剣山山麓日帰り弾丸ポタ(前編) [徳島県道295号木沢上那賀線]

剣山スーパー林道は全長87.7kmの日本一長い未舗装路ということで、オフロードバイクや四輪駆動車、そしてMTB乗り憧れのルート。私は腰を痛めてからダートを避けているが、近所の友人はほぼ毎年秋に剣山スーパー林道に走りに行っている。ところが今年はGoToトラベルの影響か前後の宿が確保できないとのことで、アルバイトで往復の運転手をしてくれないかとの依頼があった。

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そんな訳で、本日はサポートドライバーとして剣山スーパー林道日帰り弾丸ツーリングのために3:30ごろ堺を出発。阪神高速-神戸淡路鳴門道-徳島道を経て、山中に入る前にコンビニのある最後の集落、国道438号線に沿いの神山町に6:35到着。渋滞がなければ途中で朝食を摂っても3時間程度で四国山地の麓まで到達できるわけで、思ったより大阪から近い。

神山から数少ない四国山地を横断する車道で、ある国道193号線で四国山中に入っていく。隘路の多いつづら折りの急坂は落ち葉や枯れ枝も多く、車でもかなり大変なルート。標高が上がり風景が開けると、山肌に沿って上り坂が延々と伸びているのがはっきりわかる。なかなか大阪近辺では拝めない風景だが、自転車だったら間違いなく心が萎える。

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そうは行っても車なら身体を痛めつけること無くピークの土須峠(雲早トンネル)を越え、南側へ1.5kmほど下った地点の剣山スーパー林道西コース入口に7:18到達。車から降りると、とにかく寒い。高標高だし、昨日までの季節外れの暖かさの反動もあるが、風が非常に強いのだ。迷っていたが、フリースシャツを持ってきておいて良かった。友人はMTBの組み立てや着替えなどの準備作業。隣の輪行袋は私のTORACLE-COZ 2(CARACLE-COZ DB)だが、もちろんダートの林道を一緒に走るわけではない。ここでは友人の準備のジャマにならないように、一時的に降ろしただけ。

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友人は新車を29インチで組んだこともあり、工具も多めに携行している。リアリジッドながら、29×2.2インチ幅のタイヤは迫力で、見るからに走破性は高そうだ。林道に突入する友人を8:13に見送った。ここから友人が剣山スーパー林道の西側出口を抜けてくるまでは時間が空くが、午前中は万一のトラブルに備えてエスケープルートになる県道295号線にアクセスしやすい場所にいる必要がある。

大釜の滝や大轟の滝を見物しながら国道193号線を下り、県道295号線との分岐に向かったが、一気に高度を下げるつづら折りは凄まじく、自転車で土須峠を上り返す考えは消えた。林道の西側出口に移動するためには時間的に厳しいし、消耗して帰路の運転に差し支えると予想された。

そこで、国道193号線から県道295号線に入ってすぐの四季美谷温泉付近に車をデポし、坂州木頭川沿いに遡るポタリングをすることにした。高度は違うが友人と並走するのも面白いし、友人にトラブルがあっても短時間で車に戻って救出活動ができるだろう。

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9:30頃に四季美谷温泉の入口近くに車を駐め、TORACLE-COZ 2を専用輪行袋(トレバッグCOZ)から取り出す。

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風はまだ強いが、標高が下がって陽が高くなったので、かなり暖かくなった。見上げると、剣山系の山々が目の前に拝める絶景。ここからも出走状態に展開し、着替えをして9:56に出走した。

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出走早々から岩場の多い清流の美しい風景が拝める。ただ、11月の低い太陽はこの時間になっても急峻な谷間の川面まで陽が射さないところが多く、撮影すると暗い印象になる。また、カーブを曲がる度に角度を変えて強風が吹き付け、向かい風の際にペースが上がらない事に加えて、不意の横風にバランスを崩しそうになるのでハンドルをしっかり握って慎重に走る。

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紅葉は盛りを過ぎているようだが、ところどころ見栄えのする風景が残っている。とはいえ、路上に落ち葉や枯れ枝が散乱している箇所が多いので走りにくい区間もある。

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道沿いには小規模ながら滝も多い。

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大きな岩の転がる清流沿いのごくゆるい上りを遡り続けて7kmほど、前方に川成の集落が見えてきた。このころには、少しずつ風が弱くなって走りやすくなってきた。

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10:32に到達したこの分岐を右折して上っていけば、剣山スーパー林道の川成峠。友人のトラブルに備えた1つ目のエスケープルートだ。友人はほぼ同時刻に川成峠に到着したようで、この数分後に到着を知らせるLINEが届いた。稜線に近いところでは、林道でもところどころ電波が飛んでいるらしい。谷筋を走る私の方も圏外が多い。

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約11km走って、10:49に県道終点の分岐に到達。直前はかなり傾斜がきつくなっていた。

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分岐を右に向かえば、ここからも剣山スーパー林道に到達できる。友人のトラブルに備えた2つめのエスケープルートだ。左に曲がれば平家の落人の集落と伝承される岩倉集落。

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スーパー林道に向かう道は一応舗装されているようだが、落ち葉や土砂が積もり、ほぼダート状態。いずれにしても、友人を迎えるために車で林道西側の出口に移動するために、10:45に折り返すつもりだったがすでに時間をオーバーしている。頃合いなので、ここで引き返すことにした。

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県道終点直前は時間を急いていたし、急坂だったので停車しなかったが、帰路に撮影。これが剣山だろうか、それもとも手前の槍戸山だろうか? はるか上方に小屋や道らしきものが見えるので、あれがスーパー林道なら槍戸山かもしれない。

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帰路は基本的にゆるい下りで、風も弱まって追い風気味だったので、ペースは格段に上がった。陽が高くなって川面に陽が当たる場所も増えたが、絶景が続きすぎて慣れてしまい、ほとんど素通りしてしまった。紅葉の写真を撮ってなかったので、道沿いに紅葉の赤黄と空の青のコントラストが美しかった地点でパチリ。黄色成分の多いTORACLE-COZ が保護色になっている(笑)。

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車を駐めた四季美谷温泉の対岸まで戻ってきた。景観の良い川沿いに建つ第三セクターの温泉施設だが、惜しくも今月いっぱいで休業が決まっている。

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橋で対岸に渡り、車に戻ったのは11:24。道中で1台の自転車と行き合うこともなく、車も数台程度で秘境感満載だった。折り返しが遅れたかと思ったが、結果としては予定していた11:30より早く戻れた。TORACLE-COZ 2の1台だけなので、とりあえず畳まずに車に積み込み、四季美谷温泉の駐車場に駐めて入館した。

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汗をかくほどシャカリキで走ったわけではないが、温泉に入って身体を癒やし、この後に備えた。ジビエ料理が売りだったので昼食もここで摂りたい気持ちもあったが、買い込んだパン類も有ったし、レストランは満席で時間がかかりそう。そろそろ予定していた出発時間なので、これで辞去した。

2001年に旧木沢村からの受託で開業したこの温泉に、少なくともジビエ料理を得意とする今の経営者(兼料理長)の元では、最初で最後の訪問となってしまったのが残念。コロナの影響と従業員不足で指定管理者を撤退することになったとのことだが、次の指定管理者はまだ見つかっていないようで、再開は未定だ。

友人は圏外が続いているのか、その後の連絡はない。連絡が取れない場合は、13:30までに剣山スーパー林道の西側の出口である高の瀬峡に移動し友人の到着に備えることを事前に決めていた。舗装路で高の瀬峡に移動するには、国道195号線経由で大きく迂回しなければならない。ナビでは1時間25分かかるとのことだったので、12時頃に四季美谷温泉を出発し車で移動を開始した。

剣山山麓日帰り弾丸ポタ(後編) [高の瀬峡ポタリング]」に続く

■STRAVA


剣山山麓日帰り弾丸ポタ(前編) [徳島県道295号木沢上那賀線] | ライド | Strava

■Ride with GPS


剣山山麓日帰り弾丸ポタ(前編) [徳島県道295号木沢上那賀線] – でのサイクリング 堺市, 大阪府

■CyclemeterGPS

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CyclemeterGPSの記録
 スタート: 2020/11/21 9:56:31
 自転車完了: 2020/11/21 11:24:44
 バイクタイム: 1:03:37
 停止時間: 0:24:30
 距離: 22.28 km
 平均スピード: 時速 21.02 km/h
 登り: 310 m
 カロリー: 758 kcal
 平均心拍数: 132 bpm
 最大心拍数: 169 bpm
 平均ペダルペース:  66rpm
 最高ペダルペース: 123 rpm
 今月の走行距離:  579
 今年の走行距離: 8302
 先月の走行距離:  854 km
 昨年の走行距離: 9346 km


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