和泉葛城山麓ちょいトレ

先週は毎年恒例のアレルギー症状で一段と身体がダルく、コロナ対策でマスクをして府内限定という走り方に気疲れしてきた事もあって、週末ライドはお休みした。体調不良はPM2.5との関連性があることが多いが、完全に一致しないのでアレルゲンと断定できない。

5/21に大阪府が緊急事態宣言の区域から解除され、今日5/23から緊急事態措置が「原則」解除された。とは言え、少なくとも5/29まで引続き「マスクの着用」と「府県をまたいだ移動を控えること」が要請されている。残念ながら峠を越えて大阪府外に脱出するのは、もう少し待った方が良さそうだ。

先週末も走っていないので今日は多少体調が悪くても身体を動かしておかねば、と5時に起床して出走準備をしていると、身体のダルさが少なくスムースに準備ができた。6:27にTORACLE-COZ(CARACLE-COZ RB試作車)自宅を出走してとりあえず南下。

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荒山公園付近の高台からは、行く手の和泉山脈が青空の下にくっきりと稜線を見せている。マスク代わりのネックウォーマーは鬱陶しいが、気温は20度前後で暑くなく寒くなく、湿気が少なく爽やかな空気も気持ち良い。しかも、今日は脚が回る。正確には回るというより「踏める」のだ。ここしばらくはとても踏み込む気になれない体調でポタリングペースだったが、今日はグイグイ踏み込んでペースを上げられる。久々のトレーニングライドだ。

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市境の南楽園峠(勝手に呼称)をサクッと越えて和泉市に入り、ひと下りして旧新の国道170号線(大阪外環状線)を越える。山が近づくと青空と山々がますます美しい。鍋谷峠に向かう際に使うルートだが、昨夜調べたら鍋谷峠は通行止め期間が伸びてまだ通行できない。とりあえず、今日は和泉山脈に沿って山麓を走ってみることにした。

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鍋谷峠に向かう国道480号線の旧道に入り、さらに父鬼川の対岸に渡って子安阿弥陀寺に立ち寄り。久々のトレーニングライドと言ったが、この気持のいい初夏を味わえるスポットでは足を止めたい。

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参道にはサツキの花が咲いていた。恥ずかしながら、ツツジとサツキの違いをよくわかっていなかったが、サツキはツツジの一種だが、一般的なツツジは4月に咲くところを、サツキは名前の通り5月に咲き、葉にも独特の特徴があるとのこと。花の名前を調べるスマホアプリ「ハナノナ」が教えてくれた。

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石垣の間に咲いていた花も、これまでカタクリだと思っていたが、ユキノシタとのこと。園芸好きの親に育てながら、物知らずが恥ずかしい限りだ。


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広域農道に入って、父鬼川にと国道480号線旧道を渡って延長線上の府道226号線に入り、小さな峠を乗り越える。ひと下りして春木川町の集落で左折して、岸和田市側に抜ける間道に入る。

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日陰は苔むして、軽自動車がやっとの急坂の細道なので、他の自転車乗りに会うことはまず無い。ところが、今日はクロスバイクの二人連れが休憩していたので、声を掛けて先行した。この先の道がどんな状態か不安な様子だったが、峠はもうすぐだし、私が先行することでこの先が抜けられることがわかっただろう。

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ほどなく、祠のあるピークに到着。岸和田市に入り急傾斜で、大沢町の集落へ降りてくる。

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府道40号線に出て牛滝川沿いに少し下り、ポストとバス停のある三叉路を左折する。

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岸和田国際射撃場のある峠を超えるルートは、かつてはこの道がメインルートだった。現在は少し北側に二車線のバイパスができている。

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左折してしばらくは田畑のある平坦地で、あちこちで花も咲いている。これはアルムとのこと。気温が上がってきているが、まだ8時前なので朝露が花を輝かせている。

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これはたぶん誤検出で、明らかにサルビアよりは大きな花だ。近寄れなかったので、AIが小さな花だと勘違いしたのだろう。

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バイパスに入って射撃場の前過ぎ、ピークを乗り越えてひと下りすると府道39号線に突き当たるので左折して、今度は塔原に向かって上っていく。こうやって、和泉山脈から伸びる尾根をいくつ乗り越えて、西進を続けていく。道端に咲いていた黄色い花に足を止めたらキショウブとのこと。

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続いてこの花は、先々週の岩湧山ライドで山中のあちこちに咲いていたので気になっていた。ネットで調べて「シャガ」に似てると思っていたが、「野生種ではないので人家の側でしか咲かない」との情報が引っかかっていた。ハナノナのAIも「シャガ」との判定なので、間違いなさそうだ。

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撮影を終えて再出走した途端に前輪に嫌な感じ。え、また今日も? はい、パンクです。

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せっかく気持ちよく走りと花を楽しんでいたところに水をさされたが、今日は先々週と違って風もなく、気候も良いのでのんびり修理。パンクの原因は ガラス片がトレッドに埋まり込んでいたこと。恐らく踏んでからしばらく経っており、走っているうちに徐々に内側に入り込んでケーシングを突き破ったのだろう。点検を怠ったことが招いた自業自得だ。ガラス片を取り除き、チューブを交換してパンク修理完了。

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塔原集落の手前で左折して府道40号線に入りさらに西進。ごく低い上りを乗り越えると貝塚市に入る。

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蕎原集落に降りてきて、近木川を渡って府道の対岸へ。

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のんびりした田畑の間の道を下っていく。代掻きをしている水田や、中にはすでに田植えを終えたところもあった。今は弱々しい早苗だが、コロナ禍とは無関係にこれからどんどん育っていくだろう。

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休業中のほの字の里の脇を通ってさらに西に向かう。いくつかのアップダウンを経て、秬谷川に当たったところで左折して川を渡り、急坂を上っていく。

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激坂を上りきると熊取町に入る。同町の斎場や環境センター(ゴミ処理場)の前を通って、坂を下っていく。

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熊取町の上水道や灌漑用水源になっている永楽ダムまで下ってくると、散歩やジョギングの人も多い。この辺りには、餌付けされた半野良猫がたくさんいた。

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ダム湖の水はかなり澄んでおり、大きな鯉や亀が優雅に泳いでいる。熊取町の水道水は上質そうだ。

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さらに下ってダムサイトを下流側から見上げる。ずっと西進してきたが、走行距離も35kmを越えたし、ここらで折り返そう。

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阪和道沿いに貝塚IC付近まで北東に進み、その後は国道170号線旧道で東進していく。緊急事態措置解除を受けてか、今日は一段と自転車乗りが多く、次々とすれ違う。

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春木川出口交差点から府道226号線に入り、松尾寺の前を通る間道を抜けていく。踏み込みすぎたか、足裏に張りが出てきたので、大楠の下でシューズのベルクロを緩めた。少し離れた尾崎稲荷大明神の御神体(?)になっている楠とは別物だが、これもかなり大きい。

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あとは泉北の丘を乗り越えていく通い慣れたルート。自宅帰着は10:53で、走行距離約66.5kmだったが、今日はまだ足を伸ばせそうな体調だった。自転車ってこんなに気持ちよかったんだと思い出した今日の走りだった。年によるが、このまま体調不良が終息して欲しいものだ。これでマスクを外せたらホントに気持ちいいのだろうが・・・。


■STRAVA

和泉葛城山麓ちょいトレ | ライド | Strava

■本日の走行記録(自転車)

cyclemeter200523
CyclemeterGPS
の記録
 スタート: 2020/05/23 6:27:14
 自転車完了: 2020/05/23 10:53:37
 バイクタイム: 3:03:01
 停止時間: 1:22:47
 距離: 66.49 km
 平均スピード: 時速 21.80 km/h
 登り: 574 m
 カロリー: 1963 kcal
 平均心拍数: 124 bpm
 最大心拍数: 169 bpm
 平均ペダルペース:  57 rpm
 最高ペダルペース: 139 rpm
 今月の走行距離:  582 km
 今年の走行距離: 3591 km
 先月の走行距離:  756 km
 昨年の走行距離: 9346 km


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