まずは一葛[岸和田ヒルクライムチャレンジ~七葛~ 牛滝ルート]
公私の多忙と天候不順で先週末も走れなかった。今年の春はとにかく忙しかったが、先々週の奈良グリーンフェスタが春期の最終で、秋まで(お仕事の)週末のイベントはお休みの予定。梅雨入りで少し受注が落ち着いたこともあって、少しだけ余裕が出てきた。
と言いながら昨日土曜日も出勤日だったので天気を危ぶんでいたが、幸い今日は梅雨前線の南下が遅れたお陰で雨の心配は無さそう。6:32にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)でカラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発。
うっすら雲が空を覆っているが空は青い。府道208号線を光明池駅方面に上っていくと、行く手の和泉山脈も稜線がはっきり見える。
府道から道なりに光明台の丘を越えて行き、府道226号線を経て国道170号線旧道に入って西進。内畑町の集落の手前からは眼の前に神於山。ここから左に曲がって、少し近道をして府道40号線に入る。
牛滝温泉までひと上りして、建物の入口近くに自販機があったので補給がてら小休止。数年前に運営事業者が変わってから「四季まつり」と名称が変わったが、いつの間にか牛のモニュメントができていた。温泉名にあやかったのだろうが、由来の牛滝山(大威徳寺)は農耕牛を祀る信仰から名前が付いたようなので、本当は乳牛のホルスタインはそぐわない。まあ、農耕牛は現代の日本人には遠い存在で、可愛くキャラクター化するのも難しそうなので仕方ないが。
ここまでくれば察しが付くだろうが、今日は和泉葛城山に上るのが目的。スマホアプリTraveloで、「岸和田ヒルクライムチャレンジ ~七葛~」というイベントが開催されていることに気付き以前から機会を狙っていたが、ようやくチャレンジできる日が来た。七葛のうち牛滝と塔原の2つを上ると食事券やニッセンのワイヤー、水なすなどの賞品に応募できる。
上り口には「七葛」の標柱が立ち、だんだん和泉葛城山が自転車ヒルクライムの適地(聖地)として認知されて、整備されてきていることがわかる。
上り始めて100mほど上ったところで、肝心のTraveloのスタートをしていないことに気付き、慌てて上り口に戻った。「牛滝コース」にチェックを入れて「チャレンジスタート」ボタンを押し、ご注意事項に同意してタイマーが動き出したので8:17再出走。実はここで「チェックイン」操作をしなければならないのだが、始めてのチャレンジでこの時点では気付いておらず、そのまま上り始めた。
久々のヒルクライムなので今日はのんびりと上っていくが、それでも序盤からコンクリート歩道の激坂が立ちはだかる。かなり気温が高いこともあって、かなりキツい。この画像は勾配の緩んだ8.5%区間のものだが、真新しい七葛の里程標も整備されており、「13.x%」だの表示されるとかえって心が折れる(笑)。
牛滝コースはほとんど林の中の日陰だが、2023年12月に再開通するまで3年半通行止めだった崩落復旧地点は周辺の木々がすべて崩れたので、ここだけポッカリと開けている。はるか上方まで崖を固めてあるだけでなく、下方も崩落痕が続いており難工事だったことが伺える。ちょっと脚を止めてパチリ。
中盤は少し勾配が緩み、シッティングでのんびり上っていると、下ってきた女性が急停車して「猛虎さんですよね!」。いつ行っても出会っている気がするハギスミさんだが、久々の和泉葛城山でもやっぱりいた。「ご無沙汰です」「上は風すごいですよ。和歌山は雨みたいです」から始まって、和泉葛城山やCARACLEの話題、ノリクラ、ハギスミさんが参加されたPEAKSと話が広がり、気がつけば40分ほど話していた。タイムアタックをしているわけではないので、こちらは焦ることはないが、ハギスミさんに申し訳ないことをした(^_^;)。
スタートから1時間37分かけて、9:49に和泉葛城山山頂に到着し、岸和田ツーリングクラブの掲示板に記帳。Traveloアプリのチェックイン機能に気づき、ゴールの和泉葛城山駐車場にチェックインしたものの、スタートの牛滝配水場前は未チェックだ。順序が逆でも良いのかわからないが、他のコースで下るのを止めて、牛滝コースで下り、チェックインしてみることにした。
山頂は確かに風が強く、和歌山側はかなり曇っている。周囲が晴れていても和泉葛城山山頂だけは雨が降ることが多いので、油断せず早々に下ることにした。と思ったが、山頂掲示板の管理人さんが上ってきたので、一緒に写真を撮らせてもらった。今はEバイクに乗られれているが、それにしてもいつ来てもいらっしゃる(笑)。
天気が怪しいのは山頂だけで、ちょっと下ると少し霞んでいるがよく晴れている。和泉葛城山あるあるだ。下る途中で今度は上ってくるハギスミさんと再開。今回は挨拶だけで停車せずにすれ違った。今日は塔原と牛滝の2葛上られたようだ。
下る途中でロードバイクに追いついた。一般的に20インチのCARACLE-COZより、下りは700C車輪の方が有利だが、キャリパーブレーキでもあり、慎重に下られているようなので先行した。下りに関しては油圧ディスクブレーキは、安全に早く下れるので本当にありがたい。
牛滝の上り口まで下り、チェックインしてみると無事に受け付けられて、ひとまず1葛達成。1本無駄にならずに良かった。タフなハギスミさんのようにもう1本上る気はさらさら無く、帰路についた。
往路と少しルートを変えて、上大沢から春木川町に抜ける細道を通った。峠の祠で撮影していたら、和泉葛城山の下りで追い抜いたロードの方が挨拶して通過していった。この方がこんなマイナーな細道を知っていたことに、ちょっと驚いた。後追いで出発したが、この方は春木川町で府道226号線を北に向かって下っていかれた。私は逆方向に進み、峠を一つ越えて東側の父鬼川沿いに出て、国道480号線旧道を下った。ここからは、鍋谷峠からの帰宅ルートだ。
11:22に帰宅。気温も高かったし、久々の激坂ヒルクライムでかなり消耗したが、良いトレーニングになっただろう。できれば近いうちに塔原コースも上って2葛を達成し、「岸和田ヒルクライムチャレンジ ~七葛~」に応募できればと思っている。梅雨の最中だが週末は晴れて欲しいものだ。
■STRAVA
まずは一葛[岸和田ヒルクライムチャレンジ~七葛~ 牛滝ルート] | ライド | Strava
■Ride with GPS
まずは一葛[岸和田ヒルクライムチャレンジ~七葛~ 牛滝ルート]・Ride with GPS
■CyclemeterGPS
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2025/06/22 6:32:37
自転車完了: 2025/06/22 11:22:04
バイクタイム: 3:09:51
停止時間: 1:39:36
距離: 64.33 km
平均スピード: 20.33 km/h
登り: 908 m
カロリー: 2262 kcal
平均心拍数: 130 bpm
最大心拍数: 166 bpm
平均ペダルペース: 56 rpm
最高ペダルペース: 137 rpm
今月の走行距離: 464 km
今年の走行距離: 3541 km
先月の走行距離: 676 km
昨年の走行距離: 7989 km
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