つつじ鑑賞ポタリング下見

今年はつつじを鑑賞するライドイベントをしたいと思っており、今日はその下見に走ってみることにした。6:47にCARACLE-Sで出走し、集合地の候補である大仙公園に向かった。最低気温9度で最高気温は16度まで上がる予報だったので、薄手のロング上下にウィンドブレーカーにして、ハンドルカバー(バーミッツ)も外した。

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大仙公園最寄り駅のJR阪和線百舌鳥駅に、7:00に到着。輪行で来る参加者はここで下車してもらうことを考えている。百舌鳥駅は階段を上り下りせずにホームから改札を出られる「輪行の楽な駅」だ。

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周辺のソメイヨシノはまだ固い蕾の状態だが駅前の桜はすでにかなり咲いている。品種はわからないが、ソメイヨシノより花弁の中心部の赤みが強いようだ。河津桜だろうか?

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車で来る参加者は大仙公園第3駐車場が最寄りとなるだろう。

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わかりやすく、周囲のじゃまにならない集合場所として、仁徳天皇陵遥拝所はどうだろうと思っている。ここからイベントをスタートする前提でコースを考えつつ走ってみる。7:05頃スタート。

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まずは仁徳天皇陵の周回ルートを左回りにたどってみる。車も少なくのんびり走れるが、三国ヶ丘駅付近で南海高野線を渡るためのルートが難しい。交通量が多い狭い道を通らざるを得ないか?

 

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三国ヶ丘駅を越えJR阪和線の西側を北上する。自転車歩行者専用道の区間があるが、JR堺市駅前まで途切れずに進める。前職時代は通勤で通ることもあったので、この辺りは勝手知ったるもの。

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JR堺市駅前は交通量が多いが、信号と自転車レーンが整備されているので、危険は感じない。

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JR堺市駅の北西側にある東雲公園。回廊が公園を囲むおしゃれな公園だ。以前立ち寄った時にはトイレもきれいだった。ここで7:20。仁徳天皇陵から15分程度で到着したが、集団なら1.5倍はかかると見ておいた方がよいだろう。

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引き続きJR阪和線沿いに北上していく。交通量が少なくのんびり走れるルートだが、後で考えると方角的にはあまり良くなかった。

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JR浅香山駅手前で西に逸れて浅香山公園にやって来た。野球場のある大和川沿いの公園だ。この公園にも駐車場はあるのだが、車イス用を除くと9台分しかなく、開場も一応9時からと掲示されている(今日はすでに入れたが)。つつじの盛りにはすぐに満車になるだろう。

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浅香山公園から繋がる大和川沿いの浅香山緑道に7:27着。与謝野晶子の歌碑などもあり、ジョギングや犬の散歩をしている方がちらほら。

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ソメイヨシノらしき桜の蕾はまだまだ固い。

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堺で「つつじ」といえば最も有名と言っていいのが(旧)浅香山浄水場。沈殿池の堤防強化と緑化のために植えられた樹齢80年を超えるつつじは見事で、毎年5月に普段入れない浄水場が開放されて浅香山つつじまつりが開催されていた。コロナ禍で2020年に中止となって以降は開催されておらず、今年も開催されないとのことだ。すでに浄水場としては稼働していないので、開放するための整備が大変なのかもしれない。とはいえ一番の見所の堤防の一方向は浅香山緑道から見ることができる。

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緑道を過ぎて大和川公園に入ると、巨大な自転車が建っている。2023年4月に誕生したサイクルアートのモニュメント「廻」だ。情報は知っていたが、実物を見るのは初めてだ。モニュメントが毛羽立っているように見えるが、自転車に乗っているポーズの人型の板が貼り付けられていた。

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使わなかったが、モニュメントの前にはカメラやスマホが置ける撮影台も作られていた。撮影位置でスタンドのない自転車を車輪を固定するためにコンクリート製の「溝」も設けられていたが、私の7/8インチ(23mm)タイヤが細すぎて固定できなかった。

JR阪和線沿いに北上して、浅香山公園からの大和川沿いに至ると大和川公園まで西進してから引き返すことになるので効率が悪いことに気付いた。地図を見て、東雲公園辺りから少し西寄りの道を通って大和川公園から川沿いに至れば引き返す必要がなくなる。そこで、少し公園を出て南下してルートを確認した。その先がわかる府道187号線まで至って引き返した。

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次のつつじの名所に向かって東進するため、大和川沿いに浅香山公園まで引き返した。大阪万博に向けて大和川沿いの自転車道が整備されるとのことだが、現時点では以前と変わらずここで一旦途切れる。

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少し南に回り込んで支流の橋を渡り、再び大和川沿いへ。もう20年以上前だが、あびこ在住時にちょくちょく通っていたルートだ。

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大和川と西除川の合流地点に到着。少し先で両方の川を渡っている橋は。ときはま線(府道28号線)だ。ここからは西除川沿いに遡る。

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西除川のどちらの岸を走るか迷ったが、とりあえず道なりに南岸(左岸)を走る。堺市内は両岸とも2車線道路だったが、松原市境からダートの遊歩道になったので北岸に渡った。

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北岸沿いに天美西公園がある。ちゃんと中に入ったことがないが、休憩やトイレポイントになるだろう。

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府道187号線の高木橋で南岸に渡り、西除川遊歩道に入った。一つ手前の府道26号線の天美大橋ではすでに舗装路になっているようなので、ここから入ってもよいだろう。

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遊歩道と行ってもこの区間は車も通る。対向する方向に一方通行なので、ちょっと気を使う。といって、対岸の2車線道はそこそこ交通量が多いし、川から離れた側を通ることになる。どちらを通るのがよいか、悩むところだ。

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布忍神社に到着したのは8:08。西除川沿いにも入口はあるが、本殿に相対するこの入口が正門だと思うので、川から離れて西側に回り込んだ。鳥居がなく、お寺のような構えだ。

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拝殿にお参りして、社務所を伺ってみたが9:00から開所とのことで人影はない。先週のツーリズムバイク試乗会under玉手橋でお越しいただいた方が布忍神社に「チャリ守り」があると聞いていた通り、何種類かの展示されていた。ライドイベントの立ち寄り処として充分なネタだろう。

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西除川沿いの入口に近い方に自転車ラックが設けられていたので、門前に停めていたCARACLE-Sを移動させた。公式ウェブページにも「チャリダー(リンクボタンの表記はチャリダァー」)」のブログ記事があり、「中の人(宮司さん?)」が自転車愛好家であることが伺える。

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勤務先が移転するまでは毎日のように通っていたので勝手知ったる場所だが、出勤時は立ち寄る余裕がないし、帰宅時は閉門されていたので、境内に入る機会は数回ほどだった。近年はイチハラヒロコ恋みくじが話題となっており、ハート型のおみくじ掛けが設置されていることは以前も話題にした

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西除川沿いの入口から出ようとしたら、鳥居のそばに桜らしき花がが咲いていた。これも品種はよく分からないが、早咲きの品種なのだろう。

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西除川沿いに戻って南下を再開。府道12号線(堺大和高田線/通称ヤマタカ)を越えると遊歩道は東岸(右岸)に移る。

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松原市の区間は西除川遊歩道として整備されており、ここは市花の前を冠したバラ広場。とはいえ、バラの季節ではなく、他の花がちらほら。

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松原市南端の松原市民運動広場付近の清堂橋で松原市の整備する遊歩道は終端。この先の市境付近は未舗装や府道2号線(中央環状線)で断ち切られて先に進めなかったりする区間で、ルートに迷う区間だ。今回は西側(左岸)に渡って少し川沿いから離れたルートを取ってみた。

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府道2号線(中央環状線)を越えて堺市(といっても旧美原町地区)に戻ると、再び西除川沿いに走ることができる。自歩道ではなく、車道だが両岸がそれぞれ一方通行になっているので走りやすい。2つ目のつつじの名所法雲寺にやって来たのは8:45。実はほぼ毎日通っている通勤経路なので、勝手知ったる区間。

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法雲寺(法雲禅寺)は400年以上の歴史のある黄檗宗の古刹で、七福神が現れて天保の飢饉から河内国を救ったとの伝説も残るが、つつじの名所として知られている。山門から境内を伺うと人の背丈を超えるつつじの木が参道の両側にそびえている。今日はここで失礼したが、以前拝観した際にはつつじに囲まれた庭園が見事だった。

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ひとまず南下はここまで。他にも周辺、特に松原の名所を巡りながらルートを考えようと法雲寺裏手の西除川緑道を北上してみる。西除川の流路の変更があったのか、かつての川の跡地に整備されたようだが、ひょっとすると今も暗渠として下を西除川の分流が流れているのかもしれない。

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緑道のベンチで小休止して携行食を噛る。近くの花は梅のように見える、それにしては背が低い近くに「ウメモドキ」の表示板があったが、この木を示しているのかは不明。ネットで画像を探してもウメモドキの花とは少し違うような?

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緑道を抜けた後は国道309号線を越えて中高野街道まで東進して北上。鯉野池オアシス広場に寄ってみたが、自転車乗り入れ禁止でイベントでは使いづらそうだ。さらに、少し東にある柴籬神社に寄ってみた。反正天皇が都とした丹比柴籬宮のあった地という伝説があり、一説には出生地だとも言われている。「ことさら歯が立派で、珠を貫いたようにきれいであった」と伝わる反正天皇を祀っており、境内には歯神社も祀られている。話題性のある観光名所なので、ここに立ち寄ることも考えていた。

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さらに東に向かって阪和道をくぐり、河内大塚山古墳にやって来た。日本で5番目に大きな古墳で、これもネタになる地だが、ここまで来ると北過ぎるし、経路の交通量が多く難しい。思い直して再度南下した。

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松原市民運動公園付近まで戻って竹内街道に入り、西進。自転車で比較的走りやすい旧街道を辿ることにした。大泉緑地の南側で府道2号線(大阪中央環状線)を斜めに越える。

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最古の国道とも言われる竹内街道は歴史的な名所も多い。金岡神社もそのひとつで「平安前期の宮廷画家巨勢金岡を祭る」神社だそうだ。

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中百舌鳥駅北側で府道28号線(ときはま線)を越え、この分岐をうっかり道なりに左に進んでしまったが、正解は右側の道。土地勘のある地域だが、やはり下見してしっかりルートを確認しておかねば。

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府道2号線(大阪中央環状線)に合流し、向陵西町交差点で再び分岐する竹内街道に入ってすぐに離れ、南海高野線を越えて永山古墳の脇にある北丸保園交差点で再び府道2号線(大阪中央環状線)を越えた。わすかな距離でジグザグの経路を通るより、素直に府道2号線を進んだ方が良いかもしれない。

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帰路は仁徳天皇陵の西側を通って往復で一周して大きさを体感してもらうことを考えている。

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集合(解散)地と考えている仁徳天皇陵遥拝所に10:19に戻ってきた。行きつ踊りつした試行錯誤の区間を合わせても3時間足らずだったが、観光しながらゆっくり走ることを考えると、柴籬神社や河内大塚山古墳は割愛したシンプルなコースの方が良いだろう。それと、昼食をどうするかが課題だ。地元の名産が良いとは思うが、意外と難しい。

そろそろ雲行きが怪しくなってきたので、早々に家路につき、10:49に帰宅した。つつじは待ってくれないので、早いところプランニングして募集を掛けなければ。

■STRAVA


つつじ鑑賞ポタリング下見 | ライド | Strava

■Ride with GPS

つつじ鑑賞ポタリング下見 ・ Ride with GPS

■CyclemeterGPS

cyclemeter240317
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2024/03/17 6:47:35
自転車完了: 2024/03/17 10:49:40
バイクタイム: 3:33:56
停止時間: 0:28:08
距離: 40.61 km
平均スピード: 11.39 km/h
登り: 35 m
カロリー: 1821 kcal
平均心拍数: 108 bpm
最大心拍数: 164 bpm
平均ペダルペース:  36 rpm
最高ペダルペース: 116 rpm
今月の走行距離:  263 km
今年の走行距離: 1372 km
先月の走行距離:  531 km
昨年の走行距離: 7747 km

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