こちらのルートも5年ぶり [和泉葛城山牛滝ルート]

昨日の朝は雨でいよいよ近畿地方も梅雨入り。今日も夕方から雨の予報で、明日は終日不安定な天気予報なので、今週末のチャンスは今日の午前中しかなさそう。身体に疲れが残ってちょっとダラダラしてしまったが、6:43にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)でカラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発。

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しばらく足が向いていなかった和泉葛城山に上る意欲が沸いたのは、少しは脚力が復活してきたからか? ともあれ、最低気温20度でまだ晴天なので、ショート上下でもすでに暑い。身体は少し重いが、上神谷街道を南下していき、荒山公園手前の泉北和田交差点で右折して府道208号線(堺泉北環状線)に入って西進。行く手の和泉山脈の稜線がくっきり見えている。

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短い急坂を上って赤坂台北交差点で左折する府道208号線を辿って、泉北ニュータウンを南下していく。

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光明池駅のそばで泉北高速鉄道をくぐり、坂を登っていく。城山台四丁交差点で左折する府道208号線とお別れして、引続き延長線上の和泉市道光明池春木線を上ってみずき台入口のピークを越えて下っていくと、黒石大橋を渡る。橋上からは鍋谷峠や三国山のレーダーサイト、その先にこれから上る和泉葛城山といった和泉山脈の山々が連なっているのが見える。

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松尾寺北交差点に面したくすのき公園でトイレに立ち寄り小休止。紫陽花が梅雨の合間のライドであることを示している。

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松尾寺の前を通る間道を抜けて府道226号線に入り、春木川出口交差点で国道170号線旧道に入って西進。神於山を正面に仰ぐ内畑町交差点の少し手前で左折して集落内をショートカットし、府道40号線に入る。

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8:25に和泉葛城山牛滝ルートの登り口、牛滝温泉に到達。雲が増えてきたようだが、まだ青空が優勢で、かなり暑い。

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3年半通行止めだった牛滝ルートが2023年12月に再開通したが、冬場だったし、公私の多忙や体力不安でなかなか来れなかった。牛滝ルートは2019年6月以来の5年ぶりの挑戦だし、和泉葛城山の他のルートも2022年7月以来ほぼ2年ぶりだ。こうやって過去の記録を確認すると、ここ数年ヒルクライムトレーニングが減っていることがよく分かる。通行止めという要素もあるが、先週の水越峠は2年ぶり、もっとも身近な鍋谷峠すら1年ぶりという状態で、ヒルクライムではないが先々週のビワイチは14年ぶりと、このところ「久しぶり」のライドが続いている。

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NAKGAWAのクロモリロードに乗った白人が上り口に止まっていたので、会釈して先行した。彼もすぐ後からスタート。いきなり激坂がお出迎えしてくれるのが牛滝ルートだが、軽量なCOZと後34Tのスーパーローギアのお陰で淡々と上っていける。急傾斜の区間では白人が後ろからどんどん近づいてくるが、傾斜が緩むと離れていく。私が傾斜に応じて速度を調整して負荷を一定に保とうとしているので、緩傾斜で速度が上がるというのもあるかもしれないが、700Cロードだとギア比が高いので急傾斜だからといって私のように速度を落とすことができないのかなと推測。

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3年半も通行止めだった理由の崩落地点を通過。道の上も下もかなりの高さが崩落していたことがわかる。再び道路を通すのは、大変な苦労だったのだろう。

次第に白人の姿が後ろに見えなくなっていったが、私も楽に上っている訳では無い。断続的に現れる急傾斜と暑さに苦しみながらジリジリと高度を上げていくが、左ひざの痛みが出てきたのでできるだけギア比を落として負荷を減らす。終盤は尾根上に出て塔原ルートと合流。少し下って最後のひと上りがキツい。

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タイムは44:01とひどいものだが、9:12に和泉葛城山山頂に到着。売店跡にある岸和田ツーリングクラブの掲示板に記入しようとしたら、ちょうどE-BIKEで上がってきた年配の男性が管理人さんだった。前にもお会いしたことがあったが、最初は気づかなかった。ちょっとお話したが、80歳を超えてからはE-BIKEに乗り換えたが今日も2本めとのこと。「3本上るとバッテリーがなくなるので自力で上らないといけなくなる」と言っていたのは「だから今日はもう引き上げる」という意味かと思っていたがパワフルな方なので、ひょっとしたらバッテリーの無くなったE-BIKEで上ってたりして。先ほどの白人も、しばらくして上がってきていた。

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後から上ってきた女性も、すでに2本目と言っていたかと思う。3人で記念撮影したが、パワフルさに圧倒された。今日は暗いうちから七葛(1日に7つのコース全て上ること)に取り組んでいる方もいるそうだし、次々上ってくる自転車乗り同士の多くが顔見知りなようで、親しげに話されていた。和泉葛城山に上る7コースのどれもが激坂や荒れた路面が立ちはだかる難路で、今の私はとても一日に何本も上れそうにない。

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売店跡の隣りにある展望所から、南側の紀の川方面を見下ろす。少し霞んできたが、まだまだ美しい風景が拝めた。

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牛滝往復か足を伸ばしても塔原ルートで下ることを考えていたが、元気な方々とお話してついついもう少し距離を伸ばそうと思ってしまった。といって、和歌山側に下ると昼までに帰宅できないし、蕎原ルートは急傾斜の直滑降で、下りは辛いだけ。その次に近い犬鳴山ルートで下ることにした。尾根上の紀泉高原スカイラインを西進してハイランドパーク粉河へ。自動販売機で飲料を補充して小休止。

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ハイランドパーク粉河の展望塔の横で粉河ルートと神通ルートへの道と別れて暗い林間の道に入る。右に降りていくのが蕎原ルートで、ちょうど1台のロードが上ってきた。私はまっすぐ進むが、この辺りから本格的に下り始める。

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犬鳴山ルートはかなり荒れていて、何箇所も倒木が倒れかかったままになっている。2022年にはすでにこの状態だったが、そのまま撤去されないままになっている。

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昨日も結構な豪雨だったせいもあるだろうが、路上に土砂や落ち葉や小枝が散乱しており、路面が濡れた箇所も多いのでスピードは出せない。

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樫井川沿いあまで降りてくると、昨日の雨で川の水量が多く、落差がさほど無い滝も迫力満点。少し下ると犬鳴隧道の両側の出入り口が少し水没しており、通過はできるがかなり車体が汚れてしまったのが残念。心霊スポットとして知られているので独りだと心細く、撮影する勇気はなかった。

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犬鳴山七宝瀧寺が近づくと弁天の滝が祀られている。犬鳴山七瀑のひとつで、七宝瀧寺の名の由来とのこと。雨上がりでも水量はさほど多くない。

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いつか行かなきゃな、と思いながら今日も弁天の滝の少し先にある七宝瀧寺の駐車場への降り口を素通り。激下りの坂は、戻ってくることを思うと躊躇する。そこからも山深い山中を結構下って、ようやく犬鳴山温泉で府道62号線に突き当たる。

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府道62号線は交通量がやや多いが、大木集落付近で少し上り返すことをを除けばブレーキングのほとんど必要ない爽快なダウンヒルが続く。

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土丸集落では傾斜の変化の少ない旧道を辿り、大阪体育大学の下から間道をショートカットして国道170号線旧道に入る。水間観音の脇を通って木積のゆるい坂を上っていく。

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一旦津田川沿いの河合町まで下って、今度は神於山の肩を越える上り。そこそこの急傾斜がほぼ直登で続くので、ここが国道170号線旧道で一番キツいポイント。峠を乗り越えるとホッとする。

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内畑町の交差点を過ぎると往路と同じルート。国道170号線旧道をたどっていくが、一時的にバイパスと合流する暑奈良池前交差点で信号停車すると、かなり暑くなって来たことに気づく。この後もほぼ往路と同じルートで引き返し、ちょっと正午を過ぎてしまったが12:09帰宅。久々に「山に魂を奪われた」人たちと交流して、楽しい気分になった。

■STRAVA


こちらのルートも5年ぶり [和泉葛城山牛滝ルート] | ライド | Strava

■Ride with GPS

こちらのルートも5年ぶり [和泉葛城山牛滝ルート]・Ride with GPS

■CyclemeterGPS

cyclemeter240622CyclemeterGPSの記録
スタート: 2024/06/22 6:43:53
自転車完了: 2024/06/22 12:09:09
バイクタイム: 4:00:11
停止時間: 1:25:06
距離: 84.43 km
平均スピード: 21.09 km/h
登り: 1002 m
カロリー: 2981 kcal
平均心拍数: 134 bpm
最大心拍数: 175 bpm
平均ペダルペース:  58 rpm
最高ペダルペース: 142 rpm
今月の走行距離:  744 km
今年の走行距離: 3464 km
先月の走行距離:  666 km
昨年の走行距離: 7747 km

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