TORACLE(虎来る號) ノリクラ2016決戦仕様 その1

160814_1616258/28にノリクラ本番が迫ってきたが、前週はあまり時間が取れそうにない。そこでお盆休みのうちからTORACLE(虎来る號)を決戦仕様に組み替える作業を進めていた。もっとも、平常仕様もまだ仕上がっているとは言えないのだが・・・。

まずはサドルを交換し(後述)、マッドガードも台座ごと外す。ペダルもシマノPD-A530からより軽量な片面SPDのPD-A600に交換。

160814_162856サスペンション後方のパーツをリアフォークに固定するボルトは、リアのマッドガードを固定するためにステンレスのロングサイズにしていたが、このボルトをチタン製の短いものに交換。

160814_162303今回の目玉はカセットスプロケット。アルミ削り出しのRECON製と交換する。

平常仕様のCS-6700(11-28T)は約225gだが、今回装着する11-25TのRECON製はわずか100g。

スズカエンデューロの際にも採用を試みたが、チャラチャラ音が大きく、変速性能が落ちるので、結局はCS-6700に戻した(正確には11-25Tの別レシオを装着)経緯がある。頻繁に変速しないヒルクライム決戦用ではこの重量差は魅力だ。

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ところが、いざ交換してみると前回に比べて変速性能の低下が少なく、チャラチャラ音もさほどではない。嬉しい誤算ではあるが、なぜだろう? フレームが変わったことが影響するとも思えないし、思い当たる違いはと言えばチェーンがシマノ純正のCN-7901からKMC X10SL ゴールドになっていることくらいか。

ローギアが28Tから25Tになることはちょっと不安だったので、ここしばらく28Tを使わずに峠を上れるか試していた。ローから2段目の24Tでもノリクラより傾斜のキツい鍋谷峠で大きな支障はなかったので、25Tで充分と判断。RECONには11-29Tも会社に転がっていた(?)のだが、できれば軽量でクロスレシオの25Tを使用したいし、チェーン長を変えずに装着できるかの不安もあった。結果としては25Tで問題ないようなので、上々。

160814_155205走行性能向上には関係ないが、ついでに折りたたみ時の接触箇所にプロテクトシールを貼っていった。

まずハンドルポストを折り曲げた際に接触することのあるメインフレーム右前方。

160814_155114160814_155223前フォーク左前面にはハンドルポスト上部を外して折りたたんだ際に下部の先端が接触する。また、自宅での保管時に、ハンドルポスト上部を外さずに折りたたんだ際にブレーキレバー先端も近くに接触する。そこで、この両方をカバーするように長めにシールをカットして貼付。

フレーム折りたたみレバーが接触するメインフレーム下部にもシールを貼付した。

160814_155601CARACLE-S 2015モデルではペダルが折りたたみタイプやQRタイプでなくても、薄型のものならギリギリ折りたためたので、この近辺もプロテクトシールを貼ろうかと思った。しかしながら、ヘッドチューブに台座を設けた2016モデルではクリアランスが厳しそう。

ここは先送りしてノリクラの後に折りたたみ時の前後輪固定マグネットを装着して検証することにしよう。自社オプションのwellgo MG-8 QRD ビンディングペダルの採用を検討する必要があるかもしれない。

160814_174911ちなみに冒頭で触れたサドルは、友人から借用したフィジーク アリオネ(細かいモデル名は不明)。

カーボンレールの超軽量サドルだが、お尻に合うか試させてもらう。これを装着した状態で車重は10.16kg。ボトルケージは1つで良いし、バックミラー、ベル、リフレクター、リキセンカウルのフロントバッグ台座等々を外せるが、これはほんとに直前に行うつもり。シートポストも決戦用の超軽量タイプがあるので、10kg切りは間違いない。

周りのロードバイクは6~7kg台が当たり前という状況なので、まだまだ重量級ではあるが、後は脚力次第というところまでは持ち込めただろう。

[TORACLE(虎来る號) ノリクラ2016決戦仕様 その2]に続く

 

ご注意:本記事は、久行の個人的趣味とテック・ワンの技術検証を兼ねて行っているもので、同様のカスタマイズに対して安全性や耐久性を保証するものではありません(自動車会社のF1やワークスマシンみたいなものと思って下さい)。安全性に問題がなく、ご要望の多いものは純正品に取り入れる可能性もあります。興味のあるパーツや加工については、ご意見をお寄せください。

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