歌う地車とスタンプラリー [大和川サイクル月間2025]
昨日が出勤日だったので、今日しか走れる日が無いのだが、昨晩は雷を伴った豪雨が降り、前線が過ぎて今日はいい天気かと思いきや、朝起きると雨……。
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断続的な雨雲の一団がひとまず7時頃に過ぎるようなので、出走を遅らせ7:34にTORACLE-COZ2(CARACLE-COZ DB)でカラクリング(CARACLE+サイクリング)に出発。今日は大和川サイクル月間のスタンプラリーの奈良南部のチェックスポットを回ろうと思っているが、スタートが遅れたのが痛い。東に向かって富田林の梅の里の丘を越えていくが、行く手は真っ白。路面はまだ濡れているので、スピードを抑えるが、TORACLE-COZ2がだんだん汚れていく。
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8時頃にまた雨雲が流れてくる予報だったので、雨宿りできるコンビニを意識しながら走っていたら、地車の鐘の音と歌声が聞こえてきた。どっちだ? と思ったら交差点にハッピの方や、見物客がいたので私も停車した。富田林では今週が美具久留御魂神社の秋季大祭とのことで、ちょうど降り出した雨の中を平町の地車が歌を響かせながらゆっくりやって来た。岸和田や在所の深井、久世地区でもやり回しの交差点以外はゆっくり曳いてるものだが、大阪狭山や河内長野そして富田林など南河内地区の地車は疾走することは少ないようだ。
地車を待つ間に交差点警備の地元の方がTORACLE-COZ2に目を留めて、松原にある自転車メーカーで、その従業員であることなどをお話した。地車についても「私の住んでる深井は夜のやり回しが売りですけど、こっちは歌いますよね」などと話をした。「カラオケ地車って迷惑がられてます(笑)」と卑下されていたが、これはこれで面白いと思う。地車の上から歌う男と、下から囃す女の子との掛け合いも特徴的だ。
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雨の交差点で方向転換して去っていく地車を見送り、再出走。小雨が降っていたので、とりあえず喜志駅付近で雨宿り、と思ったら雨が止んだ。峠道は濡れているだろうし、とりあえず素通りするつもりだった近場のチェックスポットを回って様子をみることにした。
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線路を渡って北東方向に向かおうとしたら、地車囃子が聞こえてきた。ちょっとそちらに向かってみたら、喜志地区の地車だった。
聞き覚えのあるメロディーなのでよく聞くと、加山雄三の「お嫁においで」だった。まさにカラオケ地車。また雨が降ってきたので、早々にその場を離れ、北東方面に向かいながら雨宿りできる場所を探しながら走った。
なかなか雨宿り場所が見つからず走り続け、小雨とはいえ濡れて寒くなってきた。申し訳ないが道沿いの工場のひさしの下で雨宿りさせてもらい、ウィンドブレイクベストとアームウォーマーを身に着けた。10月も半ばを過ぎて防寒小物を身に着けたのは初めてだった。
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雨がほぼ上がったので再出走。雨雲の一団が過ぎ、この後は雨は降らなそう。石川沿いの延羽の湯に8:45到着。
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ここで本日最初にして、通算19個めの大和川サイクル月間2005のスタンプを獲得。
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羽曳野大橋で石川を渡る。空が明るいところもあるが、まだほぼ全天雲で覆われている。
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橋を渡ってすぐに我流焼肉宗左エ門に到着。8:54。
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次のチェックスポット壺井八幡宮は少し南下した石川東岸の丘の上にある。境内の入口には急な石階段があり、左手に車道もあるがそれなりの勾配だ。
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TORACLE-COZ2なら、さほどの苦労もなく坂を上って9:03に本殿脇に到達。まずはお参りしたが、奥の社殿といい、古式の只者でない雰囲気。詳しく知らなかったが、源頼朝や義経も連なる河内源氏の氏神で、1064年に創建され、頼朝が鶴岡八幡宮に移すまでは総氏神であったとのこと。
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ここは2コースのチェックスポットになっており、大和川サイクル月間2005のスタンプ21、22個めを獲得。
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この後、当分雨は降りそうにないので、やはり奈良に向かうことにしたが、まだ路面が濡れているので標高の低い穴虫峠を越えた。トレーニングとして竹内峠を越えたかったが、大阪側の上りはともかく、奈良側に路肩がなく交通量が多いので、ゆっくり下るわけにもいかず、ドロドロになることが予想された。
県道703号線から国道165号線旧道に入って、香芝市街地に向かって(水しぶきを上げないよう)ゆっくり下っていると、クラクションの音に続いて車が並走して窓が開き、「久行さんどこ行くの?」と声が掛けられた。見ると、勤務先の別部門のスタッフだった。「こんにちは~。この辺をスタンプラリーで回ってます」と返事をしたが、後続車が来たので長話はできず、すぐに先に行かれた。ひょんなところで出会ったので、明日話をしてみよう。
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奈良盆地を東進していき、イズミヤショッピングセンター広陵に到着したのは、10:06。日本一の靴下生産地である広陵町で開催される靴下の市の会場で今秋は11/15~16に開催とのこと。
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こちらで大和川サイクル月間2005のスタンプ23個めを獲得。
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すでに10時を過ぎたが、せめて近くのチェックスポットを回って帰ろうと北上。借り入れ時期の一面の水田の向こうの金剛山系は雲をかぶっているが、私の越えてきた北の方は空が明るい部分もある。一方東側は、どす黒い雲に覆われていた。
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広陵くつした博物館が次のスポットだが、さわやかホールや商工会のある一角には記載が見当たらなかった。時間がないので建物の中に入ってまで確かめなかったが、あとから調べると隣のグリーンパレス内にあったようだ。
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すでに昼までに帰宅できない可能性が高いが、もう1スポットだけと東進。時間がないが、広陵町役場に同調のイメージキャラクターかぐやちゃんが立っているのを見つけて、1枚だけ撮影。広陵町は竹取物語の舞台は当地だとして、靴下と共にアピールしている。
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10:34に百済寺に到着。以前も訪れたことがあるような、無いような?
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鎌倉時代中期建立の三重塔が立派だが、他は小さな本殿があるくらい。現在は隣接する春日若宮神社が管理しているとのこと。聖徳太子建立の熊凝精舎を引き継いだ百済大寺の故地であると伝わっている。ただし、近年は百済大寺は桜井市の吉備池廃寺にあったという説が有力らしい。
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大和川サイクル月間2005のの重複スポットなので、ここは25、26個めのスタンプを獲得。
さて、と帰路につき、急ぎ足で引き返す。今日は広陵かぐや姫まつりが開催されており、広陵町70周年ということもあって力も入っていたようだ。会場の竹取公園付近にいくつもチェックスポットも設置されているので立ち寄りたかったが、時間切れでわずか1kmほど南を素通り。
若干ルートがずれるところもあったが、帰路も穴虫峠を越え、できるだけ最短距離で西へひた走る。自宅近くでは3人のロードバイクに追いつき、いつもなら脚の衰えたジジイは大人しく後ろをついていくが、先頭はともかく後ろの2人は初心者のようだ。これなら、と追い抜いたら、先頭のロードが追いすがってきた。小径車に追い抜かれて捨て置けなかったのかもしれないが、こちらも7kg台のCARACLE-COZカスマイズ車。何より、自宅まであと3kmも無いので、心置きなく全て出し切って全力疾走(笑)。先行したまま勝ち逃げして、12:19帰宅。今日は雨でスタートが遅れてしまい、正午過ぎまでかかっても8個しかスタンプを獲得できなかった。合計26個獲得しても、全145個のうち18%だと思うと先は長い。こればかりに取り組んでもいられないし、もっと効率的に回るルートを考えなければ。
■STRAVA
歌う地車とスタンプラリー [大和川サイクル月間2025] | ライド | Strava
■Ride with GPS
歌う地車とスタンプラリー [大和川サイクル月間2025]・Ride with GPS
■CyclemeterGPS
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2025/10/19 7:34:44
自転車完了: 2025/10/19 12:19:38
バイクタイム: 3:03:32
停止時間: 1:41:22
距離: 68.93 km
平均スピード: 22.53 km/h
登り: 308 m
カロリー: 1875 kcal
平均心拍数: 119 bpm
最大心拍数: 158 bpm
平均ペダルペース: 119 rpm
最高ペダルペース: 177 rpm
今月の走行距離: 446 km
今年の走行距離: 6482 km
先月の走行距離: 610 km
昨年の走行距離: 7989 km

