3ヶ月ぶりの府外脱出ライド [鍋谷峠-紀見峠]

3月に続いて4月もほとんどの週末に仕事でイベントが入り、遠出をしたのは4/5に鍋谷峠に上って引き換えしただけで、あとは堺つつじの名所巡りポタの本番とそれに先立つ下見で近場を走っただけだった。

250503_065929
5月に入ってようやく週末イベントの連チャンも一段落し、GW後半初日今日は久々に遠出を決意してTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で6:50にカラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発。最低気温9度と5月に入ったとは思えない寒さだが、空は快晴の青空が広がり、行く手の和泉山脈もくっきり稜線を描いている。陽射しが強さを増しているせいか、上半身は薄手のロングスリーブジャージにウィンドブレークベスト、下半身はひざ下丈のレーサーパンツでさほど寒さは感じない。

250503_072740
府道61号線を南下して南楽園峠を越えて和泉市に入り、国道170号線旧道を渡り、バイパスを渡ったところで「この先通行止!」の看板が立っていた。現在位置が記載されておらず、進行方向と上下逆向きなのでわかりにくい。幸い宮之前橋は普段通るルートではなかったが、。

250503_073945
間道を経て国道170号線旧道に入り、大野町交差点の温度計は12度の表示。ここから国道480号線に入る。

250503_074538
連休初日だけあって、国道480号線は結構交通量が多い。逢坂トンネルを抜けると和泉山脈は一気に間近になる。

250503_075359
山麓の父鬼集落の温度計は13度。日向では寒さを感じないが、日陰に入ると寒い。

250503_082155
国道480号線旧道に入って通行止めが解除されてから2回目の鍋谷峠を目指す。昨日の雨でびしょ濡れかと思ったが、ところどころ湿った場所がある程度だった。マッドガードは無くても良かったかも。

250503_082255
峠はほぼ1ヶ月ぶりだし、今日は府外脱出を目指しているのでペースを抑えていたが、調子が悪くないのでこの道祖神を越えた中盤から少しペースを上げた。

250503_084547
終盤2kmはさらにペースを上げ、軽いアタック。それでも府外脱出に備えて最高心拍数は182bpmに抑えて、鍋谷峠に8:45ゴール。それでも製材所前の鍋谷橋からのタイムは32分25秒と前回より4秒遅いだけだったので、まずまずの調子。峠の温度計は8度の表示だが、体感温度はそこまで低くない。

250503_085210
脱いでいたウィンドブレークベストを羽織って、薄手のロンググローブを付け、1年ぶりに和歌山側に下り始めた。この程度の防寒でも、さほど寒さを感じないのは、やはり陽射しが強いせいだろう。鍋谷峠トンネル開通後は旧道の和歌山側はひどい段差が放置され、だんだん道路状態が悪くなっているのが気がかり。

250503_085449
大阪側と異なり、鍋谷峠の和歌山側は眺望が良い。特に今日は快晴の青空下に黄緑色の新緑が目立つ山々が美しく、車輪を止めた。

250503_090913
鍋谷トンネル出口付近でバイパスに合流すると道路整備は良くなり、直線的で豪快なダウンヒルを経て道の駅くしがきの里に9:09立ち寄り。

250503_091256
5/1からWAKAYAMA800モバイルスタンプラリー 8th seasonが始まっていたので、一応スタンプゲット。とは言え、壮大な和歌山を舞台にしたこのイベントは、せいぜい10ポイント賞くらいしか応募できたことがない。今シーズンは大阪や奈良のポイントも設けられたので、大阪・関西万博賞や京奈和自転車賞へ挑戦できないか考えてみよう。

250503_093018
天気予報サイトではこれから西風が徐々に強まるようだし、犬鳴山温泉ルートより距離も短いので、帰路の府県境越えは、東の紀見峠に向かうことにした。県道125号線を下って紀の川沿いまで降り、ちょっとだけ寄り道して道の駅 紀の川万葉の里に9:30に立ち寄り。

250503_093252
ここでもWAKAYAMA800のスタンプゲット。

250503_093513
道の駅に面する紀の川沿いのサイクリングロードに上がると、デイキャンプのテントがあちこちに立てられていた。天気は絶好だし、連休らしい楽しみ方をしている人も多い。

250503_093652
東に向かって走り始めると、天気予報と異なり向かい風。まあそう強くないし西に向かうと距離が伸びる(犬鳴山越え)か、超激坂(和泉葛城山)なので、そのまま東に向かった。

250503_093828
ちょっと迷ったが、大門口橋で走り慣れた南岸に渡った。北岸のサイクリングロードも整備されているが、支流の合流点を迂回する効率の悪い箇所が何箇所がある。それを避けて一般道を走るなら、南岸の方が交通量が少ない。

250503_094121
南岸に渡って県道13号線を東進し始めて、すぐに東渋田交差点で国道480号線と交差する。5/5に真田まつり開催に伴う通行規制の看板が立っていた。現在、480号線は一本東側の大門口大橋で紀の川を渡るが、道の繋がりや類似した橋名からすると昔は大門口大橋が作られる前は大門口橋を渡っていたのかもしれない。

250503_100109
4kmほど東進して道の駅柿の郷くどやまに立ち寄り。今日もほとんど満車状態だったが、明日明後日の真田まつりに向けて周囲に臨時駐車場が準備されていた。まつり前だったのが残念なような、混み合って無くてよかったような。

250503_100151
ここでもWAKAYAMA800のスタンプを獲得。近くのスタンポイントを探してみたが、進路に近いのはくにぎ広場くらいだが、これもとんでもない激坂の上にあるので、寄ってると昼までに帰れなくなる。今日のスタンプラリーはこれまでとしたが、今シーズンは万博会場を始めとする大阪府内や、奈良県、京都府にもスタンプポイントが設けられている。WAKAYAMA800は毎回ほんの一部しか回れないが、大阪府のポイントくらいは回りきってみたいものだ。

250503_100823
250503_100841
250503_100958
真田まつり前とはいえ、県道で素通りしていくのも寂しいので、丘の上にある九度山集落に上ってみた。店舗や一般住宅などあちこちに雛人形や五月人形、手作りの人形が飾られていた。5/5まで町家の人形めぐりが開催されているとのこと。ガラスの反射でむさ苦しいおっさんが写っているが、気にしないで欲しい。

250503_101159
ついでに九度山の丘の反対側に降りて、東側の農地の中を抜けていき、少し近道。木や建物が少ないので空が広い。

250503_101421
この農地では、早くも田植えをしていた。朝晩は肌寒い日が続いているので実感が湧かないが、GWに早生の品種を田植えする兼業農家もあるのだろう。

250503_102516
学文路駅付近で県道13号線(国道370号線)に合流したが、すぐに紀の川沿いの自転車道に入り、国道371号線バイパスの橋本高野橋で紀の川北岸に戻った。

250503_102632
紀の川から離れて大阪に向かって北上を開始。市脇交差点国道24号線と交差すると、国道371号線バイパスはそこそこの傾斜の直登が目の前に立ちはだかる。

250503_103116
先が見え過ぎる広い道の直登も辛いが、路肩の狭い旧道も辛い。標高はそう高いわけではないので、我慢して登り続けるしか無い。

250503_105321
交通量の少ない旧々道に入るとホッとする。何年も工事していた国道371号線石仏バイパスの天見紀見トンネルが開通していたのに驚いたが、開通は1年近く前の昨年6月とのこと。調べてみると、前回紀見峠を越えたのは昨年のGW前半だった。昨年来、週末ライドで遠出することが激減していることを実感する。今は先が見えないが、早く公私の多忙が落ち着く日が来て欲しいものだ。従来の紀見トンネルが通行止めになっているので、今は自転車や歩行者は旧道(紀見峠越え)への迂回や電車をご利用ください、とのこと。幸い、リニューアル工事のための一時的な通行止めで、今年2月に通行止め解除の予定が遅れているようだが、7月末頃再開通するようだ。今までに通ったのは体調不良などで2回くらいだけだが、いざというときのエスケープルートがあると安心だ。

250503_105522
トンネルを撮影しているタイミングで、マッドガード付きのスチール車が「こんにちわ~」と追い越していった。撮影後に追いついたら、サンプレのRDやTA歯のついたストロングライト49Dらしきクランクなど、本格的なトラディショナルスポルティーフだった。お話ししたいが、上りで頑張っている最中に話しかけるのも申し訳ないので、峠で話すかと先行。

250503_110958
久々の遠出に消耗してはいたが、軽量なCOZと初夏の爽やかな気候のお陰で、比較的余裕を持って上り続けることができた。11:09に紀見峠到着。

250503_111527
峠ではボーイスカウトの子どもたちが休憩していた。年配の引率者に挨拶されたので、これからどちらへ? と尋ねると金剛山までダイヤモンドトレールを縦走するとのこと。都市近郊の低山とはいえ、子どもたちがキャンプ装備を収納した大きなザックを背負っているので「大荷物で大変ですね」と話すと「自転車の人は荷物少ないけどどないしてんの?」と逆に質問された。「人によりますけど、舗装路の山越えだとこんな補給食を持つくらいですね」と、今食べようとした補給食を見せた。「近場のトレーニングやったらコンビニを使いますね。本格的な山道に入るときは、結構荷物持ってきますよ」「(自転車なら)コンビニ寄れるわな」とやりとり。「学生時代は荷物も満載した自転車で何ヶ月もツーリングしてましたけどね」なんて私の話に結構食いついてきた。子どもたちも人懐っこくビンディングペダルを見て「早く走れるペダルが付いてる」と話してくる子もいた。家族がスポーツ自転車に乗っているらしい。

楽しい時間だったが昼も近いので先を急ぐので、大阪側に下り始めた。残念ながらさっきのスポルティーフの方は、峠にいる間に上がってこなかった。芋谷の棚田にでも寄り道していたのかもしれない。

250503_111934
旧道と旧バイパスの合流点では、紀見トンネル側が柵で塞がれていた。お陰でその後の河内長野駅方面への下りも交通量が非常に少なく、走りやすかった。少し正午を過ぎてしまったが、12:22に帰宅。3ヶ月ぶりの府外脱出、しかも94kmのロングライドだったのでもちろん疲れはしたが、途中でへばることもなく走り切ることができた。恐れていたほど体力が落ちていなかったことにホッとした。天気も気候も最高で、満足感の高いライドになった。

■STRAVA


3ヶ月ぶりの府外脱出ライド [鍋谷峠-紀見峠] | ライド | Strava

■Ride with GPS

3ヶ月ぶりの府外脱出ライド [鍋谷峠-紀見峠]・Ride with GPS

■CyclemeterGPS

cyclemeter250504

CyclemeterGPSの記録
スタート: 2025/05/03 6:50:26
自転車完了: 2025/05/03 12:22:48
バイクタイム: 4:06:11
停止時間: 1:26:11
距離: 94.63 km
平均スピード: 23.06 km/h
登り: 1018 m
カロリー: 3089 kcal
平均心拍数: 134 bpm
最大心拍数: 182 bpm
平均ペダルペース:  64 rpm
最高ペダルペース: 129 rpm
今月の走行距離:  118 km
今年の走行距離: 2519 km
先月の走行距離:  564 km
昨年の走行距離: 7989 km

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

サイト内検索

アーカイブ

お友達ブログ

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。


Back to Top ↑