コンビニ解禁紫陽花ライド [紀見峠-恋し野の里あじさい園-千早峠(金剛トンネル)]

昨晩は局地的に側溝が溢れるほどの集中豪雨。今日も夕方には雨が降る予報だが、午前中は何とか保ちそう。台風が近づいていて天気の動向は読みづらいが、明日の方が雨の確率が高そうなので、TORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で6:35自宅出走。

薄曇りのどんよりした空だが湿度が高く、空気がベタついて爽快感はない。最低気温22度となれば、ショートウェアでも少し体を動かすと汗がにじむ。

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まずは河内長野駅方面に向かう。今日は距離を伸ばしたいと考えながらも、なんとなく速度の上がる国道310号線でなく並走する西高野街道に入ってしまった。体調はまずまずだが、「さあかっ飛ばすぞ」というほど絶好調でもない。スッキリしない天候もあって、もうひとつ意気が揚がらない。

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どんよりしてはいるが、終わり坂の上からは和泉山脈の稜線がくっきりと見える。雨の心配はなさそうなので、距離は延ばせそうだが、されどんなルートを辿るか?

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河内長野駅付近に到着し、実に久々にコンビニに立ち寄ってコーヒーブレイク。緊急事態宣言が終わったので、「有人施設無立ち寄り・単独行・輪行自粛」という三密回避ライドを少し緩和。今回から適宜コンビニも活用する。これで距離を延ばしやすくなる。

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駐輪場には電動自転車が駐まっていた。ペダルが付いた「モペット」型で、名前通りの原動機付き自転車。この個体はちゃんとナンバーや保安装備(ウィンカーやバックミラー等)を備えた合法モデルだった。最近は違法電動自転車が問題になっているが、こうした形でちゃんと活用して欲しい。

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久々にトトロ街道を走ることにして、高野街道を経て国道371号旧道に入る。特に標識もないが、この交差点を左に曲がって急坂を上り、線路を超えたところで右に曲がればトトロ街道の入口。

南海高野線単線時代の軌道跡が、自転車・歩行者専用道になっている。車の多い国道を通らずに済むので、初心者でも安心して紀見トンネル近くまで上っていける。誰が言い出したのかは知らないが、10数年前からこの遊歩道を「トトロ街道」と呼ばれるようになった。「となりのトトロ」との関連かもしれないが、どこがトトロなのかはよく判らない。鬱蒼とした木立の下を走る区間がトトロの情景を思わせるのだろうか?


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自転車・歩行者専用道区間と一般道区間が断続しながら続くこのルートは、線路跡なので急坂もなく、慣れてしまえばのんびり快適に走れる。とは言え、特に案内看板もなく、初めての人は間違いなく迷うだろう。良い観光資源だと思うのだが、河内長野市が放置しているのが不思議。山中の木立の間を通る区間が多いが、ところどころ集落(駅)付近に田園風景が広がる。ここは千早口駅付近。

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速度を出せる道ではないので、昔から下りに使うことは少なかった。国道371号線のバイパスが開通してからは、旧道の交通量が減って走りやすくなったので上りでもトトロ街道を使う機会が減っていた。今回、あえてトトロ街道をたどったのは、このアジサイが目的。天見駅を過ぎた辺りは紫陽花が断続的に植えられていて見ごたえがある。

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蟹井神社付近でトトロ街道は終点。鳥の谷交差点で国道371号線に合流し、紀見トンネルの手前で旧道に入ってひと上り。紀見峠には8:27に到着。

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和歌山側に下って国道371号線バイパスに合流し、慶賀野橋東詰交差点は右折せずに直進して旧道を進む。高野山方面の山々の稜線はよく見え、時々晴れ間もあるので当分は雨が降らないと思ったのだが・・・。

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コンビニ立ち寄りを解禁したからというわけではないのだが、今日はうっかり携行食を持参するのを忘れた。下る途中の御幸辻のコンビニでミニあんぱんを購入。ロングライドのお供としては最適だが、午前ライドにはちょっと重い。それでもこれで税込120円なので、スポーツバーやお菓子、他のパンを買うのがもったいなく思える。食べ切れなければ家でおやつにするかと思ったが、結局は帰宅するまでに完食。

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橋本駅付近まで降りて紀の川に突き当たる。橋本橋を渡って南岸へ。帰路は千早峠(金剛トンネル)を越えることにして上流(東)に向かう。

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河川敷に青いラインが見えたので降りてみた。どうせすぐ終点なのはわかっていたが、ここまで自転車道が整備されたことを確認。この標識には記載がないが、京奈和自転車道の一部でもあるはず。

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案の定、すぐに土手上の道に戻った。大きくUターンをする南海高野線をくぐって、東進を続ける。

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紀の川沿いの逆ルートはつい先日も通ったし、ちょっと距離を伸ばせる違うルートを考えていたが、恋野小学校前で右に分岐して恋野農免道路に入ってみた。

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ちょっと走っただけでグイグイ上り、あっと今に下界を見晴らす高台に上ってきた。帰路に越える金剛山地が横手に見える。

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河岸段丘なのか、上った先は田んぼや畑が続く高原になっている。人家も多く、恋野地区公民館も高台側にある。

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地図アプリに恋し野の里あじさい園の表示を見つけたので、少し山手に上って寄り道してみた。

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季節柄たくさんのアジサイ(画像は正確にはガクアジサイ?)が咲いていて、見ごたえがあった。梅雨曇も紫陽花にはよく似合う。

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この先はアップダウンが激しくなってくる。東ノ川を越えると奈良県に入る。橋があるのでそれほど下らないが、川面まではかなりの高さがある。

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川や尾根を超えるたびにアップダウンを繰り返す。景色は良いがかなりハードなルートだ。

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紫陽花以外にも沿道には色んな花が植えられている。この山吹色の花はデージーの仲間らしい(アラゲハンゴンソウ)。五條市表野町付近にて。

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五條市山陰町付近。この一面に広がる水田の向こうに金剛山。水田といっても稲ではない。耕作放棄された稲田なら色んな植物が生えるだろうから、これはやっぱり栽培されているのだろう。ニラに似た平たい葉なのでスイセンかとも思ったが、スイセンは水辺に生えるとは言っても水の中で育つのは見たことがない。何なのだろうか?

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恋野広域農道(の続きの奈良県の道)がもうすぐ国道168号線に当たる地点で、ちょっと距離を伸ばす遠回り。遠回りと言っても吉野方面に向かうならショートカットになる直線的なルートを地図アプリで発見してたどってみたら、田畑や人家の多い高低差はほとんどない道。「遍路道」の札があったり、祠があったりで、旧街道だったことが伺える。

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国道168号線に突き当たり、少し五條駅方面に戻ってから丹生川を渡って少し遠回り。この道は幻の五新線の跡。五條と新宮を結ぶ国鉄五新線は、戦前から工事が進められていたが、1965年から鉄道開通に先立ち城戸までの区間でバス専用道路として使用が始まった。やがて工事は国鉄の経営悪化で凍結。バス専用道路として長らく使用されていたが、乗客減少と途中のトンネルの状態悪化で、2014年にバス路線も廃止された。並走する国道168号線の整備が進み、専用道の優位性が薄れたことも廃止の遠因となった。

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今も残る遮断器が、鉄道軌道として整備された名残。もはやバスが通ることすらないが「一般通行禁止」の標識があり、堂々と通行はしづらいので私は並走する道路を通行した。もっとも、閉鎖せずに「事故による責任はすべて個人の責任となります」との看板だけ立てているのは、自己責任による通行を黙認するかのような印象もある。実際、地元の農業従事者と思われる軽トラックが走っていった。

単線分の道幅しかなく対面通行が困難で、もう少し山手に向かうとトンネルや橋梁があることが、自動車道へ転用されずに放置されている理由だろう。鉄道軌道は傾斜の緩急が少ないので自転車道として整備される展開を夢見ているが、トンネルや橋梁の安全整備を考えると多額の予算が必要なのでなかなかハードルは高い。太平洋自動車道や京奈和自転車道路のように国を上げての整備が実現すると面白いのだが、現時点では一自転車乗りの妄想。

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辯天宗発祥の地らしく、高校野球の競合校である智辯学院や総本山如意寺のそばを通過して、吉野川(紀の川)を渡る国道168号線に合流。

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吉野川を渡り、五条駅付近を通過して金剛山に向かって上り始める。ここまでもそれなりの傾斜だが、この牧野小学校前交差点から本格的な山中の上り区間が始まる。

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体調はそう悪くないが、花巡りの寄り道が過ぎたというか、今ひとつ気合が入らずアタックというほど追い込めない。ダラダラと上っていくと、どんよりした空の下ながら五條方面がよく見渡せる。

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峠近くまで上ったところに信号機が新設されていた。現在はまだ準備中のようだが、交差点があるわけでもなく、対面通行のためのもののようだがずっと2車線道路なのに不思議だ。もちろん工事のための臨時のものでもない。正面衝突事故が多発したのだろうか?

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牧野小学校前交差点から36分13秒と、のんびりペースで11:09千早峠(金剛トンネル)着。寄り道が過ぎて、大して距離が伸びてもいないのに時間が遅くなった。しかも、午前中は心配ないと思っていたのに、ポツリと顔に雨が落ちてきた。

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慌てて金剛トンネルを抜けて大阪側に下っていく。時折りポツリポツリと雨粒が当たるがが、まだ本降りではない。逃げられなければ輪行することも念頭に入れて、とにかく河内長野駅近くまで下っていく。

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河内長野からは国道310号線を飛ばそうと思ったが、渋滞でペースが上がらない。途中から西高野街道をたどって家路を急いだ。正午を過ぎて、雨雲レーダーではすでに上空は薄い雨雲に覆われている。実際、徐々に雨が強くなってきた。それでも12:23に何とか小降りのうちに帰宅できた。

朝に見た予報よりずいぶん早く雨が降り出したということもあるが、油断してのんびりしすぎた。紫陽花と雨という梅雨らしいライドの半日だった。


■STRAVA

コンビニ解禁紫陽花ライド [紀見峠-恋し野の里あじさい園-千早峠(金剛トンネル)] | ライド | Strava

■Ride with GPS

コンビニ解禁紫陽花ライド [紀見峠-恋し野の里あじさい園-千早峠(金剛トンネル)] – でのサイクリング 堺市, 近畿地方

■CyclemeterGPS

cyclemeter210626
CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2021/06/26 6:35:23
 自転車完了: 2021/06/26 12:23:19
 バイクタイム: 4:07:21
 停止時間: 1:40:28
 距離: 86.15 km
 平均スピード: 20.90 km/h
 登り: 1000 m
 カロリー: 2584 kcal
 平均心拍数: 122 bpm
 最大心拍数: 172 bpm
 平均ペダルペース:  58 rpm
 最高ペダルペース: 138 rpm
 今月の走行距離:  768 km
 今年の走行距離: 3983 km
 先月の走行距離:  743 km
 昨年の走行距離: 9412 km


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