秋祭りだんじり街道 その1

【mixi日記 及び 旧ブログ から転載したものです】

 台風一過の3連休。明日は子供の運動会なので、今日のうちに自転車ライドに出た。

 今日はちょっと出遅れて6:30過ぎに自宅を出走。先週はロングライドだったので、今週はちょこっと気合いを入れて峠を上ることにした。出走してすぐCS200Cadの心拍計機能が働いていないことに気付いた。センサーをもう一度水でぬらしてみたりしたがダメ。今日は心拍の記録なしだ。

 まずは紀(伊)見峠を越えるべく、R310に並走する西高野街道を河内長野駅方面に向かう。最低気温15度の予報だけあって、アームウォーマーとウィンドブレークベストを着ていてもちょっと肌寒い。脚は今日も悪くない調子だ。インターバイクで歩き回ったのが、意外にトレーニングになっていたのか、少し重いギアが踏める。

 西高野街道は電線や家々にちょうちんがぶら下がっている。自宅のある深井では先週が秋祭りだったが、少し東のこの辺りでは今週秋祭りという地域が多いようだ。トレーニングを最重視するレース系人間ならこんな日はR310を走るべきだろうが、私も元々ツーリング系の人間。こういうのは嫌いではない。地車(だんじり)に行き会うのを期待しつつ、西高野街道を走り続けた。

091010_065518 早速、草尾の辺りで「迂回をお願いします」の看板があり、その先に「山伏」の旗を掲げた地車(だんじり)が路上に鎮座していた。間もなく曳行が始まるところだったのだろう。止まっていたのは堺市内だが、大阪狭山市の三都神社に宮入するとのことで、どうやら「山伏」は2市にまたがる地域らしい。

091010_070910 その後は祭りの気配はあれど、狭山市内でなかなか地車(だんじり)に出会わなかったが、まもなく河内長野市との市境というところで「茱萸木南」の地車(だんじり)の曳行と行き会った。かなり「やんちゃ」な格好をした若者が多いのだが、恐らくウチの近所と同様に彼らも半年前から練習を積み重ねてきているのだろう。

 少し驚いたのが、この地車(だんじり)は一般的な鳴り物(カネ、太鼓)と掛け声(「ソーリャ、ソーリャ」など)ではなく、歌が響いているのだ。マイクとスピーカーで拡声してはいるが、地車(だんじり)に乗った若者が朗々と歌い続けていた。そう言えば、とデジカメで録音してみた。
茱萸木南の地車

 河内長野市に入っても祭りの気配は続いており、R170と交差する手前の「原」でも地車(だんじり)が準備をしていた。

091010_072956 河内長野駅前に着くと、祭り衣装を着た10代後半の女の子が「はよ来いやっ、宮入り始まんでっ」と、仲間に叫んでいる。トイレに寄った後、彼女らの走っていった方向にある長野神社に近づくと、ちょうど「長野」の地車(だんじり)が出てくるところだった。

 こちらのお囃子(と言うのかな?)はこんな感じ。
長野の地車

091010_073218 「長野」の地車(だんじり)が出て行った長野神社には、他の地区の宮入だろうか、本殿前にさっきの彼女らも含め、「長野」と違う装束の人が集まっていた。手前にある大松明は明日燃やされるようだ。

091010_073652 さらに西高野街道を進み、三日市駅手前で今度は「小塩」の地車(だんじり)と出会った。烏帽子形八幡神社に宮入するところだったのか、目の前で曲がっていった。こちらのお囃子も録音。
小塩の地車

 三日市駅を過ぎると、いつも通りR371と並走する遊歩道を紀(伊)見峠に向かう。ここまで地車(だんじり)で休み休みだったので、ちょっと気合いを入れる。上りになると身体も暖まり、気持ちよく上れる。ただ、台風の直後なので路面は土砂や木の枝が散らばっている。紀見トンネルの手前でR371旧道に入り、アタック開始。

091010_081638 8:15頃、紀(伊)見峠到着。身体が冷える前にとっとと下り始めた。R371新道に合流して林間田園駅を過ぎたあたりで、ここでも地車(だんじり)発見。

091010_083136 「橋谷」地区のものだ。和歌山に入ってトレーニングモードに切り替えたつもりだったが、秋祭りモードは続いていた。


秋祭りだんじり街道 その2」に続く


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