2014ノリクラ参戦記・受付日

140906_103352 今年もは「ノリクラ」こと「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」の本番がやってきた。6/28に大腿骨を骨折してから2ヶ月余り、ノリクラ出場を目標に頑張ってきたお陰で近隣の峠を上れるくらいに回復した。規格外の標高差を誇るノリクラを完走できるのか、不安は有ったがやれるだけやる気持ちで現地に向かった。

140906_121546 早朝5時に友人と2人で堺を出発したものの、恵那で和菓子屋に寄ったり、馬籠宿を見物したり、木曽福島で老舗のそばを頂いたりと寄り道したので、受付会場である乗鞍観光センター駐車場に到着したのは14時半過ぎ。

 薮原から県道26号線を通るのは例年通りだが、今年は上高地乗鞍スーパー林道を経由して、乗鞍入りした。昨年は通行止めだったが、今年は通行可。近道だし車が混みあう奈川渡ダム付近を回避できるルートだ。2008年から無料化されていたのに気付くのが遅れた。

140906_143701 湯けむり館前の駐車場に運よく空きがあったので車を止め、会場に入ると例年同様の賑い。業者の出店や、ステージではイベントも行っている。

140906_144030 受付でゼッケン、計測タグ等を受け取り、近くのテントで参加記念品も受け取る。今年のゼッケンナンバーは「2379」。語呂合わせは「兄さん泣く」(^_^;)。

140906_144218 受付後は出店テントを冷やかす。トレックのテントでは、5kgを切るロードバイクとして今話題の「エモンダ」が展示されていた。まさにヒルクライム向けの自転車だが、4.9kgの最上級モデルSLR10は159万円とのことで、貧乏人に縁はない。試乗車として置かれていた下位グレード(7~8kg台)を持ち上げてみたが、ここまでくると猛虎四號の最軽量状態と大して変わらないので、さほどのインパクトは受けなかった。

140906_144838 即売会を行っているテントを覗いて、半袖ジャージ(1500円)、グローブ(1000円)、アームウォーマー(1500円)、バーテープ(500円)をゲット。微妙な色合いやサイズを確認した上で格安商品が入手できるのが、レース会場のありがたさ。本当は、ウィンドブレーカーとソックスが欲しかったが、黄色系の安いものがなかった。基本、カラーと価格が最重要。

140906_152514 番所大滝近く居の定宿「寿家」に下ると、すでに多くの仲間達が集まっていた。

140906_152518 核になるのは東西のサイクリングクラブ出身者の縁だが、卒業後の友人や家族を巻き込んで、もはや「何の団体?」と聞かれても即答できない。一言なら「ノリクラで寿家に泊まる仲間」としか、言いようがない。

140906_155852 まずは自転車を車から下ろして、組み立てる。iPhone用のホルダーを忘れてきたりとトラブルもあったが、荒天に備えて防水仕様のボルダーをもうひとつ持ってきていたので、事なきを得た。応援旗やスピーカーを装着して出走準備はほぼ完了。

140906_161024 自転車の用意が済んだら、ウェア等の準備。ゼッケンを装着したり、防寒着等の預け荷物をパッキングしたり・・・。それが済んだら、15時台にはすでに始まっていた壮行会(?)に参加。

 まずは快気祝いに、とみわっちさんから清酒タイガースを手渡される。何とかノリクラに出場する所までこぎ着けた実感の湧くありがたい心遣いだ。

140906_164520 清酒タイガース以外にも、日本酒の紙パックやワインなどが並び、どう見てもレース前日の風景とは思えない。

140906_165448 こんなに酒ばっかりで、大量に残るんじゃないか? と心配していたが、「房総兄弟社」のメンバーの勢いもあって、例年をはるかに上回るペースでお酒が減っていく。

 房総兄弟社は私の所属していた日大経済サイクリングアソシエイターの2代上の先輩方を中心とする集まり。名前の通り房総半島を主な活動領域として、元々はマウンテンバイクによる手掘りトンネルの探索を中心に行っていたが、最近はロードバイクにも活動範囲を広げ、ヒルクライムにも参戦。マラソンやトレイルランをしているメンバーもいるという活動的な団体だ。

 2年ぶりに参加のN林さん、Hさんに加え、元主将のS川さんも初参戦。コアメンバーが全員参加して破壊力はバツグン。ランの後に厳しい反省会(?)を必須とする団体だけあって、私も夕食前からしたたかに飲まされた。

140906_180830 すっかり出来上がり、18時から夕食。引き続き、宴会のノリが継続するが、テレビで天気予報が始まるとシ~ンとして一同注目。

140906_185610 「熱帯低気圧が近付いており~」、「長野中部50%」といった予報が流れる度にどよめきと失笑。山ではさらに雨の可能性が高いことを皆わかっている。

 悔いのないように、というわけでもないだろうが、夕食後も前夜祭(?)で盛り上がる。

140906_194340 今回は30人近くで完全貸切ということもあって、他のお客さんへの遠慮も何もない。日大応援歌「日大節」の放歌など、もう完全に乱痴気騒ぎ。

 さすがに一次会は21時半頃に終わったようだが、そのころには私はすっかり酩酊。明日に備えることも忘れて二次会会場に着いて行き、またしばらく呑んだくれた。

 目標が「タイム更新」から「完走」に変わっただけで、前日の気分はすっかり変わる(^_^;)。「お前、(酔っ払いすぎて)声大っきくなってきたからもう寝ろ」と強制退場(心遣い?)を命じられ、崩れ落ちるように就寝。

 あとで聞くと、酩酊者は私だけでなく、大変な修羅場があったそうだ(笑)。完全に学生時代のノリで、どう考えてもレース前夜の宿の風景とは思えない・・・。こんな 楽しい 場違いな宴会はかつてなかった。近年は端からエントリーすらしないメンバーもおり、乗鞍に集まる目的が変わりつつある(^_^;)。

2014ノリクラ参戦記・走行日」に続く。[作成中]

 

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