輪行解禁 雨雲回避ライド [雄ノ山峠-孝子峠]

昨日の朝も出走機会を狙っていたが、午前中は急に雨雲が出現する不安定な天気が続き、午後も油断はできなかったので見送り、今朝走ることにした。とは言え、今朝も準備中に雨がパラつき、弱いながらも周囲に雨雲が散財する油断できない展開。峠道は濡れていることが予想されるし、鉄道に沿って走っていつでも輪行で脱出できるルートを取ることにした。ほぼ平地中心のロングライドということだ。

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6:26にTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)で自宅出走。ひとまず泉北丘陵を越えていくルートを辿ったが、荒山公園前からは和泉山脈が霞んで見えずらい。やはり山は危険だ。

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信太山の南側を越えて和泉市の国道480号線に降り、槇尾川沿いにずれて南に向かっていく。路面は湿っている箇所もあるが、概ね走行に支障はない。

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JR阪和線に並走する府道30号線に入って一路南進。1時間で約20km走行し、貝塚市麻生付近。逆風がだんだん強くなってきたが、体調はそう悪くなく、カフェイン無しでも脚が回る感じ。

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雨雲レーダーの予報はコロコロ変わるが、南の方が雨雲は少なそうなので、休憩も取らずに急ぎ足で南進を続けた。お陰で小さな前線をひとつやり過ごせたようだ。

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うっかり新家で左折し損なって府道30号線から離れたが、府道64号線に入って南下を続ける。熊野街道(紀州街道)の信達宿付近は風情ある町並みが続いていたが、今日は素通り。


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岡中西交差点から先は、泉佐野出発の200kmブルベで何度も通っているルート。府道64号線は和泉鳥取で左折して和泉山脈に向かって上って。

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JR山中渓駅を過ぎてゆるい坂を上っていくと、和歌山県境。古くから紀泉の境の地だが、ここはピークではない。

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さらに上り続けると、ピークの雄ノ山峠に8:41着。大阪側から上るとアウターのまま到達できる比較的楽な峠だ。ここまで約42km走行し、さて行くか戻るか? コロコロ変わるとは言え雨雲レーダーでは40分ほどで雨雲がやってくるとのことで、どうやら自走帰宅は難しそう。どうせ輪行なら先に進むことにした。

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峠道は濡れている箇所もあり、和歌山側は強めの雨が朝のうちに降っていたようだ。和歌山側の平地に降りる直前の風景。どんよりはしているが、今のところは雨を降らせるほどの雲の気配はない。

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県道7号線を西進して、JR紀伊駅前に8:57着。

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雨雲が来るまでまだ30分以上ありそうなので、もう少し先に進む。

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9:09にJR六十谷駅脇を通貨。さらに西進して南海本線に沿う県道752号線(国道26号線旧道)を目指す。

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間道を経て県道752号線(国道26号線旧道)に入った時には、あと25分で雨が降るとの予報。雨雲が近付いてはいるが、さっきよりは余裕が生じている。まだ行ける、と紀ノ川駅や和歌山大学前駅は通過。

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急ぎ足で上り返し、大阪府に戻る孝子峠に9:38着。

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9:40孝子駅着。ここで停車して雨雲レーダーを睨んで考えた。

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次のみさき公園駅までは約5.4km。下り基調なので15分程度で到着できるだろう。とは言え、tenki.jpの雨雲レーダーでは10分後の9:50には雨雲が掛かる予報。

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一方で、Yahoo!天気の雨雲レーダーは25分後の10:05でもかろうじて雨雲が掛からない予報。ここから輪行するのが無難だが、孝子駅は雨をしのぎながら輪行するためのスペースすら確保が難しい小さな駅だ。最後は空を見上げて「行ける」と判断し、走行再開。

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どうせ先に進むなら孝子駅で止まっていた数分がもったいなかった。下り基調の道を全力でかっ飛ばし、北上していく。

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深日交差点に9:54着。最悪は目の前に見える深日駅から輪行する手もあるが、支線の南海多奈川線なので運行本数が非常に少ない。あと2㎞先のみさき公園駅を目指して、ここから低い丘をひとつ越える上り道。

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10時ちょうどにみさき公園駅に到着。さらに先を目指せるか検討しようと思ったところに、ポツポツ雨が降ってきた。この時点ではごく弱いものだが、すぐに本降りになるかもしれないし、1駅や2駅先に進むより区急停車駅のみさき公園駅から乗車した方が良いと判断。

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緊急事態宣言中は輪行を自粛していたこともあって、昨秋以来久々の輪行。Di2+油圧ディスクブレーキのデュラエース仕様に組み替えてからは、もちろん初めての輪行だ。それでもさほど戸惑うこともなく、スムーズに作業できた。

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輪行を頻繁にすることを想定していたTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)は、歩きやすいSPDシューズで運用してきた。ところが先週末は、金曜の雨でSPDシューズを(TORACLE-S 2と一緒に)勤務先に置いてきたので、SPD-SLに付け替えていた。今日もそのままだったので、初のSPD-SL輪行となった。COZは超軽量だし、クリートカバーを携行していたこともあって、階段も意外と楽に移動できたが、最初から輪行を想定している時はSPDにしておくのが無難だろう。

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輪行作業を終えてから時刻表を確認すると、土日ダイヤでは区急は朝のうちだけ運行されており、10時台以降は特急と各駅停車のみだった。しかも雨は本降りになることなく止んでしまったようなので、もう少し走ればよかった。というか、結局車中からは雨らしい雨を見かけることなく、途中から走りを再開しようかと思うほど。とは言え、輪行でタイムロスしているし、これから降らないとも断言できないので、自宅に近い急行停車駅(途中で乗り換えた)まで乗車することにした。

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羽衣駅11:07下車。組み直して出走しようとしたら、Di2が動かない。結線を確認したが外見的に異常はなく、バッテリーも昨晩充電したばかり。その時点では輪行中に変速ボタンが押しっぱなしになって消耗したのかもしれないと思った。本当はそんなことを起こさないようにDi2エレクトリックケーブルの結線を外しておくのが望ましいのだ。

雨雲レーダーは懲りずに12時頃から雨が降ると警告しているので、その場での対処は諦めて、固定ギアのまま帰路についた。帰宅は11:53。帰宅後も雨は降らず、最後まで降る降る詐欺だった。せっかく脚が回っていたので残念だったが、輪行再開のきっかけにもなった(し、改めて注意点も認識した)。コロナ流行とワクチン接種の様子を見ながらにはなるが、徐々に輪行も復活させていきたい。

追記:帰宅後確認したら、経路途中にあるワイヤレスユニット(Bluettooth用)のエレクトリックケーブルコネクタが外れていたことを発見した。接続し直したら、無事に復旧した。輪行作業中のいつコネクタが外れるほどの力が加わったのかは謎だが、ある意味良いヒントをもらった。輪行移動中の誤動作を防ぐためにコネクタを外す方法は先に述べたが、RDとFD両方のコネクタを外すか、バッテリーのコネクタを外すかだと思っていた。とは言えFD-R9100のコネクタを着脱するのはかなり大変だ。もちろん、シートポストに内蔵したバッテリーのコネクタを外すためにはシートポストを抜く必要があるし、外した後のケーブルがシートチューブ内に落ち込むと後で接続が困難になるので、ケーブルを外に出してどこかにテープででも留めておき、シートポストを抜いたままにしておく必要がある。じゃあジャンクションAを外すかと思ったこともあるが、これも結構大変。ワイヤレスユニットなら着脱が容易なので、今後は輪行時に意図的に外すようにすれば誤動作は防げる。ケガの功名だと思っておこう。

■STRAVA

輪行解禁 雨雲回避ライド [雄ノ山峠-孝子峠] | ライド | Strava

■Ride with GPS

輪行解禁 雨雲回避ライド [雄ノ山峠-孝子峠]輪行解禁 雨雲回避ライド [雄ノ山峠-孝子峠] – でのサイクリング 堺市, 近畿地方

■CyclemeterGPS

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CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2021/07/04 6:26:53
 自転車完了: 2021/07/04 10:13:04
 バイクタイム: 2:53:05
 停止時間: 0:52:59
 距離: 67.01 km
 平均スピード: 23.23 km/h
 登り: 347 m
 カロリー: 2015 kcal
 平均心拍数: 130 bpm
 最大心拍数: 177 bpm
 平均ペダルペース:  69 rpm
 最高ペダルペース: 116 rpm
 今月の走行距離:   97 km
 今年の走行距離: 4146 km
 先月の走行距離:  834 km
 昨年の走行距離: 9412 km


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これまでのコメント

  1. […] 6/27にこの作業を終え、7/4に早速輪行した。必ず輪行をするつもりだったのではなく、雨が降ってきたら輪行で帰ろうという柔軟(いい加減?)なライドだったが、悪天候や体調不良の際に鉄道を気軽に利用できるのはやはり気が楽だ。走行性能が高いので、折りたたみができない状態でもこの2ヶ月間不自由はなかったが、COZの折りたたみ機能と片手で持ち歩ける軽量さで輪行も手軽だ。コロナの動向次第ではあるが、今後も輪行を上手く交えたライドを計画していきたい。 […]

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