息子の通学車のフォーク・前カゴ・ブレーキ・ライト交換等 [THUNDER]

息子の通学車「THNDER」は、2021年5月にチェーンリングをナローワイド化して、チェーンガードも交換した。

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それに先立ち2020年11月にキャリア前部が破断したが、固定方法を変えて応急処置をしていた。しかし、2021年5月にキャリアの後部立ち上がり部分も破断して、前カゴ後部上方の固定力が失われ、グラグラになった。

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交換部品を調達する間はハンドルにトゥストラップを掛けてカゴを吊ってしのいだが、6/13にパーツが揃うまでに前カゴの底が抜けた。

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底面に装着していたライトユニットもあらぬ方向を向いて、かろうじて後部だけでぶら下がっている状態。

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サスペンション+アルミキャリアという仕様は、重量のある通学荷物と雑な息子の扱いでは力不足だったようなので、今回は根本的に改善することにした。

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もったいないが、これまでのフロントサスペンションは取り外す。再使用するクラウンレース(下玉押し)は取り外す。圧入されたクラウンレースは再使用不可なことも多いが、今回はそれほど嵌合が強くなく、丈夫なスチール製なので、変形させることもなく取り外しできた。


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今回導入するのはアルミ製リジッドフォーク。フレームと同じスチール製を探していたが、ディスクブレーキ対応ならこちらの方が安価に入手出来た。

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先ほど外したクラウンレースを圧入、というか専用工具で叩き込む。今度は二度と外せそうにない。

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仮装着してハンドル高を検証する。フォークコラム(ステアリング管)をカットせずに一番高い位置にセットすれば、これまでとほぼ同じ高さになり、前カゴの装着も問題なさそう。フォークコラム長が決まったので、スターファングルナットを装着しようとしたが、勤務先のスターファングルナットのセッターを借りてくるのを忘れたので、そこいらの工具や寸切ボルト、ナットで間に合せの圧入工具を組み立てた。

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フォークコラム下端に少し傷がついたが、無事にスターファングルナットの圧入完了。

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交換前のサスペンションフォークはブレーキマウントがインタナショナルスタンダード規格だったが、今回のフォークはポストマウント規格。これまでのブレーキキャリパーそろそろパッド交換が必要な状態だったので、この機会に前後ともブレーキを交換することにした。

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インターナショナルスタンダード変換台座が付属しているので、インターナショナルスタンダードのままのリア側も装着できる。

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フォークが変わったことでマッドガードをどう装着するかも課題。フォーククラウンの貫通穴はダイヤからかなり離れた高い位置になるので、前カゴと干渉する恐れがある。そこで装着位置をタイヤに近づけるために、手近な板材で延長プレートを作った。

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クラウン側だけでなく、ステー側も課題あり。これまでのサスペンションはフォークエンドより上方にマッドガード用ステーを装着できるダボがあったのでブレーキキャリパーを回避できた。今回のリジッドフォークはフォークエンドにしかダボがないので、そのまま装着するとブレーキキャリパーと干渉してしまう。そこで勤務先からリア用の長いステーをかっぱらってきて、途中を曲げて干渉を回避することにした。

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新たに用意したひと回り小さい前カゴ(それでも通常よりは大きめのサイズ)を、荷物運びに適したママチャリと同じ方法で装着する。下部はキャリアを介さず直接コの字型のステーで支えるのだが、フォークのダボ穴が下側に1個しか無いので、スペーサーボルトでフォークブレードを回避できる高さまで持ち上げ、マッドガードステーと共締めする。

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カゴの上部背面は、これもママチャリと同じようにフォークコラムからステーを延ばして装着する。オーバサイズ(1-1-/8インチ)用のステンレス製を入手したが、スレッドフォークの回り止め溝用に舌がついているので削り落とした。調整式のステーなら安心だと思ったが、一番短くしてもまだコラム側に余裕がある。

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そこで、後日もっと短い非調整式のステーに交換し、ステアリングコラムにできるだけ近づけた。これも、荷物を載せた際に安定させるママチャリのテクニックだ。

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フォークが太いのでダイナモの取り付けバンドがクランプできず、これまでのライトシステムを移植できない。ひとまずダイナモはあきらめて、バッテリーライトを装着する方向で考えた。前述の通り、ハンドルバーにライトを装着すると前カゴの荷物に遮られる恐れがあるので、フォーク交換前にVブレーキ台座に装着していたたアクセサリー台座を前カゴの下に装着して、サブライトを装着した。これで場繋ぎしている間に、恒久的に使用するライトを調達することにした。

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仮仕様のライトを除けば一応の完成形となった。リジッドフォークでしかできないママチャリ式装着法は、前カゴの本来の装着方法なので強度の向上が期待できるし、キャリアを介さないので軽量化になる。前カゴをひと回り小さくしてフォークも交換したので、この点でもかなりの軽量化を達成している。

強度的な信頼感が大幅に向上したが、残念ながら細身のスチールフレームに極太アルミフォークは不釣り合いで違和感がある。フォークに釣り合うアルミフレームを探しかけて、安く息子の通学用自転車を用意するという本来の目的を思い出し、かろうじて思いとどまった。すでにちょっとしたカゴ付きクロスバイクを購入できるくらいの改造を施しているので、手遅れという感もあるが・・・、

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ライトについてはメインとサブの2つを装着したいので、まずは前カゴに装着するリクセンカウルのライト台座をサブライト用に入手した。前カゴに荷物を入れても遮られないし、軽量なサブライト程度なら強度的にも問題ないだろうと思った。ところが、振動が激しくてライトを固定するラバーバンドが外れたり、ラバーバンドを残してライトが吹っ飛んだりして。息子いわく「無理!」とのこと。サブライトはひとまずハンドルバーに装着することにした。

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メインライト用に、ママチャリの定番である右フォーク前にバッテリーライトを装着できるブリヂストンのカゴ下用台座を入手した。

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ダイナモライトに引けを取らない光量と大容量バッテリーを備えたライトを物色して、この台座に装着。これで通学用自転車としての使い勝手と耐久性を向上できたと思ったが、息子から交換したリアブレーキの調子が悪いと言われ、確認してみるとブレーキレバーを思い切り強く握った際などに、ブレーキパッドがローターに密着したまま戻らないことがあった。ワイヤー交換やキャリパーへの注油などを施しても改善せず、ばらしてみるとどうやらキャリパーのカム機構の調整が必要なようだが、構造が雑。元々間に合わせに調達した低価格品でもあり、この機会にもう少しグレードの高いキャリパーを入手した。

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といっても有名メーカーの高級品ではない。このZOOM製キャリパーはワイヤー引きではあるが、内部は油圧ピストンでパッドを押す構造。いわゆるハイブリッド式ディスクブレーキ。少し大柄だが、ブレーキ性能の向上を期待できる。交換前のキャリパーは片押しタイプだったが、今度は対抗ピストンでの両側のパッドが動いてローターを挟むのでローターの片減りが無く、調整もしやすい

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交換は特に問題なくスムーズに完了。試走したところではそれほどの制動力向上は実感できなかったが、パッドの当たりが出てきたとことで再確認してみよう。調子が良ければフロント側も交換しようと思っているが、当たりの出た現在のフロントキャリパーは思いの外よく効く。制動力の面からは交換の必要は感じなかった。

この機に完全油圧ディスクブレーキも物色したが、シフトレバーと一体化したブレーキレバーの交換が必要になり、さすがに高額の負担になるので見送った。

息子が来春に高校を卒業したら、大荷物を運ぶこともなくなるだろう。進路と本人の希望にもよるが、カゴやチェーンガードを外して細いタイヤを装着し、スポーツ性を高めてやるのも方法だろう。

ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。

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