大阪府脱出能わず

【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】

 先週のアイススケートはやはりムチャだったようで、持病を抱えた肩や腰にかなり痛みが出た。身動きするのも苦しい痛みに、ひどく悪化させてしまったのではないかと心配していたが、幸い2~3日で急性の痛みはマシになってきた。

 若干の違和感は残るが、今週末は自転車で出かけることにした。例年なら乗鞍に向けてそろそろ本格的なヒルクライムトレーニングを開始する時期だが、今年は四十肩も患っているし、5/8-5/9にビワイチを予定しているので、まだロングライドを続けている。

 4月も半ばを過ぎたというのに、今朝起きると何と東京は雪とのこと。大阪はそこまでいかないが、最低気温はひとけた。昨晩の雨が上がって今日は晴れるとのことだが、山の方は路面がビショビショだろう。雨上がりで空気も澄んでいるだろうし、今日は海が見たくなった。

 そんな訳で、今日は和歌山の加太を目指すことにした。遠出なので、早く出発したかったが、家を出走したのは結局6:40。加太まで行って午前中に帰宅するのは厳しいかとも思ったが、とにかく行けるだけ行ってみることにした。

 まずは府道30号線に出てひたすら南下。R26に出た方がペースが上がるかとも思ったが、幹線道路は走っていてもホントに義務走りで面白くない。府道30号線も交通量が多い道だが、朝はまだマシ。トレーラーなどの超大型車が通らないのも、ありがたい。

 デジカメを取り出して、不調に気づいた。1枚は撮れたようだが、うんともすんとも言わなくなった。バッテリー切れだろうか、昨日電池インジケーターを確認したはずなのだが・・・。レンズが出っぱなしで、ケースに収納もできないので、ウェアにくるんでサドルバッグにつっこんだ。従って、今日の撮影は携帯電話で、枚数も少ない。

100417_073128-1 逆風でペースは20km/h台前半。身体も好調というわけではなく、なかなかペースが上がらない。それでも休まずに平地をひた走っていれば、距離は伸びていく。高石市、和泉市、岸和田市とJR阪和線に沿って南下を続け、貝塚市に入った。この時点で7:30。

 事前に地図を見たときには泉佐野市に入った貝田交差点でY字路を折れ、府道64号線を経由して、R26に出るつもりだったが、先を急ぐあまり府道30号線を進み続けてしまった。しばらくして気付いたが、ここから進路を変えてはかえって時間ロスになりそうなので、そのまま進み続けた。

 初めて通る道だが、交通量が減り、田園風景の中を走る箇所も多い。多少のアップダウンがあるのが難点だが、R26よりは走りやすい。

100417_080922 日根野駅近くからは、りんくうゲートタワーがよく見えた。あの向こうは関西空港だ。

100417_081538-1 樫井川を越えて泉南市に入った。新家交差点で府道30号線は左折の表示だったが、これ以上山側に向かっても仕方ないので、直進。信達大苗代で府道64号線に合流。

100417_082626 古い街並みの細道が続き、旧街道っぽいなあと思っていたら、道端の随所に熊野(小栗)街道の表示が立っている。以前も堺市内の熊野街道を走ったことがあったが、今日も府道30号線「小栗街道」の石柱に気がついていた。先を急ぐので、今日は気に留めていなかったが、熊野街道に沿ったり外れたりしながら南下していたようだ。いつかじっくり辿ってみたいものだが・・・。

 阪南市に入り、府道64号線は和泉鳥取駅のそばで左折して山に向かっていく。熊野街道に沿った道筋で、雄ノ山峠を越えて和歌山へ向かっていくが、今日は海が目的だし時間も無い。左折せずに直進すると府道257号線になるので、そのまま進み続ける。

 道なりに進んでいくとR26バイパスと交差し、R26旧道の鳥取交差点に突き当たる。左折してR26旧道を進むと、海が間近に近づいてくる。が、岬町に入ったところで、すでに9時過ぎ。そろそろ引き返さないと昼までに帰宅できない。

100417_091252 やむなく、先に進むのを諦め、淡輪の海岸に降りた。青い空に青い海。淡路島がハッキリ見える絶景ではあるが、ちょっと物足りない。せめて大阪府を脱出したかった。

100417_092456 ただ引き返すのも味気ないので、できるだけ海岸沿いに走ることにした。淡輪から海岸沿いに東に走ると車は府立青少年海洋センターに塞がれて進めないが、自転車なら通過できる歩道がある。せんなん里海公園の中は気持ちのいい道が続いていて、その一部である箱作海水浴場の先は行き止まり。

 歩道を上って箱作の集落内に入り、箱作駅前でR26に戻った。この先は海沿いの道はないと思っていたからだが、後で地図をよく見ると海岸沿いに細い道があるようだ。いつかまた、通ってみよう。

100417_094912-1 ちょっとだけR26を走り、今度は貝掛交差点で府道250号線に入った。海はあまり見えなかったが、R26よりは走りやすい。尾崎駅前を通過した辺りで、浪花酒造の看板が目に入った。主銘柄「浪花正宗」はモンドセレクション金賞受賞とのことで、チャンスがあれば一度味わってみたいと思っていた。確かこの辺りだよなという期待はあったが、場所をうろ覚えだったので、運がよかった。もっとも、今日は自転車だし先を急ぐので、入口をちらっとのぞいただけ。いつか車で来よう。

 樽井駅付近から、さらに海沿いの府道63号線に入ることも考えたが、ここを進むと帰宅するのにかなり遠回りになる。それと、一度通ったことがあるが、いくつも大きな吊橋を越えるアップダウンがあるので、景色はいいが結構疲れる道だ。初めて通る府道250号線に興味もあったので、そのまま進み続けた。この道は道幅が狭い箇所が多く、カーブも多いが、車が少ないので、R26よりは走りやすい。古い家並みも多く、どうも旧街道らしい雰囲気なので後で調べたら、紀州街道のひとつ、孝子越街道に沿った道らしい。

100417_101726-1 結局、府道250号線を終点、泉佐野市松原1丁目交差点まで全走。続いている道を進むと、関西空港に向かう鉄道や道路の高架をくぐり、大西2丁目交差点で府道63号線に合流した。この交差点からは、りんくうゲートタワーが行きよりずっと大きく見える。

 この府道63号線は路肩に余裕があり、自転車で走りやすい。道幅もあるのでペースが上がる。このまま進み続けたくなるが、今日は急ぐので鶴原駅付近で右折し、南海本線を越えてR26に入った。

 大型車にあおられる幹線道路ではあるが、それだけにペースは上がる。追い風なので30km/h前後のペースで進める。和泉府中駅付近で府道30号線に横すべりして、あとは行きと同じ経路で家路についた。自宅帰着は11:40。一時は厳しいかと思ったが、後半の追い上げで、何とか午前中に帰宅できた。腰や肩も若干痛むが、先週のようにひどいものではない。

 残念ながら、今日は加太までたどり着けなかった。やはり5時間程度ではちょっとムリな計画だったが、R26をメインに経路を取っていれば、ペースが上がってもっと先まで進めたかもしれない。できるだけ、途中経路も楽しみたいが、時間のロスもあるので難しいところだ。

■本日の走行記録(自転車)
 平均心拍数:114(不正確)
 最大心拍数:228(不正確)
 心拍数ターゲットゾーン:131-165
 ターゲットゾーン内時間:01:28:59(不正確)
 ターゲットゾーン以上時間:01:28:59(不正確)
 ターゲットゾーン以下時間:03:19:09(不正確)
 消費カロリー:1860kcal(不正確)
 走行距離: 90.7km
 平均速度:24.2km/h
 最高速度:65.3Km/h
 平均ケイデンス: 92
 最大ケイデンス:113
 計測時間:04:57:23
 走行時間:03:44:12
 累計走行距離:7176.8km(2006年11月より)


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