続 パンクとの戦い [リムテープ、チューブ交換]

走行前後と整備中に6回もパンクを繰り返したTORACLE(虎来る號)をどうするか?

今のところ、現実的な方法として考えているのは下記のようなもの。これを複数組合せて採用するつもりだ。

  1. リム交換
  2. 肉厚チューブへの交換
  3. Velocity ベロプラグの採用
  4. 幅広リムテープの装着

161218_131546なかなか幅が合う高圧対応リムテープが見つからない旧仕様のASU製リムから、KINLIN製に変えれば1200km以上パンクゼロの通勤用CARACLE-Sと同じ仕様にできる。その他の対策も含め、この一週間に色々と調達した。

1のリム交換に備えて交換が望ましいアルミニップルはゴールドを入手。これを使用すれば、さらにTORACLEにふさわしいカラーリングにできる。

2のチューブ交換用に、CARACLE-S スポーツパッケージで採用しているパナレーサー製のレギュラータイプチューブを会社から持って帰ってきた。

3のベロプラグも前20個+後24個+予備4個=48個を入手。

4の幅広リムテープはTIOGA製の27mm幅を入手。

その他に、パンクの連続で底をついた薄型パッチを大量に30枚調達。これで30回はパンクできる(違う)。またタイヤパウダーの代用品として基本成分が同じタルクであるベビーパウダーを入手。

161218_132142161218_132305今回はひとまず、2~4の方法を組合せてみる。

タイヤ(パナレーサー ミニッツ・ライト)とチューブ8同 R-Ait)を外すと2種類重ねたリムテープが顔を出す。これだけ重ねても内側からパンクする理由がわからない。

上巻きのリムテープを外して接着式のSTAN’S NO TUBES リムテープも剥がす。

161218_133759Velocity ベロプラグの重量を計測してみたが、前後で使用する44個を合わせても計測最小単位の5gを下回るようだ。これは軽い。

161218_132818ベロプラグをニップルホールに装着していくが、想像していたようなゴム状の素材ではなく、かなり固いプラスチック製で、凹んだカーブに合わず、浮いてしまう。

馴染ませようと強く押し込んだらパキッと端が折れた。止む無く、ほどほどの力で押し込むに留め、少し浮いた状態で妥協した。それでも3個折ってしまった。

161218_141538161218_134648このままだとベロプラグの端がチューブを傷めてしまう可能性もありそうだが、さらにこの上に27mm幅のリムテープを重ねてセット。

このTIOGA製リムテープは意外に重く、1本でも約20gあるようだ。新旧リムの重量差が1本10gしかないので、こんな工夫を重ねる必然性も薄いと言わざるをえない(^_^;)。

161218_135019心配していた通り27mm幅はさすがに広すぎて、リムの内側のサイドまでリムテープが覆うことになった。防御効果は高いだろうが、タイヤの着脱が困難になることが予想される。少し自分でカットして幅を狭くすることも考えているが、キレイに切るのは難しそうだ。

161218_143803161218_143717レギュラータイプチューブは重量65g。これはR-Airの50gと比較して15gの差。

これもバカにできない重量増だが、他社の20インチ(406サイズ)チューブはもっと重いようなので、まだマシというところだろう。

161218_135427チューブにベビーパウダーをまぶし、滑りを良くしてからタイヤをセットする。主な購入理由はパッチを貼付したパンク修理跡がタイヤに貼り付くことを防止するためだが、多少はタイヤセットがしやすくなるようだ。

とは言え、予想通りリムテープがリムとの間に挟まっているのでタイヤが固くてなかなかセットできない。前輪は何とか指だけでビードを押し込んだが、後輪は前輪以上に固くて指だけではどうしてもセットできない。握力もなくなってきたので、やむなく禁じ手のタイヤレバーでビードを押し込んだ。

パンク連発の後なので、ドキドキしながら空気を入れていく。幸い、6気圧以上に上げても、パンクは生じずタイヤは無事に走行可能状態になった。タイヤレバーでチューブを傷めることもなかったようだ。

しばらくは様子見だが、今回の対策でも内側からのパンクが根絶できなければ、やはりリム交換しかない。また、内側パンクを根絶できたとしても、リムの重量差よりパンク対策の方が大きな重量になってしまっている現状は本末転倒。いくら内側を対策しても、当然のことながら外側からのパンクはゼロにはできない。ところが、現状はタイヤの着脱が固くてかなり困難なので、出先でのパンク修理に苦労しそう。

せっかくゴールドニップルも調達したし、いずれにしても機会を見てリム交換をした方が良さそうだ。

 

ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。

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