2017ノリクラ参戦記・走行日

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2017ノリクラ参戦記・受付日」よりの続き

170827_045002今年もやってきましたノリクラ本番。4時に起床して準備を開始。昨夜の壮行会の酒量はやや多めだったが、体調はまずまず。TORACLE(虎来る號)の準備のために寿家さんの外に出ると、すでにnorikura1059さんとO関さんがローラーでアップ中。

170827_045018飲料を入れたボトルをセットし、タイヤに規定気圧ギリギリまでエアーを補充してTORACLEの準備は万全。

西の空はまだ暗いのに、乗鞍岳は星空の下にくっきり浮き上がり、しっかり晴れていることがわかる。こんなことは珍しい。放射冷却で気温は下がり、乗鞍高原の最低気温は8度とのこと。かなり寒いので、格好に悩むところ。

170827_0507145時から朝食。食べ過ぎると競技中に吐きそうになるので、ご飯のお代わりはせずに一杯だけに抑える。2組ほど別のお客さんがいるが、残りの約30名は毎年この寿家さんにお世話になる仲間たちだ。

170827_055108荷物預かりが6:30までなので、6時前には多くのメンバーが宿の外に出てくる。CARACLE-S発売元、テック・ワンの従業員で構成するチームCARACLEの4人も出走準備完了。

170827_055132同宿の参加者は三々五々スタート地点に向かって出発して行く。宿を出発する時からこれだけくっきり乗鞍岳が見えるのは珍しい。

170827_061300我々も6時前には出発し、いがやスキー場付近を上る間道を上っていく。序盤平坦-中盤急坂-終盤平坦というルートはアップにちょうど良い?

6:15ごろにスタート会場に到着。防寒着や工具、軽食を入れたディパックを荷物運搬のバスに預けた。

170827_061412ここで気付いたのが、このホイール預かり車。これまでもヒルクライム決戦仕様の超軽量ホイールで無理に下山して事故に繋がった例は多いだろうし、一般荷物と一緒に下山用ホイールを預けている参加者も見かけた。下山時には交換で決戦ホイールを預かってくれるとのこと。背中にホイールを背負っている姿もよく見かけていたので、それはそれで危険だっただろう。最善の結果と事故防止を両立したい方には、ありがたいサービスだろう。

170827_062344スタート会場は多くの参加者でごった返しており、6:30から開会式。今日の天気ではDNS(出走断念)も少ないだろう。

170827_063758チームCARACLEメンバーとクラスが違うこともあってしばらくはぐれていたが、その間にテレビカメラ(長野放送?)の取材を受けたそうだ。うーむ、もったいないことをした。

170827_072836まあ、私だけチームジャージも纏わず虎装束なので、バチが当たったのか?

目立つ格好をしているので、多くの参加者に声を掛けてもらえるが、一昨年のクラス優勝者、河合さんともご挨拶。この後、上っている途中にスパッと追い越されましたが、今年もブログ記事にしていただきました。

7:00にチャンピオンクラスが真っ先にスタート。今年のチャンピオンクラスはグロス計測というアナウンスがあったので、スタートの号砲と同時にタイム計測開始ということなのだろう。ここ数年、全クラスがネット計測(各参加者がスタートラインを通過した時点からゴールラインを通過するまでを計測)となっていたが、お陰で真っ先にゴールした選手が優勝とは限らないという状況が生じていた。

我々のような年代別クラスはどちらにしても数グループに別れるし、一斉スタートだった以前は、有利なスタート位置を確保しようとしてトラブルも生じていた。人数が少なく、レベルの高いライダーが集まるチャンピオンクラスなら、見た目の順位と一致するグロス計測の方が良いという判断だろう。

170827_074032続いて女子や30歳以下のクラスが順次スタート。T田さんやN岡さんも7:10にスタートしていった。その後は年齢の上のクラスからスタート。私の男子E(46~50歳)は、今年から5歳刻みに分けられたといっても761名の大所帯。3回に分けてのスタートとなる。

スタッフの案内でスタート地点に向かうと、快晴の空の下にこれから上る乗鞍岳がくっきり浮き上がっている。ゴール地点まではっきり見えるので、励みになるような、嫌になるような(^_^;)。

170827_074220みわっちさんとスタート準備。スタートが近づき周囲の緊張感は高まっていくが、私自身は昨年目標を達成したので、例年比べて気楽なスタート待機。見送りのパワードSさんにカメラを渡して撮影してもらった。

170827_074324700Cでも長年破れなかった90分の壁を、昨年20インチ折りたたみ自転車のCARACLE-Sで突破した。これは、自社商品の性能を証明しつつ自分の目標も果たすという、二重に嬉しい出来事だった。

とは言え、さらなる記録向上を目指すには、年齢的にもそろそろキツい。今年はこれ以上の記録更新を諦め、この夏もツーリングやポタリングに力を入れて、ヒルクライムトレーニングを減らしていた。結果は端っから期待していなかったが、先週の鍋谷峠でなぜか過去最高記録が出てしまったので、少なくとも途中までは一応マジメに走ることにした。

170827_085002_ak7:47、我々の一般男子E第2グループがスタート。友人たちが見送ってくれるというので、左側を走る。スタート直後の勇姿を撮影してくれた。

170827_081209_wa私達のさらに25分後、8:12にF永さんの一般男子C第1グループもスタート。

一般男子Cは3グループあり、8:24が最終のスタート。1時間半近くをかけて、4000名を超えると思われる出場者のスタートが完了した。

序盤は周囲に煽られて飛ばしてしまいがちだが、イーブンペースで最後まで走りきるために意識してペースを抑える。具体的には心拍数は170bpm以下に抑えることを意識した。ついつい175bpmくらいまでは上がってしまい、はやる気持ちを抑えて170bpm付近まで落とすことを繰り返す。

170827_080933体重増で身体は重いが、体調はそう悪くないので少しずつ心拍数を上げていき170~175bpmに収めることを意識する。iPhoneのアプリCyclemeterは過去に記録と現在位置の比較ができるのだが、昨年のペースよりやや先行しているように表示されていた。ただし、もっと以前の(短縮コース)のペースには遅れている。

飛ばし過ぎかとも思ったが、感覚的には逆に速度が遅いように感じるので、何らかの計測誤差も疑った。昨年は終盤までほとんど同じペースで走っていたガルパンジャージの方に、今年はスパッと抜かれた。抜かれざまに「去年はずっと一緒だったのに、今年はどうしたんですか?」と尋ねられ、やはりペースが遅いのかと感じ出した、とにかく心拍数を基準に走り続けた。

晴天下のヒルクライムは気持ちがいいが、気温はかなり上がったようだ。汗が滴るので、iPhoneに防水カバーを掛けていなかったことを悔やんだ。

CP1到着は8:12。25分前後のタイムは昨年と大差はないようだ。毎度のごとく、ペースダウンや事故につながりやすい給水所からは離れて通過。このためにボトルを装着して走っている。

ここからCP2まではつづら折りの急坂が連続する。昨年はなんとか回せたリア25Tギアが今年はキツい。やはりこんなところで体重増が影響してくるようだ。高ケイデンスが維持できずに重踏みになり、心拍数も一定範囲に収められなくなった。

緩斜面になったところで必死で脚を回すが、追い込みすぎて脇腹痛の気配が出てきた。ノリクラ本番で度々悩まされる脇腹痛は、トレーニングではまず出ないので対処が難しい。本番ではいつも以上に追い込んでいるということなのか、高地の低酸素のせいか? 原因は定かではないが、今年もストレッチやマッサージを入念にしてスタートし、心拍数を上げすぎないことを意識していた。焦って追い込みすぎたようなので、慌ててペースダウン。心肺や脚力的にもう少し追い込めるだけに残念。

脇腹痛を悪化させないようにいなしながら走り続けるうちに、norikura1059さん、ハスタさんといった同宿の若手の仲間たちに抜かれ、逆に年長者を抜いていく。

CP2到着は8:52。65分のタイムは昨年より約1分半遅い。この時点で記録更新の目はほぼ消えた。落胆しながらも、とりあえずは気を抜かずに上り続けた。CP2より上は森林限界を突破して高木が消え、一気に風景が開ける。絶景を楽しめる区間なのだが、酸素が薄くなって非常に苦しく、景色どころではない。人によっては酸素不足はほとんど感じないそうだが、私は血中ヘモグロビン量が低いせいか終盤は毎年フラフラだ。

重踏みを続けて力の入らなくなった脚が苦しいが、体重を落とし込んでなんとか上り続ける。ゴール前数キロは地獄の苦しみで、ジワリジワリとしかゴールが近づいてこない。それでも大雪渓付近ではたくさんのギャラリーに「阪神ガンバレ!」応援していただき、最後の力をもらった。手を挙げる余裕もなかったのが申し訳なかった。

最終練習の鍋谷峠でもお会いしたWさんが下山してきたので、すれ違いざまに息も絶え絶えで挨拶。Wさんは57分11秒という別次元のタイムでチャンピオンクラス9位に入り、一桁順位復帰。誕生間際のお子さんは、ノリクラが終わるまで待ってくれたようだ。

ようやくゴールが見えてきたが、ここで90分を超過。記録更新は完全になくなった。となれば、後は「目立つこと」が優先ミッション。ゴール直線は道路が狭くなっているが、なるべくゴールに近くて他の参加者のじゃまにならずに停車できるところはないかと探しながら走る。

170827_092016と、昨日ご挨拶した悪魔おじさんが「ゴールまで100m」の看板の前で参加者を励まして(?)いた。看板の前後なら元々ある設置物なので、じゃまにはならない。ここだっ、と看板の後ろで停車。

何をするかというと、ノリクラを上れる折りたたみ自転車というアピール。ここでCARACLE-Sを折りたたんでゴールするのだ。ただでさえカスタマイズを加えて折りたたみが複雑になっているところに、酸欠で頭が回らず折りたたみに手間取る。

荒い息で作業中に「これは何をしているんですか?」と心底不思議そうにテレビカメラを抱えたスタッフの取材を受けたのは、ラッキー。悪魔おじさんを撮っていたら、変なやつが現れたというところだろう。

170827_092442折りたたみが完了したら、抱えて100メートルを歩き(走る余力無し!)、ゴールラインをまたいだ。折りたたみ作業と歩きで3~4分ほどロスしただろうか、公式タイムは1:35:57だった。ゴールを過ぎたところでもカメラマンの取材を受け、私のカメラでも撮影してくれた。

記録更新はできなかったが、コミックエントリーは成功したというところ。

170827_092744さて休憩場所まで進もう、としたところにH川さんゴール。

170827_092758続いてむらよしさんもゴール。

今年はややタイムを落としたとは言え、スチールランドナーで1時間21分はご立派。

170827_093424真っ先にゴールしたT田さんが手を振って出迎えてくれた。昨年はCARACLE-Sで出場して1:16:15という驚異的なタイムだったが、今回はカーボン製の20インチWO(451)の試作車で出場して、さらにタイムを短縮。1:13:40でゴール。1分35秒の短縮だったが、途中で落とし物をして引き返したとのことで、それがなければもう1分ほど早かっただろうとのこと。

170827_093554ゴール地点の畳平が参加者で溢れているのは毎年のことながら、今年は10年に一度というレベルの絶景。

170827_093856乗鞍岳を形成する周辺の山々はもちろん、北八ヶ岳連峰まで青空の下に見渡せる。

170827_094714折りたたみ状態のTORACLE(虎来る號)も北八ヶ岳連峰をバックにパチリ。ちょうどよい具合に応援旗が翻った……というのはウソで、十数枚撮影してマシなのがこの一枚だった。

T田さんのご両親が岐阜側から応援に上がってきてくれており、差し入れの果物や飲料がとてもありがたかった。

170827_094944CP2を越えてからは苦しかった、と言いながらもN岡さんは初参加にして1:31:22の好タイム。CARACLE-Sの走行性能を実証してくれた。初参加からこの天気は運がいい。

170827_095230170827_095959仲間たちが 次々とゴールしてくるが、みんな笑顔だ。上っている間は苦しいが、この景色を見れば苦労して上ってきた甲斐があるというもの。

170827_101228ブロンプトンの方にも再会。変速数が少なく、重量もかさむブロンプトンでの登頂はご立派。

170827_102058到着が遅くて心配していたF永さんも、ようやくゴール。途中で足が攣って休んでいたとのこと。リタイヤしようと思ったがこちらの電話が圏外で通じないので、仕方なしに上ってきたらしい。

スズカエンデューロでチーム最速ラップを叩き出したスプリンターのF永さんだが、「やっぱり、上りは嫌いですわ」とのこと。アルミ製20インチWO(451)試作車で挑んだ今回はタイム的には残念だったが、絶景の晴天は晴れ男のF永さんのお陰。感謝感謝だ。

170827_102438昨年F永さんが参加するまでは、荒天で3年連続コース短縮だった。晴れ女の妻やF永さんを同伴すると100%晴れで、雨男の私だけが参加すると70%雨が降るというデータが残っているので、来年も是非ご参加いただきたい。

170827_103120これでチームCARACLEの4台の参加車が揃った。折りたたみ自転車は重量的には不利になるが、特にヒルクライムで充分にロードバイクと張り合えることは、我々のタイムで実証できただろう。

170827_103724同宿のメンバーもほとんどゴールしたのでそろそろ下る準備を……と思ったら、N岡さんの後輪にパンク神が降臨していた(笑)。

このところ関東方面の仲間内で活躍していたパンク神だが、「このまま関西にお持ち帰りください」「いや丁重にお断りします」とのやり取りもお約束。何はともあれ、上りでなかったのは幸い。

170827_110427_ts今年はゴールの畳平もさほど寒くなく、防寒着も不要なほど。上ったままの格好で下っていく参加者もいたが、一枚羽織っておいた方が寒くない。そんな訳でチームCARACLEの3人は揃いのウィンドブレーカー。

170827_105556一方私は上りから一枚羽織っているので、そのまま(^_^)。北八ヶ岳連峰をバックに下る前の一枚。

170827_112142ゴールラインを越えてだあ下ろうとしたが、間隔を開けて先導者に従って下るのでしばし待機。でも、それがありがたいような絶景が眼下に広がっている。上りでは見る余裕がなかった。

170827_113154今年はかなり大きな大雪渓の前で恒例の記念撮影。今年は三脚を忘れて、私のカメラに私は写っていない。

ここから本格的に下り始めるが、何しろ長い。下りが楽しいのは最初のうちだけで、だんだん苦しくなってくる。

170827_113532前傾姿勢に疲れて途中でハンドル長を上げたが、簡単に調整できるのは折りたたみ自転車の良さだ。

N岡さんは初めての絶景に、しばしば止まって撮影を繰り返しながら下っていた。こんな景色は10年に1回くらいしか拝めないので、撮影しておくに越したことはない。

170827_1226181時間以上の長いダウンヒルを終えて、12:30前にようやくスタート地点に戻ってきた。参加証をもらって、タイムを確認。リンゴの振る舞いをいただいたが、後で聞くとバームクーヘンもあったらしい?

170827_124844帰路が長いのでできるだけ早めに寿屋に戻ったが、それでも13時近くになった。4台のCARACLEを車に積み込んで、入浴と昼食。すでにももに筋肉痛が生じており、今日は重踏みで負担をかけたことを実感。

170827_135754お疲れ様のチームCARACLE4名。今年も無事に終わってやれやれ。天気が最高だったので満足度の高い年だった。

170827_141232そして同宿の仲間たちと記念撮影。来年も30名近い仲間が集まることになるだろう。

170827_141724仲間の見送りを受けて帰路についた。今回はもう一泊していく仲間も数名いた。私も家族を連れて後泊したことがあったが、自転車以外の乗鞍をじっくり味わうのも楽しいものだ。

帰路に確認するとチャリダー★出演の坂バカ俳優猪野学氏は、今年チャンピオンクラスに出場していた。タイムは1:12:36と、昨年よりいう3分26秒も縮めてきた。T田さんの差は1分4秒だったので、落とし物のタイムロスがなければいい勝負だったと思われ、ちょっと残念。

また長い道のりで大阪に向かい、仲間を送って帰宅したのは22:30頃だった。もう一台の関西組は最終的に日付をまたいだようだし、関東方面も大渋滞で大変だったようだ。行き帰りは大変だが、やっぱりまた行きたくなるのがノリクラだ。そろそろタイム短縮を追求するのはやめるつもりなので、来年こそは景色を楽しみながらのんびり上ってみようか? また、たくさんの方と再開できることを楽しみにしている。

 

■これまでのノリクラリザルト

タイム

備考

2001 1:43:57  
2002 1:35:17  
2003 中止  
2004 1:40:07  
2005 1:35:15  
2006 1:40前後  
2007 1:45:30  
2008 1:32:22  
2009 1:32:50  
2010 1:31:43  
2011 1:31:20  
2012 1:30:23  
2013 1:03:00 コース短縮(位ヶ原山荘ゴール)
2014 1:27:05 コース短縮(大雪渓ゴール)
2015 0:28:02 コース短縮(三本滝ゴール)
2016 1:29:33  
2017 1:35:57 ゴール前で折りたたみデモンストレーション

 

■コースマップ

 
・ルートラボ http://yahoo.jp/sUiA6N

 

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2017/08/27 7:47:27
 自転車完了: 2017/08/27 9:23:58
 バイクタイム: 1:36:27
 停止時間: 0:00:00
 距離: 20.14 km
 平均スピード: 時速 12.53 km/h
 登り: 1196 m
 カロリー: 1674 kcal
 平均心拍数: 169 bpm
 最大心拍数: 179 bpm
 平均ペダルペース:  69 rpm
 最高ペダルペース: 115 rpm

 

■本日のフォトアルバム

※本ブログ、及び下記のフォトアルバム(フォト蔵)に掲載の画像に差し障りがありましたら、ご遠慮なくお知らせください。速やかに対処します。

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