濡れ残る 峠の道に 蝸牛 [鍋谷峠往復]

 今日はパンクで中断となった先週のリベンジ。CARACLE-Sの鍋谷峠初挑戦だ。

 なかなかタイミングが合わなかったが、今日は久々に近所の友人も同行。6:30に集合したが、久しぶりなのでちょっと話し込み、スタートが遅れた。連れ立ってスタートし、一路通い慣れた鍋谷峠へ向かう。

150613_070624 先週、耕したり水を張ったりしていた水田が多かったが、今日見るとほぼ田植えが終わっていた。まだ稲穂が小さいので水面に空が映り美しい。数日前に会社からの帰りに、夜景を写している水田を見て浮かんだ句。

「早苗田の 水面華やぐ 家明かり」

150613_073536 さすがに下りではロードバイクの友人に差を付けられることもあったが、CARACLE-Sは小径車としては走行性能が高い。平地や上りの巡航走行では友人についていくこともさほど苦労ではなかった。

 行く手の鍋谷峠方面は青空。とは言え、朝から蒸し暑く、気持ちが良いとは言いきれない天気だ。

150613_074152 毎度のごとく、父鬼集落下の温度計の前で小休止。気温はすでに20度。毎年5~6月に悩まされる体調不良はかなりマシになり、そろそろ復調傾向。とは言え本格的な峠トレーニングは3週間ぶりなので、結構消耗した。CARACLE-Sの走行自体は意外に違和感がない。

150613_074312 私のCARACLE-Sは、いくつかカスマイズを加えている。ハンドルをマルチポジションバーに換装して前傾姿勢を可能にし、タイヤを1.25サイズにナロー化、サドルをスポーツタイプに交換し、SPDペダルにするなどの変更に加え、テレスコピックタイプのシートポストの試作品も装着している。今日のライドはこの試作品のテストのためにCARACLE-Sで出走したのだ(DNFに終わった先週もだが)。

150613_080000 いつものように製材所前の鍋谷橋からアタックを開始した我々を、カタツムリが見送ってくれた。昨日の朝には雨が上がっていたが、このところ雨が続いたせいだろう。峠道には路面に水が流れているところもあった。

 CARACLE-Sでのヒルクライムは紀見峠などで経験済みだが、SPDで足を固めてマルチポジションバーで前傾姿勢を取れば、まずまず不満なく上ることができる。ギアはノーマル仕様のままだが、鍋谷峠程度ならロー側を使い切ることもなかった。路面の荒れには小径車はやや弱いので注意が必要。

150613_083356 今日は心拍計の調子が悪く、客観的な負荷はわからなかった。体感的にはペースがやや遅いように感じていたが、鍋谷峠に到着するとタイムは29′39″。これには驚いた。過去三回の記録は30′20″(04/12)、30′31″(05/05)、30′47″(05/13)といずれも30分超えだった。数年前に出した27分台に比べるとまだまだだが、猛虎四號を上回る今年最短の記録た。

150613_083548 3週間ぶりとブランクが開いていたし、身体が軽いというほど調子が良いわけではなかった。にも関わらず、折りたたみ自転車のCARACLE-Sで猛虎四號を上回る結果が出たことは、自社商品ながら意外だった。

 今日の鍋谷峠には次々自転車が上がってきた。私と友人はまたも話が尽きず、峠で約40分大休止。和歌山方面に下りてさらに遠出をする友人と別れて、私は大阪側に引き返し始めた。

 ところが、下る途中で小休止していると、さっき別れた友人が下ってきた。Di2のバッテリー残量が少ないので、念のため引き返すとのこと。そんな訳で帰路もふたり旅。

 とは言え、下りではホイール系の大きなロードバイクにアドバンテージがある。引き離されては車の行き違いで止められた友人に追いつく展開が続いた。今日は自転車だけでなく、車の交通量も多かった。

 10:30過ぎには帰宅。久々の峠トレーニングで結構疲れたが、CARACLE-Sのヒルクライム能力が高いことを確認できた収穫の大きいライドだった。

 

■コースマップ

・ルートラボ http://yahoo.jp/CmukxU

 

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2015/06/13 6:43:11
 自転車完了: 2015/06/13 10:36:48
 バイクタイム: 2:24:33
 停止時間: 1:28:56
 距離: 51.97 km
 平均スピード: 時速 21.57 km/h
 登り: 626 m
 カロリー: 1153 kcal
 平均心拍数:     bpm
 最大心拍数:     bpm
 平均ペダルペース:    rpm
 最高ペダルペース:    rpm
 今月の走行距離:  270 km
 今年の走行距離: 2806 km

 

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