気に下り、国道24号線に出て東に向かう。ところが、ちょっと強めの風が前方から吹き付けてきた。H本さんに引いてもらっても消耗した脚でついていくのがなかなか大変だった。

190519_09442013kmほど東進して、橋本市街地の手前で国道371号線バイパスに入って北上。紀見峠へ向けて上り始める。

きれいなまっすぐ道なのだが、暑さを感じる日差しの中で単調な登りは疲れる。今はまだ良いが、真夏の昼どきに上るには辛いルートだ。

紀見トンネル前で旧道に入ってホッとする。日陰の多いつづら折りの方が、自転車には気が楽だ。

190519_101908二本目の峠はそれなりに辛かったが、10:20頃紀見峠到着。ここまで来ればホッとする。昼が近付いているのだが、次第に雲が増えてきて、暑さは一段落してきた。

旧道を下って紀見トンネルの反対側で新道に合流。すぐに再びバイパスと旧道が分かれるので、旧道を下っていく。河内長野駅付近で道なりに国道310号線に入り、途中でH本さんとお別れして帰宅したのは11:30前。

COZも復活したし、峠2つを交えた90km近いルートを午前中で走れたことはまずまず。ようやく身体も平常モードに戻ってきた感があるので、これから3ヶ月、ノリクラに向けて精進を重ねていくつもりだ。

■コースマップ

■#relive

relive190519
Relive ‘190519 一年ぶりの自己記録更新 [鍋谷峠-紀見峠]’

■本日の走行記録(自転車)

cyclemeter190519CyclemeterGPSの記録
スタート: 2019/05/19 6:33:12
自転車完了: 2019/05/19 11:24:36
バイクタイム: 3:41:23
停止時間: 1:09:56
距離: 87.76 km
平均スピード: 時速 23.78 km/h
登り: 1025 m
カロリー: 2739 kcal
平均心拍数: 135 bpm
最大心拍数: 186 bpm
平均ペダルペース:  61
最高ペダルペース: 141 pm
今月の走行距離:  543 km
今年の走行距離: 3497 km
先月の走行距離:  760 km
昨年の走行距離: 7965 km

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これまでのコメント

  1. […] けたので、今週末も鍋谷峠に向かうことにした。H本師匠のご指導のお蔭で1年ぶりの自己記録更新を果たした先週に続いて今週もといきたいところだが、体調はもうひとつでアプローチか […]

  2. […] 上がっていた。久しくないほど追い込み、出し切った感は強かったが、タイムは27分11秒と前々回に記録したベストタイムより1分37秒も遅い。これだけ追い込んだのに、前回の26分28秒より […]

  3. […] の軽量化は100g程度だが、トレーニングは天候にも恵まれて直前14週のうち13週で峠に上れた。5/19に鍋谷峠の過去最短記録を出して以降は、なぜかトレーニングを重ねるたびにタイムが落ち […]

  4. […] 先週は東京でイベント(真夏のデザインフェスタに出展)だったため、11週続いた峠通いが途切れた。今日から夏季休業に入ったが、間が開いたこともあって初日に峠に向かおうと思っていた。そんなところに服部産業のH本師匠から「鍋谷峠を越えて、やきもちを食べにいこう」とのお誘いがあった。 ところが、夏バテ気味で体調がもうひとつなところに、最高気温38度の天気予報。最近は距離を走っていないので自信がなく「とりあえず鍋谷峠までは行きます」と返事をして、いつもより1時間早い5:30に集合。まずはいつものように鍋谷峠に向かった。 日の出とともに気温が急上昇し、アプローチから汗がポタポタ落ちる。序盤から暑さに消耗しながら山麓までやって来て、定点観測地点の父鬼集落下の温度計は、表示が点滅して上手く写らなかった。25度の表示だったので前回より1度低いことになるが、湿度が高いのか体感的にはさらに暑い。 その先の南横山八坂神社でアタック前の小休止。池の金魚が涼しげなのが、せめてもの救い。たまにはと、お賽銭に小銭を入れて再出走。 いつものごとく、製材所前の鍋谷橋からアタック開始。予想していたことだが、身体が重くなかなかペースが上げられない。先週の出張で自転車に乗れなかったので、節制していたつもりでも体重が約2kg増えていた。出張後の通勤ライド再開とカロリー制限で1kg程度は落としたが、まだ1kg重い勘定だ。そして夏バテとブランクでさっぱり調子が上がらない。 必死でハンドルにしがみつき、踏み込んだり回したり、立ったり座ったりとあがいたが、苦しいばかりでステアリングも安定せずに進路がふらつく。傾斜の変化にも対応できずに走りがギクシャクする一方だった。ほぼ中間地点で諦めて、心拍数目標を170~175bpmから165~170bpmに下げてペースを落とした。お蔭で走りは安定したが、良いタイムは望めない。セーブした分、終盤は巻き返しのアタックを試みたが最後まで保たずに失速。フラフラで鍋谷峠にゴールした。毎度のごとくしばらくは息が上がって動くこともできない。 最高心拍数は186bpmまでしか上がらず、調子の出ないままだった。26分49秒というタイムは前回より良いが、前回は序盤に渋滞によるタイムロスがあった。H本師匠によると、その分を除くとほとんど同じペースだったとのこと。良くも悪くもなかなかペースは変わらず、色々な走法やトレーニングを試しているが、所詮は付け焼き刃ということだろうか? ノリクラ本番ではあまり考えすぎずに、ガムシャラに上った方が良いのかもしれない。 峠の温度計は22度を表示し、下界よりはだいぶ涼しい。いつもより1時間早い7時半過ぎだが、次々と自転車が上がってくる。この暑さでお盆なのに早朝から上ってくる人は、サイクルショップカワハラダの剛さんを始め、ちょくちょく見かける本気の方が多い。顔の広いH本さんのお知り合いも多く、ちょっと立ち話。 調子はもうひとつだし、暑さは厳しいしで悩んだが、行けるところまで行くことにして和歌山側に下り始めた。いざとなれば輪行袋は携行しているので、帰路は輪行で帰ることもできる。 国道480号線旧道からバイパスに合流し、県道125号線の、めのこ峠を越えてショートカット。紀の川沿いまで一気に下って、コンビニで飲料補充。紀の川沿いに少し東進して再び国道480号線に合流し、大門口大橋を渡って南岸へ。 そのまま国道480号線を進んで、山中に入っていく。このルートは2年前にも7月に大勢で上ったことがあるが、この時点で11時を過ぎていた。今回は9時前と2時間以上早いのだが、暑さは尋常ではない。汗をポタポタ落としながら上っていくが、お盆のせいか以前より交通量が多く少し気を使う。 それでも一定のペースで淡々と前を引くH本師匠に着いていくと、9:10にはピークの市峠到達。ここに美嶋温泉があるが、2年前には営業していた施設が現在は休業中とのこと。 反対側に下っていき、志賀で東に方向を転じ、川沿いの平坦路を進んでいく。1.2kmの志賀高野山トンネルをくぐると、花坂の集落。2年前はここから鳴子川沿いに高野山に向かったが、今日は素直に国道を進んで矢立交差点で国道370号線に合流。 今日の目的地はこの矢立茶屋。花坂名物のやきもちは、小豆あん入りの餅を薄く伸ばして両面を焼いたもの。炭水化物の代謝を高め、疲労回復効果のある小豆と、腹持ちがいい餅の組み合わせは自転車ライドの補給食にぴったりだ。 開店時間の9:30の数分前に到着。サイクリスト向けに設けられた手作りサイクルラックに駐めて、自動販売機の飲料を飲んで待機するうちに開店した。開店早々にやきもちを購入し、店内で冷たいお茶ともに頂いた。お店の方のお話しだと、高野山近辺は冷房の無い建物が多いのでこのところの暑さが大変らしい。下界に比べればかなり涼しいのだが、暑さに慣れていない方々には一層堪えるのだろう。これからのルートについても話題にしていたが、紀の川北側の和泉山脈を「北山」と表現していたのが面白かった。高野山より南側の山々は「南山」と呼ぶとのこと。 一服後はちらりと「ここまで来たら高野山まで」との思いもよぎったが、距離7km、標高差380mほど上る必要がある。すでにかなり消耗しているし、これからさらに気温の上昇が見込まれることを思えば、とっとと引き返すのが得策だろう。 帰路は一気に国道370号線を下っていく。九度山まで降りて、紀の川南岸を東に向かっていくが、下界は猛烈な暑さだ。平地でもジリジリと体力が削られていく状況は、早めに折り返して良かったというところ。 紀の川南岸に整備された自転車道は、暑さのせいか歩行者が皆無で走りやすかった。橋本橋で紀の川北岸に渡り、国道371号線旧道を上っていく。最近はバイパスを上ることが多いが、暑い時はこちらの方がまだマシかもしれない。 比較的余裕を持って紀見峠に到達したのが11:13。出走前の予想では昼を過ぎると思っていたが、約1時間早い。H本師匠の先導は一見ゆっくりしたペースだが、一定のペースで淡々と走る。休憩時間を減らしてできるだけ走り続けることがタイム短縮になるのは、私もブルベで体験しているところ。暑い時間帯の走行を減らせるので、この天候では合理的だ。 河内長野駅方面に下っていくと、紀見トンネル出口近くの新道への合流点の温度計が38度を表示していた。一体下界はどうなっていることやら、と憂鬱な気分で下っていくと案の定平地は一層の酷暑。河内長野駅付近から自宅までの道のりが、いつもよりかなり長く感じた。 ハンドルポジションが少し下がっているせいもあるだろうが、久々の100km超ライドに首や肩が辛く、お尻にも痛みが出てきた。ヨメさんに昼食は要らないと伝えていたので家の近所で食事をしたが、それでも帰宅は13時前。予想よりはかなり早く帰ってきたが、それでも暑さと距離に疲れ切った。 今日の獲得標高でノリクラくらい上るので、本番前にこのくらいの走りを体験しておいた方が良いというH本師匠の助言が結果につながることを願いたい。個人的には以前からノリクラ直前に高野山往復(120km超)をするのが脚試しになっていたが、昨年は実施できなかった。今年も高野山までは到達しなかったが、鍋谷峠の全力アタックを混じえた100km超はまずまず頑張ったというところだろう(タイムはさっぱり縮まないが・・・)。 ノリクラ前の高強度トレーニングは恐らく今日が最後。盆休み後半は台風がやってきそうだし、一週間前の来週末は疲労を溜めないように、マシンチェックのための軽い調整走程度だろう。齢五十にして最後の記録更新を狙う今シーズンは、それなりに気合を入れて臨んでいる。それでも寄る年波で回復が遅い身体に、(喜ばしいことだが)忙しい仕事で、高強度のトレーニングを頻繁に行うことができなかった。5月に鍋谷峠の過去最高記録を出して以降はさっぱりタイムが伸びず、不甲斐ない状態が続いている。 最後までできることは頑張るつもりだが、本番直前は休んで疲労を抜くことも重要。ここからの動き方は悩ましい。 […]

  5. […] 最後まで失速すること無く心拍数を190bpmまで上げて鍋谷峠にゴール。タイムは27分29秒と8/28の28分26秒を1分近く短縮し、今年の最高記録(まあ、今年は3回上っただけだが)。改修前の荒れた路面で25分34秒を出していたことを思えばだいぶ衰えたが、あまりトレーニングできていない割にはまずまずだろう。 […]

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