自転車用iPhone防水ケース&バックミラー購入

来週のしまなみ海道ツーリングに備えて、いくつか新アイテムを導入した。


110507_093754まず、iPhone防水ケース。

携帯電話、カメラ、ルートログ記録、マップ機能、foursquareのチェックイン等々、色んな機能を備えたiPhoneを自転車ライドに持ち出すととても便利で楽しい。これまで、カメラ用ケースを流用していたりしたが、防水ケースの必要性を感じていた。

その理由には、もちろん雨に備えてということもあるが、最大の理由は「汗」だ。まもなくヒルクライム時には顔からポタポタと汗が落下する季節がやってくる。iPhoneが露出した状態では、悪影響は必至だろう。

そんな訳で色々物色していたが、結局TOPEAK iPhone DryBagを購入。理由は、実売2000円以下と安く、すでに所持している同社のカメラケースなどと共通のアタッチメントが使用できることだ。ハードケースタイプはどうしても大型化するので、コンパクトなことも気に入っている。ワンタッチで着脱でき、手にとって操作するのにも便利だ。

露出した状態よりは、ちょっと操作性と視認性が落ちるが、充分に使用できる。これで、夏場も安心だ。


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もう一つはバックミラー。

サイドバッグを付けて集団走行をしていたので、学生時代にもバックミラーを使用していた。その経験からバックミラーの有用性は理解していたが、軽装で独りで走る分には無くても不自由はないので、ここ十数年使用していなかった。

ところが、昨年のビワイチ(琵琶湖一周)で、集団走行時のバックミラーの必要性を痛感した。後方確認時にはどうしても走行ラインがふらつく。細タイヤで、交通量の多い道路を走っていると、そうそう後を振り向けない。気が付くと後続と離れてしまっている、ということが何度もあった。私は右目の視力が低いので、後方を見るときには左目で視認できるように、大きく振り返るので、余計にふらつく。

ところが、現在出回っているバックミラーは高価なものやスポーツバイクにそぐわないものばかりで、なかなか手ごろなモノがない。3月の台北出張時に現地の自転車店で、学生時代に愛用していたこのキャットアイ製ミラーを発見。即、購入した。日本ではここ十数年見かけたことがないので、恐らく廃番になっているのだろう。これもデッドストックかと思ったが、新しいロゴプリントが入っており、現地では普通に流通しているようなので、どうやら海外向けには生産を続けているようだ。

このミラーの長所は、まずドロップハンドルの先端に付けるので、面積が大きく見やすいのにジャマにならないこと。横に張り出すので視認性も優れている。次に、不要なときにはミラー部分だけ外せるが、基部が小さいので外してしまえば普通のエンドキャップと区別がつかないこと。また、転倒したときなどにはミラー部分だけが外れるので破損しにくいこと。容易に角度変更や調整ができるので、壁に立てかけるときにも不自由がない。そして何より、安価であること。

なかなか優れた商品だと思うのだが、日本では売れなくなってしまったのだろうか? 何度も転倒を繰り返すとさすがに破損してしまうことや、ナロータイヤでは振動で見づらいといった欠点はあるが、1000円以下(だったと思う)という当時の価格設定であれば、素晴らしくコストパフォーマンスの高い商品と言えるだろう。個人的には国内でも復活させてほしい商品だ。

しまなみ海道ツーリングも迫ってきたので、今回取り付けてトレーニングライドをして見たが、いちいち振り返らなくても後方から迫る自動車の状況(車種、速度等)がわかるので、やはり便利。面積が大きいので、高圧ナロータイヤの振動でも後ろの状況は充分把握できる。あらためてバックミラーの有効性を実感した。


今回取り上げた2つのアイテムは、仕事上ライバルブランドだが、残念ながら勤務先の商品だけでは自転車ライドは成り立たない(^^;。自分の自転車生活を便利にするアイテムは、他社製でもこだわらずに採用しているし、採用していくつもりだ。

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これまでのコメント

  1. […]  しばらく前から装着している勤務先で最近販売を始めたバックミラー。以前使用していたキャットアイのミラー(台湾で入手した国内廃番品)はミラー径が大きく湾曲率も低いためとても見やすいのだが、ダウンヒルの振動や風圧で角度が変わってしまうことがあった。それと比べるとこのミラーは小型で軽量なせいか振動に強く、荒れた道のダウンヒルでも動かない。ミラー径が小さい分、比較すれば見づらいが、スポーツバイクで使うにはもっとも実用的なサイズかもしれない。今のところかなり気に入っている。 […]

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