「松原・堺をなぞろう謎ラリー」完遂?

ここ数年、秋冬にスタンプラリーに力を入れているが、今シーズンもいくつものイベントに取り組んでいる。

ポイントを回るロゲイニングも、広義のスタンプラリーに含めて良いとすれば、すでに6つのイベントを完了してブログ記事にしている。これ以外に中途半端になっていたのが、「松原・堺をなぞろう謎ラリー」。住まいの堺市と勤務先の松原市が舞台となれば、取り組まないわけには行かない。

堺市内のポイント3箇所はGOLGO13×SAKAI 謎解きミッションのついでに2021年12月4日に回った。再掲になるが開催期間が終わったので、解答を含めて記事にしてみる。

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まずはさかい利晶の杜にあったこの出題。「この人物は誰??」という出題の下に「り」が列挙され、「下に1000個の『り』」との記載がある。

まあ、これは簡単。答えは主題場所との関連も深い「千利休」だとすぐに察しがついた。この程度のレベルの出題なら、このイベントは取り組みやすいと軽く考えていたが……。

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続いて、堺 アルフォンス・ミュシャ館。「しりとりをして真ん中にくるのは??」との出題の下に「ザビエコ」「なかま」「ちゃくざ」「あさづけ」「マッキー」「こざかな」「けしもち」の文字と絵が記載されている。まあ、これはひねりがないので、さらに簡単。ただ、堺とも松原とも関連性が薄い項目が多いので、少し戸惑った。

ともあれ「あさづけ」「けしもち」「ちゃくざ」「ザビエコ」「こざかな」「なかま」「マッキー」としりとりして、真ん中の「ザビエコ」が答えだろう。ここまでの2箇所は、ほぼ解答が書いてあるようなレベルだった。

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ところが、次の大仙公園観光案内所の出題は、かなり悩まされた。「乗り換えた地点のひらがなを読め。」「条件 A駅を出発してB駅まで行け。ただし、乗り換えは3回まで。」という出題は、確認作業の手間だけでさほど難易度が高いとは思えなかった。ところが、条件を満たす3回の乗り換え地点のひらがなを読むと「えいう」となり、これまでの2箇所と違って堺と繋がる要素どころか、意味もわからない文字の羅列としか思えない。

一方で、乗り換え3回の条件を満たす経路のひらがなを呼んでいくと「こたえはだいせんこうえん」となることに気付き、さらに悩まされた。問題文を文字通り解釈すると「乗り換えた地点」なので「えいう」となるが、「こたえは」と示されると「だいせんこうえん」が正解にも思える。しかも、まさにここが大仙公園という関連性もある。

悩んだ挙げ句、「こた(え)はだ(い)せんこ(う)えん」と、括弧で囲った文字を実際には丸で囲って記入した。出題がどちらとも取れる曖昧なものなので、解答を曖昧にしても文句は言わせない(笑)。

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12/4(土)に堺市のポイント3箇所を回り、翌日12/5(日)に休日出勤するついでに松原市のポイントを回った。ポイントの開館時間に合わせて少しゆっくり家を出て、出勤途上に立ち寄ったのは松原市民体育館や松原市文化会館に隣接し、市役所も近いまつばらテラス(輝)。「『健康・学び・交流づくり』として子どもから元希者までさまざまな世代の人が利用できるにぎわいのある施設として、平成29年1月15日オープン」したとのこと。

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入口近くの出題ボードには、上段に向きの違う三角形の中に「や」「す」「び」「や」の文字が入り「→まつばらのとき」と記載されている。下段は「あ」「に」「い」「ひ」と入り「→????」となっているが、これはすぐにピンときた。三角形の向きが五十音表の位置を表すのだろう。ヒントである上段の「や」の右は「ま」、「す」の左は「つ」、「び」の上は「ば」、「や」の左は「ら」なので「まつばら」となる。出題の「あ」の右は「か」、「に」の上は「な」、「い」の上は「あ」、「ひ」の左は「み」なので「かなあみ」となる。松原の地場産業である「金網」が解答だとみて間違いないだろう。

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少し北に走って到着したのが、大和川も近いスポーツパークまつばら。フットサルコートとスケートパークがある施設だ。

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東京オリンピックのスケートボード女子ストリートで、14歳にして金メダルを獲得した西矢椛さんも拠点にしている。日曜の朝から練習に取り組んでいる子どもたちがたくさんいたが、個人のわかる撮影は自粛。

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こちらの出題は「●▲が■→?」と記され、下に□を線で繋いだ図が描かれている。これが家系図だと気付けば、後はそう難しくない。「○△→はち」「☆◇◎→ねぼう」のヒントで、「わたし」の上の青色の四角が「ち?」、赤色が「は?」になり「ちち」「はは」であると想像できる。その上の赤色の四角は「?ぼ」なので「そぼ」。となれば、隣の青色は「そふ」だろう。どうやら青色が男、赤色が女を示すということも想像できる。となれば、私の左の赤色の四角は女の「あね」右の四角は「いもうと」だとほぼ確定できる。従って出題の「●▲が■」は「あいがも」となる。これも松原市の特産品である「合鴨」が解答だとしっくりくる。

もう1箇所のポイント松原市民ふるさとぴあプラザは帰路に寄ってみたのだが、Googleマップに頼ったら裏手に案内されて、そこにあったのは「松原市子育て支援センターあいあい」と名称が違うし閉まっていた。その日はすごすごと帰宅し、後で調べたら、入り口は反対側だった。

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その後は勤務先の移転と年末年始の多忙で1ヶ月以上も後回しにしてしまったが、そろそろ開催期間終了が迫ってきたので、1/23に休日出勤の途中で抜け出して出題を見に来た。

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「これは何という言葉??『おらいなしば』」という出題。「ヒントを光らせておくね!」「ここは『しばがき」やな~!」「ここは『おがわ』やで~!」という記述と擬人化した図は、松原市民ふるさとぴあプラザが柴籬(しばがき)神社と隣接していることから、松原市の形と地名を表しているのではないかと想像したが、その場では解答を導き出せなかった。

帰宅してから地図を確認したら、擬人化した図はやはり松原市の形状で、赤く光っている部分はそれぞれ「柴垣」「小川」という町名の地域を表している事がわかった。そうは言っても、私にはここから答えに繋がる糸口が思いつかなかった。頭を悩ませていた私に対して、出題を見たヨメさんは「ああ」と何か気づいた様子。息子も「たぶん、わかった」とのこと。

聞けば、テレビのクイズ番組で良くあるパターン。「が」がポイントで「A『が』B」に変化することを表す。つまり「しばがき」は「しば→き」、「おがわ」は「お→わ」に変わるということ。となると「おらいなしば」は「わらいなき」ということになる。

私もこのパターンを知っていたのに、地図や地名に囚われて思考の幅が狭くなっていた。気になるのは「わらいなき」と松原市の関連が思い当たらないこと。

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堺も松原も不安なポイントがひとつずつあるが、一応全6箇所の解答を記入した。1/25に通勤の経路に近いまつばらテラス(輝)に再度立ち寄って、解答用紙を提出した。12月頭から取り組みながら、結局提出は締切りギリギリになった。

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参加賞としてザビエコくんとマッキーのシールを頂いた。50過ぎのオッサンが活用できる場所はなかなか無さそうだが(笑)。これで今シーズン7つめのスタンプラリー(系)イベント完了。最近は単純にポイントを回るだけでなく、かなり高度なクイズの解答を求められるい「クイズラリー」が増えている。このイベントも正解の自信がないので、商品プレゼントの抽選対象になっているか気がかりだ。答え合わせをして欲しいところだが、公式ウェブに解答は見当たらないのが残念。

複数回に分けて取組み、このイベント単独で走ったわけではないので、今回はコースや走行情報は割愛する。

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