遅れ馳せの追い込み登坂 [鍋谷峠-紀見峠]

今日から15日まで夏季休業だが、色々用事があって自転車トレーニングができるのは今日くらいだろう。せっかくなので少し遠出をしたいところだが、今日も最高気温35度の酷暑が予報されており、今の体力では午後まで走るのは止めておいた方が良さそうだ。

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近所の友人とは休みが合わず、今日はひとり旅。早く目が覚めてしまったので、どうせなら少しでも涼しい早朝に走っておこうと、いつもより30分以上早い5:48にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)で自宅を出走。夏至から2ヶ月過ぎたとは言っても、すでに30分以上前に陽が上っている。自宅近くの原池公園の脇を通ると、くら寿司スタジアム堺の向こうにこれから向かう和泉山脈の稜線がくっきり見える。

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上神谷街道を南下して伏尾交差点からの軽い上りを越えて下っていくと、荒山公園の前を通る。ここからは和泉山脈のより広い範囲が見渡せる。ノリクラ(乗鞍ヒルクライム)が今月末に近づいているが、前回でタイム短縮を諦めてモチベーションが乏しいところに仕事が忙しく、今年は強度の高いトレーニングができていない。まあ完走はできるだろうが、そろそろ自分の「モノサシ」である鍋谷峠でタイムを測って、現状を把握しておくことにした。

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市境の南楽園峠を越えて和泉市に入り、間道を経て国道170号線旧道、さらに国道480号線に入るおなじみのルート。ただ、今日はバイパスの逢坂トンネルに上るのが億劫で、子安阿弥陀寺の前を通る旧道に迂回した。タイム計測するつもりで意気込んでいたが、冷房で寝冷え気味で身体が重く、気合が入らない。時間が早いこともはあるが、やや雲が多くて陽が陰るタイミングが多くて、やや涼しめ。定点観測地店の父鬼集落下の温度計は25度を表示していた。

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南横山八坂神社で小休止。少しでも気合を入れようと、缶コーヒーでカフェイン注入し、鍋谷峠アタック開始。

序盤はやはり調子が上がらず、心拍数が170bpmを越えない程度にしか追い込めない。中盤で後ろにロードバイクが迫ってくるのが見えたので気合が入ったが、それでも身体が重い。BOMA製ロードバイクに乗った方はしばらく後ろに付いていたが、引き離すほど脚に力を込められるわけでもなく、「おはようございます」と横に並んできた。

「後ろから見てましたけど、ずっとダンシングですごいですね」と話しかけられ「腰が悪いんで、この方が楽なんです。シッティングの方が絶対効率が良いんですけどね」と返した。上りながら話しかけられる余裕は、全然本気を出していない証拠。私の方も追い込めないお陰で、答えを返す余裕があった。「やっぱり小径だと不利なんですか?」といった質問が続き「上りはむしろ有利だと思いますよ。単純にホイールが軽いですし。これで遅いのは単にエンジン(私)の問題です」とヒルクライム中と思えない会話の後で、スッと先行していった。

しばらく追いかけてみたが、ついていけそうに無いのでペースダウン。それで心拍数は170bpm台に乗り、脚が回りだした。

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その勢いで、終盤は約2kmは久々に全力のラストスパート。そこで抜いた3台のうち1台は、先ほどのBOMAの方だった。余裕ある様子だったにもかかわらず、峠の手前でアタックを掛けないのは、ここでのトレーニングが目的ではなく、かなりの遠出をされるのかな? と想像しながら、最後は心拍数190bpmまで上げて鍋谷峠にゴール。

タイムは28分04秒。ベストタイムの25分28秒は遥かに遠く、5月に出した27分59秒にも及ばなかったが、このところ30分越えばかりだったので、まずまずの復調と言えるだろう。

こちらの荒い息がおさまらないうちに、BOMAの方が峠で止まること無く通過していったので会釈で見送った。私はしばらく峠で休むつもりだったが、ブヨや目に止まろうとする羽虫が飛び回っており、たまらずに撮影だけしてすぐに逃げ出した。暑い中ではあるが、早出もしたので時刻はまだ7:45頃。和歌山側に下って、東西どちらかの峠を越えて戻ることにした。

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ゆったり下っているBOMAの方に追いつき「今日はどちらまで?」と尋ねると、「高野山まで」とのこと。やはり、遠出なので力をセーブして鍋谷峠を越えたようだ。「お気をつけて」と声を掛けて、少し先行し、景色の良いところで撮影していたら降りてこられたのでパチリ。

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この地点からは下方の平の集落や、高野山方面まで見晴らせる絶景ポイントなので、よく停車する。次第に雲が少なくなり、青空と山々が美しいが、下界は暑そうだ。

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道の駅くしがきの里まで下って小休止。バーコードを見てWakayama800モバイルスタンプラリーを思い出し、チェックイン。

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東西どちらに進路を取るか迷っていたが、とりあえず県道125号線でめのこ峠を越えて、道の駅紀の川万葉の里」までやってきた。こちらでもWakayama800のチェックイン。いずれも開催中の5thSeasonですでに回ったことがあるので、同じところを回ってても実質的な意味はない(30回チェックインすれば別だが)。まあ自己満足だ。

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紀の川沿いまで降りると、やはりかなり暑くなってきた。さて、ここから東に行くか、西に行くか? 弱い東風だったので今は西に向かう方が楽だが、今の体力と暑さの中で和泉葛城山を越えるのは過酷すぎるし、さらに西に向かって県道(府道)62号線(通称犬鳴峠)を越えると、大阪側に降りてからの距離が長く暑さが辛いことを大阪側から和泉葛城山に上った先週も体験済み。次第に西風に変わっていく天気予報でもあり、東に向かうことにした。道の駅の目の前を京奈和自転車道の一部でもある紀の川サイクリングロードが通っているので、久々に通ってみることにした。。

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紀の川沿いを走る場合は交通量が少ない南岸の県道13号線を通ることが圧倒的に多く、時間を最優先する場合は北岸の国道24号線を通ることもあるといったパターンで、サイクリングロードを忠実になぞることは少ない。コース沿いにコンビニや食事処が無いことや、道幅が狭くて、シティサイクルや歩行者も多いのでペースを上げて走りずらいことや、支流合流点などの迂回路が多く、北岸南岸を行き来するので効率が悪いことが理由だ。とは言え、この暑さでは歩行者はほぼ歩いておらず、自転車も非常に少なかったので、まずまず走りやすい。鍋谷アタックと暑さですでに追い込む元気もないので、ソロでのんびり走るならちょうどよい。

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紀の川沿いに3kmほど遡り、上方に構造物のない(=景色の良い)かつらぎ橋が目に入った。渡りたくなったが思いとどまり、今日はもう少しサイクリングロードを辿ってみる。

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これは西側を振り返って撮影したものだが、広い河川敷に青空に白い雲の絶景が続く。とは言え9時前でも暑さはどんどん増しており、人影は少ない。

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サイクリングロードは県道110号線三谷橋を渡って南岸に渡るので、これに従った。青い線が道の端に引かれているので、ルートがわかりやすい。ここで逆に北上すれば蔵王峠を越えて帰阪できるが、急傾斜で補給ポイントが無く、大阪側が荒れているので下りも楽しめない。今日の暑さで超える気にはなれなかったので、もう少し東進。

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先ほど渡った三谷橋を振り返って撮影。南岸に渡ると紀の川サイクリングロードはしばらく一般道区間が続く。基本的に県道13号線に沿っているが、通れるところは傾斜の差が少なく川に近い旧道を辿る。つまりは、普段よく通るルートだ。

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ちょうど9時に道の駅柿の郷くどやまに立ち寄り。まだ本格稼働していない時間帯ながら、車は多い。周辺も観光スポットが多いが、高野山方面に向かう途中の人も多いだろう。

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施設は利用せず、Wakayama800のスタンプだけゲットして、再出走。ここでサイクリングロードを離れ、以前H本さんに教えてもらった間道を経由して紀見峠に向かうことにした。まずは間道の入り口のJR紀伊山田駅までのルート検索すると、いくつかの候補の中に普段辿る県道13号線(国道37号線共用区間)より紀の川沿いに九度山の集落を通過するルートがあった。九度山駅前の坂道は結構億劫なのでこれを避けられるならと、そのルートを辿ってみることにした。

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川沿いの新ルートを開拓するべく、この九度山橋の手前で右折して細道に入る。

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細道に入った途端に急坂を下り、続いて激坂上りを強いられて、思い出した。そういえば、以前も通ったことがある。県道(国道)の坂を回避する意味が全くないので二度と通るまいと思ったのに、暑さのせいか(歳のせいか)すっかり忘れていた。九度山の旧市街は川に向かって張り出した尾根の上にあり、九度山駅前の県道(国道)の坂もそれを乗り越えるものだ。川にせり出した先端部も崖になっていて、平坦路などないのだ。

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旧市街の端というか裏手を通る細道を辿っていくと、尾根から降りる坂になり、一面の水田。区画整備された真っ直ぐな道を抜けていくと、学文路駅の近くで県道(国道)に合流した。距離は短縮できるが、自転車なら素直に県道(国道)を辿ったほうが良い。

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県道118号線岸上橋で北岸に戻り、紀伊山田駅に向けて北上する。信号待ちなどでちょっと停車する度に、暑さに辟易する。

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紀伊山田駅の脇にある岸上交差点から和泉山脈に向かってゆるい坂を上っていく。中央分離帯のない1.5車線道路ながら、道沿いには公民館や小、中学校、農協、神社などがあり、かつての山田村のメインストリートだったことが伺える。途中にあった出塔農事集会所が山田村役場の跡ではないかと睨んでいるが、さて想像は当たっているか?

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とは言え、紀見峠へのメインルートである新旧の国道371号線より、このルートが楽かと言われると微妙だ。近道の広域農道を東進すると谷を超える下り坂と上り坂があり、それを越えるとさつき台の新興住宅地を下っていく。無駄に上っているとも言えるし、距離もほとんど変わらない。とは言え、この酷暑に交通量の多い4車線の国道371号線を延々上るよりは、気分的に楽だ。距離を伸ばして県道105号線を通る方がアップダウンが少ない気もするので、今度試してみよう。

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御幸辻駅の少し下で結局は国道371号線バイパスに入ることになるのだが、気持ちの萎える四車線直登距離を半分くらいに減らせたので、まだしも楽に林間田園都市駅前のピークまで到達した。

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少し下って慶賀野橋東詰交差点で新旧371号線が合流し、最後の難関紀見峠に備えて、コンビニでガリガリ君と飲料を補給。この時間帯は店外に日陰がないのが難点だが、自転車ラックも置かれている。

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ここまでの暑さですっかり消耗しているので、とてもアタックをする元気はなく、ダラダラと上って紀見峠に10:30着。標高400mでは、はっきり涼しさを感じるほど温度差もないが、本格的な上りはこれで最後なのでホッとする。

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国道371号線を下って、三日市駅付近から高野街道に入ってショートカット。紀見峠で涼しさを感じないと書いたが、ここまで降りてくると時間帯的にも一層暑い。河内長野駅からは、交通量の多い国道310号線を走る気がせず、並走する西高野街道でダラダラと家路についた。

帰宅は11:36、約95kmのライドとなった。早く家を出たのでもう少し早く帰宅できると思っていたが、結局は昼前になった。後半のペースダウンがひどかったのだろう。せめてもう少し暑さがマシならライドを楽しめるのだが、35度近辺が続く日々は辛い。

■STRAVA


遅れ馳せの追い込み登坂 [鍋谷峠-紀見峠] | ライド | Strava

■Ride with GPS


遅れ馳せの追い込み登坂 [鍋谷峠-紀見峠] – でのサイクリング 堺市, 近畿地方

■CyclemeterGPS

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CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2022/08/11 5:48:19
 自転車完了: 2022/08/11 11:36:26
 バイクタイム: 4:20:08
 停止時間: 1:27:40
 距離: 94.88 km
 平均スピード: 21.88 km/h
 登り: 984 m
 カロリー: 2986 kcal
 平均心拍数: 128 bpm
 最大心拍数: 190 bpm
 平均ペダルペース:  62 rpm
 最高ペダルペース: 141 rpm
 今月の走行距離:  345 km
 今年の走行距離: 5787 km
 先月の走行距離:  841 km
 昨年の走行距離: 8954 km


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