痛恨の自損事故

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やってしまった・・・。

上り坂で側溝に脱輪して転倒という、言い訳の余地のない自損事故。

120430_091136 4月30日、ノリクラ仲間たちとの伊勢志摩合宿を控えて、みわっちさんが直前練習会の企画を立ててくれた。中部関西地区の4人に、奥さんのご実家が長浜というiwaさんを加えて5人が彦根駅に集合。

120430_095744120430_100706 多賀大社を参拝し、糸切餅をいただくまではよかった。

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その後、鞍掛峠へ向けてR306を上り始め、「峠まで各自のペースで」とばらけたところで飛び出したiwaさんを追い掛けた。一旦先行し、抜き返された大君ケ畑付近。

2日前の鍋谷峠から引き続き、決して調子は良くなかった。とは言え、安全走行が難しいほど調子が悪いのならトップ争いなどしない。しかもつづら折りまで体力を温存しようと一度ペースを落としていたので、余裕はあったはずなのだ。

魔が差したとしか言いようが無いが、ふと気がつくと路肩ギリギリまで寄っていた。慌てて立てなおそうとしたが、時すでに遅く前輪が側溝に脱輪。そのまま転倒して道路上に投げ出された。上りでもあり、スピードは恐らく20km/h未満だったろう。

すぐにiwaさんが気付き、引き返してきてくれた。「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれるが、顔やヒザを始め身体のあちこちの痛みがあり、頭もくらくらして身動きが取れない。

後続の仲間が追いつき、痛みが少し落ち着いたところで仲間の勧めで道路脇に移動。自分で傷の様子を確かめると、鼻の下やあご、ほおなどからかなり出血しており、口の中も切っているようだ。右ひざもかなり痛みがある。それでも、骨が折れたような強烈な痛みはない。代わりに、頭が痛く、ちょうど二日酔いのような気持ち悪い感覚がある。左目の視界も少し霞んでいる。直接頭部を強打したわけではないが、顔を打ち付けたので、脳もショックを受けていたのだろう。

仲間たちが「頭を打っていないか?」「骨が折れていないか?」と気に掛けてくれ、対処を考えてくれていた。仲間に迷惑を掛けることが申し訳なく、「一人で対処するから先に行ってくれ」と言いたいところだが、無理をして事態を深刻化させることもやってはならないことだ。自分の状態を正確に把握して冷静に考えようとするが、気が昂ぶっているし、集中力が続かない。

120430_114206 サムさんが渡してくれたタオルを枕にしばらく寝転がって休んでいると、傷の痛みも頭のふらつきも落ち着いて来た。左目の視界も元に戻った。しかも不思議と自転車には損傷が見当たらない(リムの振れすら生じていない)。とはいえ、傷と頭のふらつきを考えると、予定通りのコースを走ることはとてもできそうにない。一人で引き返すのも正直不安だし、逆の立場なら仲間として怪我人を放置できない。結局は仲間の申し出に従って、ここで今回のツーリングは中断。ひとまず皆で一緒にゆっくりと下って、多賀大社まで引き返した。

多賀大社駅までたどり着いたが、二日酔いのような頭の違和感が強く、これ以上身動きするのがつらい。駅のベンチで寝転がりながらiPhoneで休日診療を行っている病院を探したが、気力が続かない。ぐったりしているうちに仲間が動いてくれ、病院を探し受診の手配までしてくれていた。私はあきひろさんに付き添ってもらいタクシーで豊郷病院へ向かい、滋賀在住のみわっちさんの奥さんは自転車の回収のために車でこちらに向かってくれていた。

豊郷病院で診察を受けたところ、頭部レントゲンやCTに写るような脳の異常は見当たらないので、恐らくは軽い脳震盪だろうとのこと。外傷も、鼻の変形や頬骨の骨折もなく、擦過傷だけだろうとのことだった。とは言え、脳に衝撃が加わっているのは確かなので、念のため一泊入院して経過を観察することを勧められた。診察を受ける間にも徐々に症状は改善していたので迷ったが、まだ大阪まで帰るのはつらいし、念には念を入れて指示に従うことにした。

120430_183859 私の自転車を回収して病院に駆けつけたみわっち夫妻と仲間たちに状況を説明し、あとは自分で始末をするつもりだったが、みわっち夫妻は私の自転車を自宅まで届け、折り返し健康保険証や現金等を持ってきてくれた。大阪で水泳の大会に出ている息子さんを迎えるついでとのことだったが、それは私に気を遣わせないための配慮だったようで、結局息子さんは他の方の車で送ってもらったとのこと。ゴールデンウィークの混雑の中、私のために滋賀と大阪を往復し、夜遅くまで動いてくれたみわっち夫妻には、本当に申し訳ないことをした。しかも折り返し病院まで等を届けてくれた時に私は眠ってしまっており、お礼を言うこともしなかったという非道ぶりであった。

翌日には二日酔いのような違和感はほとんど解消し、力をこめたときなどに頭の奥に鈍い痛みが残るくらいになった。午前中には退院して、病院のすぐ裏手の豊郷駅から近江鉄道に乗り、彦根経由で帰阪した。顔の傷とのせいで色々不自由はあるが、まずは一段落だ。

今回は仲間たちが楽しみにしていたツーリングを台無しにしてしまい、みわっち夫妻をはじめとする仲間たちや、ヨメさんにも多大な迷惑と心配をかけた。あまりの事に、どうやってお詫びと恩返しをすればよいかわからず、困惑している。それでも今回は仲間がいたこと、そして大学サイクリング出身者が多くこの手の事態の経験を積んでいたことに、大いに助けられた。この十数年、ソロ走行の多かった私だが、今回のような事態に遭遇すると単独行動のリスクを考えさせられる。

事故が起きた後の対策もそうだが、事故防止についても真剣に考えさせられる。高校三年生の時に、脊椎圧迫骨折で三週間入院するという大事故を経験した。その時は突然開いた自動車のドアに突っ込んだというもので、相手の過失が100%として処理された。金銭的な補償もされたが、長く後遺症に苦しんだし、右目の視力もそれ以来大きく低下したままだ。受験失敗にも繋がった(かも?)。自転車で事故を起こすと苦しい思いをするのは多くの場合こちらなので、どちらが正しい正しくないではなく、事故を起こさないことこそ大事と痛感した。

以来26年、人一倍安全走行には配慮してきたつもりだった。できるだけ市街地や幹線道路をルートにするのを避け、下り坂やリスクの高い状況では無理をせず、事故を起こす要因を排除してきた。その甲斐あってか入院を伴うような大きな事故は起こしていなかったし、今回も大怪我に繋がりにくい上りだからこそ油断したという言い訳もできなくはない。しかし、これまでも転倒や小さな事故がなかった訳ではないし、通勤ライドでは市街地走行を避けるわけにもいかない。20代の頃に、自動車で何度か事故を起こしたこともある。

そんなこともあって自分が根本的に乗り物の運転が向いていない人間なのは自覚していたが、自分の性向を理解した上で無理をしないことで事故を防ごうと思っていた。ところがここ数年は腰痛、肩痛などの身体の不調やそれが原因と思われるバランス能力の低下、動体視力の低下、とっさの判断力の衰えを感じることが多くなっている。毎週欠かさず自転車や他のトレーニングすることで補おうと思っていたが、今回のような事態を招くと単なる老化現象と笑っていられない。

これから、家族や自分の身を守るために、そして周囲に迷惑を掛けないためにどうすべきか? すぐに結論が出ることでないが、これまで通りではいけないだろう。自転車や自動車を運転することについて、真剣に考えていこうと思う。

■コースマップ

120430 痛恨の自損事故 – ルートラボ – LatLongLab
Cyclemeter-Cycle-20120430-0913.kml – Google マップ

■本日の走行記録(自転車)

Cyclemeterの記録
 スタート: 2012/04/30 9:13:05
 完了: 2012/04/30 12:57:24
 バイクタイム: 1:48:50
 停止時間: 1:55:15
 距離: 36.32 km
 平均スピード: 時速 20.03 km
 最高スピード: 時速 76.79 km
 登り: 265 メートル
 カロリー: 747 kcal

POLAR CS200CADの記録
 走行距離: 33.0km
 消費カロリー:537kcal
 計測時間:3:27:48
 平均心拍数:107
 最大心拍数:174
 平均速度:20.1km/h
 最高速度:43.9km/h
 平均ケイデンス: 81
 最大ケイデンス:111
 心拍数ターゲットゾーン:130-152
 ターゲットゾーン以下時間:3:06:16
 ターゲットゾーン内時間:0:05:16
 ターゲットゾーン以上時間:0:16:15
 走行時間:1:38:28
 累計走行距離:3448.5km(2010年12月10日より)
 ※センサー類不調

■本日のフォトアルバム

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