3台の通勤通学車整備 [通勤用CARACLE-S、娘のCARACLE-S、息子の通学用車]

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190413_1841103週連続で仕事絡みの週末イベントが続き、ヒルクライムトレーニングが長らくできていない。何としても今週末はトレーニングに出たいところだったが、昨日土曜日は出勤日で、今日は雨の予報。そうでなくても、木曜に親族の葬儀で山口に行ってきたりで疲れが溜まっていたし、家の用事も色々ある。そんな訳で今日のトレーニングは中止した。

その代わり、昨日は終業後に勤務先の三本ローラーを久々に回した。外を走れるなら実走する主義なので、以前もローラー台を使うのは雨の日だけ。自家用車を手放してからは雨の日に勤務先に自転車を運ぶ手段がないため、2年近く遠ざかっていた。あまりに久しぶりなので、最初のうちは脱輪を繰り返してまともに乗れなかった。ようやく慣れてきたので、心拍数160bpm以上キープを目標にしたが、すぐにへばってきた。慣れたと言っても、片手離しもできないので流れる汗を拭うこともできない。

結局目標の40分には程遠い、25分間で第1ヒート終了。小休止を入れ、目標を150bpm以上に落としてもう15分間回し、合計40分間回すのが精一杯だった。すっかり心肺能力が落ちていることを実感させられ、クタクタになった帰宅ライドのツラいことツラいこと。

190414_093734明けて今日は諸々のヤボ用を片付けたが、先送りしていた娘のCARACLE-Sの整備も急務だった。娘はここ数週間で2回パンクして、出先で修理にで持ち込んだ自転車屋でそろそろタイヤの交換を勧められたとのこと。これまでも時々確認していたが、一見すると摩耗もそれほどではなく、ケーシングが見えるような大きな切れ目も無いのでまだ大丈夫でないかと思っていた。Panaracer製ミニッツタフは私も長らく使用しているが、名前の通りタフで、かなりの長距離を走れることは間違いない。娘は毎日の通学で使用しているとは言え、2年間で2000kmも走っていないだろう。

とは言え、前後で各1回のパンクが立て続けに起きたのは確かだし、自転車屋で「古くなると小石が入りやすくなる」と言われたらしい。確かに使用期間が長くなると、トレッドにガラス片などが埋まりやすくなる。丸2年使用してそろそろ劣化してきているのかもしれないので、私の通勤用CARACLE-Sとタイヤを交換することにした。私ならパンクしても自分で修理できるし、私の通勤用CARACLE-Sは走行距離20000kmで引退させる予定。すでに18400kmに達しているので、あと1600kmくらいは走れる可能性が高いだろう。

190414_093354タイヤを外し、改めて確認していくとタイヤサイドのゴムが擦れて薄くなっており、トレッドにたくさんのガラス片などが埋まっている。ガラス片をかき出すだけでもちょっとした苦労だった。ちょっと心配になったが、トレッドの厚みはそれなりにあるし、もうしばらくなら使えそうだ。

タイヤを交換した2台のCARACLE-Sの他の箇所も簡単に確認して、こちらは作業終了。

次の作業は新車。この春高校に入学した息子の通学用に変速付き自転車を用意することになり、色々検討していた。荷物が多い通学用途を考えると外装多段ギア付きの婦人車(ママチャリ)が最適で安価だが、息子自身からはクロスバイクに乗ってみたいとの言もあった。強いこだわりではないようだが、少しはスポーツ自転車に興味が出てきたようだ。

この機に自転車の良さを知ってもらいたい気持ちもあるが、物を大事にしない息子の性格と、これ以上屋内の保管場所が確保できないことを考えると、娘と同様にCARACLEシリーズに乗らせるのはさすがにもったいない。私が以前通勤に使用していたスチールフレーム鉄下駄號を復活させることも考えたが、これも屋外の駐輪場に置くのはもったいない。最終的には用意するのは息子のクラブが決まってから(通学荷物の量を見極めるため)と思っていたが、身近に面白い候補があることに気付いた。

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それは、CARACLEシリーズ以前からテック・ワンが発売していた折りたたみ電動アシスト自転車「THUNDER(稲妻)」のベース車だ。上司に相談し、添付品の一部を抜き取って、売り物にならなずに残っていた個体を引き取ってきた。

電動ユニット未組み付けの車体を、アシストのない普通の自転車として活用しようという目論見だ。電動アシスト自転車といっても配線を通すためのガイド等を除けは、ベース車は外見も実質もほぼ普通のクロスバイク。

190414_110244売れ残りと言っても箱入りの新品状態。これが自転車店に入荷する、いわゆる「七分組」の状態。自転車屋さんはこれを組み立て、整備調整して販売する。従って、同じモデルでも販売店のポリシーや技量によって組立状態は異なる。単に組み立てて最低限の調整をする店もあれば、入念に点検整備するお店もある。少数派ではあるが(特に高級スポーツ車は)、全部分解してグリスやオイルを充填しながら再組み立てするお店もある。いわゆる「全バラ」だ。

残り「三分」の手の掛け方が価格の差になってくるので、同じモデルなら同じ品質という、家電など完成出荷品の常識は通用しない。自転車購入時は価格だけでなく、きちんと組立整備する店なのか見極めないと、故障の続出で結局高い買い物になったり、命の危険を招く恐れすらある。価格を取るか安全性を取るかは、最終的に買い手の判断だが、ぜひ知っておいて欲しい価格差の理由だ。

190414_112606箱から取り出して緩衝材を外し、不足パーツを確認していく。まず、電動ユニットが未装着なので、チェーンホイールとBBが装着されていない。

190414_112630その他に、ペダル、チェーン、前QR、ライト、リフレクター、取説などの付属品が収まった小箱ごと抜き取られているようだ。

190414_113104これから不足パーツを調達していくが、未装着なのが分かっていたチェーンホイールの中古品を先立って入手しておいた。Sに王冠の刻印からするとスギノ製と思われるが、アルミ製クランクにガード付きのスチールギア(46T)がカシメで一体化されている。

FD用のガイドが設けられていないこともあるが、市街地の通学程度ならフロントシングルので充分だろう。価値のわからない息子の自転車に、手持ちの高グレードクランクを使うのももったいない。と言って、スチール製の低グレード品はチェーンホイールだけで1kg以上するので、さすがにクランクはアルミ製にしたかった。

190414_113346先立って入手したのはチェーンラインやクリアランスを検証して、適合するBBを用意するためだ。ひとまず手持ちのスクエアシャフト式BBをかき集めたら、使うアテのないものだけでも4本も出てきた(^_^;)。全て68mm幅でJISテーパーのはず。

190414_113538色んなサイズがあったので、これなら新たに調達しなくても適合するものがあるかもしれないと期待。

ひとまず122.5mmのVP製カートリッジBBを装着してみる。

190414_114220ところが、右クランクがBBシャフトと密着する以前に、内側のチェーンガードがチェーンステイに接触してしまう。

当然、もっと長いシャフトに交換することを考えたが、ひとまずこの状態でチェーンラインを確認してみる。シマノ製MTB用チェーンホイールのチェーンラインは50mmなので、シングルで使用する場合もその近辺が良いと思われる。後は干渉を避け、多用するギアでチェーンが真っ直ぐになるのが理想。

190414_115246ところが、チェーンステイと接触する状態でもチェーンラインは50mmを超えているよう。単純に長いシャフトに交換して、これ以上大きく外側に出すことは望ましくない。内側に大きく張り出したチェーンガイドを外してやればかなりクリアランスが稼げそうだが、そもそもチェーンステイのつぶしの位置とギアの位置が合っていない。

どうやらもっと小さいギアを装着するよう設計されたフレームのようだ。チェーンガイドを外すと言っても、カシメを破壊するしかないし、外側のガードだけを再度装着したり、内側の脱落防止策も考え無くてはならない。そこまでやっても結局はギアが干渉して適正なチェーンラインが得られないかもしれない。もう少し小さなフロントチェーンリングの付いたチェーンホイールを再調達した方が良いのか、近い内に再検証予定。

今日のところは簡単な検証作業だけで終了。チェーンホイールの再検討と、不足パーツを揃え、荷物の積載方法も決定しなければならない。息子はひとまず無変速のママチャリで通学しているので緊急というわけではないが、ゴールデン・ウィークに組み立てを完了するつもりだ。

ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。

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コメント

  1. […] 息子の通学用に組み立ての準備を進めている「THUNDER(稲妻)」のベース車だが、先週に続いてチェーンホイールとBBの検証を行った。 […]

  2. […] 先々週、先週と組み立ての準備を進めていた息子の通学用自転車となる「THUNDER(稲妻)」のベース車。ゴールデンウィークに入って、いよいよ本格的に組み立てを行う。 […]

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