遅れ馳せの夏到来 [千早峠-大川峠-竹内峠]

梅雨とは言え雨が例年になく多かった7月は、月間走行距離が543km。月600kmを下回るのは、大腿骨に埋め込んだチタンボルトを抜く手術をした2018年11月以来という異常事態だ。月末になっても雨がちの日が続き、最後の最後、昨日7月31日になってようやく梅雨明け宣言が出た。

昨晩もにわか雨の間を縫って通勤する展開だったが、8月初日の本日の降水確率は10%。ようやく雨雲を気にしないで走りに出られる日がやってきた。先週の連休も雨続きで遠出できず、先々週も堺浜を少し走ったくらいで、すっかりなまった身体だが、ようやくの夏到来に気は逸る。TORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)で、6:23出走。

遠出はしたいが、水越峠鍋谷峠和泉葛城山牛滝ルートも通行止めが続いているようだ。この大雨続きでは蔵王峠も怪しいところだし、身体は鈍りきっているし、いきなりの暑さにも慣れていないので無茶はできない。大阪府脱出ルートが限られる中、似たようなコースばかりになってしまうが、まずは千早峠(金剛トンネル)に上って体調次第でその先を考えることにした。

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まずは国道310号線を河内長野駅方面に向かう。まさに夏という青空に心は弾み、ペダルを踏む脚にも力がこもる。とは言え、寝苦しい夜に身体は少しだるい。用心して飛ばしすぎないようにして、ツーリングペースで進む。

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すでに汗だくになって河内長野駅近くのコンビニに立ち寄り、だるい身体にカフェイン注入。これまでの惰性でホットコーヒーを頼んでしまったが、うだる店外に出て、アイスコーヒーにすれば良かったと後悔。

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毎度のごとく、駅裏の石川を渡る諸越橋から千早峠(金剛トンネル)に向かって上り始めるが、今日は府外脱出を狙っているのでアタックはせずのんびりペース。観心寺手前の温度計は7時台から23度を表示。

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上りながら汗が吹き出してくるが、コロナと長梅雨でずっと不自由な生活が続いているので、この夏空の開放感で気が晴れる。

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8:20頃、千早峠(金剛トンネル)に到着。54分09秒のタイムはのんびりしたものだが、おかげでまだ体力に余裕はある。これならもうひとつ低い峠を越えるくらいは問題ないだろう。

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国道310号線もしばらく通行止めになっていたが、先週走れるようになっていることをH本師匠が知らせてくれていた。汗で失った栄養分を補う塩タブレットは各社が発売しているが、ミドリ安全の炎熱サプリが良いと、得意先の方が教えてくれた。今日は意識して口に放り込む。

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奈良側へダウンヒルは、半袖ジャージとレーパンの素肌に涼しくとても気持ちいい夏のご褒美だ。五條方面を見下ろす景色も気持ちいい。

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途中で国道を離れショートカット。上りは傾斜がキツいが、道幅も広く国道より走りやすいかも。

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山麓まで下って右に行くか、左にいくか? 右折して橋本経由で紀見峠を越えるルートは6月に辿ったので、距離は伸びるが左折して京奈和「自動車」道の側道を北上していく。夏空の下に今下ってきた金剛山がくっきり。

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JR和歌山線北宇智駅の脇を抜け、国道24号線を越える。少し南に戻って県道120号線に入る。

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県道120号線は木材団地に上る坂がちょっとツラいが、それを越えるとJR和歌山線と並走する交通量が少ない快適な道が続く。

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久々に通ったこのルートに、6月に吉野川沿いでも見かけた京奈和「自転車」道の案内表示が施されていた。名前はよく似ているが、自動車専用道の「京奈和自動車道」とは当然別物。ネットで調べても情報が少なく、ルートの詳細や整備状況がわかりにくいのだが、新たに整備すると言うより既存の道の自転車向きのルートを認定している感じだ。

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葛駅近くで国道309号線に入り、大川峠を乗り越えた。峠を下ったところのコンビニで水分補給とアイスをかじって大休止。暑さが厳しさを増す中、次第に疲れが溜まってきたので、用心して長めの休憩をとった。ここから水越峠を越えられれば距離を短縮できるが、通行止めなのでひとつ北側の竹内峠を目指す。

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五條市街地近くでGoogleマップのナビに従って案内された、葛城川の支流柳田川とJR和川山線に挟まれた小道は桜並木で良い風情。春に再訪したい。この辺りのルートが、一時的にCyclemeterに記録されていないのが残念。このところ、Googleマップと併用すると時々そんな現象が起きる。iPhone4を使っている時に他のGPSアプリを併用すると記録されない現象がよく起きていたが、困ったものだ。iOSのアップデートをしてみるか? 今日は心拍センサーも途中から動作不良で正常な心拍を記録していない。これまた困ったもので、とりあえずバッテリーを交換してみるつもり。それでだめなら入手済みのセンサーバンドを交換。それでもだめならトランスミッターも交換となるが、出費がかさむ。

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大和葛城山に向かってゆるい上り坂を西進していく。県道30号線(山麓線)にあたって北に方向を転じる。

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南阪和道に当たって左折し、側道を竹内峠に向けて上っていく。

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以前も通ったことがあるのでわかっていたはずだが、記憶以上にアップダウンが厳しく、暑さもあって消耗が激しい。

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案内看板が気になっていた棚機神社の前で小休止。

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疲れが溜まってきたので境内にお参りまではしなかったが、保存会による縁起によると、竹内峠を越えて病気なった機織りの娘が、この地で療養して元気になり、土地の若者と結ばれ子をなした。ところが天皇から都に召す命を受けてしまい、星座の世界を織物にして献上することと引き換えに上京を拒んだとのこと。寝食を忘れて織り上げた星座の世界に包まれるように息絶えた、との伝説があるそうだ。数百年後の中将姫と関連付けるまではこじつけの感もあるが、今も7月7日に七夕祭りが開かれるそうだ。

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日の当たる側道を暑さに喘ぎながら上り続けたが、竹内街道の古道に合流すると日が陰ってホッとする。一時は路面が荒れて枯れ枝や落ち葉が散乱し、廃道になりかけていたが、南阪和道の工事道として再整備され、その後もある程度の状態が維持されている。

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峠直下で国道166号線に合流し、竹内峠に到着。青空に白雲、照りつける太陽。まさに夏の峠の風情。

一気に下って大阪平野に戻り、自宅への帰路についたが、暑さも厳しさを増してかなり消耗してきた。梅の里の住宅地へ上る坂をうつむきがちにノロノロ上っていたら、「あと少しやで。頑張れ」と声がかかった。声の方を見やると、反対車線の歩道を年配の女性のママチャリがニコニコ笑いながら同じペースで上っている。

いくら走行距離60kmを越えて疲れ切っているとはいえ、ママチャリが同じペースでしかも向こうは笑顔で余裕綽々。・・・一瞬、かなりのショックを受けたが、よく見ると先方は電動アシスト自転車だった。「楽そうで良いですねえ、電動で」と返事をして、ぎこちない笑顔を向け、坂を上りきったところで大人気なくペースを上げ、慌てて立ち去った。

自宅にたどり着いたのは11:41。用心はしていたつもりだが、やはり鈍った身体にこの暑さは過酷だった。それでもなんとも爽快な夏のライドだった。ノリクラも中止になり、確たる目標もないのでさほどの焦りはないが、走りを楽しむためにも継続的なトレーニングは続けていきたい。

ローケーションの良い久々の遠出に、今日はRelive動画を作成してみた。ちょっと手間はかかるが、走った甲斐のある出来だ。

■Relive

Relive ‘遅れ馳せの夏到来 [千早峠-大川峠-竹内峠]’

■STRAVA

遅れ馳せの夏到来 [千早峠-大川峠-竹内峠] – Cyclemeter | ライド | Strava

■Ride with GPS

遅れ馳せの夏到来 [千早峠-大川峠-竹内峠] – でのサイクリング 堺市, 大阪府

■CyclemeterGPS

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CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2020/08/01 6:23:00
 自転車完了: 2020/08/01 11:41:47
 バイクタイム: 3:47:40
 停止時間: 1:30:59
 距離: 78.88 km
 平均スピード: 時速 20.79 km/h
 登り: 900 m
 カロリー: 138 kcal(検知不良)
 平均心拍数: 65 bpm(検知不良)
 最大心拍数: 156 bpm(検知不良)
 平均ペダルペース:  55 rpm
 最高ペダルペース: 138 rpm
 今月の走行距離:   78 km
 今年の走行距離: 5230 km
 先月の走行距離:  543 km
 昨年の走行距離: 9346 km


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