坂トレ再開 [鍋谷峠往復]
寒さにめっきり弱くなった事もあって、ここ数年冬場の本格的な峠トレーニングは休止している。5月にはスズカエンデューロも迫ってきているし、ノリクラ(全日本マウンテンサイクリングin乗鞍)のエントリーも始まった。先週は台北サイクルショーで走れなかったし、身体がすっかりなまっていることを通勤ライドで痛感していた。これはそろそろしっかり走らねば、と焦る気持ちも出てくる。
そこで今日は久々に近所の友人とトレーニングに出た。1/30のブルベ200kmに一緒に出場したり、自転車以外で顔を合わせる機会はあったが、一緒にトレーニングに出るのは実は今年初めてであることを友人が指摘。ご無沙汰して申し訳ない。
今日は堺の最低気温2度と真冬なみの気温ながら、すでに3月も半ば。日の出も早いし、気温上昇に期待して久々の鍋谷峠へ進路を取った。以前は雪が積もる鍋谷峠に上ったこともあったが、すっかり軟弱になった今年はもちろん初めてだ。夜には雨が降りだす予報だが、朝はまだ晴れ間も多かった。
アプローチでは例によって友人が前を引いたが、着いていくのに必死。脚が回らず、心拍数もなかなか上がらず反応が悪い。苦しいが、アプローチで心肺機能のスイッチを入れておかないと、峠アタックも苦しくなる。
南楽園峠(私称)を超えて和泉市に入り、今日は小川大野トンネルのある新道を越えて父鬼集落へ。しんどかったが、これで心拍数は160以上まで上がるようになってきた。代わりに脚はすでに売り切れてきたが(^_^;)。
新道を通っていると、建設中の国道480号線鍋谷峠トンネルに向かう父鬼バイパスをくぐる。平成28年度の開通を目指して整備が進んでいるとのことだが、自転車乗りとしてはアプローチ道路の交通量増加や旧道となる峠道が荒れることが予想されるので心配だ。
父鬼集落下の温度計の下で定例の小休止(大休止?)。本日の気温は3度だが、日差しがあるせいか体感的にはそれほど寒くはない。
毎度のごとく鍋谷橋からアタック開始。上り始めは身体が思うように動かず、友人に着いていくこともできなかった。やはりトレーニングを休むと、途端に調子は下がる。気持ちの上でももうひとつ闘争心が湧かず、ダラダラと上り続ける。
しかも、シートクランプの締め付けが緩かったせいで、サドルが下がってきた。止まるとタイムロスになるので、しばらくはダンシングで走り続けた。腰痛を患って以来、上りは腰に負担が少ないダンシングを多用しているとはいえ、なかなか苦しい。
それでも、上り続けるうちに徐々に身体がスムーズに動き出した。身体が上り方を思い出した感じだ。そこで、ロードバイクに抜かれたことで、闘争心にもスイッチが入った。まずは友人に先行し、ペースアップ。抜いたロードに追いつくことはできなかったが、ペースを上げたまま走り続け、さらにラストスパートを掛けて鍋谷峠に到着。
心拍数は184までしか上がらず、タイムも30′09″と大台を切れなかったが、大崩せずに峠に到達したのはまずまず。これからもっと精進せねば。
今日はロードバイクが、次から次に鍋谷峠に上がってきた。その多くはグループのようだったが、身体も走り方もかなりの経験者の集まり。でも、ジャージはバラバラ。彼らは何のグループだったんだろう。
友人も数分で上がってきた。父鬼での休止の際もそうだが、台北ショーの報告などで話が尽きず一旦止まると長い。峠もさほど寒くはなかったが、身体が冷えてきたので来た道を下り始めた。今日は家の用事があるので、昼前にもどる必要があり、鍋谷峠ピストン。
峠道は意外なほど車が多く、ゆっくりと下った。それでも道幅いっぱい使って飛ばしてくる車がいて、ひやっとする場面もあった。鍋谷峠トンネルのせいで、このルートの認知度が高まっているのだろうか?
峠を下ってコンビニでまた大休止(汗)。帰宅したのは何だかんだに11時を越えてしまった。もうちょっと長距離走れたかな(^_^;)。いいかげんマジメにトレーニングしなきゃ。
■コースマップ
160313 坂トレ再開 [鍋谷峠往復] – ルートラボ – LatLongLab
■本日の走行記録(自転車)
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2016/03/13 7:14:11
自転車完了: 2016/03/13 11:11:19
バイクタイム: 2:27:05
停止時間: 1:29:58
距離: 52.59 km
平均スピード: 時速 21.45 km/h
登り: 756 m
カロリー: 1723 kcal
平均心拍数: 132 bpm
最大心拍数: 184 bpm
平均ペダルペース: 67 rpm
最高ペダルペース: 129 rpm
今月の走行距離: 210 km
今年の走行距離:1725 km
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