平地トレ始動? [奈良盆地ロングライド]
ノリクラが達成感のある形で終わり、先週は娘の中学最後の陸上の大会を応援に行ったり、実家に乗鞍土産を持って行ったりと、久々に自転車に乗らない週末を過ごした。
ノリクラの疲れも取れたかと思いきや、今週月曜から久々に強い腰痛が出てきた。直接的には力仕事をしたことがきっかけだが、整骨院で診てもらうと「足から来てます」とのこと。一昨年に大腿骨を骨折した左脚をかばって、右足にばかり体重を掛けていることで、身体のバランスが崩れているらしい。左足の足首から足の裏にかけてテーピングをしてもらうことで、かなり楽に動けるようになった。痛む腰から離れた場所をケアすることで症状が楽になるのだから、人体は不思議だ。
ノリクラが終わって気が緩み、これまでの色んな無理が吹き出してきたのだろう。頑張らなくては結果は出せないが、私も47歳。トレーニングやレース後の回復が年々遅くなり、度々故障も起こしている。走ることは半分仕事でもあり楽しんでもいるが、同時にしんどさも感じるようになってきたというのが正直なところ。
今回のノリクラで長年の目標を達成したことで、気が抜けていることもあるのだろうが、ひたすら成績向上を目指す競技志向の走り方はそろそろ卒業して、原点であるツーリングに戻る日が近づいているのかな、とも思う。とは言え、ひとまずは11月に次のスズカエンデューロが待ち受けている。あと何年続けられるかはわからないが、とりあえずトレーニング再開だ。
今日は近所の友人と連れ立って、6:30過ぎに出走。友人は来週末のセルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝に出場するので、最後の追い込みなのだが、私の腰はかなりマシになったとはいえ万全ではない。激坂は不安だったので、友人には申し訳ないが平地中心のロングライドで勘弁してもらった。
行き先は奈良方面。まずは大阪平野を脱出するべく、ひたすら東に向う。平地を走る分には腰はさほど違和感はないが、脚の方が問題でさっぱり踏めない。軽めのギアでカラカラ回して進むが、当然ペースは上がらない。コース案内で最初は先頭に立ったが、すぐに友人が先頭交代。以降はひたすら友人のお尻を追いかける、いつもの展開(^_^;)。
全く峠なしのロングライドもお尻が痛くなりそうだし、腰の様子も見てみたかったので、国道166号線竹内峠で大阪脱出。
さっぱり脚が回らず、息も上がって苦しい。加えて、TORACLE(虎来る號)が決戦仕様のリアのロー側が25Tのままということもあり、竹内街道(国道166号線旧道)の急坂はやはり腰に負担が掛かる。幸い、強い痛みが出るところまではいかず、何とか上り切った。時刻は7:45頃。
奈良側に下って、国道166号線(竹内街道-横大路)をそのまま東進。高田川をに当って北に進路を変え、後は適当にジグザグと北東に進んでいく。
朝のうちは気温も低く、空は抜けるような青空に筋雲。一週休んでいる間に、一気に秋がやってきた風情だ。今日のような気候に、遠くまで見渡せる奈良盆地を走っていると、とても気持ちがいい。
次第に気温が上がって暑さも感じたが、湿気が少なく不快感が少ない。身体が温まって、徐々に脚も回り出した。
とは言え、友人の前に立つほどパワーが出るわけでもなく、ひたすらお尻を追っかけるコバンザメ状態。
多少道に迷いながら、それも楽しみつつ奈良盆地を北上していき、目標にしていた平城宮跡に9:45頃到達。
今日は開けた大極殿前広場を青空が覆い、とても気持ちのいい景色。ここはやっぱり、TORACLE(虎来る號)と記念撮影。
ひと休憩して10時前に復路スタート。午前中に帰宅するためには急がねば、と追い風の中を気持ちよく飛ばす。
ペースの上がりそうな大きな道を進んできたが、王寺付近の国道25号線はかなりの渋滞していた。大和川沿いに迂回して河川敷を進んでいく。
グイグイ前を引いてくれた友人も、さすがにちょっと疲れて三郷駅前で小休止。昼が近づいて暑くなってきたので、私はガリガリ君を投入。今日は秋らしく梨味。
国道25号線に戻って引き続き大和川沿いに大阪府に戻り、家路を急ぐ。帰宅が正午を越えてしまいそうなので、信号待ちの時にヨメさんにLINEでメッセージを送った。12:10頃には帰宅できるかと思ったが、何かトラブルがあった時に備えて余裕を持たせ、『12:30までには帰れると思う』と一報。
ところが、それから間もなく後輪にグニャという違和感。・・・パンクだ。
ホントにトラブルが起きてしまった(^_^;)。
チューブを交換して再出走し、帰宅したのはホントに12:30頃になってしまった。
腰の具合が気掛かりだったが、結果としては午前中にほぼ100kmを走ることができた。これだけの距離を走ると決戦仕様のフィジーク製アリオネでは、少しお尻に痛みが出た。この程度の距離なら何とかなるが、ロングライドには、もう少し幅が広いサドルが適しているのだろう。CARACLE-S 2015試作車で使用していたVelo製サドルは結構フィットしていたが、TORACLE(虎来る號)に色が合わないし、重量も軽くはない。
猛虎四號に使用している革サドル、ブルックス製スイフト(チタンレール)なら200kmブルベでも痛みを生じないので完璧だが、載せ換えると今度は猛虎四號のサドルをどうするかという問題が生じる。もうひとつ入手するとなると、かなり高価だし、革サドルは慣らすまで時間が掛かる。150gのアリオネと比較すると、スイフトはチタンレールモデルでも390gと、今となっては重量にも差を感じる。
多くの人が悩むところだが、お尻に合う合わないがあるので投資が無駄になる可能性があるので、サドル選びは難しい。
■コースマップ
■本日の走行記録(自転車)
CyclemeterGPSの記録
スタート: 2016/09/10 6:35:08
自転車完了: 2016/09/10 12:36:56
バイクタイム: 4:09:23
停止時間: 1:51:24
距離: 100.30 km
平均スピード: 時速 24.13 km/h
登り: 318 m
カロリー: 2629 kcal
平均心拍数: 124 bpm
最大心拍数: 172 bpm
平均ペダルペース: 70 rpm
最高ペダルペース: 127 rpm
今月の走行距離: 232 km
今年の走行距離: 6207 km
先月の走行距離: 670 km
昨年の走行距離: 7310 km
コメントを残す