祝い日に 季節香るか 桃節句 [竹内峠-當麻寺-田尻峠-玉手橋]

先週は天気も優れなかったが、生駒市のスタンプラリー「たけまるくんといこまめぐり」で、ペア宿泊券に当選したので、久々にヨメさんと二人で車で出かけた。

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生憎の雨だったが車での移動だったので、大和郡山城址の盆梅展や城下町を散歩して、子供が産まれて以来20数年ぶりの二人っきりのデートらしきものを楽しんできた。

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大和郡山城下町では「大和な雛まつり」が開催されており、町のあちこちに雛人形が飾られていた。

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お宿はもちろん生駒市で、生駒山中腹の生駒聖天(宝山寺)門前の 城山旅館さん。無料宿泊にも関わらず、生駒市街を見下ろせる絶景の部屋を用意して頂いた。今回の特等賞品の目玉は、ろうそくと灯火の明かりだけで行われる「夜咄茶事」。この歳になって恥ずかしい話だが、本格的な茶会は今回が初めて。色々伺いながらだったが、「もてなす側になるには色々大変ですが、客人側は誰でも楽しんでもらえるものなんです」とのことで、料理とお酒ともちろんお茶を楽しませてもらった。撮影したい気持ちもあったが、「日常から離れてくつろぐ機会」という言葉を聞いて、スマホとカメラを置き、その場の接待に集中して楽しむことにした。ろうそくの明かりだけだと視覚情報が限られるので、食感や味覚に集中し、微妙な違いがわかるのが「なるほど」というところ。本当にしばらく異世界に行ったような、不思議な体験だった。

他に用事もあって先週末の3連休は自転車で走れなかったが、スタンラリーに取り組んだお陰で、得難い体験をさせてもらった。

今週末はサイクルモードライド大阪が開催中だが、私は週明け火曜日から台北ショー出張なので、他のスタッフにお任せした。昨日土曜日は出勤日でもあり、勤務先で電話番。今日3月3日上巳(桃)の節句は、軽く走ってから出張準備のつもりだ。TORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)はまだバラバラなので、今回もCARACLE-Sで6:27出走。早めに帰宅したいので、竹内峠-穴虫峠で二上山を周回する短距離低標高コースを辿ることにした。

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美原区のさつき野から富田林市の梅の里と、丘陵を越えていくいつものルートだが、最低気温1度と寒さは3月と思えない厳しさで、バーミッツを装着していても指先が冷える。サイクルモードに行った同僚からは昨日も相当に寒かったと聞いており、私は参加していないのが申し訳ないが、台北出張前に体調を崩しかねない気候なので幸いだったとも言える。

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石川を渡る河南橋からは行く手の二上山がよく見える。周辺には「石川大清掃」の幟が立てられていた。調べてみると毎年3月の第一日曜日に、富田林市が実施しているようだ。ありがたい話で頭が下がる。


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いつものように太子・和みの広場で小休止。太子町のマスコットキャラクターたいしくんの後ろに、聖徳太子の墓所と伝わる叡福寺が見える。

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大道地区の竹内街道を経て国道166号線に合流して上っていく。今日は1,070gの超軽量ホイールZ-LIGHT前74mm改造品に換装して、マッドガードを外したこともあるが、CARACLE-Sはやはり上りに強い。脚力の落ちているにも関わらず、さほど苦もなく竹内峠に8:23到着。寒いし風もあるが、雲ひとつ無い快晴の空が美しい。

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身体が冷える前にと撮影だけしてすぐに奈良側に下る。竹内交差点まで降りる手前で北上し間道を経て當麻寺仁王門の前に到達。

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季節を感じられる花でもないかと、境内に入って奥院楼門まで上がってみたが、桜には当然まだ早いし、花ぶりの良い梅も見当たらなかった。奥院は牡丹の寺として有名でそれ以外にも季節の花々が咲き誇っているらしいが、拝観料を払って入場したことはない。来るタイミングは、今日も含めてだいたい拝観時間前の早朝でもある。

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境内を出て北上していく。家々の庭にちらほら水仙や梅などが見えたが、こちらの梅の枝ぶりは見事だった。

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こちらも牡丹の名所とのことだが、石光寺も拝観料が必要で拝観時間前。近くに菜の花が咲いていたので、石光寺と二上山をバックに撮影。

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国道165号線に合流していつものように穴虫峠を越えて帰路につこうかと思ったが、時間が結構早いので勤務先で来週試乗イベントを行う玉手橋に下見に行ってみることにした。穴虫交差点でそのまま国道を辿り、田尻峠を超える。と言っても、ピークに峠名の表示も何もないし、府県境は反対側に少し下ったところにある。

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ついでに、田尻の交差点で川の対岸の旧道に入ってみた。かなり荒れた細道をしばらく進むと、気になっていた石碑に再会した。大正時代に建てられた府県境を示す石碑らしく「従是東奈良縣管轄」と刻まれている。2011年にこの旧道を通った時にも撮影していたが、その時には後ろにブロック塀があった。同じような石碑は旧道の竹内峠にも建っている

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府県境に建つ石碑の向こうは通行止め。その向こうは川で、ログによると2011年にはこの向こうに渡って国道に復帰したはずだが、橋らしきものは見えない。崩壊したり、撤去されたのかもしれない。結局、少し引き返して川と踏切を渡り、墓地の階段をCARACLE-Sを担いで上って国道に復帰した。

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国分で府道12号線に入り、9:34に玉手橋にやって来た。玉手山遊園地への通路として昭和初期に架橋された、中性ヨーロッパ調の歩行者自転車専用橋だ。今日は絶好のロケーションなので、会場案内になる写真を撮っておこうと、まずは順光になる東側の柏原市方向から何枚も撮影していく。

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橋を渡りながらさらに撮影。試乗会は玉手橋から見下ろせる藤井寺市側の河川敷で行う。このタイル張りの部分にテント張って貸出を行う予定だ。往きの河南橋でも「石川大清掃」の幟が立てられていたが、今日は富田林市だけでなく、大阪府の行事として流域の各市町村で「大和川・石川クリーン作戦」が開催されているらしい。来週の試乗会会場にも人影が見える。

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藤井寺市側に渡って来週の試乗会会場に近づくと、10時から始まる清掃に参加する方々がたくさんいた。来週は清掃された直後の開催となるので、ありがたいことだ。道明寺駅徒歩3分という好立地なので、こういった行事に使用しやすい。自転車乗りにとっては、CARACLE-Sを停めているのが南大阪サイクルラインなので、立ち寄りやすい場所だろう。CARACLEシリーズに興味のある方は、ぜひお越しいただきたい。

その後は友人宅に立ち寄ってから、11:09に帰宅した。途中からは少しは暖かくなったが、風が強くて止まっているととたんに凍える日和だった。一方で台北の天気予報は30度を超える日もあるとのことで、温度差が大き過ぎるので頭が痛い。身体が保つだろうか?

■STRAVA

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■Ride with GPS


祝い日に 季節香るか 桃節句 [竹内峠-當麻寺-田尻峠-玉手橋] ・ Ride with GPS

■CyclemeterGPS

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CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2024/03/03 6:27:38
 自転車完了: 2024/03/03 11:09:34
 バイクタイム: 2:17:29
 停止時間: 2:24:28
 距離: 52.65 km
 平均スピード: 22.98 km/h
 登り: 343 m
 カロリー: 1811 kcal
 平均心拍数: 139 bpm
 最大心拍数: 177 bpm
 平均ペダルペース:  68 rpm
 最高ペダルペース: 149 rpm
 今月の走行距離:   97 km
 今年の走行距離: 1206 km
 先月の走行距離:  531 km
 昨年の走行距離: 7747 km


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