今週も走れない?

【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】

497000899_152 台風だ。どうもこの3連休は全て雨になる可能性が高そう・・・ということで、やむなく今週もプールへ。例によって1kmぶっ通しで泳いだが、なかなか走れない分、かなり気合いを入れた。水から上がった後、まっすぐ歩けないくらいだったが、これでも実走トレーニングにはとうてい及ばないだろう。台風4号がとっとと過ぎて、7/16(祝)に走れることを祈りたい。
 今回は、少し整備ネタを。
 3~4か月前から走行中に「カリッ、カリッ」という異音がリアハブ(サンツアー SL マイクロライト)から聞こえ出した。てっきりフリー部分の空転機構からの音だと思っていたが、よく聞くとペダルを踏んでいるときにも音が続いているので、これはハブ自体のベアリング部分に問題が生じているようだった。
 「シールドベアリングやからグリスアップはできへん。交換もしたことがないし、スペアのベアリングの入手も難しいやろう。フリー部もボロボロやし、これはハブごと交換やな」と判断していたが、ホイールの組み直しの手間がかかることから先延ばしにしていた。
 とはいえ、そろそろ乗鞍本番も近づいてきたので、先々週の実走トレーニング後、リアハブをいじりだした。
 発売当時の1990年代始めには画期的だった軽合金製のフリーボディー部を備えたフリーハブだが、13~14年使い続けたためスチールのコグに負けてフリーボディー部がかなり削れている。いずれコグが固定できなくなりそうだったので、シャフト長が違うSLマイクロライトのデッドストックをヤフオクで入手していた。
 シャフト長が異なるため、今まで使用していたハブのシャフトを新しいハブに移す作業に入ったが、ハブをバラすとフリー側のベアリングはオーソドックスなカップ&コーン式だった。数年グリスアップもしていなかったので、すっかり忘れていた。グリスをふき取ってみたが、特にベアリングやハブの椀に虫食いなどの異状はなかった。ということは、異音の原因は恐らく、反対側のシールドベアリング。こいつを眺めているうちに気が変わった。ホイール組みは面倒だし、コグもまだ何とか固定できてる。先のないサンツアーパーツは大事に使いたいので「取りあえず、ベアリング交換にチャレンジしてみよう」
 実のところ、もらい物のシールドベアリング交換工具(サンツアー純正)があったが、使い方がよく分からなかったのだ。ネットでシールドベアリング交換について調べたら、最近のマビックの完組ホイールで実践したユーザーのブログなんかが参考になった。要はヘッドパーツなんかと一緒で圧入してあるだけ。結局、力まかせということた。
 詳細は割愛するが、久々にハンマーの出番。スペアハブのシールドベアリングを外し、使用中のハブにセット完了。フリーの空転機構部分をオイルアップして、バラ玉のフリー側ベアリングに新しいグリスをくれて組み付け。ホイールを手に持った回してみた限りでは、特に異状はない。あとは実際に長距離走ってみたかったのだが、今のところ2週間連続で試す機会がない。
 外したシールドベアリングの型番を調べてみると「6001」。一般的な規格品で、入手もそう難しくないことがわかった。これまで、シールドベアリングはメンテナンスフリーとはいっても、逆に言えばグリスアップも調整もできないので長期の使用に不安を感じていた。今回、交換がそう難しくないことがわかったのは収穫だった。

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